[新しく発言をつくる] [EXIT] [サクラ大戦BBS]
紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート

  紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート 如月紫水 2007/07/20 06:57:53
  第一幕その2 如月紫水 2007/07/20 06:58:43
  第一幕その3 如月紫水 2007/07/20 06:59:52
  第一幕その4 如月紫水 2007/07/20 07:00:34
  第二幕その1 如月紫水 2007/07/20 07:01:34
  第二幕その2 如月紫水 2007/07/20 07:02:21
  │├サプライズ集1 如月紫水 2007/07/20 07:03:00
  │└サプライズ集2 如月紫水 2007/07/20 07:05:45
  いつもいつも頭が下がります。 涼蘭 2007/07/20 19:36:13
  │└いえいえ、趣味ですので 如月紫水 2007/07/25 23:38:31
  レポートお疲れ様です。 KeNJI 2007/07/21 15:48:54
  │└ちょっと私事で 如月紫水 2007/07/25 23:46:00
  ハイウェイを走り抜けて 美咲 緑 2007/07/21 22:38:06
  │└ルート66は遠かった…ですか;; 如月紫水 2007/07/25 23:55:59
  当日台風、次の日は地震・・・。 桜色の季節 2007/07/22 11:34:08
  │└火事まで起こりましたからね;; 如月紫水 2007/07/26 00:03:50
  いつもありがとうございます。 松沢了 2007/07/24 02:52:03
   └準レギュラーでしょうか? 如月紫水 2007/07/26 00:24:07

紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
こんばんは。最近ますます紐育への愛が深まる如月紫水です。
発表から指折り数えたレビュウショウ!
初日に非常に大型の強い台風が来たり、中日には地震があったりしてかなりひやひやしたりしましたが、期待通り楽しめました!

7月26日追記:一部修正しました。
涼蘭さん、松沢了さん、ありがとうございました!

日本青年館は始めて訪れたのですが、一言で言えば「狭い」でした。(爆)
客席も意外と小さいし、ロビーもかなり。でもお花は一杯でとっても華やか。
でもその分、後ろのほうの席でもそれなりに見られるという利点はありましたが。

そんなこじんまりしたロビーにどどんとあるパチンコ機…おお、これが噂のCRサクラ大戦ですね!
実機で遊びに行くかどうかはかなり微妙な感じですが、PS2版は買おうと思いますー
あ、ちなみにグラフィックは「熱き血潮に」で基本揃えているみたいですが、4のグラフィックもありそうです。新規ムービーもあるそうですよ。

イベント情報としては、今年もサクラ大戦コレクション2007をやってくれるみたいですね。
11月23日〜11月26日が東京、サンシャインシティワールドインポートマート4階展示ホールA−2
11月30日〜12月2日が愛知、明治安田生命名古屋ビル16階明治安田生命ホール
12月14日〜12月17日が大阪、難波御堂筋ビルディング6階nambaPLACE6
こちらも楽しみですー♪

さて、開演ブザーが鳴ったので席に着きますと、程なくして下手の客席通路からO.G.シンプソンが登場!……顔が黒いっ(爆)

O.G「キャラかたまらないまま初日を向かえたから、とりあえず黒く塗ってみたんだよ!」

一年で黒人へと変わってしまいましたか。(^^;;
真ん中の客席通路を「あ、知ってる人いた!飴あげる。」や「みんないるな。元気〜!?」と言いながら飴を配り上手の通路から舞台へ上がります。
初日の昼は「台風吹き飛ばしちゃおうね。元気出していくぞー!」や、お客さんの膝の上にいたナースジャンポールを見て「あ、ジャンポールだ」とかも言ってましたね。

O.G「掃除しなきゃいけないんだよ〜…でもめんどくさいな。ま、今日はいいやな。」
ジェミニ「こらO.G!」

と、舞台に上がった途端サボり宣言するO.G(爆)
だらだらとモップをかけながら上手に向かうと、バケツとぞうきんを持った掃除服姿のジェミニが下手から登場!
声と一緒で、顔もちょっと怒ってます。

ジェミニ「ちゃんと掃除してるの?」
O.G「してたよ!なぁ!」

客席に振るも、どっちの味方かと言えばこちらはジェミニの味方なので(爆)素直に。
初日の昼は、それでもちょっとO.Gの味方もいたのですが「やってなかったよね。だってジャンポールがとか言ってたよね。」というジェミニのツッコミに玉砕でした。(笑)
掃除をしてたしてないの不毛な会話になってきたのですが、ふとジェミニが下手に向かって下がって…

ジェミニ「でもね、ここでやろうよ。ね、センターで。
     センターって大事だモンね!」
O.G「そういうのわかってきたね!」
ジェミニ「うん、わかってきたよ!去年はわからなかったけど。」(笑)

なんと、自分からリードしましたよ!ジェミニ成長しましたね〜!
O.Gも思わずモップを投げて降参。(笑)
ここで話題は変わって、ロビーにある機械のことへ。

O.G「知ってる?このセンターをずーっと伸ばしたロビーにさ、こーんなでっかい機械があるの!」
ジェミニ「見た!」
O.G「あれさ、サミーって書いてあるの!
    サニーなら知ってるんだけどね。」

ああ、似てますね。(笑)初日の夜には「パチンコってのはアメリカにはないんだよね。あれは日本のものなの。アメリカはスロットだから。」と説明もしてました。
ということは、日本趣味のオーナーが取り寄せたって設定でしょうか。

ジェミニ「すごいよね〜…でもね、ボクもそれに出てる。」
O.G「ウソ!?ゲスト?」
ジェミニ「うん。巴里花組のエリカさんも出てる!」

メインヒロインは出張しているのですね!……じゃあ、レニと織姫も隠しゲストでって期待してもいいですか?(爆…だって、ねぇ)

O.G「でも、未成年の人は盛り上がっててもなぁ〜って思うかもしれませんが、サミーは偉い!
    ゲーセンに入ります!PS2でも出ます!!
    だから、PS2で練習して、ゲーセンで実際に試して、二十歳を過ぎたらお店に行ってみると!」
ジェミニ「あくまでもパチンコが本番なんだね。」
O.G「そうだよ。だって儲かるじゃん!」(笑)
ジェミニ「でも、あんまりやりすぎるとなぁ〜…」
O.G「まぁ、そこは自己責任という事で。大人の国ですから、アメリカは。
    ……ところでジェミニ、なんかやりたいことがあるんでしょ。どうぞ!」

と、宣伝(爆)が一区切りついたところでO.Gはジェミニを残してすたこらと上手側の階段から客席へ。「一緒にやろうよ!」と誘っても「俺は嫌だよ!」と拒否。(爆)
それ以上深追いはせずに、バケツを置いてセンターに立ったジェミニはバキューン講座を開始!

ジェミニ「みなさんにお願いがあります!
     ショウの最後に…なんでお客さんみたいに座ってるんですか?」

自由に動き回るO.Gに思わずツッコミを入れてしまうジェミニです。(笑)

ジェミニ「えーと、ショウの最後にこう(バキューンのポーズをとる)一緒にやってもらいたんです!
     じゃあ、いきますよ。あ、立たなくても大丈夫ですよ。まず、右手をピストルの形にして、左手は腰に。
     ボクが「摩天楼に」って言ったら、前に構えて…この時に、隣の人にぶつからないように注意してくださいね。
     「バッキューン!」でバーンと撃ってください!余裕があれば、ふって最後は吹いて。
     …みなさん、大丈夫そうですね。
     じゃあ、一度やってみましょう!」

ジェミニの声に合せて、バキューン講座の仕上げ!もちろん、ばっちりですよ!

ジェミニ「すごい、完璧ですね!最後なので、忘れないでくださいね。
     (客席にいるO.Gに向かって)もういいよ〜」

声をかけると、お客さんに混じっていたO.Gが舞台に戻ってきました。
それを確認したジェミニは、さっと置いておいたバケツを持ってちょっと落ち着かない様子。

ジェミニ「ボク、いろいろな用事があってもう行かなくちゃならないんだ。」
O.G「そうなの?」
ジェミニ「うん。ほら、ボクもうスターファイブとしてショウにも出てるからさ。」
O.G「ジェミニ、ショウにも出てるんだ!?」
ジェミニ「そうだよ!ホントはなんで前説に出てるか、わかんないんだ。」
O.G「偉いよジェミニは。うん。じゃあ、もう行きなよ。」
ジェミニ「うん。みなさん、台風の中、本当にありがとうございます!
     紐育星組一同、頑張って舞台に立つので、よろしくお願いします!」

ぺこりとお辞儀をして、足早にジェミニは下手へと去って行きました。
がんばれ、スターファイブ!!初日以降は、台風の部分が抜けましたが同じような挨拶でした。
そして、残されたO.Gは一人舞台の中央へ。

O.G「俺が残ってしまうっていうのが、違うパターンなんだよな。(笑)
    えー…DSは、今回間に合わなかったってセガに言われました。(爆)
    で、ゲームショウで出しますと!ぜひ、タッチ&プレイしてください。
    DS版、よろしくお願いします!(モップを持って、礼)
    ……まだ居ますよー着替え間に合いませんからね。全部内情しゃべっちゃうんだ、俺。(爆)
    えー、携帯電話!」

ここから、いつもの諸注意となりました。(15日の夜ではジェミニが去った後「主役が前説を勤める舞台なんて、どこにもありません。」と言ってましたね。うんうん、ジェミニは偉いです。)
携帯電話の電源を切ってください。と手拍子や掛け声について。
掛け声はどんどんやっていいそうです。「コール&レスポンスね。言われたら答える!」
拍手は細かく、切れ良く。バラードで手拍子はしないようにと。

O.G「バラードでもみ手する人がいるんだよね。それだと民謡になっちゃうから。(爆)
    で、最後はフリー!お客さんの判断に任せます。2階もフリー!
    ここ傾斜少ないから大丈夫でしょ!
    ここはアメリカだから、落ちたら自分の責任だから!」

おおー、珍しく2階にもスタンディングOKと!これもある意味、サプライズですね。

O.G「それでは、ショウが始まります!みなさん、ごきげんようー!」

そうこうしている内に、準備が整ったのか一礼をして下手へと去っていくO.G。
さあ、いよいよですね!!会場が暗くなり、期待が高まる中、今年も響くのはあのオーナーの声!

サニー「人生は、エンターテイメント!!」
スターファイブ「ラブ・イズ・オール!」
サニー「イッツ・ショウターイム!!」

高らかな宣言と共に曲が響き、幕が上がるとそこは華やかさに満ち溢れるリトルリップシアターの舞台!

3人「♪wow wow wow 愛こそすべて
    wow wow wow 愛こそすべて」

♪LOVE Is

オープニングナンバーは、やはりこの曲!サニーを舞台の中央に、上手に杏里、下手にプラムが立ちその周りをレビュウ衣装の女性ダンサーが囲み、摩天楼の書割の後ろ、高台になっているところには女性ダンサーに挟まれたラッシー先生。初っ端から、歌って踊ります!

サニー「♪昼も夜も君に会いたい」
ワンペア「♪その瞳に キラキラと 美しく輝いてる涙」

ちなみに、プラムが不在時はサニーと杏里でセンター分け。プラムパートを全て杏里が歌っていました。
サビに差し掛かったところで、ラッシー先生の姿が徐々に下へ下がっていき、一番が終わると下手から舞台へ再登場。
そして、ラッシー先生が消えたところからせり上がってきたのは、お待ちかねスターファイブ!!
下手からダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴と並んでいます。(リカはポンチョ有りです)登場時のポーズは、前回のショウで「ここはパラダイス」の締めとなったものと同じ。

サニー「ジェミニ・サンライズ!
    サジータ・ワインバーグ!
    リカリッタ・アリエス!
    ダイアナ・カプリス!
    九条昴!
    スターファイブ!!」

サニーさんの紹介に合せて、ポーズと一礼する星組の面々。そのままの位置で、二番からはダンス参加。
最後の「wow wow wow 愛こそすべて」に合せて、スターファイブは一度その姿を徐々に摩天楼の裏に隠していきます。
舞台の上では、登場時同様、プラム、杏里に挟まれたサニーの前にラッシー先生が膝をついた入ってポーズ!
とても華やかな幕開けに、惜しみない拍手をおくっているとすぐさま、次の曲が。

♪ここはパラダイス

サニーとワンペアの曲ですが、イントロにあわせて、手を振りながらサニーとプラムは下手へ、杏里とラッシー先生は上手へと下がっていきました。
かわりに、書割の向こうから現れるスターファイブ。そう、今回歌うのはスターファイブ!そして…

全員「♪Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    すべてを忘れて
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    ここはパラダイス」

下手から軽やかに登場したモギリ服の新次郎!!星組勢揃いの「ここはパラダイスです!」
基本の立ち位置は、登場時と同じですが、それぞれのパートでは中央に出てくるようになってました。一番を歌っているとき、新次郎はスターファイブの前を通って、基本的に上手に。

ジェミニ「♪シルクのドレスに悲しみを隠して らら今宵歌う喜び 紳士淑女のみなさまへ」
リカ  「♪明日の 元気を 胸いっぱいに抱きしめて」
ダイアナ「♪虹色の希望届けよう」
サジータ「♪はじめよう!」  新次郎「♪Now let’s Dance!」
ジェミニ「♪さあ拍手!」   新次郎「♪Just Sing a Song!」
昴   「♪大摩天楼に響かそう」

全員「♪破産しても 失恋しても
    いいじゃないか またやり直そう」
大河「♪今夜はあなたが主役だ 夢見る子供の瞳で 自由に翼広げよう」

歌いながら、新次郎は下手へ。
下手から、新次郎、昴、リカ、ジェミニ、サジータ、ダイアナとなってます。

大河「♪Little Lip’s 世界の恋人」 星組「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
大河「♪Little Lip’s 娯楽の殿堂」 星組「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
大河「♪Little Lip’s 光り輝いて」
全員「♪ここはパラダイス
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    すべてを忘れて
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    ここはパラダイス」

そして、なんと「♪Little Lip’s〜」で客席に下りて、通路で歌うというなんとも至近距離のサプライズが!
「♪Come-on Singing〜」で舞台に戻り、間奏部分は、6人揃ってダンス。

全員「♪Now Let’s Dance!
    Just Sing a song!」

いやぁ本当に皆さんレベルアップしています!!すごい!!
ああ、紐育での再開を心待ちにしていた甲斐があります!

サジータ「♪真っ赤なルージュで偽りを隠して らら愛を踊ろ 激しく
      いろんな人生があるわ」
昴   「♪舞台の上にも そして客席の中にも」
ダイアナ「♪その夢のすべて 輝く」
リカ  「♪楽しもう」   新次郎「♪Now let’s Dance!」
ジェミニ「♪こころから」  新次郎「♪Just Sing a Song!」
昴   「♪大摩天楼を飛び越えて」

全員「♪ひとりじゃない 絶望するな ここは劇場 みんなを包む」
大河「♪いつでもあなたを見てます その素敵な笑顔を下さい それがわたしの幸せ」

今度は先ほどとほぼ逆の動きをして、同じく、上手の客席へと下りて通路で歌います。
通路際の人たちにとってこれは本当にサプライズですね。

大河「♪Little Lip’s 世界の恋人」 星組「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
大河「♪Little Lip’s 娯楽の殿堂」 星組「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
大河「♪Little Lip’s 光り輝いて」
全員「♪ここはパラダイス
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    すべてを忘れて
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    ここはパラダイス」

最後は、全員が並んで手を繋いでの振り付け。ここは、去年と同じでしょうか。

全員「♪Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    こころの翼を らら輝かせて
    さあ夢を Night and Day」

でも、最後は変えて下手からダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴、新次郎と横向きに並んで手を高らかに上げて、体を反らせて行くのですが…これ、もちろん上手に行くほど反り幅が大きくなるんです。
で、一番反らなきゃいけない新次郎は……こらえきれず、こけてしまいました。(笑)
その様子に、決めポーズのまま「あ。」といった表情で目線を向けるスターファイブ。
ああ、新次郎…やっぱり君はサニーのようにはいかないんですね。(笑)

まぁ、でもそんなところもらしくていい…かな。と思うと同時に、暗転。紗幕が降りて、場面は変わり見覚えのある場所へ。
去年は新次郎が訪れた、入国審査場です。下手側に「IMMIGRATON」と書かれたカウンターがあり、その中にはちょっと制服を着崩したサングラスにアフロの審査官。
その横には、きちんと制服を着た…でもこちらもサングラスにアフロの審査官が立ち、上手側にずらりと並んでいる入国希望者のパスポートを順番にチェックしていきます。
5、6人並んでいたのですが、最初の三組はBGMに合せて審査完了。最後の3人からは、台詞となりました。

審査官1「Next, passport please.」(前に出る、女性)
女性1「(パスポートを差し出して)お願です。」
審査官1「Are you speak English?」
女性1「Guten Morgen.」(ドイツ語で「おはよう」)
審査官1「No! English!」
女性1「Oh,…This is a leg.」

大胆に、カウンターの上に自身の足を上げて、の台詞!思わず、審査官たちの鼻の下がのびます。(笑)
「オー!スゲー!」とスタンプを押す手も力はいってます。最後に「This is a hip.」と、腰を強調したので、下手へと去っていく女性を、カウンターごと追いかけてしまう2人でした。(爆…そしたら、カウンターの裏に黒髪の女性の水着写真が貼ってありました。面食いなのでしょうか。)
が、職務を思い出したのか、おっとっとという具合に元に戻ると、次の方を呼びます。
その方も女性で、同じように訊ねるとおもむろに上着を脱ぎます。キャミソールのような服だったので、白い腕が露になり、またまた目が釘付けになる審査官たち。ところが…

女性2「This is a strong arm!」

と、その細腕に似つかわしくない筋肉を披露!(笑)
その逞しさに、慌ててスタンプを押す審査官。もちろん、OKなんですね。(爆)
去り際に、カウンター脇に居た男の人に「Thank you」と握手をすると、その腕力も想像以上だったのか「いってー!」と声を上げて去っていく女性の後姿を腕をぶらぶらさせて見送っていました。(なぜか、カウンターの審査官も一緒に)
……その顔で、その動きをされると、やっぱり帝都にいたあの人を連想しちゃうんですけどねぇ。(笑)

続いて、やってきたのはやたらと大荷物の男。呼ばれて近づくなり、パスポートを差し出し早口で自分の国の言葉と思われる言語でまくし立てます。スペイン語でしょうか。
それを手で制して「no! no! This is English!」と英語を要求。すると…

男「Oh, This is a stamp!」

勝手にスタンプを押した男に、審査官がカウンターから取り出した緑のスリッパ攻撃が炸裂!!(笑)
スパーンといい音をさせてましたが、まぁOKということでその男性も下手へと抜けていきました。ほぼ勝手にですけど。
さて、誰もいなくなったかな…と思ったら、上手から鞄1つを持ったベロムーチョ武田が登場!!

武田「いや〜ブラジルに行こうと思ってたのに、どういうわけか紐育に着ちまったよ〜」

え、今は帝都を旅立ってからブラジルへ行く為の途中ですか?
どういう経緯で入国することになったのかは、語らずそのまま審査官の元へ。
武田が差し出した(投げた?)パスポートを見て「You are Japanese?」と訊ねると、武田は指を1本立てて「ちちち」と口を鳴らして否定します。

武田「ノー、ノー、アイアム ブラジリアン!」
審査官1「(武田の持っていたパスポートを指して)This Japanese passport. No Brazillian.」
武田「アイアム、ジャパニーズ アンド ブラジリアン!
   (ぱん!と手を叩いて)ミックス ナッツ!」
審査官たち「mix nut?」
武田「あー…ミックスジュース?」
審査官たち「mix juice?」
武田「えーと…あー…ミクシィ!」
審査官たち「mixi!!」
審査官2「ソーシャルネットワーキングサービス!」
審査官1「(隣の審査官に向かって)マイミク申請してもいいですか?」
審査官2「追加リクエスト、どうもありがとう。」
全員「イエーイ、マイミク、マイミク!!」

とっても今話題のネタですね。(笑)
やっぱりミクシィをやってる方って増えてるんですね〜
一通り済んだ所で、武田が改めて自己紹介を。

武田「ハジメマシテ〜、ワタシ ニッポンのギャング、よろしくね〜」
審査官たち「ギャング!!」

ギャングと聞いて、即座にピストルを構える審査官たちに慌てて後ずさった武田は、冷や汗をかきながらフォローへ。

武田「い、いやその!ギャングじゃなくて!や、や…ヤ〜ングシンガ〜〜」
審査官たち「オー!ヤングシンガー!…歌って。」
武田「え?」
審査官たち「歌って。歌って!」
武田「い、いやプロはこんなとこじゃ歌わないよ…」

しどろもどろに拒否をしていると、改めて拳銃を突きつけられたので武田は頷くしかないです。(笑)

武田「わ、わかったわかった!!じゃあ、ダンディ歌うから!」
審査官たち「オー!園岡サーン!」
武田「ゆ、有名だな…」

知ってるんですか!(笑)
名曲だぜ〜と言いつつ、カウンターを離れて、武田の左右に回る二人。静かに、と口に人差し指を当てると、指を鳴らしてダンディの前奏を。
おおお〜!!と色めき立つ審査官たちだったのですが……それが二回、三回といっても歌いだす気配が無かったので「長ぇよ!!」と武田をどつきます。(笑)
さて、この場をどうするのか…と思ったら、キッチリ制服を着ていた方の審査官が、いきなり日本語で武田にずんずん迫っていきます!

審査官2「武田!お前なんで紐育にいるんだ!?
     紐育にお前の居場所はねぇんだよ、さっさと帝都へ帰れ!!」
武田「ちょっ!?お、お前こそ優作じゃ……!!」

そのツッコミ、歌謡ショウから追いかけている人全員が思ったことですから。(笑)
が、それに対する回答は無いまま、武田は上手に追いやられ、優作審査官もそれを追っていきました。
それと入れ違いに、上手のもう一つの通路から、やはり鞄1つを持った女性が登場。

双葉「お、なんだか騒がしいな。ずいぶんと凶暴そうな顔をしていたが犯罪者か?
   きっと凶悪犯に違いない。さすがアメリカだなぁ。」

のんきですなぁ、大河双葉さん。(^^;;
悠々と歩いていくと、残っていた審査官に呼び止められパスポートの提示を求められます。
が、その審査官。双葉さんの顔を見た途端、惚けた顔に。

双葉「日本から来た。From Japan. My name is Futaba Taiga.」

自ら名乗り、前を見る双葉さんはとても堂々としていて、素敵です。

審査官1「オー、ニッポンの方デスカ。トテモ、綺麗デスねー(優作審査官が戻ってくる)
     ドチラに行かれるのデスカ?」
双葉「お、知っているか?You know Little Lip’s Theater.」

双葉さんが行き先を告げると、カウンターに残っていた審査官も飛び出し、上手側に二人揃って声を上げます。

審査官たち「Oh, Little Lip’s! good Theater!」
双葉「そこへはどうやって行けばいいんだ?Where is Little Lip’s Theater?」
審査官たち「(顔を見合わせて)…Little Lip’s Theaterは…(双葉さんを挟むように立って)
      メインストリート ライト(レフト)! ネクストストリート レフト(ライト)!OK!?」

2人とも言っていることがバラバラですが!(笑)
戸惑う双葉さんですが、ここは一応オーケーと返事をしていました。…無事に辿り着けるのでしょうか。(^^;;

審査官たち「あの、ところで…あとで、ボクたちとお茶でもイカガデスカー?」

双葉さんの肩に手を置いて、ナンパする審査官2人。
さて、双葉さんはどう反応するのか、と思っていたらふっと笑って、鞄のポケットから一枚の紙を取り出します。

双葉「これが連絡先だ。(メモを渡す)待ってるぞ〜!」

おおお、なんて男前なんでしょう!右手を上げて、颯爽と下手へ去る双葉さんの後姿にひらひらと手を振る審査官たち。

審査官1「オオ〜!OK、カナラズ、電話シマース!」

双葉さんの姿が見えなくなると、メモを受け取った審査官が「兄ちゃん、兄ちゃん!!」と相方を呼びます。兄弟だったんですか?!
舞台中央で食い入るようにメモを読み上げる2人ですが…

審査官たち「栃木県宇都宮、サクラ202
      宇都宮ギョウザは世界一……(顔を見合わせる2人)
      ナンジャア、コリャアー?」

両手を広げてお手上げの模様。ギョウザもわかってないですよ。(爆)
さっすが、双葉さん。一枚上手ですね〜
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 06:57:53 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
第一幕その2


ここで舞台は暗転。
ゲームでも使われていたBGMが流れるのですが…「マンハッタンは今日も晴れ」であっていますか?ちょっとCDが手元に無くて確認できません。(爆)

場面は変わり、紗幕が上がるとそこはリトルリップシアター。場所は楽屋でしょうか。
上手側には小さめなテーブルに椅子が一人掛けの2つ。
下手側には長方形のテーブルに一人掛けのイスが1つに三人掛けの長イスが1つ。さらに一歩下手側に一人掛けのイスがひとつ。背景にはレースカーテンが使われています。
一番下手に近いイスには「お腹すいたな」と呟くリカ(マント無し)。長イスには昴とジェミニ(掃除服)。上手側の奥の椅子にはサジータが座って和んでいます。

ダイアナ「みなさ〜ん、お茶の時間ですよ〜」

そこに、上手からティーセットを載せた銀色のカートを押しながらダイアナが入ってきます。
そのセットを見たサジータは表情を曇らせ思わず一言。

サジータ「なんだよ、紅茶かよー」
杏里「はーい、今日からシアターで発売するクリームパフですよ〜甘くておいしいですよ。」
リカ「クリームパフ!クリームパフ!にゃっう〜ん!」

続いて、上手から杏里も登場し、2箱持っていたクリームパフを、それぞれテーブルに置いていきます。
ここの台詞は日を増すごとに「昨日発売した」や「先日発売した」に変わっていきました。
杏里が置いたクリームパフに、リカが素早く反応。長イスの後に移動して、ぴょんぴょん跳ねます。

ダイアナ「サジータさんは、紅茶がお嫌いですか?」

銘々にお茶を注いでいくダイアナがサジータに尋ねると、然もありなんという様子でサジータも答えます。

サジータ「ここは紐育だよ。イギリスじゃないんだ。」
ダイアナ「紅茶も優雅で良いと思うのですけど…」
リカ「ゆうが!ゆうが!ゆうがってなんだ?」
ダイアナ「はい、どうぞ。」

バタバタとダイアナの目の前にやってきて首をかしげるリカですが、同じタイミングで淹れたてのお茶を渡されてその質問は宙ぶらりんに。
が、杏里から回ってきたお茶を受け取ったすぐに昴がそれを引き継ぎました。

昴「エレガントって意味だよ。」
リカ「(長イスの後に戻ってきて)エレガント、エレガント!エレガントってなんだ?」
昴「はい、一番大きいクリームパフ。」
リカ「おおー!でっかいな!あーん!!」

あ、ごまかした。(爆)
ちなみに、リカに与えたこのクリームパフはグッズで売っているミニサイズではなく本当に普通のサイズで、リカは大きな口をあけて食べ始めました。
食べ物が口に入って満足したのか、最初に居たイスの前に移動して行きます。
リカが大人しくなったその間に、ジェミニが「あ!」と声を上げて昴に顔を向けます。

