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新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い)

  新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) 夢織時代 2019/12/12 06:40:34
  一話プレイ感想(バレなし) とりなべ 2019/12/12 13:54:48
  │└一回目クリア(ラストまでバレあり) とりなべ 2019/12/19 13:47:02
  │ ├DELETED  とりなべ  2019/12/24 14:21:21
  │ └クリア後の雑感(最終話まで大バレあり) とりなべ 2019/12/24 15:46:30
  │  └雑感に反応(最終話まで大バレあり) 螢ジロー 2019/12/24 21:44:13
  │   └反応に反応(ラストまで大バレ) とりなべ 2019/12/27 16:07:17
  │    └進歩かインフレか(ラストまで大バレ) 螢ジロー 2019/12/27 23:34:02
  ミスターIに愛の手を(現在第四話終了バレ)... 夢織時代 2019/12/13 02:15:29
  │└第五話から最終話(さくらEDバレ) 夢織時代 2020/01/03 00:24:14
  │ └5話まで反応(最終話までバレ) 螢ジロー 2020/01/04 02:09:32
  待ってました(2話までネタバレ) 螢ジロー 2019/12/17 19:57:20
  │└4話までネタバレ 螢ジロー 2019/12/23 22:29:54
  │ └霊力と冷気の関係 とりなべ 2019/12/24 09:22:49
  │  └霊子技術の発展 螢ジロー 2019/12/24 20:07:10
  │   └蒸気灯について とりなべ 2019/12/29 10:30:47
  │    └お勉強の時間だ 螢ジロー 2019/12/29 19:32:00
  コミック版はゲームと別物として扱うべき とりなべ 2019/12/27 13:03:46

新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) [返事を書く]
管理人の夢織時代です。

ついにこの時がやってまいりました。
本日新サクラ大戦発売です。

SEGA様からの公式発表に準拠する形で
https://sakura-taisen.com/game/shin-sakura/netabare/


内容
アイキャッチ 5話以降
ADVパート(イベント含む) 5話以降
BTLパート(イベント含む) 5話以降
こいこい大戦 一部のキャラクターとの対戦中
バトルシミュレーター 5話以降のステージを使用するミッション
活動記録 5話以降のムービー再生時
スタッフロール 全て


について、「タイトルでのネタバレ」はしばらくの間お控え下さい。

各ノート内でのネタバレ記載は、タイトル及び一行目で(第何話バレ)のように基準を表記して頂ければ構いません。

それではみなさま、よき太正での再会を。
夢織時代 <zvoejguhin> 2019/12/12 06:40:34 [ノートメニュー]
Re: 新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) [返事を書く]
一話プレイ感想(バレなし)

 初回限定版の箱がデカい!PS4の箱と同じくらいのサイズだ!
 ……というのが第一印象でした。

 とうとう発売されましたね、新サクラ大戦。
 発売のかなり前から、体験版ブレイ、ゲームショー生中継、帝劇宣伝部通信などネットにはかなり多くの事前情報が流れていたようですが、それがすべて5話までの情報だったとは、全体の情報量は相当に多いことが伺えます。
 
 発売日当日の今日、何時に届くんだろう、という不安をよそに、朝イチに佐川急便がウチのチャイムを鳴らしました。
 家電店で買ってきたままで未開梱のPS4と、まさに届いたばかりの初回限定版の新サクラ大戦を並べて、さあやるか!となったのが本日の9:00。
 PS4のセッティング終了が9:45、新サクラ大戦一話がおわったのが12:30でした。
 1話だけで2時間45分か……初見の戦闘パートで手間取ったとはいえ、けっこうなボリュームですね。

 とりあえず1話を終えて、この分家を覗きにきた、というところです。
 これから一日1話くらいのペースで進めていこう、と思っています。

 夢織さんのツリー元のバレ注意を読んで、公式サイトを見てきたんですが、「初回限定版のCDの歌タイトルと、美術資料にネタバレが多数あります」という注意が書かれてます。

 そーいうことはゲーム本体の方に書いておいてくれよぉ!

 というわけで、初回限定版を買った方は特に「同梱品によるネタバレ」に注意してくださいませ。


 ゲームの感想は……
 おお、たしかにサクラ大戦です。

 コントローラー操作は右手指と左手指のコンビネーションが多く、ややムズいので、慣れないとLIPSを押しそこなったり、戦闘で敵がどこにいるのかわからなくなったりします。
 
 戦闘パートは今までのようなシミュレーションではなくリアルタイムのシューティングですね。ここが最も大きな変更点だと思います。……連打しすぎて右親指が疲れる……

 アドベンチャーパートはどうだろう……ここに来るような人にはまったく不要な注意とは思いますが、プロマイドは買い逃がさないようにしましょう。あえて何か言うならそのくらいでしょうか。
 つまり、今までのサクラ大戦と注意点はまったく同じだ、ということですね。

 なおキャラ名で、さくら、と、さくらさん、の区別が感想を書く時にちょっと混乱しそうです。フルネームで書く方が良さげですね。少し煩わしい気もしますが。

 それではみなさま、新サクラ大戦を存分に楽しみましょう。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/12 13:54:48 [ノートメニュー]
Re: 一話プレイ感想(バレなし) [返事を書く]
一回目クリア(ラストまでバレあり)

 え、7話でおわりなの?!
 ……というのが6話の後の予告編を見た時の感想です。
(後半にもし真のラスボスが出るなら、5〜6話くらいで仮ボスを倒しておかないと話数が足りないので、これはプレジデントGを倒しておしまいだろう、という意味で。)
 実際は最終話がありましたが「真のボス戦」はありませんでした。
 初代サクラ大戦をなぞるのなら、全10話で降魔皇を倒すところまで行かないと、いろんな意味で「足りてない」ものになりますね。

 何が足りてないか、は後でまとめて書くとして。
 一回目クリアした感想はこんな感じです。

サクラ大戦である、ということ
 新しいサクラ大戦をプレイした、という実感がありました。
 会話で信頼度を上げて戦闘で成果を上げるシステムは、現代でも充分通用します。
 イベントの数も豊富で、各話更新の読みものも多く、プロマイド集めにはクイズの要素が足されています。
 ミニゲームはこいこい対戦だけですが、キャラ数が多いのでボリュームがあります。

ボイスが多くある
 フルボイスではないんですが、かなりの会話シーンに音声がついています。
 サブキャラや悪役にも声が豊富につくのがうれしいところ。

キャラの好感度は高い
 10年後に集まった新たな華撃団、他の都市の強力なメンバーも含め、各キャラの魅力は充分発揮されてると思います。
 私はまったく忍んでない忍者娘・あざみを推してます。太正帝都と一見安直な忍者設定の相性が、いざやってみると意外なほど合う、というのも発見ですね。霊力がある世界ではすごい忍術が実在できる訳で。
 サブキャラも、本郷ひろみの怪しさが気に入りました……じゃぱーん、は無茶だなぁ。 ←4話くらいまでなぜ口癖がじゃぱーんなのか気づかず、意図が分かった時に衝撃を受けた

3DCGをメインにしたグラフィックは、二次元の絵ほど単体で完成していない
 3Dのキャラは、動きを止めると「人形」に見えるため、特有のフラフラしたモーションが付けられています。
 ちょっと落ち着きがない感じですね。立って会話する人間は表情や手以外はあまり動かさないものなので、動かない2Dの立ち絵の方が人間に近い感覚があります。
 キャラを動かしてるうちにだんだん慣れてくるので、プレイしてる間はそれほど気にならないんですが、アップになったり止まったりした時の絵は情報量が不足していて、2Dつまり「絵描きの作品」にはかないません。「萌え」が足りないのです。
 技術力の話なのか、デザインの話なのか、あるいはキャラゲーに要求されるキャラ造形のレベルが他ジャンルに比べて高いということなのか。
 これは、かつてサクラ3の立ち絵の印象が薄く、後に雑誌に発表された松原氏の魅力的なキャライラストによって補完されたことを思い出させるものがあります。
 松原氏がほとんどの絵を描いたサクラ大戦2がゴージャス過ぎた、というところでしょうか。このあたりは、サクラ3やVをプレイした時と似た感想ですね。

謎が解明されない
 10年前に消滅した華撃団たちは現在でも生死不明のままで、どうなったのかの解明は先送りされています。
 常識的に考えれば、補給も食料もなく、とっくに全滅しているシチュエーションです。
 このため、被災地で行方不明者の安否を気遣う家族みたいな心理状況に陥った旧作ファンが「遺体を出せ」とばかりにネットで暴れてるのを目にするんですが……いや、次回作で出てくるに決まってるだろ、ちょっと落ち着け、と言いたいところです。
 もっとも、シナリオ上で未帰還をうかがわせるところがあり、このあたりが「本当に戻ってくるとは思っていない」「薄情」だ、というのはありました。旧華撃団が帰ってくると思ってるのなら、いま自分たちが住んでる部屋を開けるのか、みたいな話が出るはずですが、すみれさん以外は旧華撃団が居たという実感がないんですね。

降魔皇は封印されたまま
 サクラ大戦には疾走感があるんですが、今回はありませんでした。降魔皇が退治されてないからです。
 7話+最終話で終わりではなく、あと三話で降魔皇に挑み、絶体絶命のピンチに旧華撃団が勢揃いしてラストバトル!となればそれこそまさにサクラ大戦なんですが、話が解決してないため、後日談で表示される「大団円」とか、決め台詞の「絶対正義」といった言葉がかなり虚しく響いています。
 もう1作品作るために温存してるんでしょうけど、それは悪手でしょうねぇ。
 このあたりは、ゲーム単体ではキャラの魅力が伝わらず、OVAまで見ないと良さがわからないサクラVを思い出させるところがあります。ゲームひと作品にぜんぶ詰め込むべきですね。

降魔皇と、聖魔城や武蔵との違い
 おそらく構成作家が「聖魔城」や「武蔵」あるいは「オーク巨樹」の位置づけとして設定したと思われる、降魔皇。
 ところが、そこにはかなりの違いがあります。
 聖魔城や武蔵はそれ自体に意思がなく、破壊に使うには悪役の意思を必要とする「遺物」です。
 オーク巨樹は絶対悪ではなく、鎮魂・祈祷によって味方になりました。
 しかし降魔は違います。能動的に活動して人を襲い、説得も不可能な、人類の敵です。
 このため、サクラ1や2のラスボスが「大きな犯罪」なのにくらべ、完全に退治することができない降魔皇は「天災」の位置づけになるんですが、そうなると華撃団単体で挑むものではなくなってくるんですよね。

 華撃団は都市を悪から守る警察の役割です。悪の意思を持った者が相手で、なおかつその敵に「勝てる」からこそ絶対正義が成り立ちます。
 天災に対処するのは科学者や国の指導者たちの役割です。すぐには勝てないとしても、いつかは克服すべきものとして、人類の叡智を集めて最大限の対処を行います。
 
 降魔皇は天災として描かれています。対処を考えるのは、サクラ1なら花小路伯爵の役割なんですね。長期にわたり予算を確保し、巨大プロジェクトを地下で計画実行します。
 この役割の人物が、今回の作品内には出てきません。天災に対抗するために国の総力を注ぎ込んだ切り札が用意され、それが使われる、というところまでを描いて、そこでやっと話が終えられるわけです。
 今回はそこがまさに「足りていない」のです。

