第9回&第10回歌曲人気投票参加者様方へのお返事ツリー 安倍准尉@李家 2005/11/19 22:19:31 └いんたーみっしょん(紐育) 安倍准尉 2005/11/19 22:20:37
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いんたーみっしょん(紐育) リカ「終わった終わったー、今夜の公演も大成功、いししししーっ!!」 ダイアナ「ほら、リカ。そんなに駆け回ったら楽屋を掃除するのが大変になってしまうわよ」 昴「……で?」 サジータ「あぁ、ようやく準備が整ったんだそうだ。まったく、結局一箇月以上待たされたってことになるじゃないか」 ダイアナ「まぁまぁ、いいじゃありませんか。帝都の皆さんは……残念でしたけれど、まだ紐育には巴里の皆さんが招聘公演ということでいらっしゃるのですし」 サジータ「えーっと……確かパレス・シアターで上演してたんだっけね。演目は……こないだ招待してもらった時の『カルメン』のままだったっけ?」 ダイアナ「いえ……他にもうひとつ演目を用意してきたと仰ってました。ええと……」 昴「『ジャンヌ・ダルク』を上演している筈だよ、今は。巴里のテアトル・シャノワールでも好評を博した演目をこちらでも上演する……ということらしい。確かグリシーヌと花火がそれぞれジャンヌを演じるダブルキャストのものだった筈だ」 ジェミニ「皆さん、お疲れさまでしたーっ!レモンティー淹れましたから、どうぞ!」 リカ「レモンティー!レモンティー!あまーいレモンもあるか、ジェミニ?」 ジェミニ「へへ、勿論だよリカ。ちゃぁんとプラムさんにお願いして砂糖漬けにしといてもらったのあるからね!」 リカ「いしししーっ!じゃあリカ飲むーっ!!」 サジータ「済まないね、ジェミニだって舞台上がりだろうにさ」 ジェミニ「いえ、ボクの役今回は出番そんなにないし。それにどうしても……まだどこかで掃除係みたいなのが抜けないみたいです。えへへ(苦笑)」 ダイアナ「うふふ、そんなところもジェミニさんらしくていいじゃありませんか……って、あら?ノックの音が」 新次郎『すいません、大河です。いいですか?』 ジェミニ「ん……みんなもう着替え終わってるよね。いいよ、新次郎」 新次郎「っと……(がちゃ)失礼します。皆さん、今晩の公演もお疲れさまでした!」 リカ「おつかれさまでしたーっ!!」 サジータ「あぁ新次郎、アンタもね。で、アンタがもうここに居るってことは……場内のお客さんはみんな?」 新次郎「そうですね、売店に少しだけ残ってるくらいです。ところでラチェットさんが、皆さんもひと息ついたら屋上のサロンまで来てほしいそうです」 昴「サロン……?何かあるのか?」 ダイアナ「あぁ、ほら……わたしがさっき言ったアレ、じゃないでしょうか。もともとこれはラチェットさんから聞いたものでしたし、それで」 サジータ「まぁいいさ、あたしたちももう着替えとかも殆ど終わったしね。じゃあこのジェミニの淹れてくれたティーをいただいてから行くよ」 ジェミニ「そうだ、折角だから新次郎もどう?」 新次郎「ん?あぁ、ありがとう……でもちょっとだけまだホールの仕事残ってるのあるんだ。だからぼくはこれで」 サジータ「ったく、それにしたって新次郎は相変わらずくそまじめだねぇ。折角隊長になったんだし、モギリの仕事も少しは肩の力抜いてやればいいのにさ(苦笑)」 昴「そんな器用なことができないからこそ、彼は大河新次郎なんだろう」 ダイアナ「ふふ、そうかもしれませんね。いつでも何にでも一生懸命……それが、大河さんですものね」 リカ「ジェミニ、ティーとレモン、おかわりーっ!!」 ジェミニ「はいはい(苦笑)。公演終わったばっかりだっていうのにリカは元気だねーっ」 リカ「だってこのレモンのあまーいのおいしいぞっ!