紐育ライブ2012「誰かを忘れない世界で」レポート 如月紫水 2012/09/17 11:00:37
紐育ライブ2012「誰かを忘れない世界で」レポート [返事を書く] |
お久しぶりです!または、はじめまして!! 相変わらず細々続けておりますが奏組も行く気は満々、如月紫水です。 今回、グッズに台本があったりニコ生があったりと「環境整ったしレポいらないんじゃね?」とかなり本気で思ったのですが……楽しみにしていますと言われてしまうと、PCに向うこの心境。 ということで、いつも以上に流し見してもらえれば幸いです。 今回の会場は慣れた感じも出て来た青年館。 初日はお天気に恵まれたのですが、徐々に下り坂で後半はゲリラ豪雨もあったりと、やはり雨が降りやすい紐育(笑) ですが、そんな雨にも負けず全日会場前ご挨拶をしてくださった皆さんには本当に頭が下がります…!! 今回は初日から握手に出てきてくださったのは公平先生とダンディ団の三名。 9月1日夜からはラッシー先生も加わり、千穐楽には久しぶりに新次郎の姿が!! 皆さま本当にいつもいつもありがとうございます!!! 開場し、程なくすると「間もなく前説が始まりまーす!」のスタッフさんの声で次々席に着く人たち。 するとざわめきが残る開演前の客席左右の扉から「こんばんは〜!」と現れるプラムと杏里、そして双葉さん!(プラムが下手、杏里、双葉さんが上手から登場) 客席に挨拶をしながら舞台に向かうワンペアですが、双葉さんだけ長々客席でご挨拶(笑) 二人に呼ばれてようやく段上へ。 声援をいっぱい受けて上機嫌の双葉さん「嬉しい!!そしてセンターへ行く。センター大好き!」と堂々とど真ん中へ(笑) ここで改めて三人からご挨拶。 プラム「改めまして、ようこそ皆さま〜!初めての方もいらっしゃる?(そこそこ手を上げる客席) 初体験。良い響きね。じゃあ、定番の自己紹介からいきたいと思います。 …きゃふ〜〜ん!プラム・スパニエルよぉ〜!」 杏里「にゃう〜ん!吉野杏里です」 双葉「がおー!!大河双葉でございます。 私たち、三人揃って」 三人「スリーカードです!きゅーん!」 恒例の胸にハートマークを作っての決めポーズ! 「きゅん、きゅん、きゅんきゅんきゅん♪」とリズムに乗り出すプラムと双葉さんに杏里が慌ててツッコミを。 杏里「あの!あの!!(二人を止めて) も〜わたしとプラムでワンペアなのに〜」 双葉「いいではないか。大勢の方が楽しいぞ。一人より二人、二人より三人」 抗議しつつも、ノリノリで止まらない双葉さんにしょんぼり肩を落として下手のプラムの方に近づくと、プラムがポンッと杏里の肩を叩いて プラム「杏里ちゃん…あきらめないで!」 と低い良い声で励まし、二人で髪をかき上げる仕草を同時にして「しゃらーん!」と効果音。 今一瞬、頭の中を某女優さんがよぎりました(笑…あきらめないで、あなたの肌!の人です) 二人が一ネタ披露したところで三人が再び並び、今回の緒注意へと行くのですが プラムが「今更言うのもヤボだけど…」と前振りして三人で「お約束体操、いってみよ〜〜!」と叫んでリズムを口ずさんでなんと振付へ!(笑) 三人「♪お約束 お約束 お約束体操 ヤボー!」 杏里「♪蒸気携帯電話の電源 切ってね じゃ〜じゃん」 三人「♪お約束体操 ヤボー!」 プラム「♪音声の録音 動画や写真の撮影 ダメダメ じゃ〜じゃん」 三人「♪お約束体操 ヤボー!」 双葉「♪拍手や声援嬉しいけれど 歯切れよく じゃ〜じゃん」 杏里「♪公演中のお喋り」 プラム「♪大きな歌声」 双葉「♪大きな独り言も」 三人「♪やめてね じゃ〜じゃん」 杏里「♪お約束体操」 プラム「♪お約束体操」 双葉「♪お約束体操」 三人「♪ちゃ〜〜ら〜〜ん」 最後は三人で手を広げてポーズを決めて、お約束体操終了!! 口々に「やりきったわ!」「やりきったわね!」と話しているところをみて、かなり仕込んできたとお見受けしました(笑) ドンドン三人の腕が上がっていく…!(笑) けれど、これに続いて双葉さんが「もう一つお願いがある」と言いながら肩にかけたポシェットから取り出したのが 双葉「サイリュームぅ〜〜!!」 プラム「なにえもん、それ。なにえもん?」 某猫型ロボットの声真似しながら取り出したるサイリューム(笑) 好きな時に、好きなように振って構わないとご案内し、けれどもくれぐれも前後左右の人に当たらないように注意してとも付け加えていました。 