ジェミニ「そうだ!ニッポンでは3時のお茶の事を、茶道っていうんですよね?」

ジェミニの突拍子もない確認に、紅茶に口をつけていた昴の動きが動揺したようにピクリと止まります。

昴「……その認識は間違っている。
  それにしても…濃い茶だ。」
リカ「こい…?お、ラブリーティーかぁ!リカよくわかんねーな!」

紅茶をテーブルに置いた昴の言葉を聞いたリカが頭の中で誤変換をおこしてます。
にへっと笑って頭をかくリカは、クリームパフをさらに一口。
昴が何も言わないでいると、今度はサジータが訂正に周ります。

サジータ「リカ、字が違うぞ。濃縮されたお茶…ストロングティー(Strong tea)だな。」
リカ「おー、ストロング、ストロング!強いぞリカー!!」
昴「はい、あーん。」
リカ「あーん!」

一番下手側のイスの上に立ち上がってクリームパフを持っていない方の腕を上げるリカに、昴は箱に残っていた小さなクリームパフを持って立ち上がりそれをリカの口へ。
おいしそさ零れる笑顔で黙る、もとい食べるリカ。どうやら、大分リカの扱いに慣れてきている模様です。(笑)
上手側では、お茶を淹れ終ったダイアナが自身の分の紅茶を手にサジータの隣のイスに腰掛けます。
杏里は、ティーポットを持って上手へと下がって行きました。

ダイアナ「ニッポンの茶道が、世界にお茶を広めたんですよね。」
ジェミニ「そうなの?」
ダイアナ「ええ。元々西洋にはお茶という文化は無かったのですよ。」

ダイアナの言葉に興味を持ったジェミニが話に食いつくと、その先の詳しい説明を昴が引き受けました。

昴「まず、日本のお茶が欧州に持ち込まれ、大ブームを巻き起こす。
  だが日本は鎖国をする。
  そこで欧州は中国から中国茶を輸入したが、それが欧州の外貨を食い尽くす。
  そこで欧州は阿片の密売で、その外貨を取り戻す。
  それが阿片戦争へと繋がる……お茶が世界を変えたんだ。」
ジェミニ「すっごーい!ダイナミックな話だぁ〜」

昴の説明に、いつの間にかそばにやって来たリカもジェミに同様耳を傾けてふんふん、と頷く。
説明を聞いたジェミニは腕を組んでイスの背もたれにもたれかかります。天井を見上げているのは、途方も無い話だからでしょうね。
さらに、サジータも話題に参加してきます。

サジータ「アメリカの独立戦争の発端は、ボストン港で紅茶を満載した船を襲撃した
     ボストンティーパーティー事件だ。これもお茶だな。」

なぁ、と同意を得るように隣を見ると、ダイアナも頷きます。

ジェミニ「それなら、聞いたことあるよ。
     そのボストンティーパーティー以来、アメリカ人はお茶を飲まなくなったんでしょ。」
サジータ「そう。だからネイティブアメリカンが飲んでいた黒い飲み物を飲むようになったんだ。」
ジェミニ「それがコーヒーなんだね!」
リカ「なーるほど!リカよくわかんねーな!」

堂々とした言いっぷりに、サジータは「はは、わかんねぇか。」と苦笑い気味に言葉を発して、ふとあたりを見渡します。
このタイミングで、杏里も上手から戻ってきました。

サジータ「そういえば、新次郎はどうした?」
昴「ああ、今地下で最新式のキネマトロンを調整しているそうだ。」

最新式キネマトロン?と興味を示すようにジェミニとダイアナが首をかすかに動かして頷いてます。(この台詞、初日は無く、16日からの追加となりました。)
と、そこに上手からにこやかに笑みを浮かべたサニーサイドがやってきます。その隣には、プラムも一緒です。

サニー「おー、みんなで仲良くお茶会ですか。いいですね〜
    仲良きことは良き事かな。…さて、プラム。」
プラム「はい!」
サニー「(プラムの肩に手を置いて)今回のショウについてプラムが、素晴らしいアイディアを出してくれました!」

え、何なに?と興味津々といった具合に全員の視線がプラムに注がれます。
その視線を受けたプラムは舞台中央に向かいながら、晴れやかに言い放ちます。

プラム「そうなの!お客様はショウには華やかさと驚き。サプライズをを求めているのよ!
    だから、タイガーには今度のショウにプチミントとして出てもらおうと思うの!
    そしたら売上げもアップ、アップ!きゃっふ〜ん!」

アップアップ!でさりげなく胸を強調するプラムです。(笑)

サニー「きゃっふ〜ん、いいことだ!あ…」


―――レッドベリー編


今回の変化ポイントは、サニーさんが現れるところからでした。
プラムの代わりに、杏里の名前が呼ばれます。

サニー「みんなにお知らせがあります。ちょっといいかな、杏里。」
杏里「はい。」
サニー「(杏里の肩に手を置いて)今度のショウには、杏里のアイディアでサプライズを用意しました。」

え、何なに?と興味津々といった具合に全員の視線が杏里に注がれます。
その視線を受けた杏里は舞台中央に向かいながら、嬉しそうに言い放ちます。

杏里「はい!今度の舞台では、大河さんにはプチミントとして出てもらおうと思います!
   舞台に華やかさと驚きを求めているお客様に、これはセンセーショナルを巻き起こします!」
サニー「にゃうーん、いいことだ!あ…」


―――――


あ、とつい口をついてしまった言葉を慌てて隠すサニーさんですが、遅いですよ。(笑)
プチミント、という言葉を聞いたときの星組の反応は分かれましたね〜リカ、ジェミニ、ダイアナはぱっと笑顔を見せて
リカとジェミニは興奮してプラムの両脇に立ってはしゃぎ、ダイアナはその場で頬に手を添えて微笑んでいます。
一方、怪訝そうに眉を寄せたのは昴とサジータ。昴は大はしゃぎする2人に囲まれる形になったので、座ったままの状態で2人を交互に見て言葉は発せません。
サジータは立ち上がってサニーサイドの前に立ちます。

リカ「リカさんせーい、プチミント大好きー!」
サジータ「いやいやいや、いきなりショウに出すのは無茶だろ。」
サニー「無茶は、承知の上さサジータ。でも、サプライズはいつの時代も無茶から生まれるものなのさ。」
大河「サニーさーん!!」

大乗り気のオーナーですよ。(笑)
と、そこにレースカーテンの向こうから飛び込んできたのはまさに話題の人であった新次郎!
ど真ん中からきましたね。
下手へと向かったサニー、リカ、ジェミニのほうを向いて一気に言い募ります。

大河「むちゃくちゃですよ!!
   無茶な上にくちゃですよ!」
サニー「大河くん!成せば成る。」

口癖とられてますよ、新次郎。(笑)
がくっとなる新次郎ですが、ぐっと拳を前に出して目を輝かせるジェミニによろよろと顔を上げます。

ジェミニ「新次郎、ニッポン男児の魂を見せるときだよ!」
大河「女装は日本男児の魂じゃないよ…!」
サジータ「シャラップ!ガタガタ言うなんて男らしくないぞ、新次郎!」

びしっと指を指して新次郎を制するサジータ。
ん?プチミントを無茶だといいつつも、その辺は厳しいんですねサジータさん。

大河「…だって恥ずかしいんだもん!」

もん!って…(笑)
さぁ、ここから説得スタートですよ。ぱっとダイアナが立ち上がって前に出てきます。

ダイアナ「大河さん、その恥ずかしいという気持ちも舞台の上では大切なんですよ。
     恥じらいは愛に繋がります。あなたは、たくさんの愛をもっている人なのですよ。」
大河「でも……」

徐々に舞台の照明が暗くなり、2人にスポットが当たるようになります。

♪タブー

もともとミュージカル的な歌だったので、ピッタリですね。うっとりとした表情のダイアナの説得の行方を皆で見守ります。

ダイアナ「♪なんて 可愛いひとなのでしょう なんて素敵なひとなのでしょう
      あなたの愛は きっと たくさんのひとを救うでしょう」

ダイアナが歌い募っていくと、最初は新次郎もダイアナが来るたびに逃げていたのですが、下手側に行った時にサニー、ジェミニ、リカに捕まってダイアナのそばに転がっていきました。(笑)
その手を取って立たせると、徐々に新次郎も乗ってきてダイアナと一緒に踊ります。周りのメンバーもダンスで参加です。(唯一座っていた昴も立ち上がって参加)
まぁ、ときどきはっと我に返って踊るのをやめるのですが、ダイアナと目が合うたびに再開してしまうので。(笑)

ダイアナ「♪だから 勇気を出すことです そして さあ舞台に立ちましょう」

ここで、新次郎はダイアナをちょっと押して自ら歌へ。

大河  「♪ドキドキします ハラハラします だってだって
      ドレスを着ても ぼくのこころは 男のまま」
ダイアナ「♪役者に男も女もないでしょ
      演じることに タブーはないわ」

この振り付け「♪男も」はみんな一緒なんですが「♪女も」はそれぞれまったく違うポーズなので、個性が出てて面白いです。
リカは裾を広げてにっこり。ジェミニはまるで夢を見るように手を頬の下で合わせて。昴は右手を頬に添えて静かに。サニーはロングヘアーを手で表して。サジータはスカートを抑える仕草。杏里は腰を強調していました。
ダイアナにしっかりと見つめられ、納得しかけたのですがまだ新次郎は抵抗中。
下手へと駆け抜けようとするのですが、周りに止められてプラム、サニー、昴、リカ、ジェミニ、サジータ、杏里と一人ひとりに励まされています。がんばれ、と肩に手を置いたり、握手をしたり。

ダイアナ「♪そこに 愛があれば輝く それを わたしたちが見つけた
      だから 素直に そっと 舞台の空気に抱かれなさいWOW WOW」

最後に、歌っていたダイアナにしっかりと見つめられて熱唱されます。
が、ここでのポイントは元の曲にはある新次郎の「♪ドレスが身体を包む〜」のソロパートが全てカットになっていることでしょうか。
つまり、腹くくりかねてるんですよね。未だに。

ダイアナ「♪あなたがいること それが大事なの
      あなたでいることが そう大事なの
      あなたがいること それが大事なの
      あなたでいることが そう大事なの」
大河  「♪だけど それでも WOW WOW ぼくは怖い」

ダイアナが下手、新次郎が上手側に立って歌が終わると、舞台の照明が再び明るいものになって全員の表情が見えるように。
長イスの背もたれに手を置いたプラムが口を開きます。

プラム「オーケーよね、タイガー?」
大河「ぼく、自信ないです……」

項垂れる新次郎の元に寄って、プラムは肩に手を置き励まします。

プラム「大丈夫よ、タイガーにならできるわ!
    タイガーの魅力は、西洋にはないわ。(肩から手を離して)中性的な魅力というか
    母性をくすぐる、その脆さ!」

たまらない!といった具合に新次郎の前を通って胸に手を当ててもだえるプラムに、やや冷静な新次郎が一言。

大河「……それ誉めてないですよ!」
プラム「…きゃふきゃふきゃっふ〜ん!誉めてるじゃな〜い!」
大河「ごまかさないでくださいよっ」

一生懸命言い募る新次郎ですが…やはりプラムの方が一枚上手のようで、ニコニコ笑いながら新次郎の肩に肘を乗せて、右手でその頬をつん、とつつきます。

プラム「タイガーが陰でダンスの練習してるのだって、あたし知ってるんだから。」
大河「そ、それは!身体がなまらないようにって…!」

この発言で、見守っていた周りもにっこり。決まりです。(笑)

サニー「そう、大河くん。君はブロードウェイの星になるのさ!」
リカ「ブロードウェイの星ー!!」

サニーが両手を広げて高らかに宣言すると、近くにいたリカもぴょんっと飛び跳ねます。

サニー「よーし、じゃあプラムくん。準備のほうを頼んだよ。」
プラム「イエッサー!」

サニーの命を受けて、敬礼したプラムは軽い足取りで上手へと去って行きました。

サニー「じゃあ、みなさん。がんばっていきましょう!」

残されたメンバーにそう告げて、サニーサイドも上手へと歩いて行きます。
有無を言わさずプチミント参加が決定した新次郎は下手側のテーブルの前にある一人掛けのイスに腰掛けてちょっと項垂れ気味。
長イスに座っている昴がフォローしているようです。上手側の椅子に座ったサジータとダイアナは話をしているようです。その傍には杏里。
そんなメンバーを残して、舞台は周り、半分上がったレースカーテンの向こうへと下がっていきます。
そこから前に出たのは、リカとジェミニ。
残った2人にスポットが当り、下手側に立って興奮した様子で話出します。

リカ「は〜!しんじろーのプチミント、楽しみだな!」
ジェミニ「うん!新次郎はサムライだもん!きっとやりとげるよ!」
リカ「よ〜し!リカもっとがんばるぞー!!」
ジェミニ「おー!!」

いえーい!とハイタッチをする2人。


―――レッドベリー編

「タブー」を歌い終わった後から、分岐します。

サニー「そうでした!プラムが居ない間、補充要員を用意することになりました。」

サニーのいきなりの言葉に、首を傾げて注目する星組の面々、でも杏里だけはちょっと怒った表情です。

杏里「わたしは反対したんですよ!」
サニー「いやいや、会計係りは必要だよ杏里。
    さぁ、ご紹介しましょう!レッドベリー・トランプくんです!
    レッドベリーくん、こちらへ。」

サニーに呼ばれて、上手から登場したのはプラムの衣装を赤に変えたような制服に、金髪パーマのツインテールの女性。
その場に居た全員が、口々によろしく!と笑顔で挨拶しますが、当の本人は目を合わせようとせず仏頂面。

レッドベリー「……どうも。よろしく。」
リカ「あ、レッドベリー!これ食うか?」

戸惑いの空気が流れる中、人懐っこいリカがクリームパフの箱を片手にレッドベリーの前へ出て行きますが、レッドベリーはそれを一瞥しただけで直ぐに顔を背けてしまいます。

レッドベリー「いらない。」
リカ「えんりょすんなって!うっまいぞ〜!」
レッドベリー「しつこいよ!いらないって言ってんだろ!」

理不尽に怒鳴りつけられたリカは、明らかに不機嫌そうな顔になってレッドベリーから距離をとります。
このとき、周りの空気にも緊張が走ります。サニーさんは「ああ、まずいかな…」という表情で目線をちょっとだけ泳がせます。

リカ「むむむむむ〜!」
レッドベリー「なに?言いたい事があるならハッキリ言えば。あたし、影でコソコソって嫌いなの!」
リカ「ぬぬぬぬぬ〜〜!!」

挑発するレッドベリーに、開いている方の手で銃を抜こうとするリカですが、その間に慌ててジェミニが右手を上げながら割って入ります。

ジェミニ「じゃあ、正々堂々言うよ!…初対面で、その態度は良くないと思うな。」
レッドベリー「個性よ、個性!これがあたし。正直でいいでしょ。」

それでも、なお態度を崩さないレッドベリーに掴みかかろうとするリカを後から杏里、前からジェミニが止めるのですが
星組にはもう一人、血の気が多い人がいるんです。
そのサジータが怒りを露にレッドベリーに向かって一歩踏み出したのを見て、こちらはダイアナが両手を広げて割って入ります。

ダイアナ「は、はじめまして!ダイアナ・カプリスです!
     一緒に紅茶でもいかがです?」

心持表情が硬いダイアナですが、そのダイアナにもレッドベリーの態度は崩れません。
いまだ喋っていない昴も、目元を険しくしていきます。新次郎は、長イスの真ん中に腕組をして座って明らかに怒っています。

レッドベリー「紅茶?はん!いらないわ。ビールは無いかしら?」
大河「昼間からお酒はダメです!まだ舞台のお稽古もあるんですから。」

珍しく強い口調でレッドベリーを諌める新次郎ですが、レッドベリーはそれでも上からの目線を崩さずに新次郎の顔を真っ向から睨みます。

レッドベリー「…あんた誰?」
大河「大河新次郎です。」
レッドベリー「…あのさ、どこの野蛮人だか知らないけど。女性が立っている時、男は立つものだわ。」
大河「あああああ!(慌てて立ち上がって、頭を下げる)
   す、すみませんでした!」

ま、負けてますよ新次郎。(爆)
ここで遂に、サジータが怒り心頭という様子で腕を組んで前に出てきます。

サジータ「なぁ、あんた。どういうつもりでここに来たんだ?」
レッドベリー「仕事よ、仕事。」
サジータ「仕事なら、チームワークを大事にしな。」
レッドベリー「あたしの仕事は会計と窓口。まぁ、一応踊りも踊れるけど、ショウには一切関係ないわ。」
サジータ「ここではそうはいかない!会計係だろうが売店係だろうがみんなショウに出るんだ!
     あの日本人だって、女装してショウに出るんだぞ!」

サジータにキッパリと言われ、頷きつつも、うっと目元を手で覆う新次郎。その点はもう、どうあがいても逃げられません。(爆)
思わず近くにいた昴がぽんぽんと肩に手を置いてフォローをしてます。
が、その発言にレッドベリーはサニーサイドを睨みつけます。

レッドベリー「……オーナー、話が違います。」

白羽の矢を立てられたサニーは乾いた笑いを浮かべながら、歩み出します。

サニー「ははは…サプライズだよ、レッドベリーくん。人生のエッセンスはサプライズ。
    ほら、言うだろう?郷に入りては郷に従え。じゃあ、サジータをはじめ…仲良くね。」

下手から上手へと向かったサニーはそのまま上手へと去って行きました。
そ、そんなところで放置ですか;;

レッドベリー「あたし、女装した日本人が出るようなショウには出たくありません。」
昴「勝手にしろ。」
レッドベリー「じゃ、そうさせてもらうわ。」

残ったメンバーを一通り見て言い放つレッドベリーに、昴が鋭い言葉でピリオドを打ちます。
ちなみに、完全に否定された新次郎「うぅ…」と顔を伏せて泣きっ面です。
ひらひらと手を振りながら上手へと去っていくレッドベリーを全員の視線が追いかけます。
不安げ、怒りと個人差はあれど波乱を呼び起こす人が出てきたものです。

リカ「とりあえず撃っとくかー!?」

拳銃を引き抜いて構えるリカを、ジェミニが前に出て慌てて静止させます。
その後で、下手側のテーブルの前にある一人掛けのイスに腰掛けた新次郎は女装と、レッドベリーに指摘されたこととダブルで項垂れています。
その新次郎を長イスに座っている昴がフォロー…というか、クリームパフをすすめてました。…餌付け?(爆)
上手側の椅子に座ったサジータとダイアナは話をしているようです。その後ろには杏里。
そんなメンバーを残して、舞台は周り、半分上がったレースカーテンの向こうへと下がっていきます。
スポットが当たる中、ジェミニはリカの肩に手を置いて諭す。

ジェミニ「ダ、ダメだよ、リカ!……みんな、最初から仲が良い訳じゃないんだよ。
     失敗したり、ケンカしたりもするけど…それでも一つのもの一緒に作っていくから理解し合えるんだ。
     …前向きに。」
リカ「…うん。リカ、前向きにがんばるぞー!!」

そうだね!と頷いて笑顔を見せる二人。


―――――


♪夜明け

文字通り、前向きに生きていくという歌なので、笑顔で踊る二人はとっても素敵でした。
この歌は二番を丸々カットの短縮版。振り付けがかわいいのなんのって。最後のサビに入る前、歌声が静かになるあたりがお気に入りです。

リカ「♪manana 夜が開けて」 ジェミニ「♪tomorrow 朝日を浴びて」
リカ「♪manana 明るい日だ」 ジェミニ「♪tomorrow 朝を迎えようよ」
2人「♪どんなにつらくても 明日は来る tomorrow」

最後は、舞台中央で2人背中合わせにポーズ!
ポーズをとくと、ジェミニがキラキラした瞳で語りかけます。

ジェミニ「みんなで良い舞台を作ろう!お客さんの笑顔を見るために!」
リカ「おー!リカ、いい舞台作るぞー!いっくぞ〜!」
ジェミニ「あ、待ってよリカー!」

勢いよく下手へと駆け出したリカを追って、ジェミニも下手へ。
ジェミニって本当に人の良い子だなぁとしみじみと思いました。リカも素直で良い子です。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 06:58:43 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
第一幕その3


さて、舞台では間を置かず次のメロディーが流れます。
場面も変わり、夜の紐育。
レースカーテンが上がり、周り舞台の上に円形に形作られた摩天楼のセットの正面が少しだけ開き、中から登場したのは昴!

♪舞台−playing

もう、カッコいい!の一言です。間奏部分のダンスでは昴もかなり踊るんですが昴は本当に踊りが綺麗!
一つ一つがしっかりしていて、尚且つしなやかさがあるんですよ。何度見ても、いいです。
一番で回り舞台が回る中、昴は歩きながら歌っているのですが、それゆえに昴はずっと中央に居るのに周りの背景がどんどん流れるという演出になっていて、それも好きです。

昴「♪ナイロンの天の川 綿クズの雪景色 マネキンの舞踏会
   星空は豆電球 切り紙の紙吹雪 ペンキ絵の摩天楼
   シュビドゥビダ シュビドゥビダ シュビドゥビダ……」

最後まで見事に歌いきった昴に拍手が贈られる中、暗転しその間に昴は足早に下手へ。
続いて聞こえた曲に合わせて、真ん中にあった摩天楼の背景の裏面で場面転換を図ります。
摩天楼の裏面に描かれていた風景は、ダウンタウンの街並み。
そこで生活する人々の格好をしたアンサンブルのみなさんがセットを整えると、一番奥にあるセットのベンチに腰掛けていたサジータが立ち上がり歌い出します。

♪ブラックペッパー

歌詞にドラマ性がある歌で、振り付けもその歌詞のドラマに沿うようになっていました。
朗々と、響くサジータの歌声はとても心地よいです。「♪ピリッとするだろう ブラックペッパー」の部分で口元に人差し指をちらっと当てる仕草がらしくて好きです。

サジータ「♪夢の国を 夢見ていた 鎖に つながれ はるか遠く
      歌をうたう こんな歌を 綿をつみ 砂糖をかつぎ 毎日小麦をひいた
      焼けたステーキ ピリッとするだろう ブラックペッパー
      汗と涙 あんたのために 焼いたステーキ
      ピリっとするだろう ブラックペッパー」

舞台中央に佇んで曲を終えると、周りに居たダウンタウンの住人たちが一気に拍手をサジータに贈ります。

男性2「いや〜いい歌だったぜぇ〜!」
サジータ「サンキュ。」
男性1「そうだよ、俺たちのママやそのまたママはこの国に夢を求めてきたんだよ!」

手にしていたバスケットボールを高々と掲げる男性に、周りも同調します。
盛り上がる中、一人の男性がサジータの前に布にくるまれた酒瓶を差し出します。

男性3「姉さん、飲もうぜ!」
サジータ「サンキュ。」

その瓶を受け取ったサジータは、瓶に口をつけてそのまま一気飲み!
豪快な飲みっぷりに周りはどよめき、一気飲みをしたサジータは口元をぬぐって男性に瓶をパスします。

サジータ「美味いバーボンだぜ!」

ますます一同から気に入られたのか、今度は女性陣から瓶が。

女性1「こっちはラム酒よ。」
女性2「こっちはテキーラよ!」

右手にラム酒。左手にテキーラの瓶を持ったサジータはそれも交互に飲み干し、それぞれに瓶を軽やかに投げ返し…

サジータ「っぷは…最高だぜ!!」

一瞬ふらついたかなと思ったらパッと顔を上げて笑顔を見せます。
大盛り上がりの一同に笑いかけて、身を翻し奥へ歩いていこうとすると…

男性1「ああああ、危ない!!!」

全員が一気に顔色を変えてサジータの針路を塞ぎます。

サジータ「な、なんだよ。怖いな。」
男性1「危ないよ。」
サジータ「は?」
男性1「この先はこのダウンタウンでも一番危険なストリートなんだ!」
サジータ「いや、いつも通ってるから。」

構わず歩き出そうとするサジータをさらに必死の表情でとめる一同。

男性1「いやいやいや危ねぇって!」
サジータ「なんだよ!」
男性1「なぜってよ…穴があいてるんだ。」

その簡潔な答えに、サジータが改めて前方を覗き込むと……たしかに!(笑)
納得したサジータは、全員と一緒に下手側に迂回して、舞台の奥へ。

サジータ「…ホントだ。」
男性1「な!この穴は危険なんだよ。この前もよ、陶山って東洋人が落ちたんだよ!
    でもな、たまたま流木が下にあって助かったんだとよ。」
サジータ「聞いたことある!大変だったらしいな。」

本名でネタにされてますねぇ。(^^;;
もしわからない方がいれば、武道館ライブの情報をちょっと探せば出てくると思います。とんでもないハプニングでしたから。
ここの落下に対するコメントは日々細かく変わっていきましたね。
16日昼ではサジータは「今回は流木が無いから気をつけないとな。」とコメントしてました。夜は「ああ、こっちも助かったよ。」とその後の展開に影響が無くてよかった事を言っていました。
17日はサジータが「知ってる!危なかったなぁ〜」と言ったら「な、ドンくさい奴なんだよ〜」とハーレムの男性に言われてました。(爆)

男性1「でも姉さん、気に入ったぜ!俺っちの特別な酒をご馳走してやるよ!」

ずいっと差し出した酒瓶を軽く受け取ったサジータが先ほどと同様飲み干そうとしたら、さらに注意が加わります。

男性1「ああでもよ、この酒は飲みすぎ注意だ。
    この酒は飲みすぎると、ピンクのゾウが見えるんだぞ〜う。」
サジータ「駄洒落!?」
全員「ピンクのゾウが見えるんだぞ〜〜う。」
サジータ「…ピンクの、ゾウだぁ?」

言いながら、周りはそれぞれ上手と下手へ下がっていき、残されたサジータは首を傾げつつも、瓶をあおります。
すると、舞台中央の奈落からふよふよとした音楽に合わせて…出てきましたよ、ピンクのゾウが3匹!(笑)
思わず目をこすってから改めて凝視するサジータ。

サジータ「み、見えた…!ピンクのゾウ、見えた!
     …あはははは……見えた見えた…」

回によっては「はい!見えました!ピンクのゾウ見えましたー!」と敬語で叫んでもいましたね。
曲が始まる直前に、登場時に座っていたベンチにもたれかかって、夢の中へと落ちていくサジータ。

リカ「♪夢のなかで いつも 空を飛んでる ふわふわ
    青い空に いまは こころ 溶けてく ふわふわ」

♪ピンクエレファント

アメリカでは酔っ払うとピンクのゾウが見える…らしいですね。酔っ払いでピンクのゾウと言うと、私の場合はディズニー映画の「ダンボ」が真っ先に浮かびました。
まさに、酔っ払ったときに見ていた夢に嫌と言うほど出てくるんです、ピンクのゾウ。(苦笑)
登場したリカは、本当にピンクのゾウの格好をしているんです。(笑)シルエットのイメージとしては、ディナーショウのエリカのクロネコスーツが近いですね。
あれに、頭は大きなゾウの帽子を被っていると思ってくだされば。
のんびりとした曲調ですが、この曲に合わせるダンスはなんとタップ!去年よりも格段とレベルアップしてます。
舞台の中央の最も客席に近い場所に設けられたタップ板で、リカを真ん中に歌い踊っていると、先ほどの住人のうち女性二人、男性二人が戻ってきて背景となっていた看板をはずして即席のタップ場に。

リカ「♪おなかすいた なんか 食べたいけど ふわふわ
    レモネードが あんな おっきい海だよ ふわふわ」

歌の途中、サジータはふらふらと立ち上がっておぼつかない足取りで舞台を下手から上手にまわって、夢の世界をさ迷っているようでした。
二番の終わりでは、またベンチに座ってうたた寝。「♪ふわふわ ふわふわ」が続く部分でのリカのソロタップの所では左右のダンサーさんの靴の裏をリカの横に見えるようにポーズをとり、その見えているチップをリカが弾いて音を出す。という振りがとても可愛らしくて好きです。それにしても、こんなにタップを踊りながら歌声が伸びるなんて、リカはすごい!