なんだか、どんどん元気になってくーっ!」 ダイアナ「そうですね、砂糖は体内でそのままエネルギーに変換されますし、レモンのビタミンCは疲労回復に良いんですよ。ジェミニさん、よい選択をされましたね」 ジェミニ「えっそーなんだ、ボクそういうのよく分からなくて、こないだ作ってあげた時リカが喜んでくれたから……」 サジータ「やれやれ、ここに居るのもジェミニ・サンライズに違いないね(苦笑)」 昴「……全くだ」 ダイアナ「ふふふ」 ◇◇◇◇◇ 准尉「ということで皆さんこんばんは。今夜の舞台もお疲れさまでした。チケもきっちりはけたそうで、相変わらずの人気ですねぇ♪」 サジータ「……なるほど、こいつが当たり前のようにサロンに居るってことは間違いなさそうだ。って、それはそれとしてスイイ」 准尉「はい、何か?」 サジータ「なんでアンタの頭の上にどまん中が居るんだ」 准尉「いや、こちらにお邪魔して待ってる間どまん中と遊んでたらなかよくなりました♪。地元の神社のハトとかにもよく頭の上に上がられるんで」 新次郎「(でも、オブジェとしては絶対ヘンだ……頭の上にハクトウワシ乗せてる人間なんて)」 ジェミニ「(しかもさりげなく流血してるし……)」 ラチェット「みんなも揃ったようね。じゃ准尉さん……随分待たされちゃったけど(苦笑)、明後日について」 准尉「はい。えーと改めましてこんばんは、アベスイイです。皆さんも公演お疲れさまでした。明後日の休演日になんですけど、ようやく発表の目処がついたのでそのご案内にまいりました」 ジェミニ「発表?って……歌の?」 ダイアナ「准尉さんがいらしてるということは、そういうことになりますよね……でも、それってこないだ開催されたばかりではありませんか?」 新次郎「ん……いや、思い出した!こないだの第10回の結果発表は全体的なものしかやれなくて、部門賞みたいなのは日を改めてやるって……確か、そんなことを」 サジータ「それにしたって随分とかかったじゃないか。もうあれからひと月以上も経つっていうのに」 ジェミニ「そういえば准尉さん自体あまり姿見せなかったけど、何処行ってたの?紐育観光?それならラリー貸してあげたのに(笑)」 新次郎「紅豚号Fは翔鯨丸に積んで、帝撃の皆さんが持って帰っちゃったから日本に戻ったって訳でもなかったでしょうしね」 准尉「私自身はトライベッカに居りましたよ。でも何してたかはナイショ(笑)。ともあれようやく準備が完了したので、今回こうしてまかり越した次第でして」 ラチェット「その明後日に、丁度明日と明後日が休演日だから。LLTであなたたちとそれに、巴里の皆さんをお呼びして各種ランキングを発表する……という流れね。折角の機会だから新曲も披露してもらおう、って趣向になっているわ」 准尉「まぁ、折角ですからプラスαということで……で、そちらのチケも既にSOLD OUTでス(苦笑)。紐育の皆さんの人気は勿論ですが、巴里の皆さんの人気もここに来てうなぎ昇りですからね」 ジェミニ「へーっ、そうなのかぁ……でもそうだよね、考えてみれば舞台経験は巴里のみんなの方が上なんだし!よーし、負けないようにがんばるぞーっ!!」 サジータ「やれやれ、ジェミニはホント、分かりやすいね(苦笑)。でもまぁ……そういうことならきちっと決めさせてもらおうか。巴里に遅れを取る訳にはいかないからね」 昴「相乗効果……か。さて、どうなるか……」 リカ「でもなーっ、それなら帝都のみんなも残ったままでまた、いっしょにやれたらもっとよかったよなっ!」 ダイアナ「仕方ないですよ、帝都の皆さんは新年早々大きな公演があるということですもの」 新次郎「そうですよね、なんでも数年前からずっと定期的に行われてきた公演だっていうし……新春公演でしたっけね。そういうのは大事にしていかないと」 准尉「……」 新次郎「……?