まとめてみると
 新サクラ大戦は、雰囲気はサクラ大戦を再現していて、正統な続編だと思わせるものがありました。見どころもいろいろあります。
 しかし話はまだ途中であり、ストーリーのサクラ大戦らしい展開は、次回に期待、というところでしょうか。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/19 13:47:02 [ノートメニュー]
Re: 一回目クリア(ラストまでバレあり) [返事を書く]
この発言は発言者によって削除されました。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/24 14:21:21
Re: 一回目クリア(ラストまでバレあり) [返事を書く]
クリア後の雑感(最終話まで大バレあり)

神山隊長
 銃刀法は?!銃刀法はないんですか?!警察も何でこの人つかまえないんですか?!
 LIPS選択以外の行動でもリアクションが大きいので、客観的に見ればけっこう賑やかしい人物ではないのだろうか。
 あと、劇場内でむやみに走ると怒られると思う……いつも走ってるのはウチの隊長だけかもしれませんけども。プロマイドのヒントがわかったらダッシュで取りに行く姿勢で。

降魔
 降魔大戦以降、降魔の出現がほとんどなくなって、帝国華撃団不要論が唱えられるようになった、という設定があります。
 ……いや、何言ってるの、隊長が帝都に着いた瞬間からデカい降魔がめちゃめちゃ出てるじゃんよ……
 それに他の年が多かったかというと、太正12年なんて降魔がまったく出なかったので、対降魔戦闘部隊・花組の隊員たちが誰も降魔を知らなかったくらいだよ!
 ツッコミどころの多い設定のうちのひとつです。何か裏設定があるならいいんですが。

幻都
 最重要項目なのに、ほとんど説明されませんでした。
 ただ、作品中に出てくる要素をあわせて考えると……
 新サクラ大戦の舞台になってる方が幻都である、と考えれば、すべての疑問は解消しますね。
 あの帝都は、霊力のない民衆の疎開地にして、各国の華撃団の訓練場であり、すべては3D投影装置で作られた幻の街だったんだよ!

村雨師匠
 さくらの父の古い友人、と公式サイトにある。
 少なくとも40歳以上だよな……外見が若すぎる。すごい怪しい。魔物なんだろうか。
 朧とも知り合いで、止めを刺したのもたぶんこの人だろう、という露骨な謎を残しております。

西城いつき、本郷ひろみ
 いつきちゃん15歳。相変わらず、中学生に命がけの仕事をさせる華撃団である。
 ひろみさん22歳。一応は公務員のはずなんだが、副業やっていいんだろうか?
 和菓子に中毒性がある。ブラックカレーみたいなものだろうか。捕まらないことを祈るばかりだ。
 あと、野口五郎さんはいつ出てくるんだろうか。

劇場の客
 1話で、用もないのに劇場にいる人たち。
 いつきちゃんの不自然さを隠すカモフラージュだったとはねぇ……
 まさか、あなたたち全員、月組なの?

夜叉
 さくらさん?!と思わせるミスディレクション。でもコミック版だと早々に仮面とっちゃってる。
 セリフは別に棒読みでなくても良かったんじゃないだろうか。
 最終話では髪の毛がバサッて残るのだけど、あれは依代というより霊力供給源で、強大な真宮寺さくらの呪霊が宿る髪が、受肉して実体化しました、みたいに見えるなぁ。
 さくらさんはクシャナ殿下みたいに髪の毛切って戦場に投げたりしたんだろうか。短髪になってリボンもつけなくなったら、誰だかわからなくなるんじゃないだろうか。
 あの髪を拾って帰って育てるとミニ夜叉ができそう。
 あと、長髪キャラはコピーが作れる、ってことになると、紅蘭、エリカ、グリシーヌ、ジェミニ、サジータ、ダイアナ、リカのコピーが作れるハズ。

プレジデントG
 破壊を好むはずの魔物のわりに、プロモーターとしてマトモな手腕がある。
 つまり、金儲けができる有能な上級降魔。
 一応は華撃団の戦力を削ぐ目的があったのかもしれないが、華撃団がほとんど活動していない日本でわざわざ大会を開き、結果的に世界の華撃団を封印の地である帝都に集めて、降魔皇復活を阻止される状況を作ってしまった。人間としては有能なのに魔物としては無能だ。
 そんなに権力があるんなら大会は他の国でやれよ、とツッコんだのは私だけではないだろう。3D機材が充実してるのが日本だけだったのかもれないが、その場合はどう考えても、世界の人を楽しませたいという趣味のために、魔物としての目的をないがしろにした、としか思えない。仕事人間として生きてる方が幸せだったんじゃないのか?
 魔物なのにWLOFにどうやって潜り込んだのかは謎。たぶんフツーに仕事ができたんだろう。
 ただ、サクラ1の1話のアイリスは相手の霊力のあるなしが判定できていたので、華撃団なんて専門部署で、構成員が魔物か人間かを見分けられないモンなのかねぇ?という素朴な疑問はある。

ミスターIとか黒服の人々
 八丹斎&あざみの攻撃に素直にふっとばされていたので、特に魔物というわけでもないらしい人たち。
 プレジデントG派閥の人なので、この話のあとで派閥まるごと「君も魔物ではないのか?そうでないとしても、あんな不自然な大会を開催することに誰も疑問を抱かなかったのか?WLOFにどれだけ損失を与えたと思っているのか?」みたいな突き上げをくらって左遷されたんじゃないだろうか。
 本人たちの外見と言動も悪役っぽかったのだが、それ以上に上司にめぐまれない、可愛そうな立場の人だった。
 次回作で無事に登場したら、苦労話とか語っていただきたい。

WLOF
 信用失墜しすぎィ!
 今なら、すみれさんが乗り込んでいけば乗っ取れるんじゃないだろうか。

竜胆カオルと神崎すみれ
 帝国華撃団にお金はないのかあるのか、がまったくわからない。
 そもそも、劇場運営費と兵器代金を同じ帳簿で管理していいんだろうか?
 また、たとえチケットが完売しても(現代の価値で)数千万円程度と思われる劇場の利益では、さすがに(10億円単位であろう)霊子戦闘機を何体も作れないと思うんですが、神崎重工からの支援はどうなってるんでしょうね?
 神崎家の父と祖父がどうなったのかも気になるところ。

旧花組・星組
 客観的に見て生きてるわけですが、その大きな理由としては、プロマイド、ダウンロードコンテンツ、グッズで旧作が扱われていることが挙げられます。
 そもそも、ファンが買うゲームを生業とする企業が、無駄にファンをなくすような事はしないわなぁ。
 ただ、作品内では、どういう理由で「生きている」と思えるのか、が語られてない訳です。
 そこがしっかり語られるほど、生存時の説得力が上がります。
 ぶっちゃけ、「生きている」のがわかるだけで、売上やダウンロード数にもかなり影響すると思うんですが。 

奏組と新サクラ大戦の補完関係
 新サクラ大戦では、初代の月組・風組が一人も登場しませんでした。
 三都のヒロインたちと大神・大河隊長以外はまったく出てこず、幻都に行ったのか、あるいは帝都にいるのかすらもわかりません。
 逆に、奏組では「不思議な力」によって、藤島康介がデザインしたキャラの顔が描かれることがありませんでした。
 新サクラ大戦では、三人娘や米田司令にはまったく触れられることもない、というのが、ちょうど奏組と補完関係に見えます。
 つまり「大人の事情」が作用してる、というところでしょう。キャラクターデザインの権利は各会社が持っていて融通が効かない、ということが伺えます。
 このことから考えると……
「新・奏組」が作られれば、新サクラ大戦で描かれなかったキャラクターたちがどうなったのか、がわかるはずですよ!
 島田ちえさんの漫画も読みたいところですし、白泉社さん、そろそろどーですかねぇ?
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/24 15:46:30 [ノートメニュー]
Re: クリア後の雑感(最終話まで大バレあり) [返事を書く]
雑感に反応(最終話まで大バレあり)

神山隊長
天宮さくらは刀を部屋に飾ってましたから、余計にそれは感じますね。
それとも軍人だから帯刀が許されているのかな〜と思ったけど、服装で判るわけもなく確かに不審人物。
神山君は常に頭を下げて誤っている印象が強かったですが、
大神さんもCG化されていたら胃や頭を常に抱える姿が見られたんでしょうか。

降魔
あれですかね、もはや太正12年以降はいるのが当たり前になってしまった状態からの降魔大戦で一気に減ったから、
その頃に比べると、あんまりいないように感じて慣れちゃったのかなあ。
個人的には機械と融合した降魔は、降魔兵器と違って活動を停止せずに残存降魔として認識されてるので、
別物としても、純粋降魔との違いはどの程度認識されてるのでしょうね。
DS社の機械の降魔は降魔兵器が活動を再開した?と勘違いされてたのかな〜と最近になってから解釈しましたけど。
というか、政府と軍部と世界華撃団連盟の関係がわからないので、設定待ちです。
小説版設定ですが、賢人機関が裏世界に存在しなくなったのが、国家的な事情で帝撃に不利に感じますし。

幻都
な、なんだってー!
というお約束はさておき、幻都を作り出すってもの凄い事ですよね。
今回は魔幻空間といい異世界に突入しているあたり、虚数空間の第六天、魔界を思い出します。

村雨師匠
師匠が40代で若作りなのは明治剣客を思い出しますが、
昔はその刀で楽しく人間の血をすすっていたんでしょうか。
朧が帝都にいるのが想定外だって事は、朧も含めて実は別組織の上級降魔だったとか?
最早、世界中に上級降魔が拡散していて、世界はバイオハザード6のジュアヴォ並に危険な状況な気がします・・・
相変わらずのテロ連発の世界です。

西城いつき、本郷ひろみ
華撃団関係者という事は予想されてたけど、他に一般人がいないので今回はこの枠かと思ってしまったので、見事に騙されました。
いつきは神山への下っぱ君呼びが、帝撃の隊長を何故知らない?と思ってたけど劇場ではモギリだからそう呼んでるだけなのかな〜と思って気づけませんでした。
まさか15歳に隊長やらせるなんて誰が想像できますか!しかも月組の。
ひろみさんは怪しげなお菓子が胡散臭すぎましたが。
しかし、ここでも仮面ネタで降魔ってどんだけそのネタ好きなんですか、神山隊長!