そして、今回の振りどころとして案内されたのは 杏里「モノクロって違う!(笑) モノトーンのレビュウ服の時は、みんなで揃えて振ってください〜」 プラム「大変、そろそろ始まるわよ!」 最後にはそれぞれ見本に持っていたサイリウムを客席にランダムに渡して、笑顔で手を振りながら下手へ。 プラム「きゃふ〜ん!」 杏里「にゃう〜ん!」 双葉「がおーー!! みんな楽しんでね〜〜!」 以上で前説は終了となったのですが、なんとこの前説日替わりでした!! ということで、次は翌日のダンディ団の前説をどうぞ!! 9月1日昼 まだ前説始まらないしな〜と思っていたら、どんっと押されたように下手から武田がスポットも当たらない中登場したので、慌ててこちらも拍手(笑) 武田「俺出る予定じゃなかったんだよ!どーすっかな、これ……えーと…… ちょっと待ってね、聞いてくるから!!(急いで下手へ駆け込む武田) (程なくして戻ってくる)ここにいろって…(下手客席通路から現れたボスと西村を見つけて)こら!そこ!!」 西村「いらっしゃいませ〜」 ボス「ちょっと出るの早いんじゃないか?」 武田「押されたんですよ、黒い眼鏡かけた人に!」 ボス「そうそう、なんかね、広井王子さんが来ててね。なんかやってくれよって」 さすが!!(笑) そこで何もできないのも武田(笑) 先進めましょうよ、と段どりどおりに進むことに。ボスと西村が上がり、並んだところでご挨拶。 ボス「ようこそいらっしゃいました。私、日本は花の帝都東京で ダンディ団と名乗りギャング業を営んでおります。ダンディこと団耕介と申します!」 西村「同じく、西村ヤン太郎です」 武田「ベロムーチョ武田です!」 ボス「どうぞ、お見知りおきを!」 改まった挨拶のあと「しばし、お耳を拝借」とお約束の緒注意を。 まずは蒸気携帯電話。そして録音・録画禁止のくだりで 武田「もし守らないやつがいたなら、罰としてそうだな…公演中ずっと外で踊ってもらう!もちろん全力で!」 西村「ほぉ…全力で。たとえばどんなふうに?」 はい、振りきました〜!(笑) ということで、見本に武田が踊ります! ボス「初バージョンですね。サンバじゃなくてなんだっけ?おかちめんこ?」 武田「おかちめんこじゃなく、フラメンコですよ!」 ボス「じゃあ、行ってもらいましょう!お初だ〜!」 おおお、ここにきてベロムーチョダンスが進化した!!(笑) ということで、フラメンコバージョンの声は ベロロベロベロ!ベロロベロベロ!ベロロベロベロベロ!ムーチョ!! というものをステップと一緒に繰り返すというものでした。 結構複雑なのに、手拍子を挑戦する客席もさすがです(笑) そして、途中、スポットが当たらなくなるといういじりにもメゲず(笑)踊りきった武田はいろんな意味できつそうでした(笑) 西村「よくやった!!これはつらいよなぁ〜っていうか、恥ずかしくて表出れないって感じだよね」 武田「失礼な!」 ボス「こんな恥ずかしいことにならないように 皆さんもルールを守って、楽しく観劇してくださいね」 ということで、緒注意を終えて今度は「粋に楽しむための心得」として 声援拍手は短く歯切れよく! おしゃべりは小さな声で。そして、最後にサイリュームの振り方について 武田「今回の振りどころはどこですかね?」 西村「そうだな〜ムーディーな曲、ちょっと変わり種な曲、いろいろだからな〜」 ボス「いいんだよ、自由で。アズユーライク・イズ。お気に召すままってね」 おお、粋な締めですね!と、最後にダンディ団がそれぞれ懐からサイリュームを取り出し、客席にプレゼント! と、ここで終わりかと思いきや「たっぷり!」と声がかかりもうちょっと喋ることに(笑) 今日はカメラが入っており、ニコニコ動画にて生配信されている事や、だからと言って舞台には上がらないでくださいと言ったり(笑) 今回、セリとか舞台機構をかなり使っているのでこれでも緊張していると喋ってくれました ボス「お、そろそろ時間か。それじゃあ、俺達も席に着こうぜ。 皆さん、See you later. I’m will be comeback! Thank you!」 さすがのカッコよさ!!最後に投げキッスで締めると、三人は足早に下手へと去っていきました。 