リカ「♪ふわふわ ふわふわ ピンクエレファント
    にこにこ にこにこ いつも笑っている
    パオーン パオーン パオーン 空飛ぶ象さん」

最後は、住人の皆さんは看板を元通りに戻して、一足先に戻り、ピンクエレファントたちはそっとサジータの傍に。
しー、と人差し指を立ててサジータの眠りを妨げないようにそっと二匹のピンクエレファントはそれぞれ上手と下手へ。

サジータ「酔っ払ったぁ〜……」

最後に残ったリカは、可愛らしい笑顔で肩をすくめるポーズでキメ!
いやぁ、いいコンボですね。
ここで舞台は暗転。
舞台は鳥が囀る紐育の朝。
双葉さんの曲のイントロが流れる中、街の人たちが登場し背景を素早く反転させて、ダウンタウンから摩天楼へと場所を変えていきます。
その上手側の背景の一つから出てきた一組のカップル。仲睦まじく話、上手の一番手前にある建物にもたれてキスを。その現場を、下手から鞄を片手にやって来た双葉さんが見て声を上げます。

双葉「うわぁ〜街中でキスしてる。(客席のほうを見て)あ、あっちでも。こっちでも!
   そうかここは紐育だもんな。それに、世界は男の子と女の子で作られている。
   そう、二人の愛で。」

♪それから…

もう、本当にかわいい歌声だなぁと思っていたのですがショウで聴くと違和感はあまり無かったです。
今回は二番をカットした短縮版でした。双葉さんの歌に合わせて、周りでは4組の恋人たちが踊っています。双葉さん自身の振り付けは、まさにアイドルという感じでしたね。
「♪かわいい男の子よ」の部分で、舞台中央に鞄を下ろして、可愛く踊ります。

双葉「♪女の子は 恋を知って 大人になるの
    男の子の キスを待って 眠れない夜 数えている」

最後には再び鞄を持って(通りがかったカップルの針路のジャマになりそうだったので、ちょっと慌てて持ってました)
そのカップルを目で追って、上手側で前を見据えてポーズ。
そのまま上手側に歩いて行く双葉さんとは反対方向、下手から一人舞台に駆け込んでくる人物が。

大河「1、2!1、2!1、2!
   ぜんたーい、止まれ!1、2!!
   いやー紐育は今日も快晴だなぁ〜…よし、運動でもするか!
   健全な精神は、健全な肉体に宿る!って言うからな。」

大きく腕を上げて、舞台の真ん中で体操を始める新次郎…って、その動きはいま巷で大流行のあれじゃないですか!!(大笑)
ビリーズ・ブート・キャンプ……入隊する人増えてるみたいですね。
15日の夜では「いや〜晴れたなぁ〜!良かったなぁ〜」と台風が去ったことにしみじみとコメントを。
そんな新次郎を、上手でじっと見つめている双葉さん。やがて新次郎もその視線に気付き…

大河「…って、あれ?(上手側にいる双葉さんに気づいて)
   あそこにいるのは…まさか…!?」
双葉「新くん!」
大河「か、母さん!?なんでここに?!」
双葉「新く〜〜ん♪」

鞄を持ったまま、新次郎の元に駆け寄り、その勢いで思いっきりハグ!
…街中でキスには驚くのに街中でハグは自ら率先してOKなんですね。(笑)
にこにこと笑う母に、新次郎はただただ驚いています。

大河「母さん、どうしたの?!なんで紐育にいるの?」
双葉「新くんに会いに来たんだ。」
大河「一人で?」
双葉「もちろん。(肩に手を置いて)どうだ、頑張ってるか?」
大河「は、はい!頑張ってます。」(17日はちょっと気弱に「一応…」と付け加えてました)
双葉「そうか、頑張ってるか。じゃあ、行こう!」

頷きながら、双葉さんは鞄を持ってスタスタと上手に向かって歩き出します。
それを、慌てて追いかける新次郎。

大河「ちょ、ちょっと母さん行くってどこに?」
双葉「もちろん、新くんの所に泊まろうと思ってな。」
大河「え、じゃあ劇場に?」
双葉「劇場に寝泊りしているのか?(頷く新次郎)
   それは興味深い。」

あれ?設定混じってません??それとも、今は特訓中で劇場寝泊りとか?
とにかく、行く気満々で上手に向かう双葉さんですが、今度はその腕を掴んで止める新次郎です。

大河「ああ、母さん!もう、早とちりはいつもなんだから。劇場は、あっち。(下手を指す)」
双葉「そうか。じゃあ、あっちに行こう。
   さっきな、道を聞いたんだが右か左かよくわからなかったんだ。」
大河「ああ、そういう人いますよね。
  (双葉の鞄を見て)持ちます。」
双葉「ありがと。」

新次郎、えらい。
新次郎を先頭に、双葉さんは辺りを見上げながら付いていきます。

双葉「いや〜さすが紐育だな。すごいビルディングだ。
   新くんには、狭い日本よりこの紐育で広い世界を見るほうが合っているな。
   新くん…(呼び止められた新次郎は足を止めて振り返る)大きな男になれよ。
   優しく、愛情がたくさんあって、強い男に!」

母の言葉に、新次郎は素直に頷くと、正面を向いて自分の決意で答えます。

大河「はい。ぼくは、世界中見たいと思っています。
   そしていつの日か、大きな男になってみせます!さぁ、行きましょう!」

頼もしくなっている息子に満足げに頷くと、再び歩き出します。
すると、軽快な音楽が流れそれと同時に、下手からスターファイブが全員登場!
スターファイブ登場時に、電車ごっこのように前の人の肩に手を乗せて一瞬出てきたのがなんだかかわいらしかったです。
ダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴と、昴を先頭に出てきたので昴はリカに押される形でしたね。
新次郎が「スターファイブです!」と紹介すると、それぞれに会釈を交わして歌へと入ります。(歌が始まる前に、新次郎は鞄を舞台の奥に置きます)

♪あなたとならば〜アラウンド・ザ・ワールド〜

スターファイブたちでこの曲が聞けたのは素直に嬉しい♪
新次郎、双葉さんを中心に歌い上げます。今回は昼の紐育とロンドン、そしてラスサビの短縮版。紐育、ロンドン共に双葉さんが歌っていました。
歌の途中で、上手から杏里、サニー、プラム(レッドベリー)、ラッシー先生も登場して双葉さんにご挨拶。

全員「♪世界は 回るよ どこまでも
    あなたと ならば どこまでも
    うれしはずかし 素敵な 夢の旅」

ラスサビではダンサーさんたちも加わり曲の雰囲気にふさわしい華やかなシーンに。
最後は再び鞄を持った新次郎と、その前に腰を下ろした双葉さんを中心にスターファイブ、サニーたちが囲み、中央でポーズ!
OVAでは新たな敵が現れたりして大変なときに双葉さん襲来でしたが、こちらでは何も無い平和な状態みたいですね。
ここで、舞台は暗転し、レースカーテンと共に上の方から大きなスクリーンが下りてきます。
ノイズが走る画面が徐々に鮮明になると、そこにはある人物が映っていました。

さくら「あー…あー、マイク入ってますか?
    こちら、帝国華撃団花組、真宮寺さくらです。」

昼の浅草の雷門を背景とした冬服のさくらさん!ああ、ちゃんと帝都にいらっしゃるのですね…と感慨ふけっていると、画面の半分に再びノイズが。
今度は夜のエッフェル塔を背景にしたエリカ!

エリカ「映像チェック、映像チェック!
    あ、ちょっと邪魔しないでくださいよ〜!えいっ!」
さくら「あっ!?」

両手をひらひらさせて踊っていたのですが、画面半分なのが不満だったようでぐぐっと押すと、さくらは抑えようとしましたがむなしく画面外へ…
大写しになったエリカは、こちらに向かって思いっきり手を振って叫びます。

エリカ「こちら巴里花組、エリカでーす!
    おっはよう、おっはよう、ボンジュール♪エリカですよ〜」

挨拶が済んだ所で、再び画面にさくらが戻ってくるのですが、先ほどの仕返しと言わんばかりにエリカを押して、画面の4分の1サイズにしてしまいました。(笑)

さくら「ん〜〜!!
    (姿勢を正して)…真宮寺、さくらです。」
エリカ「ちょっとさくらさん、押さないでくださいよ!」
さくら「エリカさんが押したんでしょ。」

さくらさん、笑顔ですがちょっと怖いです。(爆)
まさにその通りのエリカはぷぅっと頬を膨らませて不満そうな顔を見せます。でも、名案が思いついたのか、あ!と表情を崩してそろそろとさくらに訊ねます。

エリカ「さくらさん…?」
さくら「なんですか?」
エリカ「半分半分にしませんか?」
さくら「…そうですね!」

エリカの提案にさくらも頷いて、お互いに距離を測りあって、ピッタリ半分にして笑いあってます。(ちなみに、こちらから見てさくらが右、エリカが左です)
そして改めてエリカがあたりを見渡して感嘆の声をこぼします。

エリカ「いや〜大型のキネマトロンはいいですねぇ〜」
さくら「はい、大型キネマトロンの実験ですね。」
エリカ「これが世界中に広まったら、すごいことですよ〜!」
さくら「すごいことですか。」
エリカ「そうですよ!だって、これがあれば世界中どこにいたって
    世界中どこもかしこも、世界中の誰もかれもが覗けちゃうんですものね!」
さくら「紐育星組どうぞ。紐育どうぞ〜!」

興奮した様子で語るエリカに、さくらも頷きまだ現れていない紐育に応答を求めます。
すると、上手からカウガール姿のジェミニが登場し、ぺこりと画面に向かって頭を下げます。

ジェミニ「はーい!ごめんなさい!
     こちら、紐育のジェミニです。」
さくら「こんにちは、ジェミニさん。」
エリカ「こんにちは〜!」
さくら「実験は大成功ですね。」
ジェミニ「はい。こちらの大型キネマトロンに、お二人の姿が映っています!」

手を振る2人に、ジェミニも同様に手を振って映像感度良好なことを伝えると、二人とも改めて髪を整えてました。2人とも、人に見られるエンターティナーですからね。

エリカ「これで、いつでもどこでもサムライトリオが勢揃いですね!」
ジェミニ「サムライ…!」

エリカの発言に、ジェミニははっとした表情になり…自分の妄想の世界へと入っていっちゃいました。(笑)
その間、エリカの発言にツッコミを入れたのはさくらさんでした。

さくら「(顔は正面を向けたまま横目で)いつからサムライトリオになったんですか?」
エリカ「いやだなぁ〜さくらさん、この前決めたじゃないですか!」
さくら「決めてませんよ。」(エリカの方を見て、ぴしっと指を指す)
エリカ「えええーー!?
    …じ、じゃあ、今決めましょう!いいですよね、ジェミニさん!」
ジェミニ「はいっ」

上手の方にいたのに、ジェミニはいつの間にか妄想の赴くまま、刀を振るう振りをして下手へと来ていました。(笑)
その返事も、妄想の中のものかも?うっとりとした表情でサムライに思いを馳せるジェミニに気付いたさくらとエリカは、改めて呼びかけます。

さくら「ジェ、ジェミニさん?」
エリカ「…ジェミニさ〜ん!」
ジェミニ「(はっとなって画面へ向く)あ、すいません!」
エリカ「もう、ジェミニさん!お尻なんかかいてないで!」
ジェミニ「お尻はかいてないですよ…」
エリカ「え…あはは。
    じゃ、じゃあそういうことで!いいですよね!」

ないない、と顔の前で手を振るジェミニに、エリカは乾いた笑い声を洩らしていました。
どこからお尻をかくという発想に…と思いましたが、エリカですから深く考えないことにしました。(爆)
サムライトリオについて、了承を求めるエリカに、ジェミニは快く頷いたのですが、隣でさくらがぼそっと口を開きました。

さくら「…さくらさんは?」
エリカ「さくらさんも、いいですよね!」
さくら「いいですよ♪」
エリカ「じゃあ、結成を記念して3人で歌いましょ〜!(それぞれに頷く二人)
    それじゃあ、音楽スタート!」

エリカが高らかに宣言すると画面に桜吹雪が舞い、桜の花が咲いて色づくとしっとりとした曲調が流れてきます。

♪花雪洞(HANA BON−BORI)

まさか歌を歌うとは思ってなかったので、驚きました。
武道館では三都全員で歌っていたこの曲、今回は映像ではありますがオリジナル版でフルコーラスでした。
一番と二番の間、ジェミニは下手の階段、上手の階段とそれぞれ腰掛けて2人の歌を口を動かしながら見つめて、自分のパートでは舞台中央に立って歌い上げていました。(といっても、この曲は映像とのズレを無くす為か、口パクでした。)
その間、画面の2人は夜の摩天楼の画面をバッグに並んで踊っています。

さくら「♪今年も桜 道の端までピンクに染めて
全員「♪夢の国へとみんな いま連れて行くでしょう」

曲が終わると、ジェミニに当たっていたスポットが徐々に狭まり、暗転へ。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 06:59:52 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
第一幕その4


キネマトロン通信も終わり、画面にはリトルリップシアターのロゴが大きく映し出されています。

サニー「いや〜大型キネマトロンの実験は大成功のようだな。」

そこへ、上手から声が。顔を向けるとサニーさんが手を背中に組んで立っていました。

サニー「やはり、アメリカは何でも大きくなくちゃいけないな!
    全てに大きく、なんでもビッグに!」

16日の夜公演からは「私のように。」と最後に自分を強調する言葉を加えてました。(笑)
満足げに舞台中央に向かって歩いてくるサニーさんとちょうど鉢合わせするように、レースカーテンの向こうからおずおずと現れる人物が一人。

大河「あの〜……」

大河、としていますがその格好はプチミント!(爆)
その姿を見たサニーさんは満面の笑みですよ。(笑)
今回、衣装が改良されてました。肩が隠れて、肩幅をごまかせるようになってました。でも、化粧が明らかに厚化粧すぎです。(笑)
頬が不自然に赤くて、唇も嫌味なほどピンクな上につやつやしてますよ!(汗)

サニー「いやぁ、似合ってるねぇ大河くん!」
大河「ははは、ありがとうございます。(スカートをつまんで軽く礼)
   …あの、でも問題がー……」
サニー「問題ってなんだい?難題かい。」

去年に続き駄洒落ですねー(笑)今年は、さほどつっこまれずにスルーされてましたが。(爆)
さて、言い出したはいいもののどう切り出すか迷っている新次郎はほとほと困り果てた表情で俯きます。

大河「母が来たから女装はヤダって言えないしなぁ…
   …そうだ!(サニーの方に向き直り)
   あの、サニーさん。ぼくは紐育華撃団の一員として、悪と戦う為にここに派遣されました。
   なのに女装をするなんて、どう考えてもおかしいと思います。」
サニー「大河くん、何言ってるんだい。ほら、ニッポンの世阿弥も言ってるだろう。
    秘すれば花なり秘せずは花なるべからず。(新次郎を置いて、上手へと向かいながら)
    これは、秘密にすることが花だということだよ。この意味、わかるかい?」
大河「はぁ…」

熱弁するサニーですが、新次郎は返事はしているものの、真意はわからないようで首を傾げています。

サニー「秘する意味を知るという事は大事なことなんだよ。
    まぁ、まだ君は若い。これからいろいろな事を経験していくんだ。その女装の意味も、いつかわかるときが来るさ。」
大河「…女装に意味があったんですか!?」
サニー「もちろん!全てに意味があるんだ!」

思いっきり怪訝そうな新次郎に、キッパリと言い切るサニーさん。
そこからどう展開していくのかと思っていると、上手からあたりを見渡しながら双葉さんがやってきました。

双葉「新く〜ん、ドコにいったんだ?新くーん。」

その声を聞いた新次郎は慌ててサニーさんの後ろに隠れます。
そのことについて特に何かアクションを起こす前に、サニーさんと双葉さんが鉢合わせます。

サニー「これはこれは、大河くんの母君。」
双葉「双葉だ。」
サニー「失礼、ミセス双葉。」

サニーさんは丁寧にお辞儀をするものの、双葉さんは訂正を求めて、その後に自分も礼をしていました。
サニーさんが動くたびに、それにあわせるように小さく動く新次郎が妙にツボです。(爆)
名前を大事にする方なんでしょうか。
挨拶がすんだところで、双葉さんが本題を口にします。

双葉「いやな、新くんが客席で見ててくださいって言ったきり、慌ててどこかに行ってしまったのだが…」
サニー「ほう、そうですか。
    …ああ、新くんならここに。」
大河「ああっ!?」

やっぱり面白そうな方に事態を転がすんだ、このお人は!(爆)
一瞬の間に新次郎の肩を掴んで前に出すと、自分は下手側に数歩離れて傍観者モード。
一方、とうとう母に見られてしまった新次郎と、息子の思わぬ姿を見てしまった双葉さんはしばらく硬直していましたが…

大河「かっ母さん、これには事情が…!」
双葉「…かわいいっ!!」
大河「へっ!?」
サニー「でしょう!あ〜母君もそう思いますか!」

なんとか喉を動かした新次郎ですが、言い募る前に双葉の意外な言葉を聞いてまた硬直してしまいます。
一方、そんな展開に一気にテンションが上がったサニーさんは自信満々に笑みを湛えています。
戸惑う息子の周りを、軽い足取りで周りながら双葉さんはとっても楽しそうです。(笑)

双葉「いや〜なかなかよく似合っているじゃないか。
   実は女の子も産みたかったんだ〜けど、新くん一人しか産めなかったんだ〜
   (こちらから見て新次郎の右隣で立ち止まり)新くんは、女の子にもなれたんだな。すごいぞ〜!」
大河「いや、なってないですよ!」
双葉「新くん、大きな男になったなぁ。母は嬉しいぞっ」

首をかしげたり、小声で抗議しますが感激している双葉さんは構わずまたもハグ!
双葉さんほど豪胆な方も、そうそういませんよね〜(笑)
これで一段落だろう、と判断したのかサニーさんが声をかけてきます。

サニー「まぁまぁ、親子の事情はそれくらにしておいて…
    大河くんはそろそろショウの準備があるだろう。」
大河「は、はい。」
双葉「え、新くんも今夜のショウに出るのか?」

キラキラした表情でサニーの近くに双葉さんが足を進めると「ショウ(そう)。」とまたも駄洒落をかますサニーさん。(爆)
大河親子がちょっとこけてる中、サニーさんは数歩足を進めて新次郎の肩に手を置きます。

サニー「ええ。母君、大河くんはこれから人気者になりますよ〜」
双葉「それは楽しみだな、ミスターサニーサイド。」

盛り上がる2人をよそに、本人はいや、どうかなぁ…と首を傾げ続けています。(笑)

サニー「それじゃあ、大河くん。母君をお席までご案内してあげなさい。」
大河「はい。
   母さん、こちらです。足下に気をつけてください。」
双葉「ありがと。」

案内は板についてるのか、すんなりと聞き入れて双葉を下手へと案内していきます。
その後姿を見送ったサニーさんは、一言。

サニー「仲良きことは良き事かな。人生の薬味はサプライズ。
    そして、人生の薬味のサプライズはこの劇場にある!」

ばっと両手を広げて高らかに宣言するサニーさん。
なんだか、最近サニーさんのモットーが「人生はエンターテイメント」じゃなくて「人生はサプライズ」に思えてきましたよ。(爆)
そんなサニーさんのもとに上手から駆け込んできたのはワンペア!

プラム「サニー大変よ〜!」
杏里「にゃうん、大変なんです〜!」
サニー「なんだい、2人とも。今度はどんなサプライズだい?」
プラム「もう大人気よ!当日券も完売しちゃったのよ!」
杏里「それでもまだ、たくさんの人が並んでるんです!」
サニー「ファンタスティック!さっそく、立見席を用意したまえ。」

少々のことじゃ驚かないよ、という風情のサニーでしたが、2人の報告を聞いて思わず叫びます。
すぐさま2人に指示を出しますが、2人は余裕の笑みを交わして胸を張ります。

杏里「それはもう、用意しました。」
プラム「嬉しくて、ご報告に来ちゃいました。」

さすが!有能なスタッフで嬉しいですね、サニーさん。
で、帰ろうとする2人ですがサニーさんがすかさず呼び止めます。

サニー「ところでプラム…君はなんで昼の会にしか出ないんだい?」

ズバリ言われたプラムは苦笑いを浮かべて絶句。
隣の杏里は2人を交互に見て様子を窺っています。

サニー「なんでも、噂によると…あくまでも噂だけどね。他の舞台に出ているとか。」
杏里「ええー!?プラム、舞台に出てるの?」
プラム「…じゃ、失礼しまーす。」

驚く杏里やつっこむサニーをかわす為にそそくさと去ろうとするのですが、杏里ががっちりつかんで離しません。(笑)
そのまま舞台中央につれてこられてしまいます。

サニー「まぁまぁ、真ん中に。
    なんでも各州を又にかけ、いろいろ公演しているらしいね。名古屋、仙台、山形…」
プラム「そ、そんな州アメリカにはないじゃない!」
サニー「ああ、そうだね。だから噂だよ。
    それに、風間杜夫と一緒にやっているそうじゃないか。
    いや、違う所で新しい人と組むのはいい経験になるから決して、私は責めているわけではありませんよ。」
プラム「責めてる…」

ぼそっと呟いたプラムさんが切実すぎます。(笑)
サニーさんは笑顔でとんでもない事を言い出す人ですからねぇ〜

サニー「ですから、ぜひとも!パフォーマンスをしてもらいたい!」

でも、こちらはそんなサニーさんの提案に大喜びで乗りますよ。(笑)

サニー「では、プラムが、踊ります!!」
プラム「ちょっ、そんないきなり!」
サニー「いやいや、これはすぐ終わる!すぐ終わるから!音楽、スタート!」

有無を言わさずとはこのことか。(笑)
流れる音楽に合わせて踊りだすプラムさんなのですが、その踊りがまたすごいんです!
身体が柔らかいといいますか…かなりダイナミックな振りつけもちゃんとこなしています。
ちゃん♪と音楽が終わると同時に決めポーズをすると、サニー、杏里はもちろんのこと客席から大きな拍手が。

サニー「さ、それじゃ杏里。ついでに踊ってくれるかい?」
杏里「ええっ!?そんな!」
サニー「はい、音楽スタート!」

まぁ、ここに居たのが運のつきですね。
ということで杏里も踊るのですが、杏里は両手を広げて回ったり、盆踊りのような振り付けでした。ニッポンですね!(笑)
思いがけず2人のダンスが見れた嬉しさで拍手をしていると、誰かが「サニー!」と叫んだので、それがどんどん会場中に広まっていきました。

サニー「聞いたかい、2人とも!喝采だよ!」
プラム「サニーって、言ってるけど…」

それに構わず話を進めようとするサニーですが、プラムが逃しません。(笑)
プラムがサニーの台詞を止めたことで一層声援が大きくなり、とても逃げられる方向じゃありませんよ。

ワンペア「それじゃあ、音楽スタート!」

で、踊りだすサニーなんですが……なんだか、すごい珍妙というかなんというか(笑)
この人が踊ると、なんでも独特になってしまうのでしょうか。(爆)
曲が終わり、拍手を受けるサニーですが、それを手で制して静かに一言。

サニー「…私はオーナーです。
    (腕を大きく広げて)これがサプライズだ。ホントのサプライズですよ。
    みなさん、乗せ方がうまいですね。」

サクラのショウに長年付き合っていますから。(笑)
これで一段落、だったようでサニーさんは上手にいる二人の方へ身体を向けます。

サニー「それじゃあ、2人とも。準備のほう、よろしく頼みます。」
ワンペア「イエッサー!」

元気よく返事をした2人は、仲良く並んで上手へ。
残ったサニーは「それでは、私もショウの準備がありますので、これで!」と下手に去っていきました。


―――レッドベリー編


上手からやってきたのは、レッドベリー。別段興奮した様子も無く、無愛想なままです。

レッドベリー「オーナー。大変です。」
サニー「今度はどんなサプライズだい?」
レッドベリー「切符が足りません。」
サニー「どういうことだい?」

サニーが驚いて振り向くと、レッドベリーは腰に手を当ててぶっきらぼうに説明を始めます。

レッドベリー「だから、当日券も全て完売してしまったんです。それでもまだ、たくさんの人が並んでるんです!」
サニー「ファンタスティック!すぐに、立見席を用意しなさい。そんなことは、現場で考え処理するものだろう。臨機応変にね。」
レッドベリー「…わかりました。」

大喜びのサニーさんの指示を実行するべく、上手へ戻ろうとするレッドベリーですが、2、3歩進んだところでサニーの呼び止められて、舞台中央を示されます。」

サニー「ああ、レッドベリーくん。ちょっとこっちへ…踊りなさい。」
レッドベリー「は?嫌です。」
サニー「いいから、さっこっちに来て。」
レッドベリー「嫌です!」
サニー「音楽スタート!」

腕を引っ張って、舞台中央に立たせたサニーさんは、すかさず離れて合図を!
流れてくる音楽に、仕方なく踊りだすレッドベリーですがその顔は笑顔なんですよね〜振り付けも相まってかわいい!
そんなレッドベリーの姿に、客席からは大きな拍手が。

サニー「レッドベリーくん、この音を聞いたかい?
    アプローズ、喝采だよ!私たちは、この音を忘れてはいけない。
    私たちはこの喝采に全てをかけているんだ。それがエンターテイメントってことだよ。」

それを聞いたサニーさんは嬉しそうに語りかけますが、レッドベリーの心には響かなかったようで素っ気無い様子で上手へと足を進めて行きます。

レッドベリー「あの、あたしこの劇場を見直しました。こんなに人が集まるなんて…
       (サニーの方を見て)あたし、人が集まる劇場は、認めます。」
サニー「…キミに認められて嬉しいよ。」

さらにサニーさんが言葉を重ねようと口を開きかけたのですがそれには構わず言いたいことだけを言って上手へと消えて行っちゃいました。

サニー「あ……いや、たしかにお客様に来てもらうこと、それは大事なことだ。
    しかし本当の喜びは、その先にあるんだけど…行っちゃったな。
    では、わたくしが…」

にこやかに笑って両手を広げたのでこちらが色めき立っていると、ぱっと手を下ろしてしまいます。

サニー「と言いたいところですが、まだまだ準備があるんです。
    では、また後ほど!」

右手を上げてそれだけ言うと、サニーさんは足早に下手へと去っていってしまいました。


――――――


そのサニーさんと入れ違いで上手から現れたのは、ラッシー先生!
ステップを踏みながら登場です。(この間に、舞台には紗幕が下ります。)

ラッシー「ワン、ツー、スリー、フォー。ツー、ツー、スリー、フォー
     華麗にに回って、ターン!
     …はい、出演者のみなさん、スタッフのみなさん、ダンサーのみなさん集まってくださーい。
     皆さんは、今日のこの日のためにたくさんたくさん、ベリーたくさん!稽古をしてきました。
     しかし、ショウは発表会ではありません。稽古どおりやればいいってものではないのです。」

どうやら、客席側に今回のショウに関わる全ての人が集まっているという設定みたいですね。
語りながら、ラッシー先生は舞台の方へと足を向けていきます。」

ラッシー「ショウで大切なのは、お客さんへのアピールです。
     その第一は、笑顔です。スマイル!
     スマイル。スマイル。スマイル、スマ〜イル!笑顔は、お客様を幸せにします。
     第二に…エロス!」

このエロスの言い回しが「エロォス」という具合に、かなり艶かしかったです。(爆)
この時点で、ラッシー先生が居る場所は舞台の中央あたりです。

ラッシー「舞台とは、生の肉体。身体の曲線。腰、胸、首筋、アンド手先!
     お客様の視線をぐいぐい、ぐいぐいぐいぐいと惹き付ける魔力!それが!…エロス。
     そして最後に、アガペー。
     アガペーとは、愛です。皆さんが一生懸命歌い踊ると舞台の神様が愛してくれます。
     その愛を感じたとき、みなさんは舞台に立つ意味がわかるのです。
     その時、皆さんは劇場を包む愛の1つ、ひとつとなっていることでしょう。
     お分かりいただけましたか?(客席が拍手で応えると、満足そうに小さく頷く)ありがとう。」

ちなみに、アガペーとはギリシャ語起源の言葉で、ラッシー先生の説明どおり神様の愛。無償の愛。を示す言葉だそうです。
この時点でラッシー先生は下手へと到達しています。ふと、客席の奥を見つめて個別に声をかけます。」

ラッシー「ああ、新次郎くん。新次郎くん!
     稽古熱心なのはいいことだけどね、その…君がいまやってるそのダンス。
     ワタシが振付けたダンスなんですけどね、新次郎くんが踊るとなんだか様子が…変!」

ああ、相変わらず新次郎は空回ってるんですね;;
うん、がんばれ新次郎!