劇場の客
え、そうなんですか?
てっきり食堂目当ての客かと思ってたんですが・・・

夜叉
帝鍵を大会で見つけたあたりから口調が変わって、更に6話で冷酷モードになってたので、
何か意味がありそうな気も・・・仮面の機能を再調整したとか?
初めから、上級降魔になった経緯がよくわかりませんが、
髪の毛と上級降魔の細胞をセットにして依り代にでもしたのでしょうかねえ。
反魂の術であれば髪の毛1本でも可能でしたが。
アナスタシアの両親はお墓でも残ってたのか、それとも初めからのブラフだったのか。

プレジデントG
こんな上級降魔がいたら、もう誰も人間が信用できなくて恐ろしいです。
世界中の政府機関に潜んで世界大戦すら起こしかねません。

一応、大会がやたらと長い期間だったので(実戦形式で修理期間を見込んだ?)
他の華撃団は帰っていきましたが、上海は支部にいるし、倫敦も独自に残ってしまいましたからね。
伯林は操る予定だからいいですけど、自力で解かれるあたり情けなくて爪が甘すぎます。
特に・・・アーサーの必殺技は反則級すぎます!サクラ世界のラスボスより強いのでは!
さすがにあの威力は見なかったことにして、戦艦一つを撃墜して、後はミサイルが誘爆したとかにしておこう。
艦隊が密集していたことも幸いしたのでしょうが。

帝鍵が必要なので帝都なのはわかるけど、大会を開く理由にはなってないですよね。
なんだかその場のノリで動いている気が・・・この人の気分でストーリーが破綻というか
意味の無いものになっている(なくてもそういう感想にしかならない)ので余計に恨みが。
小説版設定では4年前ぐらいから入れ替わったっぽいですが(実は途中から本性を現しただけ?)
上級降魔にしてはとても人間臭いので、誰も疑わなかったのは理解できるかな・・・私もそうでしたし(笑)。
ていうか、そうでないとあの大会のノリノリっぷりは説明できないよ!
そういう所だけは欲望に忠実な上級降魔らしいというかなんというか。
むしろ、帝鍵を手に入れた直後にラスボスに乗っ取られるほうが自然だったような。

ミスターIとか黒服の人々
プレジデントGのスパイ報告を真に受けて空回りして頑張ってましたが、
あれなんでスパイ疑惑を流したんでしょうね、帝劇への嫌がらせ?
しかもその直後に本当のスパイの疑いがでてきましたが、
(さくらの暗号が使えると思わないので、暗号はアナスタシア経由か)
ミスリードのかく乱戦術でプレイヤーも混乱させるとは・・・
新しい黒服メンバーの、雑用になっている姿が目に浮かびます。

WLOF
賢人機関がこんなのに進化してたら目も当てられんぞ・・・
やはりここは賢人機関の復活を!
ま、旧キャラ同様に設定的にポイ捨てされた感はあるので、次の事務総長に期待するとします。
というか、あれらの空中戦艦が全部撃墜されて軍事力はガタガタですよ。
空中戦艦は黄金蒸気のように魔力で操っていたならいいけど、そうでなかったら大量の人間がアーサー君の剣の錆に・・・

竜胆カオルと神崎すみれ
中庭の霊子水晶は帝劇所有ではなく神崎重工から借りている事や、
予算といっても各種の配分があるので無いわけではないのでしょうが、
どうも分かりやすさ重視で予算予算といってるせいで、よけいに分かりにくいというか。
一応は設備が古いとか、今作のミカサは4の東京湾に沈んだミカサの残骸をかき集めたんだろうなとか、
過去よりは予算が無い事は感じられるのですが・・・
神崎忠義と花小路伯爵は、中の人と同様に年齢的に亡くなっていてもおかしくないのが切ないなあ。

旧花組・星組
今の状態は辛すぎて、生きている理由はあんまり気にはならないけど、案外そこを気にする方もいるのかな?
すみれさんほどこっちは精神が強くないので、プレイヤーの心に悪い意味で刺さりましたが。

奏組と新サクラ大戦の補完関係
すみさんの目の前でって状況は、さすがに他の隊員が巻き込まれているような状況ではないと思うけど、
(封印には霊力もいるし翔鯨丸もあったし)
影も形もなさすぎて、丸ごと封印の可能性も残っているあたりが、隊員以上に気になる所。
藤島康介ファンとしては、どのような逆風が吹こうともいつかゲストデザインで出ることだけを夢見て・・・
見られるのか?見られたらいいなあ。

あ、奏組いまだに読んでないや。
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/24 21:44:13 [ノートメニュー]
Re: 雑感に反応(最終話まで大バレあり) [返事を書く]
反応に反応(ラストまで大バレ)

幻都
 華撃団なり、国の研究機関なりで、いままでの敵の妖術は研究してあるんでしょうね。
 その気になれば歴代の魔物が召喚したいろいろも呼び出せるんじゃないのかしら。

1話の劇場にいるお客
 明らかにカツレツ目当ての人はまあいいとして……
 なんかこう、公園にたむろするというか、街の広場にいるヒマな人たち、という感じ。
 ヒドい芝居を毎回見に来てる人は相当な物好きですが、芝居も見ないのに二階の吹き抜けに居るのは何なんだろう。あれはあれで「吹き抜けマニア」みたいな人だったりするんでしょうか。

帝劇の食堂のコック
 サクラ1からいるはずなのに、姿を見せたことがない謎の人。
 マニアも唸らせる腕を持ち、お客が少ない時期の劇場を裏で支えている、とも言えます。
 そういえば、厨房が劇場の地図から消えましたね。コックがますます影の存在に……

アーサーの殲滅攻撃
 旧作から10数年経って対魔物用の霊力兵器が少しずつ世の中に出回っている、という描写はあるものの、街に降魔が出たら華撃団以外は対処できないことに変わりがなかったり、忍者に銃器がまったく効かなかったり、強大な術者一人で艦隊を殲滅できたりと、霊力者の圧倒的な有利はかわってないようですね。
 シルスウス鋼発見の逸話に出てくるマクンバ呪殺や、かつて帝都で脇侍7千体を一撃で葬った真宮寺さくらという術者の例もありますし、もともと霊力攻撃は広範囲殲滅戦にこそ威力を発揮するモノではあるんでしょう。
 普段は広範囲攻撃を持たない隊員でも、隊長との信頼度を上げれば二人組で広範囲殲滅技を使えるようになる、という限定解除機能もあるわけで。
 それにしても、あのアーサーの攻撃シーンは……圧倒的な軍事力を持つ華撃団隊員たちが結集して、役に立たない上層組織を破壊したってことなので、実質的に「クーデター」だったことにもなりますね。
 巻き込まれたヒラ構成員たちが生還できてればいいんですが。後日談とかないのかしら。

空中戦艦
 摩利支天の話と、アーサーの攻撃で全滅の件を見るにつけ、(ミカサ以外の)空中戦艦には対魔仕様の装備がなされてないのでは?という気がしているところです。
 そもそも降魔が出没するのは都市や市街地なので、空中戦艦の出番はかなり限られるのでは?
 フツーの戦争用の戦艦だったのではないかと思うところ。

天宮さんの実家
 帝鍵による封印はちょっと唐突でした。人一人の犠牲で済むにしては結界の範囲がやたら広大で、あの血筋の霊力は一体どんだけ強力なのかと。帝鍵ではなく天宮鍵じゃないのかと。
 戦闘と封印で役割は違うものの、真宮寺家に匹敵する霊力者の家系でしょう。
 天宮さくらの実家は帝都から離れた場所でしたが、大戦時にわざわざ真宮寺さくらさんが護衛に来ていた、というあのシーンが、後から考えると「犠牲となる宿命」を持つ真宮寺さくらが、同じく「犠牲となる宿命」を持つ少女を、魔との戦いという使命のために生かしたことになり、天宮さくらの少女らしいあこがれの発生とは別に、重い意味のあるシーンだったことが伺えます。

描かれなかった奏組
 奏組は、ゲームに実装されるシナリオを書いているセガのライターさんたちが「チームかなで」の名で初めて世に現れた作品です。
 サクラ大戦世界の膨大な設定が細かく反映されていて、ああこの人たちが今まで荒唐無稽な構成作家の裏で説得力のもてる考証を担当してきたんだな、というのが伺えるものでした。
 メディア展開としてはまず白泉社の漫画雑誌に連載するというゲーム会社としてはかなり異端な方策で、そして舞台化の際に歌謡ショウではない「演劇」をきっちり作ってきたことが最大の特徴でしょう。
 歌謡ショウの出演者が「声優・サクラキャラ・上演作の役の3つの立場を持つ」ことで、サクラキャラと帝劇の芝居の切り替えを見せる必要があるのに対し、奏組は通常の演劇作品としてストレートな演技を見せてくれました。特に「薫風のセレナーデ」は一見の価値があります。
 音子隊長の設定は一見するとお気楽なのに、日本史に絡む霊力の由来や、大神さんのルーツにも関係する話が重層的に練り込まれた背景がちらちらと見えていて、これを全て描くと完成度の高い物語になるはず……だったんですけどねぇ。
 いつか続きを見たい物語です。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/27 16:07:17 [ノートメニュー]
Re: 反応に反応(ラストまで大バレ) [返事を書く]
進歩かインフレか(ラストまで大バレ)

魔幻空間
魔幻空間と上級降魔の関係をすみれさんは初めから知っていましたし、
降魔大戦時の上級降魔か幻庵が使用していたんでしょうかね。
歴代の魔物が召喚した物体は魔界への入り口なのでやめてえええ、第三の北条氏綱になってしまいます。

劇場のお客
ぶつくさいいながらも見てる人は古参のファンとして、双子連れのお母さんも食事目当てでしたし、
昔から有名な建物だし、舞台やってない時はただで入れるので遊びに来たって感じでしょうかね。
上海華撃団ファンの子はなんで帝劇にいるのかよくわかんなかったけど、ツンデレって訳でもないっぽいし?

厨房は来賓用の入り口の横にそれっぽい扉があるので空間は確保してるっぽいので、少し安心しました。

アーサー一人でいいんじゃないかな
霊子戦闘機の霊力要求水準が下がったとはいえ、強力な霊力者には違いありませんものね。
帝都で脇侍7千体を一撃で葬った真宮寺さくら・・・そんな描写ありましたっけ?記憶忘れ?

上海華撃団の霊子戦闘機は敵艦に飛んでいったので、ある程度は空を飛べるのでしょうね。
ミサイルを全機撃墜は防御に使いましたし、近接メインだから取りついて破壊しにいったり、
倫敦も戦艦上でミサイルを防御しつつ物量に苦戦するあたりは、力のバランスが取れていて良いシーンで熱くなりましたが、
最後の必殺技のアーサー君はもはやアナザーガンダムの世界(笑)。
範囲攻撃がとてつもなく広くなりすぎいい。
あなたは今作のミカサの主砲より驚いたよ!

広範囲殲滅戦は桜花絢爛の戦いを思い出しますね。
相生橋では力の加減をしていなかったため必殺攻撃の破壊力が凄く、桜花放神に至っては更にでしたし。
あれで初代光武の威力ですからね・・・
霊子戦闘機は更に比較にならない戦闘力があると思うと、どんどん恐ろしい兵器になります。

しかし、ヒラ構成員達は夜叉の旗艦への攻撃で死傷者は出たはずですし、ミスターI達も含めて何かと可哀そうな存在ですね・・・
その割には数か月後に華撃団の競技会を再度開いているあたり、一体どうなったのやら。

空中戦艦
摩利支天は海の船なので不利な面もあるでしょうし、日本海軍の特務艦なので実験的な装備だったのかな?

