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紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート

  紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート 如月紫水@29日22時:美咲緑さんまで完了 2006/03/22 01:06:27
  第一幕その2 如月紫水 2006/03/22 01:08:38
  第二幕その1 如月紫水 2006/03/22 01:09:51
  第二幕その2 如月紫水 2006/03/22 01:10:26
  千穐楽アドリブ集 如月紫水 2006/03/22 01:11:05
  │├いつも詳細なレポートありがとうございます 中上 信之 2006/03/22 03:29:58
  │├ステキな時間でしたね♪ てつごろう 2006/03/22 12:07:35
  │├お疲れ様です!! アッキー@デカミント 2006/03/22 15:42:38
  │├レポート、お疲れ様です。 ねずみぃ 2006/03/22 20:59:50
  │├お疲れ様でした。 モギリ二式@3/25微追記 2006/03/22 21:53:05
  │├感動、再び 暁雷牙 2006/03/22 22:16:51
  │├素晴らしいショウでした。 まれみ大すけ 2006/03/23 18:23:00
  ││└☆皆様へお返事☆ 如月紫水@29日22時:美咲緑さんまで完了 2006/03/23 23:01:12
  │└あと一週間遅ければ・・・(それは無理だろ... 朱天 2006/03/24 18:17:21
  DELETED  暁雷牙  2006/03/22 22:13:51
  レポートお疲れさまでした♪ 折笠優菜 2006/03/23 16:52:12
  レポートの方、拝見させていただきました。 ドラ・ファン 2006/03/23 20:44:37
  レポート、お疲れさまでしたm(__)m 美咲 緑@レポート読了! 2006/03/26 10:49:11

紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
こんばんは。開き直って大河新次郎ファンと名乗る如月紫水です。(笑)
待ちに待った紐育星組の初公演!!もう、夢中で見てました。
初々しさもあって本当に楽しくてしょうがなかった!です。
DVD化も決まり、一安心ですが(無いかも、と怖い事を聞いてたので喜びもひとしおです。)
来週のブロードバンド放送まで待ってられない!7月まで待ってられない!!ということで記憶が新しいうちにレポート参ります!


―――レポート本文―――――

初めての会場、初めての紐育公演ということでなんだかドキドキしながら会場へ。
厚生年金会館とは近い感じですが、あちらより表通りには面してないのでなんだかひっそりとした感じを受けました。
初めてのショウということか、会場前の出演者によるご挨拶等は無く普通に入りました。

厚生年金会館や青山劇場に比べロビーがこじんまりとしている印象ですが、会場は横に広いです。
普段は音楽的なことに使われることが多いらしく、上手にはとても立派なパイプオルガンがありました。
(今回は、もちろん出番なしですが;;)

とにかく歌謡ショウと違って何が起こるかわからない、ので1ベルの後直ぐに席に着いて待っていると
舞台の上手からホウキではなくモップをかけながら一人の…アメリカ人?が登場!(笑)
金髪のアフロにサングラス、青と白の縦ストライプのオールオーバーの胸の部分にはでっかく唇のマーク。
ってことは、この人は紐育リトルリップシアターの掃除人!?

掃除人「…名前、OG(オージー)・シンプソン。新キャラです。」

舞台中央まで進んだ掃除人さんが名乗ってくれました。OGさんです!(笑)
初日では「この衣装、前日に届いてまだ新キャラのキャラが固まってなくて戸惑ってる」とぼやいてました。

OG「もう、掃除ず〜〜っとやってるんだけど、つらい…
    何が辛いって、給料が安い。週給5ドル。
    これもね、全部支配人のサニーサイドが悪い!」

安すぎですよ、サニーさん!(汗)
やれやれ、とぼやきつつモップを動かしていると…

ジェミニ「O〜G〜〜!」

下手から木のバケツを片手に掃除係姿のジェミニが登場!!
ジェミニに手を振って答えるOG。

ジェミニ「ちゃんと掃除してる?」
OG「してるよ〜!」
ジェミニ「ホント〜?なんか、あんまり綺麗になってない気がするんだけど。」

ちらちらと今さっきまでOGさんがモップがけしていたあたりをジェミニが見ているとOGさんは「この劇場が(もともと)汚いんじゃないの?」と暴言一つ。(^^;;
その言葉にジェミニが「ええっ!?」と驚いているんですが、その後の言葉がうまいものが出ず「ツッコミ弱いね。」とOGさんに逆にダメ出しされてました。