ラッシー「…さあ、オープニングショウがはじまります。
     心を込めて、歌い、踊ります。がんばりましょう!」

最後は静かに締めて、ラッシー先生に当たっていたスポットが消えると、荘厳な音楽が流れて舞台の幕が上がります。
ほの暗い、青い照明が照らす舞台の中央にはピッタリとしたノースリーブにロングスカートの女性ダンサー。
曲調に合わせて舞台に広がると、その中からダイアナ演ずるピンカートンが登場。その後には、ダンサーさんを挟んで蝶々さんも隠れています。

ピンカートン「♪ガラス細工の 白い蝶々のように 愛の真実は 壊れやすい」

♪マダムバタフライの夢

曲は「愛の花」そのものなのですが、他の公式記事を見ると、曲名がこうなっていたので。去年とはまったく違う振り付け、衣装。セットも、昨年は障子窓がありましたが、今年は舞台の後方に真紅の布が敷かれているのみ。
ピンカートンは見た目はあまり変わりませんが、蝶々さんはすぐにわかります。昨年は赤に緑色が目立ったのですが、今年は全てが真っ赤。帯も足袋も。簪も白い花ではなく、小さな赤い蝶が3つ付いたものに。ピンカートンの白い軍服と全てが対照的に見えます。

ピンカートン「♪夢に見た 愛の花よ   異国の地に咲く 愛の花よ」
蝶々    「♪私ひとりで 祈りました あなたの神様に 祈りました」

互いに目は合わさず、ダンサーが2人を隔てる中、ピンカートンは青い照明の下で。蝶々さんは赤い照明の下で歌い上げます。
「♪たとえ嵐が来ても 繋ぎ合ったこの手を 離さないで」で寄り添う二人ですが、直ぐに邪魔が入り離れ離れに。
歌いながら、ピンカートンは上手側の舞台奥へ。蝶々さんは、上手の方へ向かいます。
「♪可愛い人 ある晴れた日に あなたはその青空 瞳に映して わたしの名を呼ぶ」で、ダンサーの一部が上手に素早く入り、真っ白な扇を持って戻ってきます。ピンカートンは歌いながら、高台になった舞台を下手へと歩みます。

最後の盛り上がりでは、ピンカートンが居る舞台奥がせり上がり、赤い布がそのまま段を隠すように、また広がるように一緒に上がって行きます。
蝶々さんの後ろからは白い布が下りてきて、ダンサーがそれを素早く広げて形を整えると、彼女たちはスカートが広がるようにターンをしながら舞台に倒れます。
「♪おどまかんじん かんじん あん人達ゃ よか衆 よかしゃよか帯 よか着物(きもん)」に合わせて右手に掲げられた扇を次々に落として、微動だにしなくなりピンカートンには白い花びらが。蝶々さんには赤い花びらが降り注ぎます。
ピンカートンが空を仰ぎ、蝶々さんが前を見据える中、幕が静かに下りていきます。

昨年よりも、より精神面を重視した作りに、この歌の新たな魅力を見たような気がします。
一幕の終わりに見た素晴らしい舞台に惜しみない拍手を贈り、その余韻も終わる頃、幕前に照明が入り、下手から新次郎がやってきます。

大河「1、2!1、2!1、2!(中央まで行かずに、下手で止まる)ぜんたーい、止まれ!1、2!
   只今より、20分間の休憩です。」

休憩と伝える前に、掛け声が入った日は「ありがとうございます!」とか「でっかい男になってみませす!」とかその言葉に応じた返しをしていました。

大河「休憩の後、紐育レビュウナイト、第二幕をご覧頂きます。
   それからですね、グッズのほうがたくさん発売しています!
   パンフレットやブロマイドはもちろんのこと、今回は
   公演記念Tシャツやオリジナルネクタイ。
   それから、このショルダーバッグ。こちら、ぼくの私物となっています。」

このショルダーバッグ、意外と人気があったらしく、2日目からは「今回の公演の分は完売になってしまったのですが」と付け加えてました。まだ、後日の分は確保してあるとお知らせしてました。

大河「それから、クリームパフ!こちらは日本ではシュークリームという名前で発売されてますね。
   それからですね、このバッグの中から…じゃじゃん!
   こちらも、ぼくの私物なんですけども、カードケースとなってます。
   これはスイカやパスモ、イコカなどを入れてもらうことができます!
   コレに入れると、改札でエラーがおこりにくくなる!という優れものです。
   たまにありますよね、チャージしてるのにガチャンって閉まっちゃうのが。
   おこらなくなる、じゃなくてあくまでもおこりにくくなる!ということで。」

そこは、くれぐれも強調なのですね。(笑)

大河「バッグから団扇を取り出して)いや〜それにしても今日は暑いですね〜こう暑いと団扇が欲しくなっちゃいますね〜
   (手元を見て)ああ、これは!!(笑)
   はい、公演記念団扇も販売しておりますので、是非とも売店にお立ち寄りくださいませ。
   それでは、また第二幕でお会いしましょう!大河新次郎でした!」

もう、初日は「そして今回の目玉はですね」とカードケースのみ詳しく紹介していたのですが、回を増すごとに紹介が長くなっていきました。(笑…初日初回は、ショルダーバッグをかけてませんでしたし。)
16日夜公演ではネクタイまで仕込んでました。「それから、お気づきの方もいらっしゃると思いますが…」と言ったら、客席からネクタイ!という声があがったのでベストの中にしまってあるネクタイを前に出してアピールしてました。「こちら公演記念ネクタイとなっています!もちろん、これも私物です!(笑)これから普段でも使っていこうと思っています!というわけで…ちょっとしまうのに時間が掛かってますが」と去る前に加えてました。「ぼくがネクタイを前に出しているのは珍しいですよね。」とも言っていたような?
もう、セールストークがうまいです。(笑)
去っていくときも「1、2!1、2!」と声を出しながら下手へ向かっていました。

さて、休憩時間。こちらも第二幕に備える時間ですね。
ではまた、20分後に!
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 07:00:34 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
第二幕その1


はい、休憩の終わりを告げるブザーと共に席に戻ります。
程なくして、会場が暗くなり紗幕が降りた舞台の上手から、可愛らしい姿が。

杏里「タッタッタ…あれ?タッタッタ…ああ、やっぱりタップは難しいな。
   はーい、みなさ〜ん!杏里です!
   スターファイブ、レビュウナイト!
   まずは皆さんお待ちかねの、ジェミニ・サンライズ!「ZING ZING ZING」!」

この杏里が登場するときの動作は、その時々で違うようです。15日の夜は「ツーステップ、ツーステップ。杏里で〜す!」とツーステップをしながら出てきました。
16日は昼夜「にゃう〜ん!杏里で〜す。」と目立った動作は無く、口癖と共に挨拶でした。
杏里が両手を縦に広げて笑顔で紹介すると、前奏が流れ紗幕が上がります。
レースカーテンが背後にきらめく中、奈落から全身シルバーのカウガール姿(でもミニスカートではなく、ズボンです。しかもヘソ出し!)のジェミニが奈落から堂々と登場!!

♪ZING ZING ZING

ジェミニ「♪ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン」

オープニングは、しばらくこのフレーズが続きます。4回目ぐらいでジェミニが「さあみんないっしょにやってー!」と声をかけてきます。
最初の三公演は手拍子を、16日(夜)と17日公演では両腕を肘までぴたりと胸の前で合せたポーズを。(笑)
さらに6回ほどこのフレーズを繰り返しレースカーテンの裏からダンサーさんたちが次々と登場!最後に、中央のカーテン裏からラッシー先生も登場して、ダンスメンバーが勢揃いです。

ジェミニ「♪さあ みんなに会えたね 祭りだ祭りだ祭りだ ラブ&ピース!」

最初のキメ。ここでラッシー先生は「祭りだ祭りだ」言いながらジェミニの周りを盆踊りのように一周すると「ラッシー先生」とジェミニの諌めの声が。
16日の夜からは、やっぱり手合わせのポーズでしたよ。(爆…肘まではつけてなかったですけど)
気を取り直して、下手側から歌を続けます。

ジェミニ「♪ショウの終わりを考えたら どうせ寂しいものだけれど
      今は考えないで今日は 情熱の渦にその身を
      ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン
      ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン
      ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン
      ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン
      さあ 今夜は騒ごう 祭りだ祭りだ祭りだ ラブ&ピース!」

しかし、見てて思うのは本当にジェミニはダンスのレベルが上がってます。すごい、カッコいい!
ますます、CDに間に合わなかったのが惜しいです。

ジェミニ「♪ショウはみんなをハッピーにする どうせ明日は来るんだから
      嫌な事を忘れて今日は 情熱の渦にその身を
      ジンジンジン ジンジンジン
      ジンジンジン ジリジンジンジン」

この後は、またしばらくフレーズの繰り返し。(7回ぐらい?)
これはもう、映像で見れなきゃ意味が半減(いやもっと?)しちゃうんですけど、文字で表現するのならば…4回くらいはラインダンスだったんです。
ちゃんと足が揃ってて綺麗!ハイキックまでいかないものの、かなり高くまで足を上げてました。
最後の盛り上がりに向けては、一度音が小さくなり(ジェミニも口元に人差し指を当てて拍手をとめるように振り付けで促してました)徐々にまた大きくなるという曲調でした。
聞くところによるとジャズからそういう演出が生まれたらしいので、取り入れたのでしょうか。

ジェミニ「♪さあ 今夜は騒ごう 祭りだ祭りだ祭りだ ラブ&ピース!」

ラストは、ジェミニが下手、ラッシー先生が上手でポーズを決めて、フィニッシュ!
レビュウナイトのオープニングに相応しい、華やかなジェミニのソロ曲でした!
暗転中、流れてくるのは雰囲気を変えるコミカルな音楽。
再び照明が舞台に入ると、レースカーテンはそのままですが、舞台の中央には背もたれつきの白いベンチ。その両脇には小さなバラの生垣があります。
そのベンチの真ん中に座っているのは…プチミント!(笑)
そして、上手側に佇んでいたのは昴。そりゃ、照明が入ったときの微妙などよめきは皆さん隠しませんでした。(笑)

昴「あの…」
プチミント「(はっと息を呑んで目を伏せるプチミント)な、なんですか?」
昴「ちょっといいかな。」
プチミント「ダ、ダメです!お付き合いはできません!
      わたしには決まった相手が居て…!!」

ショートコントだというのは見てわかるのですがそれにしても面白いぞプチミント。(笑)
ここまでは恥らっていたのに、くるっと昴のほうに向きを直すと、足を組んで髪の毛を右肩にまとめて、手ぐししながらすましてます。

プチミント「でも…お茶ぐらいなら……」

ナンパされる気満々じゃないですか。(爆)
が、昴さんはあっさりと「いや、そうじゃなくて。」とかわして

昴「そのベンチ…ペンキ塗り立てだぞ。」
プチミント「え?(慌てて立ち上がって、背中を確認)
      あ……」
昴「な。」

プチミントの背中には白いものがべったりと。はい、暗転!(笑)
場面転換のために流れる音楽がとってもカートゥーンっぽくて、アメリカの短編アニメを彷彿とさせます。
で、今度ベンチに座っているのはあの入国審査官の二人を挟んで、サングラスをかけているサジータ!両腕を二人の肩にまわしてどっかりと座ってます。
そして、先ほど昴が立っていた位置には、背中のペンキを落としたプチミント。

プチミント「ああ!!そのベンチ!」
サジータ「あん?」
プチミント「そのベンチに座っちゃった、の…?」
サジータ「座ったけど、なんだよ。」
プチミント「い、いやなんでもないです!失礼しま〜す…」

そそくさと下手へと去って行こうとするプチミントですが、サジータはそれを許さず呼び止めます。

サジータ「おい待てよ!このベンチがどうしたんだよ!」

立ち上がって絡もうとすると、完全にくっついてしまったのか背もたれが3人にくっついたままバキッと!
思わず驚く三人組ですが、それ以上に反応したのがプチミント。(笑)叫び声を上げて下手へと駆け去って行きました。
置いていかれた三人組は、それぞれに目を合わせて一言。

三人「ナンジャア、コリャ〜!」

はい、また暗転!(笑)
本当に、短編アニメの世界ですね。再び舞台に灯りが入ると、今度は誰もいないベンチ(あ、背もたれ復活してます)
そこへよたよたと上手から力のない足取りで登場したのは、みごとに身包みを剥がされた武田!!(爆)
靴も、片方しかないですよ;;
どうも、あれから正規の入国はできなかったみたいですね…密入国には厳しいですからねぇ

すとんとベンチの真ん中に座って彼方を見つめる武田…というか、気を失ってるのでしょうか。
そこに、白いエプロンをつけてペンキ缶と刷毛を持った審査官の二人が下手から「ZING ZING ZING」のメロディーを口笛で吹きながら登場。
まさか…と思ってみていたら、武田を囲むように立ち止まりベンチに刷毛を走らせます。そして、ペンキ缶でペンキを補充したかと思えば、そのまま武田にべったりと!!
やっぱりそうきますかー!!(笑)
肩から顔にかけて…特に顔は回を重ねるごとに念入りに塗られていました。(爆)
最後に、ベンチの影にあった「ペンキぬりたて」の看板を首にかけられる武田。審査官の二人は満足そうに下手へ去っていくのですが、それでも武田は無反応。
精根尽き果ててますね;;
そこに、スタスタと上手からやって来た昴…武田を見て思わず足を止めて一言。

昴「お前……」
武田「…あ?」
昴「ペンキ塗りたてだぞ。」

昴が完全にツッコミ係りなんですね。(^^;;
これで、一連のコントのような流れは終了。暗転し、次に照明が入ると同時にあのロカビリーのメロディーが流れてきます。
ですが、舞台上に居るのは三人。
形だけのスタンドマイクの前には下手からサジータ、プチミント、昴!

♪Try

うわ、うわ、珍しいメンバーだ!まさかこの組み合わせでこの曲が聞けるとは本当に思っていなかったのでワクワクしていたら…

サニー「♪Try〜 明日のことなど 判らないじゃない wowo」

下手から、手持ちマイクでノリノリで歌い出しから本人乱入!(笑)

プチミント「♪Try〜 東のサムライ 見習おうぜ wowo
       熱いハートを 爆発させろ」

気付いた昴とサジータが下手に向かい、サニーを追い払う中、プチミントだけは歌ってました。
乱入者を片づけた二人は、顔を見合わせて一瞬首を傾げて元の位置へ。

三人「♪Try〜 楽しいことを 見つけるんだ wowo
    Try〜 すべてがチャレンジ 全力だぜ wowo
    熱いハートを 爆発させろ」

と、ここでもサニーさんが顔を出すのですが、今回は誰も動かず、その代わり全員で目線と、押し出すような右手の動きだけで袖へ下げます。(笑)
今回はフルバージョンではなく、短縮版。叫びのところは完全カットでした。

プチミント「♪でっかいことやろうぜ we are crazy boy
       それで負けたら立て Let's get my dreaming」
三人   「♪海を渡る風よ you are crazy boy
       涙ふいて進め Let's get you're dreaming」
サニー  「♪ヘイヘイヘイヘイ〜〜〜 俺たちの旅」

しかし、サニーさんはめげなかった。(爆)最後の最後、上手から登場し、静止をかけられる前にずんずんと中央に出てきて、おいしいところを歌い上げていきました。(笑)
さすがにあっけに取られる三人をよそに、ノリノリで下手へ。そして、曲の終わりでは

サニー「Try!」

見事にシャウトして去って行きました。(笑)
取り残される形になってしまった三人は、それぞれに顔を見ては肩をすくめます。
まぁ、彼はリトルリップシアターのオーナーですから。(^^;;
でも、気を取り直して次のショウの紹介です。

プチミント「続きまして…」
三人「エジプトレビュウナイトです。」

紹介と共に暗転し、幕が閉まり暗闇の中楽屋の会話が響きます。

大河「ダイアナさん、やっぱりぼくにはクレオパトラは無理ですって!コミックショウになっちゃいますって!」
ダイアナ「大丈夫!あなたならできます。まず、第一声が大事!
     クレオパトラの「何事です!」さ、出てください♪」
大河「ダメですって、出来ません!ダイアナさんがやってくださいよ、台詞全部覚えてるじゃないですか!」
ダイアナ「私は無理ですよぉ!」
大河「ぼくは絶対にクレオパトラはやりません!はい、これが衣装です。それでは!」
ダイアナ「ああ、大河さん!!(会場中に開演ブザーが鳴り響く)
     あああ、はじまってしまいます!ど、どうしましょう…!」

主役が突然の逃亡のようです。さて、どうなることやら…?
舞台は、ずっとあったレースカーテンも上がり、中にあったセットが見えるようになります。
そこは、エジプトの神殿。
中央には階段があり、その左右には神が描かれた壁画。階段の下の両脇には、クロネコの衣装に身を包んだ女性ダンサーが身動きせずにいます。猫の女神、バステトを模しているのでしょうか。
階段の上の両脇には男性の従者。中腹には羽扇を持つ女性従者。そして舞台中央に居た男性の従者が両手を高く天に掲げて、膝をつきます。

従者「王家の谷に日が昇り、ナイルの川面を照らすが如く
   天と地を支配する偉大な女王よ!
   天空に輝く星々の如く、永久に我らを導きたまえ!インシャラー!(跪く従者たち)
   …クレオパトラ様、お言葉を!」

手をついたまま、顔だけを上げてクレオパトラの登場を待つのですが……反応がありません。
もう一度「クレオパトラ様、お言葉を!」と言っても同じ。さすがにうろたえた従者たちが口々にクレオパトラの名前を呼びながら探し出します。
全員、階段の下に降りてきたところで、慌てて階段の上に登場したのは…クレオパトラ!

クレオパトラ「皆のもの、なにを騒いでおるのです!」
従者「ク、クレオパトラ様!…うぇ?」

そう、ダイアナの!思っていた人間と違う登場に、思わずうろたえる舞台上ですが、ダイアナはそこを押し通します。

クレオパトラ「うぇ?ではありません!わたくしが、クレオパトラです!
       あまりの美貌に動揺してしまったようですわね。」
従者「あ!は、はい!あまりの美貌に動揺してしまった模様であります!」

おお、さすがダイアナさん。機転が利きます。
とにかく、これでお芝居が進められますね。

クレオパトラ「用件はなんです。」
従者「はっ(腰元にさしてあった一枚の書を携えて、階段を上る)アントーニオ様より、お手紙をお預かりしております!」
クレオパトラ「おお、愛しのアントーニオ(書状を受け取る)ご苦労、下がってよろしい。」
従者「はっ」

クレオパトラの命に従い、従者たちはその場から去り、残されたのはクレオパトラのみ。
丸められた手紙を広げ、読み上げます。

クレオパトラ「…愛するクレオパトラへ。
       君の美しさを思うと胸が張り裂けそうだ。
       いつか君を、僕のものにしよう……
       (手紙を戻して、後ろに投げつける)どうして殿方はいつもこう身勝手なのでしょう。
       わたくしが愛するのは、このエジプトと、そして富と栄光です!
       (階段を一歩一歩下りながら)シーザーはそのどちらもわたくしに与えてくれた。
       ですから、わたくしはシーザーを愛するのです!」

階段を一歩一歩下り、そのまま歌へと入ってきます。

♪モノクローム

まさか、これがエジプト側で歌われるとは思わなかったのですが、たしかにドラマ性のある歌詞なのでここでも違和感はありませんね。
歌い出しと共に、階段の奥からアラビア風の衣装に身を包んだラッシー先生と、その相手の女性ダンサーが一人登場し、とても大人っぽいダンスを披露します。
その周りで歌い上げるクレオパトラ。

クレオパトラ「♪男たちよ 甘い歌よ 夜が 思い出させるの
        鏡のなか 映るわたし モノクロームに 変わってゆく」

間奏部分で、クレオパトラは再び階段の上へ。奈落の上でペアでアクロバティックなポーズをとったままラッシー先生たちは、そのまま下へ下がっていきます。

クレオパトラ「本当の愛など、もうとっくに忘れてしまった。
       アントーニオ、あなた国を捨て妻子を捨ててこのわたくしを愛せるのですか?
       全てを捨ててまで、愛を貫けるのですか?」

二番では、女性の従者が登場し、歌にダンスの華を添えます。
羽扇を持った男性従者も現れてそちらは階段の両脇へと向かいます。

クレオパトラ「♪男たちよ 甘い歌よ 朝が 忘れさせてくれる
        鏡のなか 映る過去が モノクロームに 変わってゆく
        モノクロームに 変わってゆく ルー ルー」

マントを翻して、切なく歌い上げるクレオパトラ。
歌が終わると、階段の上で遠くを見つめて言葉を発します。

クレオパトラ「獣のような猛々しい恋がしたい。野生の恋が。」

その呟きと共に、左右の従者が持っていた羽扇が彼女の顔を隠し、同時に去年も聞いたあの野性のリズムが。

♪ジャングルレビュー〜「ジャングルレビュー」より〜

意外、だったんですけどやはりこれもさほど違和感がなかったのでうまく繋げたなぁと思いました。
そして、奈落から登場したリカの衣装!さすがに猿じゃないですよ。
ずっと神殿の両脇に居た猫と合せるように、クロネコ姿なんです。しかも、巴里のエリカのように可愛らしいものではなくものすごくぴったりとした大人っぽいもの。
ボンテージと言っても差し支えないぐらいです。リボンもそれに合わせて黒。それでもかわいらしさがの残るのは、リカだからこそですね。

リカ「♪愛の歌 歌えば 幸せになる
    森も山も川も みんな幸せになる
    歌え花よ 歌え雨よ 人を愛するように」

でも、場面の雰囲気に合せて、演技はもちろん変わってますよ。
猿のように元気!というのではなく、どこか艶めかしい仕草になって、ダンスに参加したクロネコ女性ダンサーと合わさって独特な空間をつくっています。
歌の途中で、クレオパトラもその世界に引き込まれ、クロネコを追いかけていく。
そして、クロネコが最後にクレオパトラに示したのは、金色の毒蛇。
階段の奥から現れたヘビ使い(ラッシー)からヘビを受け取ると、クロネコはそれをクレオパトラに与えます。

リカ「♪だから 歌え 人よ歌え いまこそ愛の歌」

高らかに野生の歌を歌い上げたクロネコは、階段を駆け上がっていき、その上でポーズ。
舞台ではクレオパトラがヘビを手に佇んでいます。
曲が終わり、クロネコが手を払うと同時に、次の曲が流れてきます。

♪ポワゾン〜「クレオパトラ」より〜

クレオパトラは、ヘビを手にしたまま、階段の方へ。前奏の間ゆっくりと階段を上り、その上に現れたヘビ使いに翻弄されます。
そして、歌い出しはサジータ演じるシーザー。上手から登場し、歌いながら舞台の中央へ。

シーザー「♪この世のはて 千年のはてまで 思いをはせる
      いつの時代も ポアゾン
      美しき女(ひと)を 手に入れた者が 支配者
      君は宝石 わたしを 輝かせる宝石」

歌い上げたシーザーは、そのまま下手へ。入れ替わりに、下手から登場したのはアントーニオ。
クレオパトラは、やはりヘビ使いと無言のやり取り…もしかして、この点が「無声映画の要素を取り入れた実験作」たる演出?

