[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
とりなべ への返事
反応に反応(ラストまで大バレ)

幻都
 華撃団なり、国の研究機関なりで、いままでの敵の妖術は研究してあるんでしょうね。
 その気になれば歴代の魔物が召喚したいろいろも呼び出せるんじゃないのかしら。

1話の劇場にいるお客
 明らかにカツレツ目当ての人はまあいいとして……
 なんかこう、公園にたむろするというか、街の広場にいるヒマな人たち、という感じ。
 ヒドい芝居を毎回見に来てる人は相当な物好きですが、芝居も見ないのに二階の吹き抜けに居るのは何なんだろう。あれはあれで「吹き抜けマニア」みたいな人だったりするんでしょうか。

帝劇の食堂のコック
 サクラ1からいるはずなのに、姿を見せたことがない謎の人。
 マニアも唸らせる腕を持ち、お客が少ない時期の劇場を裏で支えている、とも言えます。
 そういえば、厨房が劇場の地図から消えましたね。コックがますます影の存在に……

アーサーの殲滅攻撃
 旧作から10数年経って対魔物用の霊力兵器が少しずつ世の中に出回っている、という描写はあるものの、街に降魔が出たら華撃団以外は対処できないことに変わりがなかったり、忍者に銃器がまったく効かなかったり、強大な術者一人で艦隊を殲滅できたりと、霊力者の圧倒的な有利はかわってないようですね。
 シルスウス鋼発見の逸話に出てくるマクンバ呪殺や、かつて帝都で脇侍7千体を一撃で葬った真宮寺さくらという術者の例もありますし、もともと霊力攻撃は広範囲殲滅戦にこそ威力を発揮するモノではあるんでしょう。
 普段は広範囲攻撃を持たない隊員でも、隊長との信頼度を上げれば二人組で広範囲殲滅技を使えるようになる、という限定解除機能もあるわけで。
 それにしても、あのアーサーの攻撃シーンは……圧倒的な軍事力を持つ華撃団隊員たちが結集して、役に立たない上層組織を破壊したってことなので、実質的に「クーデター」だったことにもなりますね。
 巻き込まれたヒラ構成員たちが生還できてればいいんですが。後日談とかないのかしら。

空中戦艦
 摩利支天の話と、アーサーの攻撃で全滅の件を見るにつけ、(ミカサ以外の)空中戦艦には対魔仕様の装備がなされてないのでは?という気がしているところです。
 そもそも降魔が出没するのは都市や市街地なので、空中戦艦の出番はかなり限られるのでは?
 フツーの戦争用の戦艦だったのではないかと思うところ。

天宮さんの実家
 帝鍵による封印はちょっと唐突でした。人一人の犠牲で済むにしては結界の範囲がやたら広大で、あの血筋の霊力は一体どんだけ強力なのかと。帝鍵ではなく天宮鍵じゃないのかと。
 戦闘と封印で役割は違うものの、真宮寺家に匹敵する霊力者の家系でしょう。
 天宮さくらの実家は帝都から離れた場所でしたが、大戦時にわざわざ真宮寺さくらさんが護衛に来ていた、というあのシーンが、後から考えると「犠牲となる宿命」を持つ真宮寺さくらが、同じく「犠牲となる宿命」を持つ少女を、魔との戦いという使命のために生かしたことになり、天宮さくらの少女らしいあこがれの発生とは別に、重い意味のあるシーンだったことが伺えます。

描かれなかった奏組
 奏組は、ゲームに実装されるシナリオを書いているセガのライターさんたちが「チームかなで」の名で初めて世に現れた作品です。
 サクラ大戦世界の膨大な設定が細かく反映されていて、ああこの人たちが今まで荒唐無稽な構成作家の裏で説得力のもてる考証を担当してきたんだな、というのが伺えるものでした。
 メディア展開としてはまず白泉社の漫画雑誌に連載するというゲーム会社としてはかなり異端な方策で、そして舞台化の際に歌謡ショウではない「演劇」をきっちり作ってきたことが最大の特徴でしょう。
 歌謡ショウの出演者が「声優・サクラキャラ・上演作の役の3つの立場を持つ」ことで、サクラキャラと帝劇の芝居の切り替えを見せる必要があるのに対し、奏組は通常の演劇作品としてストレートな演技を見せてくれました。特に「薫風のセレナーデ」は一見の価値があります。
 音子隊長の設定は一見するとお気楽なのに、日本史に絡む霊力の由来や、大神さんのルーツにも関係する話が重層的に練り込まれた背景がちらちらと見えていて、これを全て描くと完成度の高い物語になるはず……だったんですけどねぇ。
 いつか続きを見たい物語です。

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