昔の空中戦艦ミカサも通常兵器の集まりでしたし、基本的に戦争用に使えますから、よくてシルスウス鋼の防御ぐらいかもしれませんね。
華撃団と違って軍の予算が使えそうですし、国威発揚の大艦巨砲主義が抜け切れていないのかな。
あ、飛行機が遅れている時代か・・・でも飛行船も軍用から民間に移っている感がありますし、飛行機はどういう発展をしているのやら。

ミカサは帝都での巨大要塞への特効兵器なのであの装備もわかりますが、各国の華撃団は・・・
うーん、残存降魔の発生がどこまでなのかによりますねえ。
摩利支天も南方で沈んでますし、ルクセンブルクの町外れにも小型降魔とはいえ発生してますから、
案外、海上や平原等で支援する機会もあるのかもしれませんね。
翔鯨丸のように下向きに付いた12.7センチ砲であれば対地支援もしやすそうですが、
より曲射弾道になる艦橋からの大口径の艦砲射撃は威力重視すぎて、使いどころは限られそうですねえ。
作中で使用したミサイルであれば、劇場版の帝劇の防衛兵器のように使えそうですけど。

しかし、ミカサはそれで懲りたのか霊子核機関と劇場の巨大霊子水晶を利用したと思われる簡易霊子砲ともいうべき主砲を新開発し、
霊子砲とは違って、対降魔用に拡散し追尾させ、それを誘導して一点集中攻撃も可能と、
過去の戦訓を生かした兵器を搭載しているあたりは、各国華撃団より先に進んでいましたね。
まあ、700〜800mぐらいの今のミカサのサイズでは昔のように対空兵器を積むこともままならないでしょうから
選択と集中の結果なのかもしれませんけど。

天宮さんの実家
帝鍵の封印に関しては華撃団全員の霊力が必要だったのは単に降魔皇が強すぎるからの結果としても、幻都を作り出すのは一人のエネルギーですものねえ。
(ラスボス戦の封印は花組達で十分だったし)
魔神器は増幅装置ってだけでここまでぶっ飛んだ威力のイメージはありませんが、
京極が恐れるぐらいなので、破邪の血統と合わさると降魔封じには絶大な力を発揮するようですね。

裏御三家は京都の藤堂、西国の隼人、奥州の真宮寺と、江戸にはいなかったので天宮家が江戸の守護者だったのでしょうか。
実家は帝都中央駅から電車で二時間という事は方角は不明ですが、田舎の奥多摩あたり?
真宮寺さくらが帝鍵を取りに来たと思ったけど、あの状況だと悲壮な覚悟で取りに来たことになるし、
かといってあのタイムスリップは幻都の影響で真実は微妙な所だし、
真宮寺さくらは神格化どころかミカエル化してるし、何があっても不思議が無さ過ぎてなんとも考察しにくいです。
けど、その後に真宮寺さくらが天宮を助けたので、やはり何か関係はあったのかな?

1940年では奏組はいずこへ
「チームかなで」ってそういう意味だったんですか!
この時期はほとんど情報収集していなかったとはいえ、全く知らなかった・・・今からでもどっかに情報載ってないかな。
男だらけの霊力集団とか、重装霊力騎兵団への尊敬とか、降魔を小さいうちに対処するとか、
サクラ世界をよく理解してそうな設定は感じてはいましたが、そういう事だったんですね。
ううむ、世界観を感じる為にも読みたくなってきたなあ。
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/27 23:34:02 [ノートメニュー]
Re: 新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) [返事を書く]
ミスターIに愛の手を(現在第四話終了バレ)
改めて、夢織時代です。
とりあえず第一話終わりました。
なかなか情報密度の濃い第一話でした。
この考察は後程。
しかし海軍の新型空中戦艦ってなんだー!

ただ、3D戦闘に慣れていない人間にはなかなかアクションに慣れるまでかかりそうです。敵に背中向けてあたふたすること多数。あともちろん溶鉱炉にも落ちました。
一番苦労してるのはジャンプ切りのタイミングと間合い。
これはかなり要修行ですね。

とりあえず寝ます。体の感覚が現世に帰ってくるのにちょっとかかりそう。ふわふわしてます。

*************************
12月16日
第二話終了まで。

いつきちゃん何者!?

閉店になった後の帝劇ロビーに当たり前のようにいて、
新聞社にタレコミ情報を平然とぶっこめて、
秘密部隊であったはずの巴里華撃団、紐育華撃団の情報まで把握しているこの西城いつきちゃんって何者なんですか!?
絶対中盤以降のキーパーソンでしょうこの子。
見た目通りの年齢じゃない可能性が割とあるし、この子絡みのSS書くの絶対すごく楽しそう。


で、図書室の奥の誰かが書いたメモが
お風呂場イベントと、ブロマイド捜索のヒントなのはわかったのですが、13か条を集める物、が毎回何のことなのか全然わからなくて困ってます。
どうも時間限定イベントのヒントっぽいのですが、何を意味しているのかわからない。
ブロマイド捜索の謎解きはドラクエ1程度くらいの楽しさでぐるぐる回っているのですが、
気が付けば帝劇内をぐるぐる回っていて、ブロマイド捜索ゲーをやってる時間がかなりの長さ。

一方、ほとんどのケースで緑「!」マークを踏まなければフリー移動は時間制限なしなので、気兼ねなくブロマイド捜索できるようになったのは、これはこれでよい変更だと思います。

第二話の名場面はまた盛沢山というか、
のっけからゲキゾウ君で大爆笑させられました。キャラの存在は知っていたのにここまで面白くさせられるとは。
キャラ作成がカオルさんってあたりが好きです。
この人、きっと薄い本を書いてると見た。

一方で、すみれさんが「花組の隊長は帝都を愛する者でなければ」というあたり、
見ているこちらはもちろん米田支配人を思い出させるわけですが、すみれさん自身としてはもちろん在りし日の大神さんをきっと思い描いているのだろうと思うと、見ていてもう心に刺さる刺さる。

シャオロンが第一話からいっきにイメージ逆転して飯屋の気のいい兄ちゃんになってるのずるい。
3D絵だと表現しきれないところはイラスト一枚絵が入るのね。

クラリスの魔術が思っていたよりかなり重かった。
もちろんプレイヤーはアイリスを思い出させるわけですけど、これは2を作るときに一族ネタとか色々できそうだなあ。

街の怪しすぎる占い師を見たときに「ポンパドゥール近松さん会いたかった!」と思った人はどれくらいいただろうか。
チラと見えた姿が、アナスタシアさんの変装に見えたけど、アナスタシアさんが銀座でこんなことできるわけでもないし、これ、声優さんの声で聴き分けられる人は当然どのキャラかわかるんだろうなあ。

アナスタシアさんが帝劇の招聘に応じたのは、元々劇団を旅する人だった、というのはなるほどある程度納得。
あとはやはり帝国華撃団やすみれさんの存在も理由なのでしょうけどね。

戦闘は第二話になっていっきにきつくなりました!
あのレーザー兵器、クラリスに切り替えて遠距離攻撃すればいいんだと気づくまでにズタボロにされました。
ボス戦では隊長の必殺技が思いっきり外されてかなりのピンチに。
最後はクラリスの遠距離攻撃で遠間からぺちぺち連打して倒したのですが、ボタン連打していたら朧の撤退時のセリフまで全部すっ飛ばされてしまったーーーーー!!
絶対意味深なセリフ言ってたろうに、聞けなかった……しくしくしく(TT)

最後にすみれさんの口から出た「降魔皇」との名前。
もちろん、大神と大河たちを飲み込んだ降魔大戦のラスボスでしょうねえ。
取り残されてしまったすみれさんにとって、何が何でも復活させてはならない敵。
このタイミングで帝都で華撃団大戦をするのは偶然か必然か。
意図的な気がしてならないなあ。
今のところ、ラスボスが師匠なのかGなのか、まだ読めません。
1は第一話から、2は第四話から登場しているラスボスですので、まだ登場してないかなあ。
3でサリュは何話から登場したのか忘れてしまってます。

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第三話終了

ねえ、三人目は!?三人目はああ!?

3on3の華撃団大戦で、各華撃団二人しか公表されていないから、
発売後に各華撃団に隠し玉があるんだろうな‥と思っていたんですが、
まさかのセリフはおろか顔も名前も一切無し・・・・・
開発リソースの問題だろうとはわかるけど、これはさすがに落ち込みました。

メンバーが不明だった星組メンバーをあれこれ想像していたのとはわけが違います。
自分のいる華撃団がなくなるかどうかの瀬戸際の戦いで、一言も言うことができなかった三人目・・・。
いくらなんでも哀れすぎる。

かといって2on2では華撃団同士の対戦として格好がつかなかったのだろうと思いますが、
うーん・・・。


ただ、さすがにどうして一切何も言わなかったのか理由をひねりだすにも無理があって
SSを書くにも今は何も手がかりがありません。
今のところ自由に想像してね、ということなんでしょうが。

メディアミックス版ではなんとかキャラ絵と名前が出てきてくれませんかね。
この調子では各華撃団ともに三人目はメディアミックス待ちなんでしょうね。

華撃団大戦は、実戦といっていたのが対ホログラム戦であれー?と思ったら
二本とった後に後から実戦。
ということは、最初の二本先取制の演武はただのエキシビション???
二つあると言われていたうちの演舞はルール変更で消えたとしても
プレジデントGの運営っぷりがグダグダすぎて、とりあえずこの人がラスボスであるという疑惑は無くなりました。
うーん、なんでこんなへっぽこがWLOFトップになっているのかが、後半のどんでん返しに繋がってるのでしょうか。

とりあえず第三話までに戦闘中操作したのはさくらとクラリスだけなので
代表は必然的にさくらとクラリスを選びました。
後の面々、操作の仕方わからないし。

ただ、対ホログラム戦が二本先取制ならば
3人3人のチームを別に操作するようにすれば
全員参加になったのになあ・・と思うところです。
一周目でアナスタシアさんたちの使い方がわからない状態でそれをやったら
みんな確実に一本落としてしまうということなのでしょうけど、
華撃団大戦のシステムには結構不満の残る内容でした。



******************************
第四話

三式光武ぅぅぅぅぅ!!