アントーニオ「♪この世のはて 千年のはてまで 君は輝く
        この熱い恋は ポアゾン
        我が祖国を捨て 君を抱きたい この手に
        君は宝石 わたしを 堕落させる宝石」

歌いながら上手へと向かったアントーニオ。ここで、ヘビ使いはクレオパトラの手にヘビを戻し、階段の奥へと去って行きます。
下手からシーザーも登場し、歌はクライマックスへ。

二人「♪それが毒だとわかっていても
    わたしは君と寝よう」
シーザー  「♪インシャラー 君に力を与える」
アントーニオ「♪インシャラー 君の力になりたい」

その背後で、クレオパトラは自らの胸に毒蛇の牙を。
ゆっくりと崩れ落ちるクレオパトラ。

シーザー  「♪インシャラー」
アントーニオ「♪インシャラー」

スポットが当り、色がハッキリとわかる二人の後ろでは、照明を抑えて色を出さないようにしている神殿がクレオパトラの死で慌しく。
駆けつけた男性従者三人が、クレオパトラの遺体を掲げ、逆さ十字のように持ち上げて彼女の死に顔がこちらにも見えるようにし、彼女を愛した二人の男が前を見据える中、幕が降ります。
新しいクレオパトラに惜しみない拍手を贈っていると、幕が降りたままの舞台に照明が入り、下手から拍手喝采で晴れやかな表情の新次郎が駆け込んできます。

大河「いや〜すごいなぁーダイアナさんは!ピンチヒッターで完璧なクレオパトラだった!
   あれが役者ってもんだよね、うん!」

上手で腕を組んで、しきりに頷く新次郎…すごく嬉しそうな顔ですね。(笑)
そこに、新次郎を追いかけるように下手からカウガール服のジェミニもやってきます。

ジェミニ「こら新次郎!どうして急に役を降りたんだ?」
大河「だって、ぼくにクレオパトラは無理だよ!」
ジェミニ「でも、決まったことでしょ。本番の前に降板するなんて、役者としてルール違反だよ!」
大河「だって、ぼくは役者じゃないもん。モギリだもん!」

初日はもう「モギリだもん!」がものすごく子供っぽかったんですけど、2日目からは落ち着いてきましたね。
そんな屁理屈はジェミニどうかな?と一瞬思ったのですが、腕を組んでたジェミニは

ジェミニ「…あ、そっか。」

あっさり納得しました!(笑)
というか、この最後の大騒動のために「タブー」では新次郎の「♪女になるわ」が含まれているパートがカットされたのかな、と。
腹くくり損ねてますからね。

大河「でしょ!そんなことより、ほら!聞いてよあの拍手!」
ジェミニ「ん?(耳を澄ますと、幕の向こうから聞こえる拍手の嵐)
     うわぁ〜すっごい歓声!お客さん喜んでくれたみたいだね!」
大河「ね、ダイアナさんがクレオパトラをやってよかっただろ?」
ジェミニ「うん!」
大河「サニーさんは時々暴走しすぎるんだよなぁ〜
   いくらなんでも男のぼくがクレオパトラをやっちゃいけないって!
   この劇場の品位に関わると思うね。」
ジェミニ「新次郎の言い分にも、一理あるね。」
大河「でしょ。だからこれで、めでたしめでたし!」
ジェミニ「めでたし!」

なんだかこのコンビはかわいいなぁ〜と思っていたら、上手から双葉さんが登場!
両手を胸の前で合わせて、ニコニコ笑顔で二人の下にむかいます。

双葉「新く〜〜ん!ここのショウは素晴らしいな、母さん、感動した!」(抱きつく双葉)
大河「わわっ(勢いでちょっと押されるものの、支えて戻す)ありがと、母さん。」
双葉「スターファイブは本当に素晴らしいな。」

双葉さん、すっかり虜ですね〜その横でジェミニが嬉しそうに照れてます。
が、ここでうっとりしていた表情から、いきなり企みごとのある表情に変化。

双葉「で、思ったのだが…この際、スターファイブの中から嫁を選んではどうだ?」
大河「え?……」
ジェミニ・大河「ええええーー!?」

来た、双葉さんの嫁発言!!(笑)
その驚きの声に、ジェミニに気付いた双葉さんはそちらへ足を進めます。

双葉「お、君は確かジェミニさんだったな。」
ジェミニ「は、はい!!」(背筋を伸ばして直立不動)
双葉「君はたしか、サムライを目指しているんだったな?」
ジェミニ「はいっジェミニはサムライを目指しているであります!」
双葉「それは良い心がけだ。では新次郎の嫁になりなさい。」
ジェミニ「うぇ…………っええええーーーー!!!?」

なんだか、第一声が地を這うが如く低いものだったのですが。(^^;;
その後に続いた第二声は物凄い大音量で、ずざざざざっと後に引いていきます。
その発言に、さらに慌てたのは新次郎でした。
物凄い勢いで双葉さんとジェミニの間に入って、母をジェミニから遠ざけます。

大河「母さん母さん!母さん!ぼくにお嫁さんはまだ早いって!」
双葉「何を言ってるんだ。そう言って、結婚を逃してしまうのだぞ。
   男は家庭を持ってこそ一人前というもの!なぁ、ジェミニさん!」

こりゃ双葉さん、弟も内心気が気じゃないんだろうなぁ…と思ったり。
大河親子がそんなやり取りをしている間、下手に置いていかれたジェミニは……「新次郎のお嫁さんかぁ…」と妄想にふけっておりました。(笑)

この妄想の内容、実は微妙に日替わりらしく15日昼は包丁で食材を切っている動作に、下手のほうを向いて「すぐ出来るからー」と。
夜は、鍋の前に立って、おたまを片手に味の微調整。(ただ、これはわかりにくかったのか双葉さんが「なにしてるんだ?」とツッコミを入れて「お味噌汁を…」と言ってました。)
16日昼は、15日昼と同じ動作で「今日はステーキだよ」と。
16日夜は動作こそ同じですが、包丁捌きでミスをしてしまったらしく「痛っ…切っちゃった〜」と指をちょっと舐める動作までつけてました。さらにバカバカ〜と照れて頭を叩く動作もあって可愛らしさ倍増です。
17日は具材を切って鍋で混ぜている動作で「新次郎、今日は豆腐のお味噌汁だよ〜」と言っていました。

双葉「ジェミニさん?」
ジェミニ「(はっと我に返り)は、はい!」
双葉「新次郎の嫁になりなさい。」

仁王立ちに腕組で堂々と言い放つ双葉さん。相変わらず新次郎は後ろでおろおろしていたのですが、今度のジェミニは一歩前に出て

ジェミニ「はい、心の準備は出来ました〜」

とすっかりその気モード。(笑)

大河「ちょっと母さん!!ジェミニもなに言ってるのさ〜!」

よしよし、と頷く双葉の後から、新次郎がものすごい勢いで間に入って、さらに言い募るジェミニを下手へと押しやります。(^^;;
押されつつも、ジェミニはさらに妄想を膨らませているらしくずっと叫んでいます。

この叫び声も、回によって違うのかな?実は、歓声に押されてよく聞き取れない回もあったんですよね〜
たしか15日は昼夜とも「子供は3人ぐらいほしいであります!」だったような。
そんなジェミニに双葉さんはマイペースに(少なくとも夜は)「孫は5人までオーケーだぞ〜」と返答。(笑)

16日昼は「同居も大丈夫ですよ!」という内容に「同居かぁ〜嬉しいじゃないか〜」と笑顔の双葉さん
16日夜は「子供の名前は新三郎か、新衛門がいいであります!」とかだったかな?で、双葉さんは「今、新衛門とか言ってたかな?それはいいのか?ありなのか?」とちょっと首を捻ってました。
17日は「結婚式はゴンドラに乗りたいであります!」と挙式の話でした。その後、よく聞き取れなかったのですが押されつつも白馬にも乗りたいとか言っていたようで。双葉さんは「ゴンドラに白馬、いいじゃないか。母さんも乗っちゃうよ〜」とノリノリでした。(笑)
新次郎が呼びかけたときにもまだ乗っている振りをしていたので「母さん!!乗らない!…いい加減にしてください!」と動作をとめる台詞まで入ることとなりました。

大河「母さん!!いい加減にしてください!」

ジェミニを遠ざけた新次郎は、母の元に戻ると強い口調で母のマイペースっぷりに物申します。
ですが、そんなことで怯むような方ではもちろんございません。(笑)

双葉「なんだ、ジェミニじゃ不満なのか?」
大河「そ、そういうわけじゃなくて…」
双葉「では、リカか?ダイアナか?まさかサジータじゃあるまいな?」
大河「そ、それは…」

ずいずいと選択を迫られ、しどろもどろになる新次郎。16日昼はサジータにかかっている「まさか」の部分に反応して「サジータさんじゃいけないんですか?」とちらっと質問を返していました。
16日夜はその「まさか」がはずれていました。で、新次郎は「だ、誰だっていいじゃないですか!」と逃げ姿勢。ですが、この返答なら唯一嫁候補に上がっていないスターファイブのメンバーも含めます…よね?(まぁ、昴が居ないのは単に性別不明だからという理由なんでしょうけど。)
とか思っていたら17日はまたサジータの前に「まさか」が加わってました。ここでの新次郎の返答は「だ、誰でもないよ!」というものでした。ということは昴かラチェット?まるで誘導尋問のようですね。

双葉「あーもう!じれったい!!こうなったら片っ端からいくぞ!」
大河「えっ?」
双葉「ほら!善は急げだ、走るぞ!(新次郎の腕を掴んで上手へと向かいだす)1、2!1、2!」
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 07:01:34 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
第二幕その2


いやー本当に豪胆というか…パワフルなお母様ですよね。双葉さん。
そんな大河親子の姿を、下手から現れたサニーさんが微笑ましく見ています。

サニー「いやー、いい光景ですね。(笑)
    母が子を大事にし、子が母を大事にする。
    まぁ、それは当たり前のことなんですが、なかなか出来ないんですよね。
    みなさんはどうですか?お父さんを大事にしていますか。お母さんを大事にしていますか。
    私を大事にしていますか?(笑)
    しかし、結婚相手はやはり自分の手で見つけてもらいたいものですね。」

うわ、珍しくサニーさんが最後にまともなことを!(爆)
飄々とした足取りで舞台中央へ向かっていると、上手からプラムと杏里が駆け込んできます。

プラム「サニー、もうすごい反響よ!スタンディングオーべーション!」

様子と同じく、興奮した口調のプラムにサニーもご満悦の表情。

サニー「そうか!クレオパトラがプチミントからダイアナに代わったときはどうなることかと思ったけど
    いや〜良かった!」

うん、大丈夫ですよ!ダイアナさんバッチリだったじゃないですか!

プラム「まぁ、あたしはプチミントのクレオパトラも、ちょーっと興味あったんだけどなぁ〜」
杏里「でも、あたしは女装してない大河さんが好きです。」

それでもまだ少し後ろ髪を引かれているプラムでしたが、横に居た杏里の一言にぱっと色めき立ちます。

プラム「あら…杏里は、タイガーのことが好きなのねぇ〜ん。」
杏里「!?ちょ、な、何言ってるのプラム!もう!にゃ、にゃうん!」
プラム「きゃっふ〜ん!」

もう、二人で肩をつつき合いながら「にゃうん」「きゃふん」と言い合っててかわいいのなんのって。女の子同士って感じがします。

サニー「にゃうんときゃふんが混ざって何を言ってるかわからなくなってるよ。」

思わず、サニーさんのツッコミが入りましたよ。(笑)
そのツッコミで一応おさまったので、サニーさんが場をまとめに入ります。

サニー「そう、この世の中は愛で彩られている。
    愛は人生そのもの。愛は全て。愛は、サプライズ!
    さあ、皆さんご一緒に!(笑)
    愛は、サプラーイズ!!
    もう一回!愛は、サプラーーイズ!!」

ええ、もちろん叫んでますよ。(笑)

サニー「さあ、盛り上がったところで…みんなを誘って、初日の大成功を祝して食事に行こう!」
プラム・杏里「はーい!」

サニーさんを先頭に、下手へと向かうのですが、嬉しそうな二人にふと振り返ったサニーさんは一言付け加えました。

サニー「ああ、割り勘だけどね。」

せこっ!紐育で指折りの大富豪なのに!!(爆)
プラムも杏里も不満そうですよ。(^^;;
ですが、そのままサニーを追って二人も下手へ。


―――レッドベリー編

大河親子のやり取りが終わり、サニーが飄々とした足取りで舞台中央に向かうと、上手から目元を拭いながらレッドベリーが静かにやってきます。

レッドベリー「オーナー……」

その様子にサニーは足を止めると、優しく語り掛けます。

サニー「…その、君の瞳に輝いているものはなにかな。」
レッドベリー「(慌てて涙をぬぐって)い、いえこれは…」
サニー「君の心を動かしたものは、なんだったのかな。」
レッドベリー「…お帰りになるおばあさんに「良かったよ、又来るよ」って手を握られて…
       あたし、こんなこと初めてで……だって切符を買っていただいたのに
       拍手までして、その上感謝の言葉まで頂いて!
       これがエンターテイメントなんですよね!
       だから、役者は辛い稽古を乗り越え、スタッフは笑顔でお客様をお迎えして…
       あたし、今まで何やってたんだろう!」
サニー「レッドベリーくん…」

一皮向けたようですね、レッドベリー。
そんな新しい感情に打ち震えるレッドベリーを抱きしめるサニーサイド。
思わず出た「このままずっとこうしていたい…」というコメントは聞き流したほうがいいですか?(爆…それを聞いた瞬間、レッドベリーがさっさと離れていました。)

サニー「(レッドベリーの肩に手を置いて)大丈夫!君は成長した!
    お客様の愛!スタッフの愛!支えあう仲間たちの愛!
    私に対する愛。…は、置いておいて。(笑)
    君が生まれて来たことこそ、愛そのものなんだ!
    愛は全て。愛は人生そのもの。そして、愛はサプライズ!
    さぁ、みなさんご一緒に。愛は、サプラーイズ!
    もう一度!愛は、サプラーーイズ!」

もちろん、叫びますよ、ええ。(笑)

サニー「愛を感じたら、素直になることですよ。笑顔でね。(頷くレッドベリー)
    よーし、じゃあこの大成功を祝してボクの奢りで食事に行こう!」
レッドベリー「あい!」
サニー「(ずるっとこけて)はは、やるね。」

そうですよね、初登場とは言えどずっとサクラの舞台をダンスで支えてきた方ですからね。(笑)
意気揚々と下手に向かう二人ですが、ふとサニーさんは足を止めて訂正を。

サニー「ホントは、割り勘なんだけどね。」
レッドベリー「ええー、ケチー!」

紐育でも指折りの大富豪のクセにねぇ(爆)


―――――


さて、サニーさんたちが去った舞台。幕が開いて、そこは夜の紐育。
下手から、私服に着替えたスターファイブが仲良くやってきます。

リカ「おーわったぞぉ〜〜!!ごっはん、ごっはん、ごっはん〜!」
サジータ「あー疲っれたぁ……でも、楽しかったな!」
ダイアナ「爽快な疲れですよね。」

肩にノコを乗せたリカを先頭に、サジータ、ダイアナ、昴、ジェミニとほぼ並んで登場。みんな満足そうな表情を浮かべています。

リカ「リカ、まだ踊れるぞ〜!♪愛の歌、歌えば〜〜」
サジータ「はは、タフだな、リカ!」
リカ「おう!ストロング、ストロングー!!」
サジータ「あはは。あ、ところで店はどこだい?」

サジータさんの発言に顔を見合わせる面々。

ダイアナ「わたしは聞いてませんよ。」
リカ「リカも知らない。」
ジェミニ「どこだろうね?」
サジータ「え?だ、誰も知らないのか?誰だよ、レッツゴーって言った奴。」

きょろきょろと見渡して、昴で目線をとめるサジータですが。

昴「僕じゃない。」
サジータ「だよな。」

16日の昼はこれに「レッツゴーとか絶対言わないもんな。」が加わってました。(笑)
振り返って、いかにも言いそうなリカを見つめますが、リカは手を顔の前でぶんぶんと振って否定します。

リカ「でも、リカじゃないぞ。」
ダイアナ「わたしでもないですよ。」
ジェミニ「ああ!!…ボクだったぁ〜」

ハッとなって申し訳無さそうに手を上げるジェミニ。言いだしっぺがわかったメンバーはしょうがないなぁとばかりに苦笑い。

サジータ「おいおい、店の名前も聞かずに出てきちまったのか?」
ジェミニ「ごめんなさい、いま聞いてきま〜す。」

急いでシアターに戻ろうとジェミニが下手へ向かいだすと、それとほぼ同時に下手からプラムがメモを片手に駆け込んできます。

プラム「ジェミニ〜!はい、これお店の地図!もう、なんにも聞かずに行っちゃうんだから〜」
ジェミニ「ありがとう、プラムさん!」
プラム「先に行ってて。伝票整理したら、すぐに追いかけるから!」
ジェミニ「うん!」
プラム「あ、それと…(みんなをそれぞれ見て)
    いい舞台だったわよ。あたし…感動して泣いちゃったわ。
    それじゃね。」

照れ隠しかのごとく、そそくさと去っていくプラムの後姿を見て、サジータが意外そうな口ぶりで一言。

サジータ「プラムって、けっこう純情なんだな。」
昴「人は誰でも感動する。そういう生き物だ。」

目を合わせて笑顔をかわすサジータたち。
すごく微笑ましくていいですね。


―――レッドベリー編


急いでシアターに戻ろうとジェミニが下手へ向かいだすと、それとほぼ同時に下手からレッドベリーがメモを片手に駆け込んできます。
初対面が初対面だっただけに、一瞬微妙な空気が流れますが(リカなんか、頬を膨らませてそっぽを向いているし。サジータもリカほどではないですが、顔が険しいです。)レッドベリーの方が動きました。

レッドベリー「はい、これ。お店の地図。」(ずいっとジェミニに突きつける)
ジェミニ「あ、ありがと…」
レッドベリー「あの!……素晴らしい、ショウでした。
       みなさんのショウ、見もしないであんなこと言っちゃって……ごめんなさい。」

ぺこりと頭を下げるレッドベリーに互いの顔を見合わせる中、昴が一歩前に出てきます。

昴「誰にでも過ちはある。大事なのは、それを認め、謝罪する勇気だ。」
レッドベリー「…はい!」
リカ「うん!よーし、じゃあ、仲っ直り!仲っ直り!!」

一気に和やかになった空気に、リカはレッドベリーの手を取って舞台の真ん中あたりまでつれてきて、大きく握手。
ジェミニは、見事にこの場をまとめた昴に抱きついて頬ずり頬ずり。片足までぴょこぴょこ上げて、去年を思い出しますね。<あれ、微笑ましくて好きだったんです。
で、ダイアナは「良かったですぅ〜〜!!」とハンカチを出して号泣。(笑)それを、サジータがなだめていました。
16日夜はさらに声が大きくなってたのでなだめつつ「すごい泣き方だな」とツッコミを入れるサジータでした。(笑)
17日ではさらにさらに号泣だったので「な、泣きすぎ泣きすぎ」とフォローしてました。

レッドベリー「じゃあ、あたしまだ伝票の整理があるから、これで…」(下手に向かいだす)
サジータ「レッドベリー!…終わったら来いよ。一緒に飲もう!」
レッドベリー「…はい!」

もう一度、軽く会釈をして去っていくレッドベリーの後姿を見ながら、リカが腕組をしながら笑顔で頷く。

リカ「いや〜レッドベリーかわいいな!」
サジータ「かわいいな!」

お、早速魅力を持ち上げてますね。(笑)
本当に、仲が良いチームですね、星組は。


―――――


そんな中、ふとメモをチェックしたジェミニが声を上げます。

ジェミニ「あ、このお店、新しくできたチャイニーズレストランだよ!」
リカ「おおー!チャイニーズ!!」

きゃっきゃっと喜び合うジェミニと、駆け寄ってきたリカ。
16日からは、これも変えるようになってました。
16日昼は「イタリアンレストラン」でリカは「ピッザマルゲリータ!」と喜んでました。
16日夜は「スイス料理屋だ!」でリカは「スイス?スイス料理ってなんだ?スイスー!スイスー!」と、わからないなりに喜んでました。(笑)
ちなみに、ジェミニも「なんだろうね?」と言っていたので二人ともわからなかったんですね。(^^;;
有名どころでは、チーズフォンデュでしょうか。
17日は「トルコ料理のお店だ!」でリカは「おー!ケバブ!ケッバブ!ケッバブ〜!」と大盛り上がりでした。ケバブ、美味しいですよね。

盛り上がっている面々ですが、その背後…上手の舞台の奥からふらふらと身包み剥がされたままの一人の男が…そう、武田!
しかも、顔白いまま!!(爆)
そのふらつく存在に気付いた星組の面々はうわっと驚き様子を窺います。

武田「(昴の方に向かいつつ)…ギブミーマネープリーズ……
   (サジータ、ダイアナの方に向かいつつ)…リトルマネーちょうだい…
   なにか食べるもの〜〜……」

そのまま、舞台中央に倒れこむ武田。一同が慌てる中、リカが近寄って、話を聞きます。

リカ「なあ、お前なんで真っ白なんだ?」
武田「ベンチに座っていたら、いつの間にかペンキを塗られてたんだよぉ〜」

あ、あれだけやっぱり微妙にコントの中の出来事じゃなかったんですね。(^^;;
みんなが顔を見合わせる中、妙に頷く昴がちょっと可笑しい。(笑)

リカ「お前、腹減ってるのか?」
武田「イ、イエース!もう、10日も飲まず食わずなんだよ…」
リカ「そうかー、リカもお腹ペコペコだ!
   あ、そうだ!(肩にいるノコを掴んで)これ食うか?非常食だ!」
武田「これはかたじけない!」

やっぱり舞台でも危ない目に合うのか、ノコー!!(爆)
思わず周りが色めき立ちますが、当人たちは構わず話を続けます。

武田「うわ〜おいしそうなフェレットちゃんですね〜」
リカ「どうぞ、どうぞ!」
武田「いっただきま〜す…って食えるかこんなもんー!!なんて国だよ、まったく!」

突然立ち上がって、ノコをたたきつけて歩き出す武田。
ノコを粗末にされたリカは当然怒り、一歩遅れて「このー!」と拳銃を抜く!

ジェミニ「待って!!」

とりあえず撃っとくまで後何秒、というところで間に入ったジェミニ。
思わず振り返った武田はうろたえて後ずさりますが、ジェミニは左手を前に出しながら徐々に距離とつめていきます。

ジェミニ「に、逃げないで。(右手に持っていた財布を差し出して)
     これ…少ないけど、使って。」
武田「ほ、ホントに?…(頷くジェミニ。震える両手で財布を受け取る武田)
   セ、センキュー!センキューベリーマッチ!
   アメリカって、いい国だな。はは!」

何度も頭を下げて、気分も晴れやかになった武田はアメリカの国歌のメロディーを口ずさみながら上手へと走っていきました。
余談ですが、二人がやり取りしている間、サジータとダイアナはじっと見守っていたのですが、少し離れたところに居た昴とリカは細かい動きをしていましたよ。
昴がノコを拾うんですが、その時にちゃんとノコをイキイキと動かしているんですよ。某ラッキー君のように。(爆)
ちゃんと足下から上らせてみたり、首の周りを回してみたり。リカの手に渡った後は、リカが頭を撫でてから腰のベルトに落ち着いていました。

サジータ「おいジェミニ、密航者に情けは無用だぜ?」

武田を笑顔で見送ったジェミニの後で、サジータが怒っていない口調で一言。
16日の昼では「ベロ武田に情けは無用だぜ。」になってました。(爆)
17日では再び「ベロムーチョに情けは無用だぜ。」となってます。

ジェミニ「でも、彼はニッポン人です。
     武士は相身互い……愛です。」
サジータ「…愛か。」
ジェミニ「はい!」
リカ「愛、あい〜〜!!」

昴もダイアナも、表情が優しいです。
ふと、ダイアナが空を見上げて声を上げます。

ダイアナ「みなさん、素晴らしい星空ですよ。」

その声に、全員が夜空を見上げて笑顔を零す。

昴「夜空にペガサスが輝いている。(声にあわせて、細かなライトがついて劇場に星空が現れる)
  あれは希望の証だ。愛の証だ。」

頷きあうスターファイブ。そこに、静かなメロディーが流れてきます。

♪Kiss me sweet

リカ、ジェミニ、サジータ、昴、ダイアナと並んで紐育を代表する一曲を歌い上げます。
出だしのサジータが終わったところの間奏で、それぞれ隣り合う人と握手を交わす星組。(サジータと昴だけは、手首をこつん、と合わせる男らしいものでした。)
一番のサビでは、今回活躍してくださったアンサンブルのみなさんが紐育市民の姿で登場し、歌声に酔いながら夜空を見上げます。

全員「♪キスミースウィート 夢を重ね
    過ごした日々に こころ感じてる」

二番では入れ替わりに、上手からプラム(公演によってはレッドベリー)、杏里、サニー。下手から新次郎、双葉、ラッシー先生が登場して歌に加わります。
ラッシー先生と杏里は、それぞれ客席に降りる階段に腰掛けて歌っていました。

全員「♪キスミースウィート 星に祈り ふたり 強く強く
    キスミースウィート 夢を重ね 過ごした日々に こころ感じてる」
ジェミニ「♪キスミースウィート 夢を重ね
      過ごした日々に あなた感じてる」

最後は、下手側にラッシー、新次郎、双葉さん。上手側にプラム(レッドベリー)、サニー、杏里(ピンクのエプロン付き)。中央にはダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴と並んだスターファイブがそれぞれに夜空を見上げる中幕が下りていきます。
曲の終わりと共に、巻き起こる拍手が劇場中に響き渡ります。
そして、それがアンコールのリズムに徐々に変わってしばらくすると、オープニングを飾った華やかなメロディーと共に幕が上がり、いよいよフィナーレです!

まず、舞台上には白と黒のチェックのドレスに身を包んだ女性ダンサーさんが曲に合せて踊り、サビのあたりで前方に一列になり、礼。
つづいて、舞台の袖からダウンタウンの男性1、審査官1、紐育市民の格好をした男性のアンサンブルの皆様。

ここからは、大階段の上からの登場となります。後方に下がったアンサンブルの皆様が踊る中まずは、ラッシー先生、双葉さん、武田の三名!
前に下りてきて、ラッシー先生、武田、双葉さんの順番に礼。
続いて、杏里、プラムのワンペア!こちらもそれぞれに礼をしていきます。
そしてここからはひとりひとりです。サニー、大河、昴、ダイアナ、リカ、サジータ、ジェミニと登場しそれぞれ笑顔を浮かべてご挨拶。

プラムが居ないときは、少し登場順が変わります。
まず、女性ダンサーが一人減るのです。そのいなくなった彼女こそ、レッドベリーなんですけれども。
で、男性アンサンブル三名は変わらず。次がラッシー先生と双葉さんの2人になり、武田とレッドベリーが一緒に下りてきました。そして、杏里と共に下りてくるのはサニーさん。
そこからは変わらず、大河、昴、ダイアナ、リカ、サジータ、ジェミニと一人ひとり降りてきました。

全員「♪wow wow wow 愛こそすべて
    wow wow wow 愛こそすべて」

舞台一杯に人が広がり、全員で同じ振り付けをしながら歌い上げます。
最後には、下手、上手、そして中央に礼をして曲が終わると同時に、それぞれに決めポーズ!
最高潮の盛り上がりで、あの曲となります!

♪地上の戦士

今回は、2階席もスタンディング可能ということで、会場中総立ちで盛上げます!
中央部後列にプラム、杏里、サニー、大河、双葉、ラッシー
中央部前列にダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴と並んで主題歌を熱唱。

全員「♪悪を滅ぼす 礎となろう 光あれ いざ進め
    われら紐育華撃団
    われら紐育華撃団
    Yeah Yeah」

紐育星組、ここにあり!といわんばかりの盛り上がり。
やはり主題歌は燃えますね。
まさに、劇場は今情熱の渦の只中にあります。
曲が終わると、ジェミニが口を開きます。

ジェミニ「本日は、リトルリップシアターにお越しくださってありがとうございました!
     今回も、いろいろなことがあったんですけど、こうしてみなさんとお会いできて本当に嬉しく思います!
     本当にありがとうございました!!
     …それでは、最後にいつものあれをやりたいと思います!憶えてますか?」

と、前説でやったバキューン講座を思い出すようジェミニが手を動かすと会場からは「待ってました!」と声が掛かります。

ジェミニ「みなさん、用意はいいですか?(拍手と歓声でそれに応える)
     二階のみなさんもいいですかー!?(二回から、拍手が振る)
     (くるりと後ろを向いて)みんなも、準備は…いいかな!?(盛り上がる舞台上)
     では、いきますよ?せーの!
     摩天楼に……」
全員「バッキューン!!」

バキューンポーズがバッチリ決まると同時に、舞台から噴出す銀テープ!
「ありがとうございました!」の声が響く中、それ以上の拍手と歓声に包まれ幕が降ります。
BGMの「サムライ魂」が響く中、幕が閉じてもまだまだ拍手は鳴り止まず。
会場が暗くなり、ジェミニの明るい声が聞こえてきます。

ジェミニ「人生は、エンターテイメントだ!
     何事もトライだ!そして、劇場は…サップラーイズに満ちている〜!!」

幕が上がると、舞台の上には大階段に逆さV字を描くスターファイブの後姿が!