そして、昼夜の間でさらに進化する前説(笑) 9月1日夜 前説 昼公演ではおっかなびっくり出て来た武田ですが、夜公演では堂々と照明さんにスポットをあてられながら登場!(笑) 武田「どうも〜リトルリップシアター青年館にようこそいらっしゃいましたありがとうございます! ベロムーチョ武田です!今日は、私の為に集まっていただき…ってうそうそ。 (客席にどこから来ました?と聞いて「日本から遠い紐育へね!」といじる) でも客席のこう、力がぐわーーっと俺達の方に来るわけですよ。 そうすると、俺達も頑張ろうって思える!ありがとうございます!!」 お辞儀をする武田に、拍手をする客席。舞台上が盛り上がるなら、いくらでも客席頑張りますよ!! 武田「俺さ、リトルリップシアターに勤めて二年になるんだけどよ、知ってた? でもこう見えても俺、ダンディ団の若頭だから。知ってた?忘れてたでしょ 人格者ってのはそういうもんなんだよ。 あと俺、ブラジル生まれだから!日系ブラジル人だよ。忘れてる? やだなぁ〜もう〜〜 サクラ大戦全部出てるんだよ!忘れてる?知ってます? さぁ、ここで思い出してみましょう! サクラ大戦が産まれて今年で何年目?」 問われた客席、しっかりと「16年!」と返します。15周年記念の武道館は記憶に新しいですね! 武田「サクラ大戦が産まれて今年で16年目! おぎゃーと産まれた子がパパママと言葉を覚えて〜〜…なんだっけ」 大丈夫、客席盛り上がるから!(笑) 2回ほどつまり、思い出すのにちょっと時間がかかりましたが 武田「ごめんな、ちょっと緊張してて!えっと……あ! つぶらな瞳に愛を映してあっという間の16年!男と女の歩み寄り! さぁ、お待ちかね!前説です!!どうぞ〜〜!!」 高らかに宣言して素早く下手へ去っていく武田。 あれ?今の前説じゃ…と思っていたら客席通路から初日同様プラム、杏里、双葉さんが登場 杏里「前説の前説があるなんて…」 双葉「もう、テンションマックス〜!」 前説の前説とは、初めてのパターンですね!!(笑) ここから初日と同じ流れになったのですが…勝手な予想ですが、これは広井さんが現場でぱっと書いて武田に渡したんじゃないかなと。 この台詞の言い回しは、すごく歌謡ショウの頃を思い出しました。 と思ったら、後日ツイッターでネタばれが。まさにそうだったようで(笑) さぁ、前説も無事に終わり客席が暗くなると、いよいよ今回のショウのスタートです! 初日 開演アナウンス 昴「皆様、本日はリトルリップ青年館にお越しいただき、まことにありがとうございます。 本日の演目は「誰かを忘れない世界で」 まばゆく輝く星たちとの忘れられない一時をどうかお楽しみください。 それでは、みんな行くよ。 イッツ・ショウタイム!!」 1日昼 開演アナウンス プラム「みなさ〜ん!本日はリトルリップ青年館にお越し頂き、誠にありがとうございます!」 杏里「本日の演目は「誰かを忘れない世界で」 舞台で煌めく星たちとの忘れられない一時を、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください」 プラム「それじゃあ、準備はいいかしら?いくわよ〜…せーの!」 二人「イッツ・ショウターイム!!」 1日夜 開演アナウンス ダイアナ「皆さん、本日はリトルリップ青年館にお越し頂き、まことにありがとうございます。 本日の演目は「誰かを忘れない世界で」 華やかに輝く星たちとの忘れられない一時を、どうぞ最後までごゆっくりお楽しみくださいね。 それではみなさん、いきますよ。 イッツ・ショウタイム!!」 さぁ、今回の幕開けの曲はなんだろうとワクワクしながら幕が上がるのを待つと、聞こえてくる耳になじんだ主題歌 ♪地上の戦士 幕が上がると舞台中央辺りにあるセリ上がりから登場するスターファイブ! 舞台の照明がそれぞれのカラーを表していてなんだかゲームのオープニングを見ているようでした。 (当然、ここは幕開けなので立ちもせず踊りもせず、手拍子な客席) 間奏部分で舞台が回り、反対側に待機していたシルバーのレビュウ衣装に身を包んだダンサーさんも加わり、華やかさが増す中せり上がった舞台が回り、裏にあった階段と繋がり、二番はその階段の上で歌うスターファイブ ラスサビ前のフレーズでダンサーさんがすばやくはけて 上手からプラム、杏里 下手からラッシー先生、双葉さん そしてセリ上がり部分のサイドにスタッフさんが素早く取り付けた階段を上がりサニーサイドとラチェットがせり出し舞台の上に。 