三式光武との最後の戦い、ということで感慨深げにさくらがつぶやくシーンはよかったのですが
肝心の戦いでは三式光武が全然活躍できなかったなあ……。
と思った直後に、あの身を挺してさくらを庇った、
……あるいは、真宮寺さくらに、それをさせなかった、シーン。
しばらく茫然となって、それから天を仰ぎました。

ただの機械ではなく、山崎真之介と李紅蘭が作り上げてきた霊子甲冑が
生きていることを示してくれるエピソードでありました。
山崎真之介ファンとして大変感慨深いシーンでした。


しかし、真宮寺さくらさんはすみれさんとの邂逅を避けながら、
わざわざさくらの無限だけを破壊してきた。
もちろん、明確に意図的なものでしょう。
また会いましょうというからには、さくらを気にかけていて、
でもさくらには無限を使わせないようにする必要があった。

……天武同様、無限にも何か使ってはいけない理由があるんでしょうかね。

霊子甲冑から霊子戦闘機への切り替えはWLOFの肝いりだと思うのですが、
問題は、そのWLOFがあまりにもダメダメすぎるので、
果たして意図的なものなのか、ド派手な失敗なのかまだ読めません。



第三話でプレGのダメさが発揮されてしまいましたが、
腹心であるミスターIのダメさももう、・・・見ていてつらい。
世界統一機関のエージェントなのに、なんであんなに決めつけ屋で、
やることなすこと無能すぎて可哀そうになってきます。
あざみを帝国華撃団で採用するにあたって当然身辺調査はしているでしょうから
あざみの家族とか当然華撃団の統括機関として情報は持っていなければならないはずなのに、あざみの育ての親すら把握できていませんでしたとか、もうね‥。
しかも仮面とすらいえないあれだけの特徴で降魔と思い込んで、
あんなバレバレのところで密会していると思い込んで……
あの歳で帝国華撃団の一員をやっているあざみを拘束するのに腕だけしか縛っていないし、
人員は山ほどいるはずなのに、拘束車両に見張りもつけていないし、
部下たちもあれだけ近くにいたのに、バレバレの物影にいるあざみに気づかないわ、
ああもう、可哀そうで可哀そうで。
いくらなんでももう少し有能さを見せつけてあげてほしかった。

そもそも神山隊長をスパイ容疑で拘束したら、
華撃団大戦の準決勝で隊長が出れない帝撃は失格になり、
準決勝は不戦勝で倫敦華撃団が決勝進出に。
世界中が注目する大イベント扱いになってるのに、
配下の華撃団の一角にスパイが入り込んだということでWLOFの権威も失墜するし
なーんにもいいことないのに、プレGは何やってるんでしょう。
夜叉に出し抜かれたからとりあえず仕返ししたかった?
それだと無能にもほどがあるでしょう……。
後半シナリオでフォローがあるのかもしれませんが、
この二人、ラストまでに汚名返上する機会あるんでしょうか。



そういえば、他の華撃団はまったく明かされないままなのかと思ったら、
準決勝第一試合ではモスクワ華撃団の名前が出てきてちょっとうれしかったです。
ラジオで結果を聞くだけって、なんで第一試合を見に行ってないの!?
とあきれ返りましたが、
公正さを保つために他の華撃団は観戦禁止規定とかがあるんでしょう。
たぶん。きっと。もしかしたら。


それはそれとして、シャオロンたちいい奴すぎるだろ……。
なんで上海華撃団が帝都に派遣されてこうなったのかがいまだに不明ですが
シャオロンは紛れもなく帝都を、帝都の人々を愛していて、
悪を滅ぼし正義を示す、華撃団にふさわしい男だったと思います。
ただ、他の面々が出てこなかったせいもあり、華撃団解散の悲壮感があるようなないような。
裏ではシャオロンが上海に戻って仲間たちに泣いて謝ったとか、
そんなシーンがあるんだろうな、と思いつつ。



しかし、あざみちゃんヒロインシナリオに突入しないと
あざみの両親についての本当の話はわからないままなんでしょうねこれ。
捨て子で霊力のある十三歳の少女、って設定は個人的にドストライクすぎたのですが
この調子だと両親はふつーに生きてるっぽいなあ。


夢織時代 <zvoejguhin> 2019/12/13 02:15:29 [ノートメニュー]
Re: ミスターIに愛の手を(現在第四話終了バレ)... [返事を書く]
第五話から最終話(さくらEDバレ)

・第五話

華撃団大戦のルールガバガバすぎぃ!!

なんかもうプレGが中ボスかラスボスのどっちかなのはほとんど確信に近くなってきました。
それにしたって最初の立体映像戦の存在意義がまったく無いし、
途中のルール変更を世界が認めるとも到底思えないし、
そもそも、華撃団大戦を見ている世界って存在してるのか怪しくなってきました。
そして今回も一言もしゃべらないし名前も出てこない倫敦華撃団の三人目ェ‥
この華撃団大戦自体が最初から帝国華撃団を追い込んで帝鍵を捜索するための舞台装置となる茶番だった、
とすると、負ければ華撃団解散になるはずの倫敦華撃団側の淡泊さにもそれなりの説得力が出てきます。

過去二回は伯林華撃団が優勝していることを考えると、
アーサーは過去二回の華撃団大戦には出場していないことになりますし、
元々追い込むために別ルールとして呼ばれた??


華撃団大戦の日程としてもありえないくらい長い、というかインターバルが長すぎで、
そもそも夜叉さんが登場した段階で「三日待つ」と言っていましたが、
待っている間に公演が二つくらい終わってるんですよね。
クリスマス公演が近づいてきてるところをみると、各試合の間のインターバルは
一月くらいあるんじゃないかと思われます。
直接対決になったことに伴い、霊子戦闘機の修理期間が必要になったため
この長さには技術的背景から納得はいくのですが、興行としては客が激怒しそう。



とまあ、華撃団大戦についてはさすがに色々無理があるので疲れるのですが、
第五話は全体としては「ああ、サクラ大戦やってるなあ」という実感が
色々湧いて、プレイとしては楽しかったところです。

個人的に一番好きなところは、
さくらが入っているお風呂に据え付けられた蒸気設備。
世界設定がどうなっているのかわからないというか、
薪で火をつけているっぽい火加減調整のシーンがあるのですが
いっぽうでお風呂にはメーターを備えた配管があるんですよね。
これはおそらく水道ではなく蒸気配管だと思うんです。
実は蒸気配管でお湯を出せるのに、誠十郎に近くにいてもらうために
わざわざ火で温めてもらった、と考えるとなかなか楽しいシーンではないかと思うわけです。

そして、そういった細かい日常用品に蒸気設備が普及しているのがとても楽しいのです。

一方で、このさくらの故郷ってどこだろう??と首をひねるところも。
帝都から鉄道で二時間程度とかどっかでセリフにあったような。
飛行船レベルの距離ではないようです。

そしてよくわからないところは
降魔が現れたとはいえ、なぜ真宮寺さくらさんまでさくらの故郷に??
なんか根源的な理由がありそう。



一方、本作シナリオのがばがばっぷりを代表するのが
華撃団大戦の日程。
いや、始まってから何か月経ってるのさ。
いつまでたっても準決勝第二試合は始まらないし、
いつの間にかクリスマス公演がどうとか言ってるし。
夜叉が言った「三日待ってあげます」ってなんだよ。


試製桜武、という名前にはすみれ様か神崎重工の執念を感じます。
霊子甲冑の第一号機である桜武の名前を冠する以上、
霊子戦闘機としてもそこからの発展を祈願したのでしょう。
しかし、真宮寺さくらでさえ動かせなかった、ということは
この機体は10年前に製造されたもの????
いや、令士がいじり倒したのでしょうけど、機体のメイン機関は
十年前の設計そのまんまだったってことですね。
霊子戦闘機の設計は、結局李紅蘭がいなくなったあとまるっきり進歩していなかった
ということなのではないかと思われます。

そしてもう一つ、真宮寺さくらが動かせなくてお蔵入りになった、という情報は
別の深刻な事実を物語っています。

アイリスが、弱くなっている。
真宮寺さくらが動かせず、そして、アイリスはそれより弱くなっていた、
ということを意味するからです。

かつて花組最強の霊力者といえばアイリスである、というのはおそらく全ファンの合意を
得られたところだと思われます。
しかし、2以降のアイリスは太正十二年の強大さは鳴りを潜め、
花組の他の隊員とほとんど変わらない霊力に落ち着いてきています。
心を読むような超絶能力も発揮されていません。

おそらく降魔大戦のときも同様だったでしょう。
アイリスの霊力はどうなったのか。

これについては一案ネタがあるのですが、考えているうちに新サクラ大戦が出てしまいました。


フリー移動のどうでもいいところでは、
雪花先生‥魔眼の悪魔が神を斬る物語を書くなんて一体誰なんだろう(棒)

こういう小ネタ、好きです。


ただ、倫敦華撃団戦は正直言ってあまりの華撃団大戦のルールのひどさに
コントローラを投げ出しそうになりました。
戦闘はそれほど難しくなかったのですが、
意味の無いホログラム戦(ほんとかなあこれ??)に
意味の無いアーサー戦で
ラストに茶番のようなランスロット戦。

しかも、アーサーとランスロットにあまり悲壮感がなく、
この段階で二人は負けても倫敦華撃団の解散はない、と
裏情報をもらっていたのではないかと思われます。

さらにこの展開になっても、倫敦華撃団三人目はついぞ顔も名前も声も出さず。
オープニング映像で写っているのかもしれませんが、
このあまりの不自然さがシュールすぎて
この第五話はほんとうに戦闘がやっていて心理的にいやでいやでしょうがありませんでした。


後から考えるとプレジデントGに対するヘイト稼ぎだったのだろうとわかりますが、
二周目をする意欲がわきません。






************************
・第六話

なんで部隊を二つに分けたらだめなのさ!!!

いや、2をプレイしていたら絶対にあのLIPS選ぶでしょう。
せっかく華撃団大戦本戦は三人しか出場できないんだから
残りの二人でアナスタシアを探しに行く、は当然の選択肢でしょうに。
このために三人にしたというのならわかりますが、
なんのためのここまでの話だったのかと思わずずっこけました。

ともあれ。
アナスタシアに怪しいところは多々あったはずなのに、
花組メンバーだからないだろう、ということで、
まさかこの展開は予想しておりませんでした。
新サクラ大戦を通じて、「これは見事に騙された!」という唯一の箇所が
アナスタシアの裏切りでした。
あやめさんとサキさんを連想させずにはいられないあたり
サクラを踏まえた展開でもありました。

ただ、肝心のアナスタシアの過去が語られずじまいなので
メディアミックス展開待ちもえーかげんにせいよ、と不満だったのも事実。
家族が死んだということしか明らかにされなかったのはどうよ。
小説版にも書かれていなかったし。



奇跡の鐘公演、
なるほど、これが収録されているからディスクは見ないでくれと言われていたのか。
納得です。
すみれさんがこれを満を持して決行した気持ちはわかるのですが、
これをやるために季節をすっ飛ばしたにしても
ストーリーが早回しすぎないかなと思うところです。


フリー移動のお気に入りはエリスさん。
アイゼンイェーガーを「正直カッコイイ」ってこの人結構お茶目だよな。
ただ、やっぱり伯林華撃団にも悲壮感はないし、
解散が決定したはずの倫敦華撃団は全然落ち込んでいないし、
上海華撃団の連中のあの慟哭はなんだったのかと色々と整合性が
取れていないと思う第六話でした。


霊子再生槽は1の霊力ポットかな?
改良されているのか、それとも古いものそのままなのか。


帝鍵が帝剣でした、というのは二剣二刀の儀などを始めとして
ありそうな話だと思っていましたが
これはなかなか。
とはいえ、魔神器に相当するであろう帝剣をほいほいさくらに持ち運ばせるのは
やはりセキュリティとしてはダメすぎるでしょう。
こういうところがあまりにもザルで、
理由付けに結構苦労させられそうです。



あと朧くんさようなら。
正直言って悪役燃えの私でも単なるチンピラすぎて全然燃えないキャラでした。
素顔が最後にわずかながら見えるとか、
もう少し影のようなものが欲しかったところです。
夜叉、朧、ラスボスくらいしかいない敵キャラなのに
その一角としてはもう少しキャラを練りこんでほしかったところです。

このまんまだと白秋さんの踏み台でしかないキャラですね・・・。
白秋さんが幻都から来た降魔(?)というのは
元々怪しい白秋さんでしたが、こちらは面白くなってきたという感じです。
ラストでのどんでんがえしを期待したいところ。