♪ここはパラダイス

まさか、アンコールで一曲丸々歌うとは!!新次郎の登場の仕方はオープニングと全く一緒。歌い始と共に下手から登場しました。
サビまでは同じように展開していくのですが、さすがフィナーレバージョン。これだけじゃあ終わりません!

なんと、サビの部分で舞台袖や客席扉から出演者のみなさんが登場し、客席通路で歌っているではありませんか!
スターファイブと女性ダンサーのみ舞台に残り、他のメンバーは全て客席のすぐ近くへ。
2階には、男性アンサンブルのみなさんと武田がやってきてくれました。

もう、まさにお祭り騒ぎ!
間奏部分でみなさん舞台上に戻り、二番のサビでは一番のとき2階にいたメンバーが一階の客席通路に現れます。
舞台上では「♪Little Lip’s Chu Chuu!」に合せて舞台中央で杏里とプラム(またはレッドベリー)が可愛らしく踊っております。
「♪いつでもあなたを見てます〜」の部分では、サニーと新次郎のダブルボイスでした!

全員「♪Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    こころの翼を らら輝かせて
    さあ夢を Night and Day」

ラストは舞台上に全員揃って、このリトルリップシアターのテーマで最高潮の華やかさを描きます。
サプライズに満ちたアンコールに、客席の拍手は割れんばかり。
その拍手が少しおさまってきたところを見計らってジェミニが前に出てきます。

ジェミニ「ありがとうございます!今回の公演は歌う♪大紐育♪2!ということで、今回のショウは愛がテーマです。
     みなさんに、いろいろな愛をお届けできたらと思って本当に、辛い稽古を乗り越えてきたのですが
     こうして皆さんの笑顔に出会えて、なんだかこっちもたくさんの愛をもらえました!
     たくさんの拍手、素晴らしい拍手!パーフェクトです!
     どうもありがとうございました!またお会いできる日を、楽しみにしています。
     本日は本当に、ありがとうございました!!」

全員が深々と頭を下げ、客席はその姿に惜しみない拍手を贈る。
「ここはパラダイス」のBGMの中、舞台の幕は降りますが、まだまだ!拍手は途切れません。
今度はすぐに幕が上がり、下手からプラム(レッドベリー)、杏里、サニー、ダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴、新次郎、双葉、ラッシーとみんなが手を繋いで一斉に前に出てきます!

ジェミニ「皆さんに、重大なお知らせがあります!台風が逸れましたー!!」

初日の昼公演、ジェミニの第一声に皆が色めき立ちました。すごい、本当に台風が去った!!

サニー「これで、帰りを心配せずに、もう一回見ることが出来ますね!」

サニーさんの一言で、追加観劇を決めた方が、どれくらい居たのでしょう。
そう、なによりも帰りの足が心配という人がちらほらいましたからね!懸念さえなくなれば!(笑)

ジェミニ「いいですね。本当に最高でした!
     この勢いでこの後の公演も行きたいと思います!
     それでは!ここで、キャストの紹介をしたいと思います。」

と、ジェミニが一歩前に出てレビュウショウ初登場となる皆様を紹介します。まずは、下手側に居るプラム。
「やっと紐育星組の一員にちゃんと仲間入りできたみたいで嬉しい」とコメントしてくれました。横に居た杏里にもコメントを求めると「もう、一緒ですごく心強かったし、一緒ににゃうんきゃふんをたくさん言えたことが嬉しかったです。」と

続いて「今回初めて…」と言ったのに、なぜか前に出てしまう新次郎。あなたじゃなくてそのお隣!周りのみんなにつっこまれてましたね。
さらに双葉さんに「ちゃんと紹介しろ!」と活を入れられる新次郎。「ぼくの、愛すべき肝っ玉母さん、大河双葉です。」とおどおどと紹介することに。(笑)
双葉さん自身は、スカートの裾をちょっと持って上品に礼。初参加とは思えない堂々とした姿にジェミニがすごいですね、とコメントすると「もう、楽しくて。(笑)本当に、暖かいお客様で幸せです。」と笑顔で答えてくれました。

そして、武田にも振りますが、ムリヤリ前に持ってきたところで武田はお辞儀をした後直ぐにまた戻っていってしまいました。(笑)

レッドベリーがいるときは、レッドベリーが一番先でしたね。ジェミニが「今回初登場の、レッドベリー・トランプ!」と紹介すると、礼をして前に出てきました。
隣の杏里が、一緒になって盛り上がっているのがとても可愛らしい。
ジェミニが「最初会った時はどうなることかと思ったけど」とコメントしたら「あたしもどうなることかと。」と返していました。(笑)
「サジータさんとケンカしちゃうかと思った。」と言った途端、ずいっと前に出てレッドベリーを見つめるサジータ。その目線を挑発的に受けるレッドベリー。お、ケンカ仲間(ライバル?)の誕生ですか?まぁ、それはすぐにおさまって、何事も無かったのですが。(笑)「これで、レッドベリーも紐育メンバーの仲間入りなんで!」とジェミニが受け入れるとレッドベリーは「これからも、どんどん踊っていくので、よろしくお願いします。」と頭を下げていました。

一通り初登場のメンバーを紹介し終えると、再び整列して全員で客席に顔を向けます。

ジェミニ「また皆さんとお会いできる日を、本当に楽しみにしています。今日は本当に、ありがとうございました!!」

深々と頭を下げる出演者の皆様…こちらこそ、ありがとうございました!!!
感謝をこめて拍手を贈ると「地上の戦士」のイントロが流れる中、幕が下りていきます。
最後まで手を振ってくれた出演者の皆様。幕が完全に下りると、徐々に会場が明るくなってきて終演アナウンスが流れます。

大河「本日は、リトルリップシアター、歌う♪大紐育♪2の初日公演にご来場賜り、まことにありがとうございました。
   お帰りの際、落し物お忘れ物無きよう、お足下にお気をつけてお帰りください。
   ではまた、お会いできる日を楽しみにしています!ごきげんよう!さようなら!」

初回は新次郎でした。
15日夜はサジータ、16日昼はリカ、16日夜は昴、17日はダイアナ、18日はジェミニでした。
各人のアナウンスは、サプライズ集をご参考下さいませ。

夢のような熱い舞台。終わってしまうのはとてもとても寂しいです…ですが、また次があると、会える日が来ると信じています!
その時は、また紐育まではせ参じますとも!!
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 07:02:21 [ノートメニュー]
Re: 第二幕その2 [返事を書く]
サプライズ集1

こちらには、各日に散らばったアドリブやハプニングを全てひっくるめて「サプライズ集」としてまとめようと。(笑)
だって各日細かいのがたくさんありまして…


―――――15日・昼

まぁ、さすがに初日初回はあまりありませんが。(あっても、最初の台詞なのでレポの基準になっちゃうんですよね)
昴のソロ「舞台―playing」で最後、「マネキンの舞踏会」と「ペンキ絵の摩天楼」が逆になってしまいました。
堂々と歌っていたので違和感は無かったのですが。


―――――15日・夜

まずは前説から。
O.Gが真面目にやらないのは、給料が安いからという発言がO.Gから出て、客席から「いくら?」という声が。
即「五ドル!」と叫ぶO.G。(笑)それは安いわ。

O.G「サニーがケチなんだよ!この間もホットドッグ奢ってやるって言ったのに、割り勘だったんだぜ!」
ジェミニ「そう、いっつも割り勘なんだよ〜!」
O.G「たかだかホットドッグだよ!?」

サニーさん、大富豪のクセにいろいろ言われてますよ。(爆)

―――

バキューン講座が終わり、戻ってきたO.Gが「これ楽だよね。帝都みたいにこういうの(ゲキテイの振り)ないから」と言ったら
「親方が大変だったねぇ〜…ボク見たことないけど。」と切り返すジェミニ!
それは予想してなかったのか、O.Gは乾いた笑いを浮かべて、モップを投げだしました。(爆)

ジェミニ「なんだよー!」

いろいろと油断ならない状態な前説になってるってことですよ。(笑)

―――

大分飛びまして、フィナーレの二回目のカーテンコールです。
レッドベリーを紹介した時点で、終わったと思ったのか「それでは」と締めに入ろうとするジェミニ。もちろん、まわりは「え?」とうろたえる。
そこに、新次郎が一歩前に出て挙手「待って。ぼくの母さん紹介して。」
そのときのジェミニの様子と言ったら!両手で顔を隠して、恥ずかしそうにして、慌てて紹介してました。

大河「ぼくの、愛すべき母です。」
双葉「大河双葉です。」

ご挨拶が済んだ後「すいません、お母さん。」とジェミニが頭を下げると双葉さんはにっこりと笑って「とんでもございません。」と返すものの…思わず、隣のリカが「ちょっと目が怖いよ」と耳打ちしてしてました。(爆)

―――

サジータ「本日のリトルリップシアター公演。歌う♪大紐育♪2は全て終了いたしました。
     お帰りの際は、落し物、お忘れ物無きよう、足下に気をつけてお帰り下さい。
     じゃあ、また会える日を楽しみにしているよ。
     アディオス!チャオ。」


―――――16日・昼

早くも、プラムの千穐楽です。ですから、サプライズもプラムを中心としたものになってましたね。
まず、登場するときにサニーさんと腕を組んで仲良さそうに出てきましたし。(笑)

―――

そして、双葉さんもやりはじめましたね。
朝、新次郎の体操を見てて自分もその手の動きだけ真似しているんです。

大河「あれ?あの、(手を)くるくる巻いてるの……まさか!?」

新次郎はこういう反射神経が良いので、もちろん台詞に組み込んでいました。(笑)

―――

大型キネマトロンを終えて、サニーの元にプラムと杏里が駆け込んでくるシーン。
ここで何か無いほうがおかしい。(爆)

まず、昨日と同じように「何故昼の回にしかいないんだい?」と入り、他の舞台に出ている噂攻撃に、さらに一撃加わってました。

プラム「なんのことだか、あたしサッパリわかんな〜い。」
サニー「じゃあ、もう一つ。黄昏にカウントコールという…」

出演舞台名が出てきたところで、すっとぼけることが出来なくなったプラムは、物凄い勢いでサニーをとめてました。(笑)
そしてやっぱり「パフォーマンス=踊るように」と振って。プラムは「昨日もそうやって驚かせたでしょ。」や「これ(靴を指して)厚底なのね!」と抵抗するのですがサニーさんは「スタイルいいですよね〜〜!」と煽てて、構わず音楽をかけて踊らせてました。(笑)

もちろん、それに続けて杏里も踊らせて「お気づきの方もいるかもしれませんが、踊りで和と洋を表現してみました!」と2人の振り付けの違いを紹介していました。やっぱり、杏里は盆踊りであってたんですか。(笑)
で、ここまできたらサニーに声がかからないわけなくて。サニーコールがかかる中

サニー「ありがとう。君たちの拍手の音だけで、僕の胸は一杯です。」

といい感じに喝采についてまとめようとするのですが、上手にいるプラムと杏里は首を傾げて「ちょっとまだわからない。サニー、踊って!」とプラムが言うと、言われるのを見越したのか自ら「音楽スタート!」と言って踊りだしました。(笑)
が、ここではプラムさん頑張りましたよ!「まだわからない!まだわからない!もっと激しく〜!」と間髪いれずに次のダンスを踊らせてます。(笑)

連続で踊ったサニーさんは、さすがに肩で息をして「大分お疲れが見えましたけど、大丈夫ですか?」と杏里が声をかけるも、音響さんが暴走しているのかもう一回音楽が鳴っちゃいます。(爆)
腕を動かしかけたサニーさんですけど、さすがに「もういいです!」とその腕を前に突き出してストップを指示していました。(笑)

サニー「私はここのオーナーです。お忘れなきように。」

いや、そのオーナーが率先して舞台に立ちたがるからついつい忘れちゃうんですよね〜(爆)

―――

クレオパトラ公演の大成功を祝いに行こうとするときに「舞台の大成功と、プラムの千穐楽を祝して、食事に!」とサニーさんが言ったあとに「その前に、プラムに一言いただきましょうか。」
とプラムにコメントを振っていました。
振られたプラムは、ちょっと下を向きつつ「寂しい」と本当に一言。

プラム「寂しい。けど、どっかでまた来ようかな?」
サニー「聞きましたか、みなさん!これぞ、サプライズですよ〜!」

もし、それが可能であれば……たしかにそれはものすごいサプライズです!(><)

サニー「みなさん、公演はまだまだ続きます!水曜日、木曜日!」
プラム「(杏里と顔を見合わせて)…木曜日は……」

そうですよね。もう終わってますよね。(爆)
ぐだぐだ気味になってきたので、プラムさんが「早く行きましょ!」とムリヤリ先に進めてました。頼もしい。(笑)
結果として、出てきてくれることはなかったのですが、その心が嬉しいですね。

―――

「地上の戦士」で、一番のサビ…の後あたりで、サジータが思いっきり振り付けを間違えてました。(爆)
左に回るはずが、右にまわりかけちゃったんですよね。(^^;;

―――

カーテンコールの「ここはパラダイス」では二番のサニーと新次郎が一緒に歌う「♪いつでもあなたを見てます〜」の部分でどうもサニーさん?が盛大に歌詞間違いをしたらしく、新次郎もそれに引っ張られてしまって一瞬歌声が聞こえないという事態になったようですね。大変だ…

―――

16日のみ、カーテンコールにOVAの紹介が入っていました。
今回のエジプトレビュウナイトと「ニューヨーク・紐育」の第3巻の舞台部分は重なっているところがあると。
宣伝トークだったので、ちょっとしどろもどろでしたがそっちでのクレオパトラはプチミントなんだけど…とジェミニが新次郎に振ると「さすがに舞台じゃできませんよ〜!だって男なんだもん!」とキッパリ言い放ってました。(笑)
まぁ、そりゃそうですよね。コミックショウになっちゃいますよ?(爆)

―――

そして、最後。プラムにコメントを振ると客席からの大歓声に押されたのか「ダメなのよね、こういうの。」ってちょっと涙ぐんでいました。
それに対してジェミニが「ごめんね、泣かせるつもりは無かったの〜」というもんだから、余計に涙腺刺激されたみたいです。(^^;;

プラム「本当に、嵐のように過ぎ去って行った日々だったんですけど
    もう、みんなのスケジュールが本当に合わない中、一生懸命お稽古して
    ホントにもう、お客様もあたたかくて。
    こんなに暖かいお客様に囲まれて、本当に幸せです!
    またワンペアとして皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!」

深々と頭を下げるプラムに、大きな拍手が。
そして、またも双葉さんの紹介を忘れるジェミニ。(爆)
二度目だったので、双葉さんが拗ねて上手に歩いていきかけたのを、新次郎が慌てて止めて、ジェミニがひたすらあやまってました。(^^;;
そんなジェミニは、たたーっと階段を駆け上がって武田も前に出していました。そうそう、忘れちゃいけない。(笑)
もちろん、ちゃんと礼をしてから幕は下りましたよ。

―――

リカ「これでリトルリップシアター公演、歌う♪大紐育♪2の公演はぜーんぶおわり!
   みんな、おとしもの、わすれもの、ダメだぞ。気をつけて帰るんだぞ!
   返事がちいさーい!(はーい、と元気よく答える客席)
   よーし!じゃあ、またな!バイバイ。バイバイ。バイバーイ!」


―――――16日・夜

これは前説から来ましたね。
ジェミニが登場したときに、なにかがおかしい…とO.Gが足下を見て思わず一言。

O.G「どうでもいいけど、何でスリッパなんだ?」
ジェミニ「…ボクもね、ビックリしたんだよ。」
O.G「それ、ホントに忘れた!?」

驚くO.Gに、控えめに頷くジェミニ。「どうも足下がいいかんじだなぁ〜って…これ、でこぼこがついてるの。」と言うものの、フォローになってません。(爆)

ジェミニ「出番です、出てくださいって言われて、大丈夫ですからって…」
O.G「10年やってきて初めてだよ、この楽屋スリッパで出てきちゃうって。」(笑)

紐育は出演者たちにとってもサプライズに満ちているみたいですね。(^^;;

―――

さらに、前説でひとつの提案がありました。二幕の冒頭、ジェミニのソロ曲のときにある振り付け?体操?をしようという。

O.G「新しい歌あるよね。(ジェミニに確認して、頷く)
    スタッフの間でね、こう、手を合わせてジンジンジンに合わせて動かすと
    そうするとバストアップするっていう!はやってんだよな!
    ジェミニ・ブート・キャンプって言われてるのね。」

はい、それを客席も一緒にやりましょう!というお誘いです。(笑)
ジンジンジンのときは、両掌から肘までをピッタリとつけて、ひたすら前後運動。歌になったら休憩というペースらしいです。
かなり効くそうですよ。
さあ、どうなるか。お楽しみですね。

―――

世界のお茶文化の始まりから、ボストン港までの説明を受けて、リカが叫びます。

リカ「なーるほど!リカよくわかってるぞ!!」

わかったんですか!?(爆)

―――

ジェミニ・ブート・キャンプ布教のためか、新次郎が朝の体操をするシーンで、いつものメニューに加えて最後に両手を合わせたジェミニ版も加えてました。(笑)

大河「あれ?…あそこでジンジンしてる人って…!?」

ということで、もちろん双葉さんも。(笑)

―――

レッドベリーとサニーさんのやり取り。
もちろん、レッドベリーが踊らされるがその後に客席から「アンコール!」の声がかかり、サニーさんがノリノリで「アンコール!アンコールどうぞ!」とレッドベリーにもう一度踊らせようと試みるんですが、逆に「サニーさん、踊りたいんじゃないですか?」と仕掛けられてしまい「私はここのオーナー…」と逃げようとしても「音楽スタート!」の声が速く響き、サニーさんも踊ることに。(笑)

―――

第二幕の幕開けのキッカケを務める杏里も。(笑)

杏里「にゃう〜ん、杏里でーす。
   さあ皆さん(手を胸の前で肘まで合わせて揺らす)用意はよろしいですか?」

―――

いよいよジェミニ・ブート・キャンプです!(笑)
曲の冒頭で「さあみんな一緒にー!」とジェミニもそのポーズをとって促しています。
そして、後から合流するラッシー先生やダンサーさんたちまでちらほらと。(笑)
客席は…手拍子半分、ブート・キャンプ半分というところでしょうか?
むしろ、会場の脇にいるスタッフさんが(二階から見る限り)全員真面目にキャンプ参加していたのが物凄い印象的でした。(笑)
たしかに、真面目にやればすごくいい運動です。

―――

レビュウナイト終了後、新次郎に抱きつく双葉さんですが、その時体重をかけられた新次郎がつい一言。

大河「母さん、ありがと。ちょっと太った?」
双葉「…さっき、食べ過ぎたかな?」

えへ、とお腹を押さえて肩をすくめる双葉さんでした。(笑)

―――

こちらも、カーテンコールでOVAについてのコメントが入ったのですが、昼間よりも盛り上がりましたね。(笑)
ジェミニが「舞台ではダイアナさんになって」とダイアナに振ったら「逃げられちゃいました〜」と。先ほどの流れと同じように新次郎が「さすがに舞台では〜」というと、客席から「えー!やって!」とリクエストが!それがどんどん大きくなるものだから、思わず昴が「要望が出ているぞ。」と言うと新次郎は心底驚いた顔で「ホントに!?いいの!?」と言っていました。
私個人としては……意味があるのならばという感じで。(爆)
それでも渋っている新次郎に「母も見たいぞ〜!」と双葉さんが参入。(笑)このお母さんに言われたら「が、頑張ります…」と答えるしかないですよね。(^^;;

―――

今回のレッドベリーのコメントは「今日は、舞台の上で路頭に迷わずにすみました。昨日はいろいろ迷子になっちゃって…」というものでした。
そんなに不自然だったんでしょうか…<気付かなかった。(爆)
ジェミニが「サニーさんの相手は大変かなって思ったんですけど」とある種オーナーとして聞き逃せない事をいてません?なジェミニにレッドベリーはちゃんと笑って「いえいえ、そんなことは…」(笑)と答えてくれましたよ。
あ、ちなみに今回はちゃんと双葉さんを紹介しましたよ。(爆)

―――

昴「これにて、本日のリトルリップシアター公演、歌う♪大紐育♪2は全て終了いたしました。
  お帰りの際、お忘れ物、落し物なきよう、お気をつけください。
  それではまた、お会いできる日を楽しみにして。御機嫌よう。さようなら。」


―――――17日

前説でO.Gが「悲しいことがありました。でも何が悲しかったのか憶えていません。」とまずそんな一言から始まるものですからドキドキしましたよ…未だに、なんだったんだろう?と思います。
そういえば「今日は客席が薄いけど、こういう日ってキャストが燃えるんだよね〜」と舞台を精一杯応援しようと誓いにかける気になりました。

―――

入国審査官に双葉さんがどんなところか尋ねると、いつものなら「good Theater!」のところが「great Theater!」にパワーアップしていました。

―――

新次郎の体操。さらにパワーアップして、本家のブートキャンプの動きも変えてました。「これ意外ときついんだよな〜」と言いつつ中腰姿勢で、両手をピンと平行に伸ばして、手を小刻みに回すというものに。で、最後には「はい!ジン、ジン、ジン!」とジェミ二版ももちろん。(笑)

―――

サニーとレッドベリーの喝采話について。
レッドベリーはいつも通り踊ったのですが、サニーさんは「アンコールもいいけど、アプローズだよ!」と今回は強引に先に進めていました。

―――

一幕の終わり、グッズ紹介をする新次郎。
パスケースのところで、妙にリアルな話が…

大河「たまにね、ありますよね。チャージ金額がまだ残っているのにガチャンって閉まるのって。
   あれ、一番恥ずかしいんですよね。で、後ろのおじさんにチッて舌打ちされちゃったりして…」

誰の実体験ですか、それ?(笑)
今回もたっぷりと商品を紹介した新次郎は最後に紹介したネクタイをベストの中に戻しながら最後のコメント。

大河「そういうわけで、あんまりしゃべってると休憩が15分ぐらいになっちゃうのでこれくらいにして!
   ではまた、第二幕でお会いしましょう!」

個人的にはしゃべってくれても構わないのですが。(笑)

―――

あのベンチでのショートコント。最後に武田にツッコミを入れるために登場する昴さんですが、微かに声が……
審査官たちは口笛でしたが、昴は「ZING ZING ZING」をハミングしながらやってきました。

―――

ジェミニが身包み剥がされてボロボロの武田にお金を渡すシーンの後で、昴とリカがかわいいことをしてましたよ〜。
リカが「ちゃんとうまいんだぞ〜」とノコの魅力?がわからない武田にぷんすか怒っているのを目でなだめた昴は屈んでノコを自分の腕へと抱えます。(わざわざ足を這わせていくのが、細かいですね!)ひとしきり、自分の手で遊んで「ノコは食べものじゃないぞ。大事にしろ。」とリカの手に戻してました。頷いたリカは、ノコの頭をよしよしと撫でました。
上手側であんなにシリアスな、良い話が展開して中、下手ではすごくほのぼのした良い話が展開していました。(笑)

―――

二度目のカーテンコール。
ジェミニのマイクの調子が悪くて、妙にくぐもった声になってしまっていて「ボクのマイク変?」といじっていたら、リカが前に出て「えーと…大丈夫!」とチェックしていました。
「ちょっとくぐもった声のままやります!」と宣言してから、キャストの紹介へと進みました。

ジェミニ「それでは、ここでキャストの紹介をしたいと思います。
     大河双葉さんです!」

盛大にこけるレットベリーと杏里!(笑)
新次郎に「ぼくの母さんです!」と紹介されて前に出た双葉さんは、スカートの裾をつまんで上品に礼しつつ「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。」と。
なんだかまるで…と思っていたら「どこの選挙だ?」と絶妙のタイミングで昴さんのツッコミが!ナイス!(笑)
双葉さんに対してかわいいーと掛け声が入って、そしたらリカも「かわいいー!」と言ったら「リカちゃんに言われると照れるな。」

双葉「このコンビは初めてよね。」
リカ「そうですね!」
双葉「(新次郎を指差して)どうだ、考えてみないか?」
リカ「か、考えておきます!」

首を傾げて、いそいそと離れるリカ。思わず新次郎も参加してきますよー

大河「それ、ぼく振られたってこと?」
リカ「いやいやいや、そういうわけじゃ!まだよくわかんないし!」

リカ、かわしました。(笑)
レッドベリーかわいい!かわいい!と大コールが巻き起こる!キャスト陣からも、聞こえてましたね。
そんな中、ダイアナが「踊って♪」と一言。この一言にみんな乗りました!(笑)
レッドベリーはいやいやいや、と手を振ってましたがサニーさんが「音楽スタート!」とコールをかけると音響さんも乗ってミュージックスタート!
そりゃもう、踊るしかないですよね〜(笑)とても綺麗なハイキック、ありがとうございます!
さらにかわいいコールは加速していくのですが、そこでちょっと初対面のときのツンツンしたようなキャラを出して「かわいくない、かわいくない」と反発するものの無駄ですね。(笑)
そのうち「ありがと。」とぶっきらぼうに言うようになってました。そうしたら、サジータが一歩出て「男らしいな。」とちょっと意識した発言を。(笑)お互い、目線を合せて負けないぞーな火花が…ライバルですか?

そしてそして!武田も呼ばれましたよ!前にレッドベリーが踊っていたので、もちろん武田にも「踊って!」とコールが。
武田が逃げられるわけ無く、すぐさまサニーさんが「音楽スタート!」とコールをかけて、強制的に躍らせます!でも、ダブルターンを披露したりしてさすがでした!
踊り終わって「さすがダンディ団だな。」と昴?サジータ?…サジータだったかな。から声も入りましたし。ジェミニも「本当に、一緒にできて光栄です。」と持ち上げてました。
まぁ、そそくさと帰ってしまうわけですが。(笑)

客席の愛してるー!というコールに、ジェミニが「ありがとー!ボクも愛してるよーー!」ど大宣言!思わず昴さんも「大胆な告白だな。」ってツッコミますよ!