准尉さん、ぼくに何か?」 准尉「いや……あの、ラチェットさん」 ラチェット「どうしたの?」 准尉「(帝都のクリスマスのアレのこと……甥っ子にはまだ言ってないんですか?)」 ラチェット「(……あぁ、あれ。私は……言ってないわよ。とりあえずね。サニーか昴が言うだろうからと思って)」 准尉「(だろうからって……うわーこのままぎりぎりまで教えない気じゃないでしょうね?サニーさんも昴氏も)」 ラチェット「(さぁ、それはどうかしら)」 准尉「(ってラチェットさんまでそんな涼しい顔して……)」 ラチェット「(突発的に迫られる判断力というものも、得てして隊長には必要なものよ。折角なんだから、大河くんのより身になるようにしたいじゃない、どんな機会であっても)」 准尉「(いつもより派手に慌てふためくだけだと思いますがねぇ……)」 ジェミニ「……ねぇ、なにふたりでひそひそ話してるの?」 准尉「い、いえ。大したことじゃないです(しれ)。えーと……そうですね、帝都の皆さんは来年早々の新春歌謡ショウの為に帰国されてしまった訳でして、まぁ……今回は、歌曲発表の為の訪米と同時に招聘公演を組んでいた巴里の皆さんと紐育の皆さんとでお送りしていただこうと、そんな訳です」 ラチェット「帝都の皆さん……ではなくて、巴里の皆さんとの共演というのも初めてだからちょっと私も……想像しきれないところもあるけれど(苦笑)みんな、がんばってちょうだい」 一同「イエッサー!」 准尉「そうですねぇ、巴里の皆さんは帝都の皆さん以上にくせの強いところありますし(苦笑)。甥っ子、今回もサブ司会はきみに務めてもらうからがんばってね♪」 新次郎「ええっ、ぼくが!?って……でも、准尉さん」 准尉「どうかした?」 リカ「どうしたしんじろー、きょろきょろして?」 新次郎「……またぼくをプチミントにしたりしなかったりとか言い出すんじゃ……ないですよね?」 ジェミニ「あ、新次郎警戒してる警戒してる(笑)」 昴「心配するな、大河。警戒しようとしまいと君の場合、結局末路は同じだ」 新次郎「って早速末路とか言わないでくださいよっ!(半泣)」 ダイアナ「うふふ、いいじゃありませんか大河さんも。プチミントさんは、お客様にとても愛されているのですよ♪」 新次郎「それならまだぼくそのものを愛してほしいですってば……(嘆息)」 昴「なんだ、それならば言うまでもないじゃないか」 新次郎「……えっ?」 昴「……」 新次郎「す、昴さん……それって、……ど、どういう……?」 サジータ「ハハハ!そりゃ言うまでもないだろ、新次郎っ!アンタはあたしたちの隊長なんだからな!」 新次郎「わひゃぁっ!?って痛い!サジータさん痛いですってば!」 准尉「つーかそれ、ヘッドロックぽいつもりなんでしょうけどさりげにチョーク入ってますよサジータさん……」 ダイアナ「そうですね、大河さんご自身も皆さんに愛されていますもの。隊長さんたるもの、やはりそうでなくては……って、え?」 新次郎「……」 准尉「「落ちる!そのまんまじゃ落ちますよサジータさん、甥っ子が!」 ジェミニ「うわー、新次郎の顔が真っ白だ。生まれたての芦毛の子みたーい♪」 リカ「えー、芦毛の仔馬ってふつー黒くないか?」 ダイアナ「っていうより大河さんの顔が今度はどす黒いんです!サジータさん、タオル差し上げます!ドクターストップです!!」 サジータ「なんだい、新次郎もまだまだ線が細いもんだねぇ」 ラチェット「全く、もう……仲がいいのはいいことだけど、もう少し程度というものも考えないとね(苦笑)」 准尉「仲良き事は美しき哉……な筈なんですけど、どう考えても甥っ子のザマは美しくないなァ(泣)」 プラム「ハァイラチェット、ロビーの業務の方は無事終わったわよぉん。あら准尉さんこんばんは、いらしてたのねぇん♪」 杏里「こんばんはです、准尉さん。