*********************************
・第七話

夜叉、このオチかーーーーーーーー・・・・・(ため息)

本物だとすると裏切っても反魂の術でも大荒れになるから、
クローンかそれに近いものじゃないかなー、とは思っていましたが、
発売前から引っ張ったネタのネタ明かしのオチが
髪の毛を媒体にした式神でした、
・・・・というのは正直言って面白くありません。

せっかく夜叉というからには、滝夜叉姫で
あやめさんにとっての降魔殺女に相当する
さくらさんにとっての上級降魔で、
その正体は将門の娘にして遥か昔の裏御三家真宮寺家の先祖でした、
くらいのオチを期待してたんですけどね。

幻想、武御雷、というあたりに何かちょっと別の伏線みたいなものは
あるのかもしれませんが、現段階では不満だらけです。


一方で、否が応でも思い出す魔神器の取り扱い。
二つ存在できず、新たに作る必要があった、ということから
帝剣の先代はおそらく「魔神器・剣」であったと考えられます。

幻都の出現っぷりも、
空中と海中の違いこそあれ、聖魔城復活に対応しているように思うのです。

ならばこそなおさら、
二都作戦で大神一郎がこの選択をよしとしたはずがないんですよね。
大神一郎とは無関係のところで、天剣が作られてしまい、
その犠牲を無駄にしないために、大神一郎の選択肢が限られてしまったのではないか、
という逆説的な推測も成り立つところです。

また、天宮家の女に現れる絶界の力、ということは
鉄幹さんは婿養子であることがうかがえます。
また、天宮さくらに子供が無い状態で実行して天宮家が絶えたら今後どうしようもなくなるので、
酷い話ですが天宮さくらには、母方の叔母か従妹あたりがいるだろうと推察されます。

裏御三家に対応する表御三家の一角なんじゃないか、という疑惑も。


帝剣の取り扱いには色々文句はありますが、
帝剣の設定自体は色々楽しく考えられて好きです。
都を二つに割く、というあたり、そして「帝」というあたり、
降魔皇はもう平将門しかいないだろう、
という確信に近いものを覚えております。
北条氏綱の降魔実験によって出現したと思われていた降魔ですが、
さらにその根となるものが、はるか昔の坂東の地にあった、
というならそれはそれで納得できるというものです。


いつきちゃん、月組だったかあああああああああああ!
言われてみればそれらしいところが満載で、
むしろなぜ気づかなかったのかと自分に呆れます。
そりゃあ堂々と閉鎖された帝劇内にいたり、
各所に顔がきいたりするわなあ。
なにげに月組衣装がかっこよくて好きです。
いや、いつもの衣装もいいですけどね。

ひろみさんが月組なのは、意外を通り越して怖い。
この人薬物担当ですよね!?



ミカサ登場はわかっていてもやはり激燃えですよ。
大帝國劇場が離脱パーツとして噴射され合体するあたり、いいぞもっとやれ。



また、ミカサの主砲が93センチ砲ではなくなっていますね。
拡散しながら激突したものの周囲に取り巻いていくあの光り方は、
1の第十話で炸裂した霊子砲にそっくりではありませんか。
おそらくミカサの霊子核機関を利用した霊子砲が取り付けられているのでは、
と推察されます。
おい、危険すぎやせんか。


一方で、米田長官とあやめさんかえでさんの役目を一人でこなすすみれさん。
その雄姿を見れただけでも新サクラ大戦をやった意義はあった、
と思うほどにかっこよかったです。
降魔大戦での決戦のときに、たった一人だけ置いて行かれたトップスタア。
だが、すみれさんが残るのならば安心できる、
というその気持ちはわかる気がする。いや。とてもわかる。
その信頼は誠であったと示すかのように幻庵の誘いをはねのけるすみれさん。
このシーンは素晴らしかったです。


上海華撃団と倫敦華撃団の両名がともに道を開いてくれる王道展開も最高です。
・・・アーサーが約束された勝利の剣(エクスカリバー)ぶっ放したシーンは
もう笑うしかなかったですが。
ランスロットは倫敦随一の剣の達人で、
じゃあ上官にあたるアーサーはなぜ上官をしているのかと思ったら、
剣技ではなく超絶奥義で君臨していたとは。




***********************************
・最終話

パッケージにディスク2が入っていないんですけど!?

いやー、盛り上がったは盛り上がったんですが、
ぜんっっっぜん解決してないじゃないの!!

幻庵葬徹がなぜ生きていたのかもわかりませんし、
白秋さんは怪しすぎるまま生存しているし、
あれだけおもわせぶりだった降魔皇は出ないままだし、
完全にここまでだとディスク1の内容ですよね!!

そして、やるんじゃないかと思っていたけど
やっぱりやりやがった1のオマージュ全員死亡ネタ。
やってほしくなかったよ!!!!!!!!
ミカエルが出てこなかっただけましだけど、どうして生き返ったのか
全然わからないからこれまた欲求不満がたまります。

なんでさくらさんの霊力が飛んで来たらみんな生き返るわけ!?
こう命を軽んじすぎるんじゃないですかねえ、
というのが新サクラ大戦の終盤の印象です。


北斗七星の陣、の説明が出るところで、
直前の戦闘でボタン連打していたため、説明をすっ飛ばしてしましました。
ここに限らず、一回目の朧との戦闘でも
戦闘中に入るセリフをそうと気づかずにボタン連打ですっ飛ばしてしまうことが
何度もあったはマイナスポイントです。


ラスボス戦の前に周辺のブロックを都合よく動かしてくれたのは誰だろう?
・・・というあたりはSSにしてみました。


ラスボス戦はさすがに苦戦しました。
振り降ろされた腕をボコればいい、とわかるまで二回も撤退することに。
緊急回避様様ですが、なんか敵の数が多い中この回避で凌ぐのは
申し訳ないような気がする・・・・。

それでも最後はなんのかんのいってサクラ大戦らしい決着ぶり。
白秋さんに降魔皇に、もーいろんなことを放り投げっぱなしで
どうみても新サクラ大戦は未完で発売されたといわざるを得ないのですが、
それでも一応サクラ大戦らしいボス撃破演出はあったので、
そこそこの満足感はありました。



大団円では・・・・えー。白秋さんそのまま帝劇にいるんかーい。
また、頼もしかったいつきちゃんが
新サクラ大戦中ナンバー1変態であることが確定しました。
もうおムコにいけない、は風呂場でも見ましたが、
今回が一番ひどい(大笑)



で、私は一回目はやはりということでさくらエンディングだったんですが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナニコレ。

いや、1のさくらくんエンディングオマージュなのはわかりますよ。
だからといってこれまでの流れ全部ぶっちぎって、
しかもプレジデントGがいなくなったってのに
いきなりなこの辞令はなんじゃと。
しかもその辞令に納得したはずが納得しなくてあのドタバタ。
いや、もうちょっと前振りとかなんとかさあ。

呆れかえって、クリアしたという満足感を吹き飛ばされてしまいました。




総じてふりかえって、
太正時代を歩き回れることやその雰囲気など世界づくりはすごくよくできていましたが、
とにかく全編にわたってシナリオに問題がありすぎた、
というのが新サクラ大戦の総評となります。
総括担当者がいなかったのかもしれませんけど
どう作るか、という意図が製作スタッフの間でもかなり激突して
合意が形成されてなかったんじゃないかなと邪推するところです。


それでも、新サクラ大戦、出してくれたことには感謝しますし
プレイしたことを後悔もしていませんし
きっちり楽しんだことは間違いありません。

・・・・だから早く降魔皇や白秋さんが出てくるディスク2をですね。
夢織時代 <zvoejguhin> 2020/01/03 00:24:14 [ノートメニュー]
Re: 第五話から最終話(さくらEDバレ) [返事を書く]
5話まで反応(最終話までバレ)

4話で華撃団大戦のルール変更に関係各所の反対があっても
プレジデントGの決定は覆らなかった時点で、どんだけ権力あるんだこのおっさん。

戦闘時マップに見える小さなモニターは観客席用ではなく、
自分たちの姿が見えるという演出だけで全く機能を果たしていないですよね。
観客席の上にモニターがあれば良いのですが、
そもそも安全上の配慮で壁を作ったのか、モニターでしかほとんど見られず、開会式ですら生では見にくい構造になっています。
金返せ!という怒号が聞こえそうな・・・
ところで、倫敦戦後のムービーでは元の平地になってますが、地中から盛り上がってくる構造なのでしょうか。

興行の失敗は、新春の世界華撃団公演で無料で招待とかすれば・・・
不戦勝しか見れなかった上に霊力まで吸われた客に補償は必須でしょう!

ラストの公演ではモニターと網を取り払ってますが、(壁はスクリーンとして花の映像を流していますね)
それでも見えにくいので高所で公演をしないと見えないのも無理はありません。
無駄に高い位置にある観客席に壁、外側に戦艦7隻も接舷する箇所があるので今回の大会専用に作った競技場のようですから、これは後々大改造がいりますねえ・・・


大会の日程は相当に怪しいです。
3話で一回戦で誰と当たるか不明なあたり5日後が大会そのもの初戦は間違いないようです。
4話で1回戦の祝勝会と同時に倫敦が勝ち抜いた話を聞き、翌日に伯林が莫斯科に勝って決勝進出を果たしています。
ちょっと待て・・・この短期間に2連戦したのか!
決勝戦はクリスマス翌日なので、夏の終わり?からだと最低でも三ヵ月以上はインターバルがあります。

夏 残り3試合は祝勝会まで終わらせ、伯林は連戦
秋 帰郷から3日後に倫敦戦
冬 クリスマス決勝戦

この無茶っぷりは公演のポスターでも見られます。

春 1話 ももたろう(一週間後に一週間公演)
  2話 近日公演未定(ダナンの愛は2週間の延長公演)
夏 3話 ダナンの愛(ポスターのみで公演終了済)
  4話 サロメ(公演中か終了?)
秋 5話 赤頭巾(再演するつもり)
冬 6話 奇跡の鐘(公園と主役を決めた直後にさくらが真ん中に・・・早っ!)

4話祝勝会で次回公演も頑張ろうと言ってるので、3話の5日間〜4話祝勝会の間にサロメを公演した?
4話は1日しかない上にあざみがおらず舞台は壊されたので、赤頭巾は公演していません。
5話でポスターの前で再演を誓っていますが、壊れた劇場で公演し途中で終了した事になります。
話同士に繋がりがある時間経過の描写のせいで、訳が分からないことになってるんですよね。


5話のさくらの帰郷は好きなシーンです。
二つの場所がマップ化されて豪華でしたし、のどかで生活感があるのっていいですよね。
それにああいうドロドロ劇はTVアニメ版を思い出して、それはそれで好きです。
真宮寺さんへの想像を馳せるドラム缶風呂のシーンは良いものですね。

井戸が真横にあるので、水源は地下水のようですね。
人力で水を入れるのはドラム缶側として、外の機械は地下に配管が通っているのでそこから水を吸い上げているのかな。
よくみたら機械の裏側の風呂側に青く光ったボイラーがあり外の煙突に繋がっています。
劇場の所々に似たような青い光の装置があり、あれは蒸気暖房装置なのでしょうが、ここは密閉空間じゃないので暖房ではないとすると・・・
これは直接火で風呂を焚いているのではなく、外で薪をくべる事でボイラーにエネルギー供給(蒸気?)してお湯にしているのではないでしょうか。

薪の火力と水→ボイラー(煙突で排気)→風呂にお湯

という構造なのかな?
いやあ配管一つ一つを吟味する事で構造を理解して推測するのは大変面白かったです。
こういうの大好きです。
薪ボイラーの構造を勉強すれば何か判明するかな・・・?