―――

ダイアナ「本日のリトルリップシアター公演、歌う♪大紐育♪2の公演は全て終了いたしました。
     お帰りの際、お忘れ物、落し物無きよう、お気をつけてお帰りください。
     ではまた、お会いできる日を楽しみにしています。ごきげんよう!さようなら。」


―――――18日千穐楽

もう、前日からかなり来ていたので(笑)どうなるかさっぱりわからないな〜と思いつつ、会場時間に少し前に到着したら「いまから出演者の挨拶がありますので、入場列にお並びくださーい」とスタッフの声が!
もちろん、慌てて向かいましたさ。(爆)
大分後方だったので、誰が登場したかはすぐにはわからなかったのですが、姿が見えたときは後方大歓声でしたね。
登場したのは新次郎、公平先生、杏里、審査官1(高橋光さん)、審査官2(岩本さん)、エジプトの従者(安達さん)でした!
帝都のように、一人ひとりに握手ではなく三人娘の挨拶のようにみんなの前に出て。というものでした。
スタッフさんが一人ひとり紹介した後、新次郎が一歩前に出て挨拶を。

大河「はい、本日千穐楽です!
   皆さんの力を借りて最後まで務めたいと思います!
   どうぞよろしくお願いします!
   それでは、サニーさんじゃないですけど、僭越ながらぼくから愛はサプライズをやりたいと思います!
   用意はいいですか?行きますよ!愛は…!!」
全員「サプラーーイズ!!」
大河「ありがとうございます!!」

まさか会場の外でサプライズの大合唱をすることになるとは。(笑)
でもでも、去年は出演者の挨拶一切無かったので、嬉しいです!
戻るとき、玄関前では二回やってみたみたいです。<サプライズ。「愛はサプライズ、千穐楽はサプライズ!」と。

いいなぁサプライズに満ちている劇場♪
中に入って前説が始まると、O.Gのコスプレをした方を見つけて、その方を立たせていじってました。
いつも通り飴を配りながら客席を回るO.Gですが、ふと舞台に向かう足を止めて飴を勢いよく二階へ投げる!!
…が、届かず、スタッフさんの頭を直撃してました。(笑)

昨日は「悲しいことがありました」と言っていましたが、今日は「昨日まではとっても楽しかった!でも、何が楽しかったのか忘れちゃうんだよなぁ〜」と言っていました。
なにがあったんでしょう?とそうこう思っていると「掃除終わり、終わり!」というキッカケ台詞でジェミニが登場してきます。

ジェミニ「O.G忘れてる〜それは、歳を取ったんだよ!お疲れさまでーす。」

と、一瞬「誕生日だったの?」と思ったのですが、確認してみたところ違うので、これは「歳を取ったから物忘れしがちになっている」という意味でしょうね。
そんな好き勝手言っていたジェミニは、下手側の階段から客席に下りて数人のお客さんに飴を配っていました!

O.G「お願いだから段取りにないことやらないで!
    ドキドキするから。素に戻っちゃうから!」

ジェミニはその点、大分頼もしくなってきましたか?
でも、先に進めようとするあまり先にロビーにあるパチンコの振りをしてしまって「そのキッカケはセンターを言わないと言えねぇんだよ。」とO.Gにつっこまれてました。(笑)
ここでセンターの話題に進めてO.Gが「お客さんはわからないかもしれないけど、ここに0番ってあって、(それからやや上手に移動して)で、この辺が1番。」と舞台で立ち位置の説明をしていました。
その辺は、2階席からだと見やすいんですよね。

O.G「で役者はコレを頼りに、コレに向かっていくんだけどサニーは必ず0番目指してきますからね!」
ジェミニ「必ず0!」(笑)
O.G「ホントは8番あたりに行かなきゃいけないのに!」
ジェミニ「今も(幕を指して)後でセンターに立っていると思うよ。」
O.G「サニーはピンスポにいきたがるんだよね!」

光り輝くオーナーですから。(笑)
さらにまだまだサニーさんの話は続いてケチだという内容に。奢ってもらったことないと。(爆)
で、大分遠回りしましたがちゃんとパチンコの話もしましたよ。サミーはサクラ大戦の全面的な味方です!とO.Gが大宣言してましたよ。

もちろん、バキューン講座も。皆バッチリですよ!

ジェミニ「最後のバキューンは、みんなで言いましょうね。最後ですから、恥ずかしがらずに!
     余裕がある人は(バキューンしたあとの指先を)ふって吹いて。自分に酔いながら。(笑)
     (バケツを持って)終わった!ボクの仕事は、前説の仕事は終わった!」

O.Gを呼び戻すと掃除を手伝う話や、前説ショーの話になってO.Gが「2人で地方巡業とかできるよ!」と誘うんですが

ジェミニ「え〜〜…お断りします。
     ボクはスターファイブの一員としてショウに出たいもん!」

と、キッパリ断ってました。よく言ったジェミニ!

O.G「ええ!?ジェミニ、ショウに出てるの?いつから?」
ジェミニ「えっと…去年から。」
O.G「この服で?」
ジェミニ「あー…この服じゃあ、出てないかな。」
O.G「あ、もしかして二幕で銀色のキラキラした衣装で踊ってる人!?」
ジェミニ「そう!」
O.G「よく似てるなぁ〜って思って見てたんだよ!そっかぁだからかぁ〜
    今日はジェミニ・ブート・キャンプは無いんだよな。」

ここで、過去二回から続くブートキャンプの話題になるのですが今回はちょっと推奨という感じじゃないです。

ジェミニ「そうだね、ジェミニ・ブート・キャンプを目指してきたんだけど…
     みんな手拍子したいみたいだから、今回は無しってことで。」
O.G「あ、じゃあさジェミニ・ブート・キャンプはDVDで出そう!(笑)
    だってジェミニの歌はCDになってないんだから。
    ジェミニ・ブート・キャンプを一日3回ぐらいやると、かなり効きます!
    俺みたいな引きこもりにぴったり!」
ジェミニ「健康的に散歩をしたらどうですか?それが一番だよ!」

ジェミニの建設的な提案に、O.Gは苦笑いを浮かべながら「お願いだから、リアルな話は止めようよ。素が出ちゃうから!」と待ったを出してました。(笑)
たしかこのあたりで「前説が長い」と後から声がしたそうです。(笑)
たしかに、普段より大分長くやってますよね。

ジェミニ「じゃあ、みんな行くね!
     千穐楽です!皆さん、本当に来てくれてありがとー!
     楽しんでいってくださいね!」

ショウの準備へと向かうジェミニを拍手で送ると、ジェミニは下手へと去って行きました。
それを見送ったO.Gは一人で千穐楽仕様の前説を加えます。

O.G「今日はもう、どうなるかわかりません。明日が無いから。
    あれはどうなってるんだろうって続かない。もう、今日限り。やり逃げです。(笑)
    だからお客さんもやり逃げしてください!」

最後だから、思いっきり行けと。(笑)
うん、基本の掛け声がんばります!

O.G「今日、初めてのお客様いらっしゃいますか?
    …あ、けっこう居ますね。不思議なショウだと思うかもしれませんがこれが本当のショウです!
    ショウは芸術じゃないので。どんどんやってください!ただし、条件があります。
    バラードとか、静かな曲では手拍子しない。もみ手すると演歌になっちゃいますから。
    聞く所は、聞いて。盛り上がるところは盛り上がって!そんなところですかね。
    あんまり条件ってないんだ。」(笑)

まぁ、良識の範囲内でのマナーと、場をの空気を読むというのが必要と言えば必要ですが「楽しもう!」という気持ちが一番ですよね。

O.G「千穐楽ですから。何があっても今日だけのことで。
    いままでこれをやってきた、という訳ではないということは憶えておいてください。
    意味がわからなくても、今日だけのことということにしてください!
    千穐楽だけのこととして、忘れてください。」

なんだか、随分と強調しますね…もしかして、なにかサプライズを考えていますか?

O.G「それでは、千穐楽!お楽しみください!!」

まぁ、それは幕が開いてのお楽しみですよね!下手へと駆けるO.Gを拍手で送って、いよいよショウが始まります!!

―――

まずは入国審査。まさかここでサプライズが!?と思っていたら、本当にアドリブを入れてきました。
ただし、ダンディを歌う。では無く…

武田「ジャパニーズグッドソングです!」

と言って、審査官の2人に挟まれて武田がとった行動とは!

武田「走れ〜高速の〜帝国華撃団〜〜
   唸れ〜衝撃の〜帝国華撃団〜〜」

ゲキテイーー!!しかも、振りつき!(笑)
それに加えてラスサビだったらしく、もう一回!

全員「走れ〜高速の〜帝国華撃団〜〜
   唸れ〜衝撃の〜帝国華撃団〜〜」

なんと審査官2人も振り付きで参加!(笑)
中身は、なんだかんだ長年踊ってますからね〜バッチリでした。
「ちゃら、ちゃら、ちゃらん♪」も、こちらの手拍子までバッチリ。(笑)
まさか紐育でそれをやるとはなぁと思っていたら審査官の一人が猛烈な勢いで武田に銃を突きつけます。

審査官2「おい武田!ここは紐育だぞ!?紐育なのになんて歌、歌うんだ!
     紐育には紐育なりのこういうの(地上の戦士の振り付け)があるんだよ!」
武田「(上手に押されつつも)お、お前こそ優作じゃねぇか!?」
審査官2「優作って言うな!俺はもう立派なニューヨーカーなんだよ!
     お前はとっとと帝都に帰れーー!!!」

なんだ、やっぱり優作なんじゃないですか。(笑)
追い立てていく中、双葉さんが登場してきます。

双葉「なんだ、騒がしいけど犯罪者か?それにしてはいい歌声だったな。さすがはアメリカだ。」

暢気さに拍車が掛かってますよ。(笑)

―――

リトルリップシアターの名前を出して審査官たちが返した言葉は17日と同じくグレートシアターでした。
そして、食事に誘われた双葉さんは紙を渡して去っていくとき「待ってるぞ!必ず連絡して来いよ!」と念押ししていました。

―――

星組のお茶会中。
お茶の歴史を語り終えた昴さんは、箱の中に入っていたオマケのステッカーをまじまじと見ていて、かなり気になっている様子でした。(笑)

―――

ダウンタウンにある穴を覗き込んで、サジータさんがしみじみ一言。

サジータ「…ふかーい。」
男性1「な!この前も陶山章央という東洋人が落ちて大変だったんだよ!」
サジータ「ああ、ああ、知ってる!」
男性1「その時は、なぜか流木が下にあって助かったんだけどよ。悪運が強い奴なんだよ!」
サジータ「気をつけないとな。」

とうとうフルネームでネタにされましたよ〜(爆)
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 07:03:00 [ノートメニュー]
Re: 第二幕その2 [返事を書く]
サプライズ集2

新次郎の朝の運動。
「今日は、習ったのを全部やろうかな!」と言って、宣言どおりこの4日間で出したキャンプメニューを一つ一つは短いものの、全部こなしてました!
あ、ジェミニキャンプは前説でやらないと宣言していた為か、抜けていました。
で、その新次郎の動きを細かく真似てる双葉さんがさりげなく素敵です。(笑)

細かいところとしては「よし、行こう!」と劇場に向かう双葉さんを止めるときに「よし行こうって気が早いんですよ!どこに行くんですか?」と台詞が増えていました。
さらに劇場に向かうと決まったところでも「ああ、また気が早い!劇場は、あっちです!」とそして、アドリブの本番はこの先でした。

双葉「さっきな、道を聞いたんだが言っている意味がまったくわからなかったんだ。」
大河「あ、あの入国管理官の二人ですね!」
双葉「そうそうそうそう!なんだか犯罪者を取り締まっているようだったが
   明らかにやつらの方が怪しかったぞ。」
大河「そうなんです!あの2人はタチが悪くて有名で、しかも中でもあの優作という男はですね
   日本人のクセに、外人の振りをしているんです!」

優作ばれてるじゃないですかー!しかも、有名って。(爆)

双葉「そうだったのかぁ〜」
大河「はい。」
双葉「じゃあ、まぁ連絡先置いてきたし…それはOKだったのかな?」
大河「そうですね。はい!」
双葉「近いうちに会えるだろう。ギョウザをご馳走してやらなくちゃな。」
大河「気をつけてくださいよ〜」

あら、その点についてはウェルカムなんですね、双葉さん。(笑)

―――

新次郎のプチミント姿を見たサニーさんが「ははは!よく似合ってるじゃないか大河くん!」と笑い声大きく言うと
「そ、そんなに笑わないでください!」と及び腰になりつつ、ちゃんと「あ、ありがとうございます…」と返事もしてました。

―――

双葉さんを客席へ案内するときのことでした。

大河「足下に気をつけてください。
   そういえば、この前も東洋人の陶山章央という人が……」

と、言いながら下手へと姿を消していきました。
甥っ子にもネタにされてますよー(笑)もう、伝説ですね。

―――

立見席の手配をするために去ろうとするレッドベリーが、サニーに呼び止められる前に振り返ります。

レッドベリー「あ、ところでオーナー…踊ってください。
       音楽、スタート!」

レッドベリーが仕掛けたー!!(笑)
しかし、サニーさんの踊りはなんであんなに珍妙なんだ。(爆)
アプローズの中、サニーさんは「…私はここのオーナーです。」と一言。(笑)

サニー「先にきたね。
    まぁまぁまぁ、サプライズさ。ちょっと驚いたけどね!
    では、レッドベリーくん。お返しにぜひひとつ踊りたまえ!」
レッドベリー「嫌です。」
サニー「音楽スタート!!」

まぁ、嫌と言っても無駄なのは当然で。(爆)
軽やかに踊ってましたよ〜
今回はアンコールなしで、一通りのやり取りをしてレッドベリーは去って行っちゃいました。

サニー「なんだい、自分の言いたいことだけ言って行っちゃうのかい?
    私はオーナーだぞ。
    …たしかに、たくさんのお客様に劇場に来ていただく。それは大事なことだ。
    だが、そのお客様の喜ぶ顔を、本当に嬉しいと感じたとき…レッドベリーくん。
    君は成長するだろうね。…独り言さ。
    (客席に両手を広げて)さぁ皆様お待たせしました!それでは、私が……!
    …やっぱりやめておきます。(爆)
    まだまだショウは続きますよ!サプライズ、サプライズ、サプライズです!!
    お楽しみに。では、準備に向かいます。」

サニーさん、途中まで言ったならやりきりましょうよう。(^^;;

―――

ラッシー先生、登場時に先ほどまでいたサニーさんについて一言。

ラッシー「しかし、オーナーのダンスは古いね〜これ(頭の上から手を出して)はないよね。」

と、ツッコミを。サニーさんのダンスにツッコミを入れられるのはあなただけです!(笑)
このシーンの長い演説の最後に、いつもなら「新次郎くん!」と新次郎のダンスに対するツッコミが入るのですが、今回は無くなってました。
ようやく、OKがでましたか?

―――

一幕が終了し、ショルダーバッグを肩にかけて下手から新次郎が登場すると、掛け声の嵐。

大河「はい!新次郎です!ありがとうございます!
   只今より、20分間の休憩です。休憩の後、紐育レビュウナイト第二幕をお送りします。
   そして、本日はですね、ぼくの私物を全部持ってきたので紹介させてください!(笑)
   (鞄から次々取り出して)まず、公演記念オリジナルTシャツ!
   こちらはすでに売切れてしまいました。ありがとうございます!次回も是非、よろしくお願いします!
   (Tシャツをしまって、バッグを持つ)それから、このショルダーバッグも、今回の公演の分は売切れてしまいました。
   (バッグの中からクリームパフを出して)はい、三時のおやつクリームパフも売切れてしまいました〜ありがとうございます!
   (クリームパフをしまいつつ)まだまだ出てきますよ。四次元ポケットみたいですね!(笑)
   ここからは、まだまだあるグッズなので、ご紹介したいと思います!(鞄から団扇を取り出す)
   まず、団扇!こう暑いときは便利ですよね〜(軽くあおいでから鞄へ。入れ違いにパスケースを取り出す)
   続きましては、はいこれ!オリジナルパスケースですよ。
   こちらは何度も言っていますが改札エラー防止機能がついておりますので是非、スイカやパスモを入れてください!
   (鞄に戻すと、ベストの中からネクタイを出して)はい、きました!ぼくがしているネクタイ!
   成人式とか、結婚式とか、いろいろお誘いがあると思いますので、ぜひ!
   そういうわけで…(ネクタイを戻しつつ)ちょっと待ってください!(笑)
   (ネクタイを戻し終えて)…それでは、第二幕でお会いしましょう!
   大河新次郎でした!!」

はい、一気に言い切りました!全グッズ紹介は初めてじゃないですか?(パンフ、ブロマイドは置いておいて)
一人もいいですけど、来年からは、是非是非相方がほしいですね〜…杏里が妥当でしょうか?

―――

第二幕冒頭。杏里がまず出てくるのですがその第一声が「にゃう、にゃう〜ん!杏里でーす!」とにゃうんが1つ増えていました。(笑)

杏里「さあ、みなさんお待ちかねの第二幕の開幕です!
   はい、じゃあみなさん肘まで出して…(胸の前で両腕をピッタリ合わせて)
   肘までちゃんとつけて。ポイントは腕を押し合うことですね。
   これでバストアップ間違い無しです!」

明るく言う杏里。もう既に入隊済みとみました。(笑)

―――

「ZING ZING ZING」で、ダンサーさんたちが次々と登場する中、最後にラッシー先生が登場するはずがなんと出てきたのはサニーさん!(大笑)
いつものスーツですが、上着だけスパンコールのものに変えて曲の雰囲気に合わせていました。
まあ、その後すぐに登場したラッシー先生に下手へと素早く追い立てられてましたが。(笑)
さすが、常に0番センターを目指すオーナー。

―――

恐らく、今回の公演で一番アドリブが入るだろうなと思ったショートコント場面。
まずはプチミントと昴。
プチミントのテンションが可笑しいです。「お茶ぐらいなら…いいわよ。」の後にちょっと口を鳴らして投げキッス?しましたよ。
が、それを右手を前に出して顔をふせて拒否する昴さん。(笑)

昴「いや…こっちこそいいです。」
プチミント「そ、そう?」
昴「ところで、そのベンチ……ペンキ塗りたてだぞ。」

プチミント、立つ瀬ドコにもなし。(爆)

―――

次の場面。もう、照明が入った瞬間に爆笑!
サジータさんがアフロのカツラをつけてるんですよ!!!

プチミント「うわあ!!三姉弟!?」

とりあえず叫んでから、プチミントは台詞に入りました。(笑)

―――

さらに次の場面。……もう、ここで期待してない人の方がいないでしょう。(爆)
が、審査官2人はさほど…と言っても物凄く顔を念入りに塗ってますが(笑…顔の上から、下からもうべったりと)
ほぼいつも通り去って行くのですが今日はペンキ缶を置いていきました。
そして、その2人と入れ違いに武田の背後から現れたのは…なんとダンディ団のお2人!!
遙々海を越えてやって来ましたよーー!!!!

一気にどよめきが走る会場ですが、2人は人差し指を口元に当てて静かに武田の前へ移動。
下手方面に西村。上手方面にボスと並び、二人でペンキ缶を持って武田の白塗りを再開。(笑)
さすがに薄目を開けて状況を確認した武田が思わず吹きます。(大笑)
でも、動くに動けないのでされるがままです。腕、脇、足、わざわざ「ペンキぬりたて」の看板を持ち上げて腹までも!
一通り塗り終えて満足した二人はペンキ缶を持ったまま頷きます。

ボス「行くか。」(頷く西村)
武田「い、行くかって…」
ボス「ラッシー先生に会わなくちゃな。」

ラッシー先生と知り合い設定ですか?
2人が下手に去った後、昨日と同様「ZING ZING ZING」をハミングしながらやって来た昴は武田を見て一言。

昴「お前……」
武田「はい?」
昴「また、はめられたな。」

だって武田はいじられ要員ですから。(爆)

―――

「Try」を歌っている最中、いつもなら二度目の乱入時は三人の右手に押しやられるのに、今日はそれに構わず舞台を下手から上手へと歌いながら駆け抜けていきました。(笑)
そりゃ、三人とも苦笑いで首を傾げて肩をすくめるしかないですよね〜
サニーさんのはじけっぷりはすごい。

―――

さすがに、エジプトレビュウナイトではアドリブ無いだろうな…と思ったら一箇所だけ。(笑)
ダイアナクレオパトラが登場したとき、従者たちが胸に注目して「ボ、ボイン。ボイン?」と呟いていました。

クレオパトラ「ボインボインじゃありません!
       わたくしが、クレオパトラです!!」

プチミントは胸、無いですからねー(笑)

―――

レビュウナイトが無事に終了した裏での新次郎とジェミニの会話。

大河「サニーさんはいっつも暴走するんだよ!
   なんで「ZING ZING ZING」にサニーさんが出て来るんだよ!」
ジェミニ「新次郎のときにも出てきたよね。」
大河「まったく〜…あれがサプライズなのかなぁ」

もはや、サニーさんは存在自体がサプライズになりつつある気がします。(爆)
続いて、双葉さんが登場してくるのですが新次郎に駆け寄るところがかなり小走りで踊っているように手を動かしていて可愛かったです。
で、抱きつきも最後なので力強かったですね〜〜

大河「母さん!ありがと〜…離れて離れて!」

なかなか新次郎を離しませんでした。(笑)
この場面はなんだか全体的に燃えてましたね〜
で、ジェミニの妄想新婚生活台詞は…動きは包丁で料理をするあれなのですが、下手の方を見て「あ、おかえり〜ご飯にする?それとも…(手を止めて、口パクで「あ・た・し」?と自分を指差す)キャー、なんちてなんちて!」と!
ぴょんぴょん跳ねて照れるジェミニが猛烈にかわいいのですが!(笑)
ですが「あ・た・し」の部分は客席に向かっていたので双葉さんには見えず、聞こえずだったみたいで「聞こえなかった分、すごく気になるんだけどなぁ〜」とリプレイを要求してました。

双葉「(口パクで「あ・た・し」と言って照れるジェミニに頷いて)うん、わかった!
   (ジェミニに近づいていって)もう一度言うぞ!新次郎の、嫁になりなさい。」
ジェミニ「はい、心の準備満タンであります!」
大河「ちょっちょっと母さん何言って…!!ジェミニも満タンじゃないって!」
ジェミニ「子供は三人ほしいであります!宇都宮でギョウザ屋さんをやりたいであります!」
大河「もージェミニ〜〜!!」

あ、初めて二言目までちゃんと聞こえた。(爆)
下手へとジェミニを押していく新次郎がいつもより動揺している気がします。(笑)

双葉「宇都宮でギョウザ屋かぁ〜…でもこの際、いっそのこと工場化してしまって紐育に空輸というのはどうだ?」

あら、意外と強かですね。(笑)

大河「か・あ・さ・ん!!いい加減にしてください!!」
双葉「なんだ、ジェミニじゃ不満なのか?」
大河「そういう意味じゃなくて…!」
双葉「では誰ならいいんだ?リカか?ダイアナか?…………(ぐっと身を引いて)昴?
   (今度は逆に乗り出して)まさかサジータじゃないだろうな?」

おおー初めて昴が嫁候補に!さすが楽日。ハッキリしない新次郎に、双葉さんはさらに張り切り「こうなったら片っ端から行こう!母さんに任せておけ。な!善は急げだ走るぞ!」とパワフルさに磨きをかけて上手へと走って行きました。
その後、登場したサニーさんも一言増やしていました。

サニー「結婚相手ぐらいは、自分の手で選んでほしいものですがスターファイブはないと思いますよ。ははは。」

これは、それ以外の方々もOKな展開にしたという事でしょうか。たとえば、伯林に出張中の方とか。

―――

レッドベリーに愛を説明する際に「私に対する絶大な愛!…は置いておいて。」と自分に対する愛をさらに強調していました。(笑)
さらに続けて「みなさんの時間がやってきましたよ。」と愛はサプライズコールになるのですが…

サニー「さあ!今日は千穐楽!!サプライズですよ〜
    ゲストをお呼びしましょう!ダンディ団のお2人です!!」

おお、やっぱりあれだけじゃあ終わらないですか!下手からボス、西村が登場しました!
「よろしくお願いします。」とサニーさんが一言挨拶をしてから、一緒にサプライズコール!
いやー…大音量ですね。

サニー「それでは、初日の大成功を祝して!…まぁ、今日は楽日なんですけれども。(笑)
    一緒に食事に行きましょうか!」

ダンディ団は笑顔を浮かべて乗り気です。続いてレッドベリーの方を見たのですがレッドベリー、ちょっと観劇側に回っていたのか返事が大分遅れてました。(爆)
全員揃って下手に向かう中、ボスがサニーに「どこに行くんですか?」と訊ねたら、サニーは一瞬言葉を詰まらせて「…居酒屋?」と庶民的なお店を選択してました。(^^;;
さすがに、今日は割り勘…とは言えなかったのですが

サニー「あ、O.Gがいましたね。あいつに払わせましょう!」
ボス「そうしましょう!」

薄給なのに、なんて仕打ち!(大笑)

―――

打ち上げ会場に向かうスターファイブ。誰がレッツゴーと言ったかという話題で、じっと昴を見つめるサジータ。

昴「…僕がレッツゴーなんて、言うわけ無いだろう。」
サジータ「言った!今言った!!昴がレッツゴーって!!
     (無言に昴に見つめられて、及び腰になり)ご、ごめん。」

けっこう、昴とサジータのやり取り好きです。(笑)
リカは普通に「リカじゃないぞ〜!」だったんですがダイアナさんが「うぅ〜ん?」と可愛らしい声を上げていました。
で、最後…苦笑いを浮かべてずっと目を合わせたままのサジータの「…言いそうだな。」の言葉にジェミニが「あはは…ボクかも〜」と挙手してました。

―――

レッドベリーと和解した後のダイアナの号泣なんですが、今日は凄まじかったですね〜(笑)
なだめるサジータさんも驚いて、つい

サジータ「なっ、ちょ…どんだけ〜!?」

と現代の言葉が飛び出しましたよ。(笑)

―――

本日の打ち上げ会場は「フランス料理のお店だ!」ということで、リカがメニューを口にするのですが…よく聞き取れませんでした。(爆)
追記:オマール海老のパセリと妖精の森のキノコ添え!でした。妖精の森?と聞こえたのですが、あってるのでしょうか;;
その後、ジェミニと一緒に「パセリ!パセリ!パセリ!」と言っていたので。
そうしたら昴が冷静に「パセリじゃないだろう。」とツッコミをいれていました。(笑)

―――

いつもより重い足取りで登場して、倒れた武田に、リカが話しかけます。

リカ「お前、またイジメられたのか〜?」
武田「き、聞いてくださいよ!すっごくよく知ってる東洋人に、はめられたんですよ〜!」
リカ「うんうん、そういう日もあるさ!」

リカに励まされてますよ、武田。(笑)

―――

ジェミニが武田にお金を渡した後、サジータの一言も変えてました。

サジータ「ジェミニ、上半身裸の奴に情けは無用だぜ。」

相変わらず手厳しいっすね。(笑)
が、このシーンでみんなの注目を集めていたのはその後ろで…もう、ノコを長々と可愛がる昴でしょう!
リカが「ホントにうまいんだぞ〜!」ってぷんぷん怒っているのをわかったから、と頷いて静止しつつも、掴んだ瞬間からもう、ノコをいじるいじる。(笑)
いつもよりかなり長いこと遊んでましたよ〜リカに渡すときだってすごくゆっくりとノコが昴の手を自分から離れてリカのところに行こうとするように見せてましたし。
素晴らしいノコ使いっぷりでした。(笑)

―――

フィナーレで、新次郎が階段を降りてくる際1段か2段ぐらい飛ばして、元気よく降りてきていたような。
(実は、前の人の頭で見えなかったのですが、見えていた上半身部分が思いっきりジャンプする姿勢だったので)
階段飛ばしも、初?