ということは、例のアレ……いよいよなんですね」 准尉「はい、プラムさんと杏里ちゃんもこんばんは、お疲れさまでした♪。今回はおふたりにもまた『ザ・シティー』歌っていただくことですし、宜しくお願いしますね」 プラム「うふふ、まっかせといて♪」 杏里「ってことは……明日もう少し音の取り直ししますからね、大河さん。少し間置くと大河さんはすぐハモりで負けちゃうんだから」 ジェミニ「ていうかさ、新次郎今タマシイが半分くらい幽体離脱起こしてるんだけど……」 杏里「……」 准尉「……ど、どうしたの杏里ちゃん、その複雑そうな表情は」 杏里「わー、大河さんかっこわるぅい」 新次郎「って……しょうがないだろ頸動脈締められたんだから!」 昴「お、突然復活したな」 新次郎「だいたい、ぼくはあの曲はもうちゃんと歌えてるって!そう歌う度に練習なんてしなくても大丈夫だっ!」 サジータ「杏里にだけには景気いい物言いなんだよなぁ、坊やも(苦笑)」 杏里「よく言うわよ!いつも最後のコーラスはわたしとプラムさんの音の真ん中でいつもふらふらしちゃってるじゃない!音ひとつも変わらないのに、あそこのフレイズ!」 新次郎「うっ……で、でも、次に歌う時はちゃんと直ってるだろ!」 杏里「それを最初にステージの上でやらないようにするのが練習だって言ってるでしょ?もう、なんでこんなことも分からないかな、だからいつまでも大河さんなんて所詮大河さんなのよ!」 ラチェット「はいはい、ふたりとももうそのくらいにしておきなさい」 ジェミニ「エキサイトする新次郎っていうのも見てて珍しくて面白いけどね(笑)」 新次郎「……ぼくは見せ物じゃないんだけど(ぶす)」 ダイアナ「ふふ、大河さんもそこでくさらないで(苦笑)。ケンカするほどなかよしさん、って言うじゃありませんか」 プラム「でも杏里がいつもケンカふっかけてるみたいなものだものねぇん(苦笑)」 杏里「べ、別にわたしはそんなことしてませんよ!」 サジータ「まぁいいよ、杏里(苦笑)。さーて、景気のいい一席打ってもらったところだし……明日は休みだしな、折角だからみんなでなんか食べに行くか!」 リカ「やったーっ!!リカ行くーっ!!ステーキステーキっ!!」 准尉「ってリカちゃん、もう夜の9時も回ってるしこんな時間から肉とかいきなり食べたらは……!!」 ダイアナ「……どうかされましたか?(にっこり)」 准尉「……!!い、いや……きっとリカちゃんは若いから大丈夫だよな、うん。ダイアナさんも若いしそーだそーだきっと大丈夫……」 ジェミニ「よーし、それじゃあみんなで行こうよっ!ラチェットさんも仕事、終わってるんでしょ?」 ラチェット「んー……ごめんなさい、まだちょっとだけ残ってるの。折角だからみんなで、楽しんでいらっしゃい」 サジータ「なんだよラチェット、つきあい悪いじゃないか。いいさ、あたしたちはいつもの店に居るから、終わったら後からでもいいから来なよ」 昴「明後日についても、まだ打ち合わせが必要だろう」 ラチェット「そうね……じゃあ、そうさせていただこうかしらね」 新次郎「じゃあぼく、ラチェットさんが終わるの待って、一緒に行きますから。いつものお店で……いいんですよね?」 ラチェット「あら……ありがとう、大河くん」 准尉「なるほど、自然なナイトっぷり弁えてきたじゃないですか甥っ子(苦笑)。それじゃ皆さん、私はよく分かりませんけどそのいつものお店ってのに行きましょうかー。じゃあラチェットさん、また後で」 リカ「ラチェットも早く来いよ!でないとリカとノコでみーんな食べちゃうぞ!!」 ダイアナ「あらあら、ノコも一緒となったら大変ね。うふふ(苦笑)」 ◇◇◇◇◇ 第10回分各部門発表【1】へ続く |
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