小説を読むにさくらの故郷から帝都まで鉄道があるのは確かなので、沿線のどこか?
1940年当時の鉄道図がわかれば・・・いやサクラ世界だし、鉄道が広がっている可能性は高いし・・・
むう昔みたいに古地図が欲しくなってきた。


桜武といい三式光武といい、どっちも霊子核機関の試作機や実験機といった形で
光武や天武の良い所を潰していますよね。
山崎が未来を行き過ぎていたように、その後を引き継いだ紅蘭という科学者が抜けた穴は大きそうですね。
今後は司馬君がどこまでやれるかですが。
しかし、ジャンやパーシーや王さんはどうしたのやら・・・

すみれさんが、桜武を誰も乗りこなすことはできず「あの、さくらさんでさえ」と言って
さくらに語りかけたのは奮起を促す意味でわざと強調したように見えますね。
そういう意味では必ずしもアイリスが弱くなったのではないのかもしれません。
少なくとも4では大神とアイリスにだけ大久保長安が見えてたので、この二人がトップレベルなのは4の描写から納得です。
真宮寺さくらは破邪の血統の影響か1でトランス状態になりましたが、
霊力そのものがでかいと言われたことは無かった気がします。
天宮さくらの霊力はひときわデカい(あくまで現花組の比較でしょうが)と言われたので、潜在力よりも顕在的な霊力が大きそうですね。


上海戦で仲間が立体映像を本物にしか見えないといってますが、さすがに本物は無理がありますしね。
本物なら気づかないはずがなく、そもそも本物だと大問題だし、仮に倒されてもその時点でバレます。
そんな事で騙せるなら特定の場所で立体映像で延々と戦わせて消耗させる事も可能になりますし。

よくて本物で騙すけどそれは他の華撃団と戦わせるまでの消耗のため・・・
いや、これも他の華撃団と取り合いになってるから成り立たない。
消える時に魔法陣が出てるのも演出上だろうし、うつりちゃんとかいくさちゃんもありますしねえ。
プレジデントGは「太正の最新技術がつくりだすがまさに迫力の実戦」「本気の戦いが生み出す究極の娯楽」と言ってるから
一応形式上はあれでも実戦扱いなのでしょうが・・・この人の言うことは全てが建前すぎるけど。

華撃団大戦はプレジデントGの建前運営とゲーム上の都合が組み合わさり、全くのめり込めないのが痛すぎる。
次回は実戦形式なんて無理だし、今後の映像媒体でもよくてイベント的な扱いで終わるでしょうね。
ゲーム的にも同じことは二度としないでしょうし。


ランスロットもさくらと戦いがって「なんで戦えないのよ!」と言ってますが、よくわかりません。
ランスロットもダンスを踊るのは好きなようなので演舞はともかく、
演武の内容は実戦形式じゃない元の競技では不満がたまりそうですよね、この娘。
あれか、下手に戦えると思ったら余計に欲求不満になるタイプなのかな。
基本的に楽しくて消化不良でなければ何でも良いのかもしれませんね。
アーサー君の苦労が偲ばれます。

さくらは「直接対決は禁止ですよ」と言った直後に、ランスロットと戦う気満々なのは・・・やはりノリか。
あそこは神山君のほうが状況把握が遅く、プレイヤーの気分に沿わせた物言いにしても合わないというか、
そもそもプレイヤーのほうが神山君のように思ってないというか。
どうせ負けた後に動いても上海線のようになるというのは我々でも想像がつきますし、倫敦の動きも理解はできます。
カオルさんは神山君に油断するなと言っていたので。
大会直前の会話からランスロットの一騎打ちは想定しているとはいえ、それで決着がつくとは倫敦もさすがに思ってはいないようです。
アーサー達が敗れた事でランスロットも状況が不味いことは察していたのと、解散の件も一応口に出しているので。
ユイが負けた直後は感情的になっただけで、後があっさりなのは上海も同じですしね。
・・・いやほんと茶番だから引っ張る必要性が無いのはわかるけど、これ自体が茶番になってどうする。

倫敦華撃団の三番機かは判りませんが、大会時に一人だけはっきりと顔が見えたのでTVアニメに期待します。

6話以降はまた後程。
螢ジロー <ifccrpoocj> 2020/01/04 02:09:32 [ノートメニュー]
Re: 新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) [返事を書く]
待ってました(2話までネタバレ)

久しぶりにここに書き込む機会がこようとは思いもしなかったなあ・・・

さて、実はもう少し進んでいるけど、その都度メモってた所を書いておこうと思ったので、カキカキ。

1話〜2話までは漫画版で読んでしまっていたのでストーリー面では感想は無いんだけど、
冒頭のムービーで真宮寺さくらが降魔を一刀両断にした時は、成長した姿を感じました。
1の頃は偵察用脇侍だったのに、新では一馬さん並に強くなったなあ。

神山君が霊子水晶を普通に知っていたり、摩利支天が対魔用の艦だったりと
(その割にあっさり沈んだあたりまだまだ装備が足らない様子)
やはり霊子技術が軍では当然のように知られている世界で1940年だということを実感します。

ただ、神山君の過去に乗り切れず、初穂同様に「正気か?」と思ったけど、これも致し方の無いことなんだろうな。
潰れかけた帝撃を復活させるためには隊長にしっかりしてもらわねばいけないから、
あえて蛮勇であろうとも気概が必要だとすみれさんは判断したんじゃなかろうか。
艦長としてはあの時の判断は目的を全て達していたので判断に間違いはないけれど、過去を引きずる神山君ではいけないのも事実だし。
実際、不可能を可能にしろという無茶な要求をしている訳で、戦場では理不尽はまかり通るしね・・・
けど巨大降魔の狂骨相手に二人で突っ込んでいくのはノリで戦ったでしょキミたち!って感じなんだけどね。
まあ、そのノリがなければ初穂達の士気が上がらず、霊力も上がらないので思い込みの力は凄まじい。

2話でいきなりさくら以外の無限が揃ったあたり、予算不足というの間違ってないけど、
神山君の時と同様に、どう考えてもすみれさんは、出すタイミングを狙っているとしか思えない。
(唐突な展開ともいえるけど、理由は考えたいし)
無限は製造済みだけど、政府や軍とのやり取りで承認待ちとかそういう事情のほうが強いのかもしれないなあと思ったり。

というか、劇場を歩きまわるせいか2話が滅茶苦茶、長かった!
しかも途中で気づいたんだけど、調べる事ができる場所は1話単位で台詞が変わるので、見逃していた所があったのが悔しい。
ただ、同じ台詞ばかり出る所もあるので、ちょっと面倒にも感じるけど、
これはブロマイドを探させる為と、プレイ時間稼ぎと、折角作った帝劇を回ってほしいという制作側の狙いなんだろうなあ。

というか考察ネタはこの時点で山ほどあるけど、それはまたの機会に。
そんな簡単に消化できるとは思えないので・・・
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/17 19:57:20 [ノートメニュー]
Re: 待ってました(2話までネタバレ) [返事を書く]
4話までネタバレ

とりあえずクリアしてるけど、あくまでその時に思った事をつらつらと。

漫画版の山崎が降魔王サタンを名乗っていたので、降魔皇の名前が出てくるとは想定していませんでした。
・・・まさかあの悪魔王が復活したりしないでしょうねえ?

一つ気になったのは倫敦華撃団の紹介で言われた「大英帝国」。
基本的に知識が無いので調べたら、なるほど広義には香港の領土返還まではこの名称でも問題ないんですね、納得。
サクラ世界でも香港はイギリスの租借地のままでしたし。

というか、カフェのショーケースを見て驚きました。
霊子式蒸気冷蔵庫だとおお!
や、やはり霊子力学が発展して民間まで普及しているじゃないかあ!
ただ、蒸気と組み合わされているし、霊子をわざわざ使う意味はいまいちピンとこない所もありますけど。
普通の蒸気冷蔵庫でいいんじゃ?
と、よく考えるとこれは原理的に霊子核機関じゃないと無理だよなあと思うと怖い想像が。

というか書庫のデータで、無限はともかく三色光武すら霊子核機関を搭載しているので驚きました。
これはもう霊子核機関が一般的になっているとしか思えません。
どうりで世界華撃団大戦での各国の空中戦艦が飛行船からミカサのようなタイプに移行しているわけだ。

銃弾をあざみが跳ね返しまくるのは、OVAのさくらの件もあるので「だよね〜」と思って安心して見てました。
けど、頭領・・・何者?
あざみとは霊力の質が違うのかもしれないけど、あざみ以上の忍術らしく、
口寄せの術は幻術だとしても、朧のような実体のある幻術かもしれません。
そうであれば朧の幻術同様に対降魔弾が全く効かないのも納得です。
現代版の忍者は加山のイメージだったのですが、これが古くからの忍者の力なのか・・・

ミスターI達は、たかが拳銃で花組や降魔相手に何ができるんだかと思って白けてみていましたが、
対降魔弾以外にも新開発の拘束弾とか所持してたので、さすがに世界華撃団連盟だけあって充実した装備を持っていたので、
降魔(と思っている相手)に怯まずに発砲するあたりはそれなりに考えていた・・・のは武器だけのようでしたね。
どちらにしろ対魔用の拳銃弾の量産化には成功しているのでしょうね。
試作の霊子水晶弾を用いた11年式軽機関銃を携えた風組を思い出します。あれはライフル弾でしたけど。

というか夜叉の舞台での花咲く乙女の鼻歌を聴いた時は心が震えました。
破邪剣征、桜花放神を再びこの目で見れるとは・・・感無量です。
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/23 22:29:54 [ノートメニュー]
Re: 4話までネタバレ [返事を書く]
霊力と冷気の関係

 クリアおめでとうございます!
 いや、ツッコミ所や疑問はあるとしても、とりあえずは新サクラ大戦はわりときちんとサクラ大戦だった、というのがめでたいと思うんですよ。

 感想は私自身も思うところがいろいろあるんですが、ピンポイントで冷蔵庫についての話で。

 霊力を使うと何が起きるか、という事のうち「冷える」という効果は今までのサクラ大戦シリーズでもけっこうよく出てきてたんですよね。
 マリアさんの攻撃、上級降魔・鹿、そしてシャノワールの名もなき技術者が発明した過剰に広範囲を冷却する装置。

 殺気を感じた時に「ゾクッとする」など、古来より「気」に関する描写は空気が冷えるという表現で描かれることがよくありますが、霊力フィールドを展開した時点で真っ先に起きる効果が「冷える」という事だ、とすれば、上記の現象も説明ができそうです。