―――

フィナーレ、思いっきり盛り上がりましたね。あ、ここからは私がメモを放棄してるので(爆)雰囲気だけお楽しみ下さい。

最初はいつも通り「摩天楼に、バッキューン!」で終わったのですがカーテンコールで千穐楽版(ラスサビでたくさんの紙ふぶきが舞ったのです)「ここはパラダイス」を歌った後(もう、感極まってきてるのか大分音程外してましたがそれはもうご愛嬌)
ジェミニから「千穐楽なので、スターファイブからご挨拶したいと思います。」と入り、まずは昴から。
昴が一歩前に出るとすごい歓声。「トップバッターとは緊張するものだな。」と言ったらリカやジェミニたちが「カッコいい〜!」とコメント。

昴は涙が零れないように、こらえながら一つ一つの言葉を丁寧にご挨拶。
「まず、真っ先に言いたいことがあります。」と入り「初日に台風」と、今回の波乱っぷりから入り地震にも触れて
「新幹線に5時間も閉じ込められたて大変だったり、被災地にご家族が居て不安な中、劇場に来られた方々の心が少しでも晴れますようにと思い、精一杯、舞台を努めさせていただきました。」と…本当はもっと長く、素晴らしい事をたくさん言っています。
「たくさんのスタッフ、キャスト、そして暖かいお客様に支えられて、今日、無事に千穐楽を迎えることが出来ました。本当にありがとうございます。」

続いて、ダイアナさんなんですが…もう、一歩前に出たものの号泣で喋ることができません。
それでもなんとか喋ろうとする姿に、昴がみんなの後ろを通って素早くダイアナの隣に行き「私が泣かせてしまったな、ごめん。」と言いつつ背中をさすっていました。
ポケットからハンカチを取り出し、それを使って涙を拭いながらコメントをし始めました。
「毎日毎日たくさんお稽古をして、辛かったり苦しかったり、暑かったり寒かったりして、ふぅ〜って倒れそうになったりもしたんですけど、本番では皆さんの笑顔に会えると思って頑張りました。本当に、暖かいお客様ばかりで感謝しています。ありがとうございました!」と涙涙で語る姿に周りからもすすり泣きが…
「初日にも台風が来て…私、雨女なんですよ〜」とコメントしたら昴が「まず幕が開くかどうかが心配だったな」と受けて「もう、本当にどうなることかと思ったんですけど、皆さんの熱い思いでなんとかちょっと逸れてくれて。よかったです。」と…きっと、強烈な晴れ男、晴れ女がいたりもしたんでしょうね。
でも「もースターファイブのみんなにも支えられて、誰かが脱落しそうになるとみんなで手を繋いで支えあって…」と言ったところで思わずサジータさんが「モンスターファイブ?」とツッコミを。(笑)そう聞こえたんですよねーたしかに。リカががおー!ってやってるのが可愛かった。昴は「妖怪になってしまったのか、私たちは」とツッコミを。昴さんのツッコミってタイミングが的確ですよね。(笑)

思いがけず和んだ場に、ダイアナ本人も笑いながら「も、が余計だったのよね。」と冷静に分析。でもそのあと、また涙ぐみながら「本当に、素敵な仲間たちに出会えて、私は本当に本当に幸せです。」と綺麗な笑顔を浮かべて語っていました。

続いてリカ。去年は号泣でしたが、今年はぐっとこらえて笑顔で口を開いてました。(ダイアナが落ち着くと、昴は元の立ち位置に戻っていきました。)
「今回は、肩にノコが乗ったぞ!」と左肩に乗っているノコを指差してご満悦。「去年、武道館、今年とジャングルレビューを歌わせてもらったんですけど、今回は大人の色気を出してみようよ〜って言われて、そんな無茶なぁ〜って思ったんですけどがんばりました!」と。かわいかった!や大人っぽかったよ!と声が掛かってました。
「もう、広井さ…O.Gや!(笑)ウラジミール・カヤーノやたっくさんのスタッフと、スターファイブがいて!たくさんの、たくさんの人がいて!たっくさんのお客様がいて、この人の繋がりってすごいなって思いました!ありがとうございます。…言いたいこと言ったぞ!ありがとうございました!」ぺこりと頭を下げるリカは、エネルギーに満ち溢れているリカそのものでした。

次はサジータなのですが、最初は「どうも、サジータです。」と去年と同じように入り、続いて「今回も、みんなの足を引っ張って〜」と言っていたのですが周りからそんなことないよーとコメントが入り、ダイアナが「頼れるお姉さんです」と言ったら、どうも涙腺を刺激されたらしく「ヤバイ、泣きそう。サジータは泣かない!」とちょっと目元を隠して、後ろを向いたらダイアナがハンカチを渡していました。
そのまま涙を見せないように後ろを向いて二言三言言っていたらサニーさんが「後ろ向きって…」とツッコミを入れたので、前に向きなおしました。(笑)
「涙はあまり見ないでくれ!」と手で隠しつつも「もっと頑張って、素敵なサジータをお見せできるように頑張ります!」とコメントしてくれました。

そして、最後はジェミニ。
お礼から入り「稽古中は本当に不安で、ホントに出来るのかなって思っていたんですけど、本番でお客様の暖かい拍手や声援に助けられて「あ、出来るんだ!」って思って自信が出てきて、最後までやりきることができました。ボクは、このメンバーの中でセンターという位置に立たせてもらっているんですけどすごく抜けてるところがたくさんあって…みんなに支えられて、頑張ることができました。本当に、ありがとうございました!」
としっかり締めていました。
「ボクたちはスターなので。夜、空を見上げたりしたときに輝いていると思いますので、ボクたちの歌を聞いて元気になってくれたら本当に嬉しく思いますし辛いときや悲しいときに思い出して、空を見上げてみてください。」と…うん、スターファイブのことをいつも心に留めておきます!

5人の挨拶が終わった時点で、一度幕が降りるのですが直ぐにまた幕が上がり、今度はサポートメンバーのご挨拶に。
でもその前に…ジェミニが下手を見て「こっち見てる〜」と呟いた後にぱっと顔を上げて「ご紹介しましょう!今日はスペシャルゲストがいます!ダンディ団のお2人です!」と紹介すると下手からボスと西村がやって来てジェミニとサジータの間に入り、礼を。そこに、もちろん後のほうにいた武田も呼ばれます。
ボスが「リトルリップシアターの皆さんと同じ、板の上に立てて、たいへん嬉しく思います。」とご挨拶。「人生は、サプライズ!だよね、武ちゃん。」と武田振ると、ただただ苦笑いの武田さん。(笑)
「サプライズでしたね。みんなでもう、内緒にして驚かせようとしてたんです。」と武田にネタ晴らしをするジェミニ。紐育でもみんなに愛されていじられるキャラです。武田。(笑)
「一幕はSの10と11で見てたんだけどね。また(見に来て)出ちゃったよ。」と笑うボス。さすがです。(笑)
武田にもなにかコメントを、と振ると二人に「ようこそ紐育へ」と言った後、客席に向かっては「ありがとうございました。これからも、紐育星組をよろしくお願いします。」と真面目にコメントして、また上に戻って生きました。ボスと西村も、礼をして下手へと。

ジェミニが左右を見て、まずはレッドベリーに。
最初はキャラとして「しょうがないな〜」と無愛想に前に出てきたんですけど、喋りにくかったのか「普通にやります。」と頭を下げてから「レッドベリーとしての初日、すごく緊張してもうわけがわからないことになっていたんですけど、レッドベリー!って名前を呼んでもらえたときは本当に嬉しくて、泣いてしまいそうなくらい感動して、お客様の歓声が心強かったです。ありがとうございます!」とコメントしてくれました。
で、下がるときはまた無愛想に戻って「戻っちゃった。」とジェミニたちが呟いていました。(笑)

次の杏里は「ありがとうございます!吉野杏里です。今頃、プラムは…初日を迎えています。」とまず遠くにいる相方の話から入りました。(笑)
「私たち星組が幸せだったことは、一回目と二回目の間に帝都花組さん、巴里花組さんとあの武道館を、経験できたことだと思います。二回目ってすごく難しいいんですけど、みんなで一生懸命になって、そこに向かっていくことができたと思います。」と今回に向けて貴重な体験が出来たことを語っていました。
お客様に支えられて〜と、感謝の言葉も言ってくれました。今回の事をちゃんと活かして、また次に繋げて行きたいと嬉しいコメントも!

続いてのサニーさんは「オーナーから一言。(スターファイブを見て)まず、スターファイブに。今日のこの会場のアプローズ、喝采を忘れないように。(正面を見て)そして、会場のみなさん!いつまでも星組を含めそして、我々を応援してください。よろしくお願いします!」
とまさにサニーさん!キャラ!!完璧!!と思わずにはいられないほどしっかりした挨拶でした。

今度は上手に移動して、ラッシー先生へ。「今回は楽曲が20曲もあったのですが、全部!振りをつけました。みなさん、楽しんでいただけましたか?!」もちろんです!
「今回、スターファイブ初め皆さん本当にレベルアップして、去年は振りを覚えるのに4、5日かかっていたんですけど、今年は2日で覚えました!でも新次郎くんだけはね。(横を見ると、新次郎がはい、と頷いています。)稽古熱心なんだけどね、新次郎くんが踊ると動きというか様子が…変!」あ、舞台本番で言わないでここで言いましたね。(笑)
とりあえず、脱・新橋ダンスにはなってると思うんですけどね〜…しなやかさが後一歩ってところでしょうか?「また、4年目5年目と続けてもいいですか?!」とコメントをしていました。一人で20曲って改めて聞くとすごいですよね!是非、頑張ってください!
なによりも、お客様の愛です!と言ってコメントを締めていました。

次の双葉さんは、いつも通り前に出て軽く礼をした後「ありがとうございます、ありがとうございます。」ともう一度深々と礼をしていました。
と、ここで衝撃の事実が!「実は、私…初舞台だったんです。」と!堂々としていたのでそんな風には全然見えませんでした!すごいですよ、双葉さん!
その大歓声に思わず「あ、泣きそう」と零したのですが「双葉は泣かないわー!」と持ち直して「本当に、みなさんからたくさんの愛をいただいて、またスタッフの皆さん、キャストの皆さん、ほんとに皆さん優しくしてくださって。出来ない私だったのですが、なんとか最後までやれました。本当にありがとうございます!」とお礼を言って、隣に居る息子と握手して、そのまま抱きつきました。

そしたら、その息子が涙腺決壊しまして。(爆)挨拶直前だったので、すぐに喋ることが出来ずに「今のは母さんが悪いー!」と叫んでました。ここでも、背中をさする昴さん。ジェミにも「泣かないで、新次郎〜」と声をかけてました。双葉さんも肩を抱いて「泣かないでー母さんも泣いちゃう。」ともう、まるで本当の親子のように寄り添っていたのがとても印象的でした。

「もう、去年あんなに泣いちゃったから今年は泣きません!だって男だもんって言葉も用意していたのにー」と…あはは、言えなくなっちゃいましたね。「もう、母さんが悪いんだからね!!」とホントに子供のように言っていました。うん、そんな姿も新次郎らしくていいと思うよ。

サジータから回ってきたハンカチで涙を拭い、何とか持ち直し挨拶を「ぼくも「タブー」の曲じゃないですけど、本当に逃げ出したくなるような気持ちになっちゃって、すごく大変だし心も身体もすごくぼろぼろになりまして、でもホントに、みんながね支えあって。みんなで、誰か一人でも脱落すると、みんなが、わーってなっちゃうところを、みんながみんな手を繋いでなんとか頑張って(ちょっと後ろを向いて)スタッフのみんなも、ダンサーさんたちも…(ここで再び涙が零れたので一呼吸置いて)みんなで頑張ってきて、本番、お客さんの皆さんの力もあって、ホントに声援に乗せられるというのを身体で実感して…お客さんがいてくれるからこそ、ぼくたちここに立てるんだなって思って。サニーさんも楽屋に戻ると、ぼろぼろになっちゃってぐたーって倒れちゃってるのに、なぜか舞台の上に立つとあんなに元気に…」と裏事情にちょこっと触れたら「あんまりリアルな話はしないように。」とサニーさんからツッコミが飛んできました。
「あんなに、サプライズが出来るのはすごいなって思って…ぼくも、サニーさんみたいに、頑張っていけたらと思っています!これからも本当に、よろしくお願いします!!3回目は絶対に泣きませんっ!ありがとうございました!!」と宣言しました。さて、どうなることやら?

最後に、ジェミニが「そして、今回もボクらを支えてくれたスーパーダンサーズのみなさんに拍手をお願いします!」と叫んで、自分たちはしゃがんでダンサーさんたちに拍手を贈っていました。ダンサーさんたちの中にも泣いてる方がいらっしゃいました。

そして最後、もう一度ジェミニに戻ると「みなさん、本当に暖かい拍手!声援!手拍子!どうもありがとうございました!!」ともう一度お礼を言って深々と頭を下げて幕が降りて…普段の公演ならここで終わりなのですが今回はもう一度カーテンコールが起こりました!!

みんなが前列後列関係なくわーっと前に出てお礼を言いつつ歓声にこたえていると、ふと間が出来まして。
その時にみんながジェミニの方をちらっと見たら「あれ?皆なんでこっちを見てるの?どうにかしろてきな空気が流れてきましたね。じゃあ、どうにかしましょう!」とすごく貫禄ある言葉に周りが湧きます。
ジェミニも成長しました!!でも「ああ、でもどうしよう…」と言った後に弱気になってましたが。(笑)
「もう、今回のショウはホントに、どうなってしまうのって感じで…昴さんが言ったみたいに、嵐が来てしまって…いや〜これはホントに参ったぞって思って。」とコメントしたら、昴が「幕が開くかどうかが心配になった。」と言ったのでみんながうんうんと頷いて、またジェミニのコメントへ。
「みなさんの中にも被害に合われた方がいらっしゃるかもしれませんけど、ちゃんと無事に千穐楽を迎えることが出来て、みなさんの笑顔を見ることが出来て。本当に、幸せに思っております。また、いつの日か、お会いしたいと思います。」
と言ったらサニーさんが「来年ね。」と嬉しいコメントを!!!はい!いつも、いつまでも続報をお待ちいたしております!!

会場中が興奮して、掛け声がどんどん掛かる中最後に響いたのが聞こえなかったみたいでその人に向かって「もう一回!」とジェミニとリカが訊ねると「また千穐楽で会いましょう!」と声が掛かってました。サニーさんが「来年のね。」とフォローを入れてました。うーん……掛け声ってホント難しいですね。
「また会おうね!!では、みなさん!本日は、本当にありがとうございました!!」と本当に最後の締めの言葉を言って頭を下げるキャスト一同。
頭を上げると、またたくさんの紙ふぶきが降る中、幕が下りていきます。みんなの頭に紙吹雪が乗って、それぞれ笑いあったりちょっと取ってあげたりして和気藹々とした雰囲気の中みんな最後まで手を振ってくれていました。

まだまだ拍手は鳴り止みませんが、徐々に会場は明るくなり、終演アナウンスが流れます。

ジェミニ「以上をもちまして、リトルリップシアター公演、歌う♪大紐育♪2千穐楽。
     これにて無事に終了いたしました。みなさん、本当にありがとうございました!
     お帰りの際、お忘れ物、落し物。ありませんか?
     お足下にお気をつけてお帰りくださいね!
     ではまた、お会いできる日を楽しみにしています!
     みなさん、お元気で!さようなら!!」

終わって、外に出てこの4日を振り返ってみると、台風は来るわ、地震は起こるわ、それに付随して火災も起こるわで…世間的に見てもとても波乱に満ちていたのですが、そんな中紐育星組はとても熱い舞台を見せてくれました。
逆に、これほどの事があってもやり遂げられるパワーがあるのはすごい!!
これからも何かあった時にはまた帝都から紐育へ旅立つ準備、心の準備は満タンです!!
また、会える日を楽しみにしています!!
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/20 07:05:45 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
いつもいつも頭が下がります。

如月紫水さま、毎回毎回詳細なレポありがとうございます。
今回も楽しく読ませていただきました。


CDを掛けながらこのレポを読むと、舞台の感動が蘇ってくる感じです。

今回のショウを見て、サニーをはじめとして紐育のメンバーは
観客を盛り上げるのが上手だと感じました。
日を追う毎の観客の盛り上がりはすごいものだと聞いてます
(最初の3公演しか見られなかったのでちょっと嫉妬したりしてますが・・・)

改めましてありがとうございます。


(補足・・・というか気づいた場面)
入国審査場の場面で女性をカウンターごと追っかけていくとこで、
カウンターの後ろ側に水着グラビアが貼ってありました

「This is a strong arm」のくだり
女性が入国をOKになったとき、入国官に
「Thank you」と握手。
その力がすごいものだから入国官が痛がり、
腕がぶらぁ〜んとなるしぐさ(優作が腕を折られたときのアレ)をしてましたね。
(たしかもう一人の入国官もぶらぁ〜んってやってた気が・・・)
涼蘭 <hexvxwkddy> 2007/07/20 19:36:13 [ノートメニュー]
Re: いつもいつも頭が下がります。 [返事を書く]
いえいえ、趣味ですので
こんばんは、涼蘭さん。毎回毎回読んでくださってありがとうございます。
私もレポ中はCDをエンドレスにしてショウを思い出しながら書いていました。

そうですね、回を重ねるごとに良くなっていくのが本当に楽しくてあっという間の4日間でした。

補足の部分も、ありがとうございます。追記しました。水着グラビアは別にいいかなぁと思ったんですが、やっぱり書いたほうが良かったのですね。

それでは、この辺で失礼します。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/25 23:38:31 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
レポートお疲れ様です。
さすが仕事がはやいですね。

観劇しながらメモを取られていたのでしょう?。
それなのによく細かいところまで見ててすごいです。

いつも楽しいレポートほんとにありがとうございます。


ショウについて。

スターファイブ全員で踊るときリカだけ振りがちょっと大きめだったので
今回もすごい張り切っているなと思いました。

ちなみに入国審査で双葉さんはスタンプを押してもらってなかったけどいいのかな(笑)

私が一番印象深かったのはクレオパトラのパートでした。

すばらしいショウでした。
KeNJI <louenshftt> 2007/07/21 15:48:54 [ノートメニュー]
Re: レポートお疲れ様です。 [返事を書く]
ちょっと私事で
今回はいつもよりも「早く早く!」と思って書いていたので(爆)
こんばんは、KeNJIさん。

そうです。<観劇しながらメモ
ですから、後でそのメモを見ると解読不能な文字がたくさんあります。(爆…目は基本的に舞台から離しませんので;;)

リカの踊り方は常に跳ねているようなので、とっても目を引きますよね。

…そういえばそうですね。(爆)<双葉さんのスタンプ
きっと、後から押してますよ。(^^;;

クレオパトラのパートはちゃんとストーリーを歌で繋いでいて、私もとても好きです。あんな感じのレビュウを、もっと見たいですね。

それでは、この辺で失礼します。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/25 23:46:00 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
ハイウェイを走り抜けて
紐育まで辿りつきたかったよぉ(>0<)

と、道の途中で強風雨の中泣いた私なのでした。

如月紫水さん、レポートお疲れ様でした。
そして今回のレビュウショウ
キャスト&スタッフと一緒にフル出演(?)だったそうで
重ねてお疲れ様でした。


初日初演の舞台チケットを持って行く準備まで整えておきながら
結果、地元は出発時間予定時刻に台風直撃(;;)
まぁ雨が強かったのは1時間くらいだったので
ほんと悔しいの一言しかなかったのですけども。
如月さんのレポートを読ませていただき
魂だけの私の席には更に目と耳が付けられたかのようでした。

見えないものを目にすることができ
想像だけども音が聞こえてきて
こんな舞台だったんだなぁって
そう思える自分

もしも来年という希望があるのなら
次は魂だけではなく身体そのものが
その紐育の舞台の客席にいられますように
と今から願いたいと思います。

そして、お疲れのところ
客席で毎日細かにメモを重ね
長文を纏め
見えない舞台を見せてくれた如月さんに感謝します。
本当にお疲れ様
本当にありがとうございました。

(追伸・謎伝言)
残念な連絡を出発当初からしてしまいすみませんでした。
関東の方まで台風が…と心配になってましたが
レポート内にもあったように
東京は逸れてくれたそうですね。
初日から天災の多かった今回のショウでしたが
無事初日から千秋楽まで終えることができた
というレポートを見せていただき安心しました。

ちなみに「レッドベリー」さんが「プラム」さんの出演されない会に出ること。
知りませんでしたm(_ _)m
あの写真、知らないで送った割には…
お守りになったのかな?

ナロードバンド環境なのでブロードバンド配信を見ることはできませんが
きっと発売されるであろうDVD映像を今から楽しみにしています。
美咲 緑 <lgnnetuylj> 2007/07/21 22:38:06 [ノートメニュー]
Re: ハイウェイを走り抜けて [返事を書く]
ルート66は遠かった…ですか;;
本当に、なんであのタイミングで来ちゃうんでしょうね、台風…
こんばんは、美咲さん。

キャスト、スタッフのみなさんはお疲れさまですが、私の場合は楽しんでいるのでお疲れさまではないような。(^^;;
でも、少しでもあの場の雰囲気が伝わったのなら嬉しいです!

本当に、あの台風に泣かされた方もたくさん…そんな方々に千穐楽では昴さんがとても暖かいコメントをされていたので、是非是非DVDでご確認くださいませ。(たぶん、収録されていると思いますので。)
来年こそは!またレビュウショウが決定したその暁には紐育でお会いしましょう!

謎伝言について。
お、お返事できなくてすみませんでした;;(低頭)
今回は本当になぜここまで?と思うぐらい天災が続いたショウでした…が、無事に終わって本当に良かったです。

あ、レッドベリーさんについては知らなかったのですか。
偶然ってすごいです〜!…いえ、この場合は必然でしょうか。
ありがとうございました♪

それでは、この辺で失礼します。
あ、DVDは発売されますよ。今回も会場予約がバッチリありましたので。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/25 23:55:59 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
当日台風、次の日は地震・・・。
長野の北の方に住んでます、桜色の季節といいます。
初日初公演を観に行ったのですが、2〜3日前から
台風の動きが気になって気になってしかたなかったです。
前日移動も考えましたが予算の都合と
予報を見て当日移動で行く事にしました。
朝4時に起きて新幹線が動いているのを確認し、
行けるところまで行って考えよう、と腹を決めて
出発しました。

雨が凄かったですがなんとか無事会場に着く事が
出来ました。紅蜥蜴の発表会以来の8年ぶりの
日本青年館でしたが、ロビーなど
かなり狭くて、グッズを販売していた時間などは
かなりごった返していて移動に苦労しました。(^^;

レポート拝見しましたが詳しいですね〜。
頭が下がります。私は一度だけの観劇で
レッドベリーさんの回が見られなかったので
助かりました。あとはDVDにもバージョン違いを
収録してくれる事を期待します。

日帰りして次の日買ったグッズを整理していたら
激しい揺れが!!速報では震度5強。
サクラグッズも多少落ちましたが私の周りでは
大きな被害はなかったです。たださらに周辺では
被害もあり、一泊していたら(仕事の予定がぎりぎりまで
決まらず観れたのは1回だけでした)新幹線も
止ったそうなので足元すくわれたかもしれません。

色々サプライズはありましたが杏里さんも通路前の
席で良く見れて(ちなみにダイアナ・杏里ファンです)
2回目は難しいと言われていたショウですが
とても楽しませて頂きました。
次回はもっとゆっくり楽しみたいですね。(^^
桜色の季節 <vwnqbwdoil> 2007/07/22 11:34:08 [ノートメニュー]
Re: 当日台風、次の日は地震・・・。 [返事を書く]
火事まで起こりましたからね;;
地震に付随したものですが、本当に「どうしたんだ?」と思わずにはいられないほど重なりましたよね。
こんばんは、桜色の季節さん。台風には本当にハラハラさせられました。無事に到着出来て良かったですね。

日本青年館のロビーは本当にこじんまりとしていましたよね〜私も移動に苦労しました。(^^;;
多分、DVDにはどちらのバージョンも収録されると思いますよ。<プラム、レッドベリー
そのための16日収録だったと信じています。

また、地震の方はなんとかご無事でよかったです。
天災は本当に怖いですよね。
今回もたくさんのサプライズがあったショウ、とっても楽しかったですよね!次も、是非是非期待したいところです。

それでは、この辺で失礼します。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/26 00:03:50 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪2」観劇レポート [返事を書く]
いつもありがとうございます。

こんにちは、如月紫水さま。
今回もレポート楽しませていただきました。

今回、私は2公演(16日昼と千秋楽)参加できたのですが、いやー、楽しいショウでしたねぇ。
オープニングの「LOVE is」が、それはそれは華やかでキラキラしていたものだから、
感激のあまり1曲目から早くも涙が滲んでしまったり(苦笑)。
「マダム・バタフライの夢」も、ダイアナと昴さんの演技が切なすぎて、
2回観て2回とも泣けてしまったりしました。

ジェミニの「ZING ZING ZING」は、すっごく可愛かったですね!
衣装はかなりセクシーでしたが、ジェミニのセクシーさって清潔感があって、そこが素敵です。

レッドベリーは今後、レギュラーキャラになってくれるんでしょうかね?
そしたら今度はレッドベリーにも歌を期待したいですね。
私が小牧さんの歌声を聴いたのは、実は今年観た別の舞台が初めてだったのですが、
とても素敵な歌声だったので。

それから、ちょっと気がついたこと、というか。
2幕で、ジェミニが武田に財布を渡した後、
サジータが「情けは無用」と言ったのに対しジェミニが言う台詞。
私は最初、何と言ったのかよく分からなくて、ちょっと考えてしまったのですが、
あれは、「武士は相身互い」と言っていたのではないでしょうか?
多分・・・なんですが。


とにかく、楽しいショウでした。
来年も紐育のショウがありますように。
そして、そのときはまた、レポート楽しみにしていますね。(気が早い?)

それでは、如月紫水さま、レポートありがとうございました&お疲れさまでした!
松沢了 <oixqsrjdhz> 2007/07/24 02:52:03 [ノートメニュー]
Re: いつもありがとうございます。 [返事を書く]
準レギュラーでしょうか?
レッドベリー…でも、折角ですからプラム、杏里、レッドベリーの3ショットも見てみたいですね。
こんばんは、松沢了さん。

「マダム・バタフライの夢」は本当に良かったですよね〜…私は今年のほうが好みでした。
ジェミニの「ZING ZING ZING」はとってもノリのいい曲でしたよね!衣装はすごいキラキラしてましたよね〜とても華やかで、お気に入りのシーンです。

小牧さんは歌も歌える方なのですね。ずっと歌謡ショウでも歌は無かったので、それならば次はもしかしたら、もしかするかもしれないですね。

ジェミニの武田に対する台詞の補足、ありがとうございました!
頭に「相身」という言葉が無かったので、勝手に近い言葉に変換してしまいました;;
早速直しておきます。

それでは、この辺で失礼します。
次回……たぶん、その時は書くと思いますので、またお見かけになったら呼んでやってくださいませ。
如月紫水 <pphxugfhew> 2007/07/26 00:24:07 [ノートメニュー]

[
サクラ大戦BBS] [EXIT]
新規発言を反映させるにはブラウザの更新ボタンを押してください。