ラスサビでは全員が舞台の前に並んで本当にゲームのようにオープニングを終えました! ……と言いたい所ですが、皆さんお気づきのように一人足りません。 そう、主人公である大河新次郎が…と思っていると舞台が暗転し、赤い照明が回り警報音が鳴る中、舞台上にいた出演者たちが素早く上手、下手にはけて入れ違いに機械の管が後ろに設置された椅子に座った大河が真剣な顔で舞台中央のセリから上がってくると、ラチェットの声だけが響きます。 ラチェット「それでは、戦闘シュミレーションを始めます。みんな、準備はいいわね?」 なるほど、新次郎が座っているのは訓練用の装置ということですね。 真直ぐに前を見つめた新次郎が、改めて号令をかけます。 大河「紐育華撃団、レディー・ゴー!!」 ゲームの戦闘シーンと同じBGMが流れる中、スターの駆動音や機械音、爆発音が響きます 大河「ジェミニ! 昴さん!」 ジェミニ「(声のみ、下手にオレンジのスポット)メーン!これがミフネの剣だっ!」 昴「(声のみ、上手に紫のスポット)舞え……! これで…終わりっ」 大河「リカ!」 リカ「(声のみ、中央に緑のスポット)ばっきゅーん! どんどん撃っとくっ!」 大河「サジータさん! ダイアナさん!」 サジータ「(声のみ、下手に黄色のスポット)逃がすかっ!ユーアーギルティ!」 ダイアナ「(声のみ、上手に青のスポット)ごめんなさいっ!痛くしますよ!」 次々に敵を撃破していく星組。最後にジェミニの「新次郎!とどめだっ!」声が響くと改めて前を見据えた新次郎が声を張ります。 大河「狼虎滅却……天、地、人、いくぞっ!暴虎氷牙!」 必殺技と共に一際大きな爆発音が轟くと、新次郎の肩から力がふっと抜けて目つきが和らぐ。 音楽が小さくなっていくと新次郎がゆっくりと椅子から立ち上がり前へ。 ラチェット「お疲れ様。今日の訓練は以上よ」 大河「お疲れ様でした!」 下手からやってきたラチェットに深々と頭を下げる新次郎。 少し遅れて上手からやってきたサニーも新次郎に声をかけます。 サニー「お疲れ様。どうだい?皆の戦いぶりは」 大河「はい。完璧です!」 サニー「完璧か……たとえば、どんなところがだね?」 大河「どんなところが、ですか」 サニー「そうだ」 大河「えっと…戦闘技術が、確実に上がっています」 サニー「なるほど…」 自信に満ちた新次郎の答えに、煮え切らない反応をするサニー そんな二人を見守るラチェットの後ろから、ジェミニ、リカ、昴。サニーの後ろからダイアナ、サジータが同じように笑顔でやってきて次々に今日の成果を口にします。 ジェミニ「新次郎おつかれーっ!」 リカ「おー!リカたちすっごいぞ!強いぞ!!(大河達の間を抜けながら)どんな悪いやつがきてもやっつけるぞーー!!」 ダイアナ「大河さんの指揮も素晴らしかったと思います」 昴「少しは隊長らしくなってきたな」 サジータ「(ダイアナと大河の間に入り、それぞれの肩に手を置いて)新次郎がいて、あたしたちがいて スターがあれば、紐育の平和は約束されたようなもんさ」 サニー「本当にそうかい?」 星組「はいっ!」 大河「紐育の平和はこれからもぼくたち紐育星組が守るっ! …とはいえ、今は大きな敵が来る気配もないですけどね」 大河の力強い言葉に頷き、続いた敵の気配の発言に笑いあう紐育星組。 ぴょんと前に出たリカが「リカ怪獣だぞぉ〜!」とふざけていると、それを受けてサジータが応戦。 サジータが勝つと、リカは次に「つっかまえた〜〜♪がぶがぶがぶ♪」とダイアナの腕を掴んで食べるふり 驚いたダイアナさんが「あぁ〜〜!」と悲鳴を上げながらよろめいたので慌ててジェミニが後ろから支えて、リカにはサジータが後ろからチョップでツッコミ。 それを見守る昴に、また笑顔を見せる大河。 そのまま上手で談笑する様子を一瞥し、静かに下手側へ向うサニーと目が合うラチェット。 |
如月紫水 <rxqkycrwxn> 2012/09/17 11:00:37 [ノートメニュー] |
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