 蒸気都市・帝都では、高温・高圧の蒸気は各家庭に届けられていますが、電気と違って直接冷却には使えない(モーターは回せるが高温なせいで排熱が多く効率が非常に悪い)し、夏は高温多湿でツラそうだな、とずっと思ってました。
 霊力で冷房が可能になるのなら、それは蒸気との補完として完璧じゃないでしょうか。

 螢ジローさんが書いているように、霊力の供給源が問題になりますが、降魔がやたらと発生するくらい都市エネルギーが多い状況なので、ミカサボイラーから各家庭に直接霊力供給する、みたいなインフラが作られたのかもしれません。
 この場合、霊力をよく伝える「電線」に相当する素材が一般化してる、ってことでもありますね。
 霊子甲冑には、霊力兵器の攻撃から搭乗員を守る「シールド」や「アース」に相当する機能があったわけですが、これは霊力をよく伝える素材で作られていたと思われます。
 戦争で使われた軍事技術の平和利用という意味では、正しく技術が発展してる気がするところです。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/24 09:22:49 [ノートメニュー]
Re: 霊力と冷気の関係 [返事を書く]
霊子技術の発展

もの凄くお久しぶりでございます、とりなべ様。

そうですね、当時のお恥ずかしい姿である怒りまくった頃や諦めを感じていた頃より「普通にサクラ大戦だ」という印象でした。
ただ、サクラ大戦であるが故にとっても苦しみも生むこの状況が果たして何を生み出すのか、これからが見物ですが。

で、おお、さすが蒸気文明にお詳しいご解説ありがとうございます。
この手の分野は苦手で「何でも蒸気」のイメージぐらいだったので、久しぶりに蒸気のある生活を読み直してきました。
おかげで蒸気が温かいという基礎というか常識すら忘れていました・・・ぐはっ。

確かに、霊子技術に蒸気コンセントと同様の発想が自分に出てこなかったのは、なんでだろ?と思ったら、
霊子核機関というと単独で完結する永久機関をイメージしていたからでした。
しかし配線が二つになり、現代の電柱みたいにいっぱい色んな線が引き込まれてて、ややこしそうですね(笑)。
民間のこれがどういう技術なのか説明は無いので、そのあたりは情報待ちになりますが。
作中の街灯を調べると、眠らない町銀座を説明する台詞に「蒸気技術と霊子技術」と言ってたので、
帝都で大分普及はしてるイメージですが、本筋では基本的に触れていないので、よくわからないんですよね。

ミカサボイラーのような帝都中の人に疲労感を感じさせる愚行は犯していないはず・・・と思いたいですが、
あの米田が普通に動力源として推進してたから愚行と気づいていなかった可能性もあるのかな?
まあ、ミカサボイラーは再利用も不可能でしょうし、さすがに同じネタはしないとして
霊子核機関も人間に優しい技術革新がなされたのかな。
温暖化を促進する蒸気文明か人に優しくない霊子核機関かという、
現代に通じる部分が感じられますが、そこはエコで回避かな?

そういえばVの時代の紐育では蒸気空調があるようですが、
新サクラ大戦のサロンの蒸気暖房装置は、蒸気空調なのか配管蒸気暖房なのか・・・旧設備だから配管か?
実は暖炉が使われていないのはちょっと寂しかったりします。
サクラ大戦2で、私の大好きなレニEDの暖炉の一枚絵を思い出してしまうので・・・
そういえば、漫画版の紅蘭も冷房装置を開発してましたね、失敗作でしたが。

帝劇中庭の旧式の蒸気アーク灯と最新の蒸気電灯に関しては、自分程度では考察できませんけど、
これらは従来の蒸気灯と似たようなものと思ってもよいのかな?
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/24 20:07:10 [ノートメニュー]
Re: 霊子技術の発展 [返事を書く]
蒸気灯について

 蒸気灯は、蒸気都市の家電(家庭蒸気なので家蒸?)製品の考察としては加熱器具やモーターに比べても難度が高いものでしょうね。現実世界では蒸気は光りません。
 以前某雑誌で解説しようとしていた記事が「水蒸気が燃えます」というトンデモだった(それでは生物も簡単に燃えるので人類は火が使えず滅亡するだろう)のですが、こういうのはうかつに公式設定があると後から真実味のある理屈をつけられなくなってマズいことがよくあるため、曖昧なままユーザー側の楽しみにとっといてくれ、と思うところです。
 ここでは、そのユーザー側の楽しみとして理屈を考えてみます。

 まず「蒸気」の基本的な性質として。
 水蒸気、つまり水の分子には可視光域の吸収や放射が小さい(ほとんど無い)性質があり、このため水も水蒸気も光を通す上に色がなく「透明」になっています。
 発光現象の原理としてよく出てくる分子の振動や励起の際に電磁波が吸収・放射されるとしても、可視光ではなく赤外線や紫外線です。チェレンコフ光みたいな特殊(というか危険)な状況では光ることはありますが、人間の生活圏の範囲では、水が光ることはありません。

 このため、水に発光させるためには、太正世界に特有の理屈を考える必要があります。

 ゲーム中で照明の話が出てくるのは中庭の街灯なので、旧式のアーク灯と新型の蛍光灯、というイメージでしょう。
 特に太正29年に相当する1940年なんて、まさに蛍光灯が日本で初めて使われた年ですね。
 これを史実と関連づけして「蒸気灯の歴史」を考えてみます。こんなところでしょうか。

――――――――――――――――――

 水蒸気が「発光」する、という現象の発見は、紀元前にまで遡る。
 霊力を使う人間の周囲が薄く光って見える現象が古くから知られていたが、これが霊力と水蒸気の相互作用であることは、霊力者の周囲に霧や湯気がある状態で光が強くなることから判っていた。
 この蒸気と霊力による光は、宗教画に描かれる「光輪」や「後光」という形で記録が残されている。

 高温・高圧の蒸気を細い石英管中に通すと発光現象が起きる。これは1802年にロシアの科学者ペトロフによって発見された。
 当初は原理が謎だったのだが、後に霊力研究の発展により判明したのが、天然の石英に含まれる微小な霊力によって励起状態の電子が虚数空間にエネルギーを奪われることで基底状態に戻り、同時に静的な霊力場によって一定方向に電子軌道が抵抗を受け、本来なら紫外線のみであるはずの電磁波のスペクトルに複数のピークが発生、そのうち長い波長のものが可視光として知覚される、というものであった。
 この原理を使ったのが蒸気アーク灯である。1800年代後半より各国の都市で高圧蒸気設備が普及した際に、街灯として多く使われている。
 特定の波長の光が多く含まれるため、光の色の偏りがある(演色性が低い)という特徴がある。このため、当時の家庭用の照明器具では燃料を使う旧式の石油ランプも併用されていた。

 写真やTVの撮影など、演色性が必要な分野では、高温の金属をさらに蒸気の圧力と摩擦で温度を上げ、3000〜6000度に加熱して可視光域の放射を得る、という照明も作られた(蒸気白熱灯)。
 ただしこれはほとんどのエネルギーが熱に変換されているため、光源としての効率は非常に低いものであった。

 蒸気アーク灯が紫外線を多く含むことに注目し、蛍光粉末を蒸気ランプ内に封入することで演色性を向上させる試みは、1856〜1926年にかけて段階的に行われた。
 この新型蒸気灯は、日本では1940年の紀元2600年事業に合わせる形で技術が輸入され製造・普及している。

――――――――――――――――――

 この原理によれば……霊力のある花組隊員のお風呂をのぞいた時に湯気が妙に邪魔で見えない現象も説明できますね(笑)。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/29 10:30:47 [ノートメニュー]
Re: 蒸気灯について [返事を書く]
お勉強の時間だ

さすがのご丁寧な論文をわざわざ有難うございます。
ちょっと自分の頭ではチンプンカンプンなのがとっても勿体ないですが(汗)
蒸気で駆動するのなら仰るように単純でわかりやすいんですけどね。

蛍光灯ってそうだったんですか!
1940年前後の知識があればもっと色々な事が見えてくるのでしょうね。
特に蒸気文明は当時の文化風俗をよく知らないと考察しにくいのと、
そもそも理系の基礎知識が無いとさっぱり理解できないのは、にんともかんとも。

といいつつ、昔に溶接の講習を受けた時に、戦車や輸送船の溶接技術を思い出して興味深く勉強できたり、
X線作業主任者の試験勉強の時には核兵器に絡めて放射線の知識が吸収できて楽しかったので、
結局はいかに興味が持てるかという事なんですけどね(笑)

湯気・・・神山君は結構きわどい所まで見た可能性はありますよね。
螢ジロー <ifccrpoocj> 2019/12/29 19:32:00 [ノートメニュー]
Re: 新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) [返事を書く]
コミック版はゲームと別物として扱うべき

 ゲームに先行して、雑誌とネットで発表されていたコミック版新サクラ大戦。
 太正世界をコミックで補完しているのか、と思っていたら、ストーリー構成のイシイジロウ氏のツイートによると、これはどうも「ゲームでボツになった展開」が元になっているようですね。

 設定や展開に矛盾が多く、ゲームと同じ物語とするには無理があります。
 昨日公開された10話を読んできたんですが、華撃団が魔物に正面から撃破され平和が脅かされている状況で、次回からのんびり華撃団大会を開催する気なのか?と読んでてこちらがハラハラします。

 撃破された上海華撃団を心配するシーンがありましたが、華撃団としてはまず、破壊された建物で負傷した観客を救出するのが先じゃないのか?
 そもそも、市民を魔物から守る役割のWLOFが、超満員の観客席の上に艦砲射撃するなと言いたい。

 史実も絡む架空世界での整合性を保つ、みたいな作業が苦手のようですね、イシイジロウ氏。
 ストーリーのおかしな所にひとつひとつツッコむといった補完的な楽しみ方もできなくはないんですけど、それは既にセガの編集会議で行われた事なんじゃないか、という気もしますね。

 このイシイ氏のツイートからは、ゲームを作る際にいつも名前が出ないセガのライターさんたちが、裏で「ストーリーのデバッグ」を行って完成度を上げてる様子が透けて見えてきます。
 ゲームとしての結果が良いのなら、ユーザーとしてはそれでいいんですが……

 なんでボツになった方を、しかも混乱を増す形で同時発表しているのか、という疑問が生じます。
 メディア展開の真っ当な使い方とは思えません。誰でもアクセスできるコミック版は、新サクラ大戦プロジェクトの中ではオマケもしくはNG集という位置づけなんでしょうか。
 
 来春からはTVアニメも始まります。
 一人称視点のゲームは直接アニメにすることができません。三人称視点のコミックはアニメの原作になりえます。
 TVアニメ版の構成・脚本はまた別の人が担当するようですが、うっかりコミック版のストーリーを下敷きにしないことを祈るばかりです。


※作画はいいんですよ、コミック版。3Dじゃないから背景と人物の統一感もありますし。
 キャラデザインの久保帯人風味はほとんどなくなってますが、その分女性キャラがかわいく描かれるので、まあそれはそれでOKじゃないでしょうか。
 ゲームで感じる「シナリオの不適切なところ」が、コミックではさらに増しているのが問題なのです。
とりなべ <rpbyunwque> 2019/12/27 13:03:46 [ノートメニュー]

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