―――18日・夜公演―――――

この辺りは回を重ねるごとにツッコミポイントが変わってましたね。18日の夜公演では「いつも端にいるよ。センターここ。」と舞台の中央を指してジェミニに一歩前進させてました。

ジェミニ「ここ?(センターに足を進めて)ここに立つの?」
OG「(隣に来て)これ、新コンビ?長く続くよ、きっとこれ。」(笑)

だとしたら嬉しいですね!…でもメインヒロインが前説を務めるなんて、ある意味すごいかも。

OG「ジェミニは掃除終わったの?」
ジェミニ「うん!終わった!」
OG「仕事速いね〜」

ちらっと下手の方を見てそう言うジェミニに、OGさんはそう言ってから今度はジェミニの服装に注目して

OG「お腹出して寒くないの?」
ジェミニ「(ちょっと右手でお腹を押さえて)うん…春だから大丈夫!」
OG「春だから大丈夫なんだ!」(笑)

そういえば、ジェミニが掃除係だったときって春〜秋口ですものね。ギリギリ寒くない季節か。

―――19日・昼―――――

楽前、二日目の公演ということもあって、ずいぶん変更点がありました!
まず、OG・シンプソンの設定が固まってきたとのこと。

OG「設定でございます。モップがけ人!(笑)
  おじいさんは、神父でした。という設定にしてください!」

わかりました、インプットしておきますね。(笑)
「今回はキャラ固まってないから、来年に期待してください!」と言ってますが…って、来年!!
やってくれるんですね!ありがとうございます!!

そして、給料が安いとぼやいたところでジェミニが入ってくるんですが、どうもOGの給料が安いのは
“ちゃんと仕事をしてないから”だそうです。(^^;;

OG「週給5ドルなんだよ!」
ジェミニ「それは、ちょっと安いよね…」
OG「でもちゃんと仕事するよ。台本も遅れたしな!みんな困ったよな。」
ジェミニ「う、うん…でも、頑張るよ!」

ジェミニ、健気ですね…!
ここでジェミニにもおじいさんが神父という設定を話してます。

OG「おじいさんが神父なんだよ!だから、シンプソン(神父孫)なの!」
ジェミニ「ああ、そっかー!」
OG「気づかなかった?」
ジェミニ「気づかなかったよ〜…そうだったのかー」

ジェミニ、駄洒落好きなのに。(^^;;
で、話はちゃんと掃除したの?という中に入ります。

OG「ジェミニは終わったのか?」
ジェミニ「うん!ボクのほうはバッチリだよ!」
OG「そうだよな、ジェミニって完璧主義者なんだよな〜」
ジェミニ「そうだよ、なんでもできちゃうんだよ!」
OG「でも……昨日も言ったけど、(お腹の方を見て)それ寒くないの!?」
ジェミニ「うん、ボクも最初ビックリしたよ。初めて着たとき、どこまで上げて縛られるんだろうって…(笑)
     でも、こういう衣装だから!」(笑)

ええ、そうですね。そういう衣装ですね。(^^;;

OG「あ、そうだ。ジェミニ、クッキーあげるよ。」

と、OGがポケットから、クッキーを取り出してジェミニに手渡してました。ちょっと戸惑いつつもジェミニは受け取って、そのクッキーを受け取ってパッケージを見て

ジェミニ「これ日本語だね。」
OG「それね、ミゼット・池田って日系人から貰ったの!舞台部なんだけどね。
  それ食べて練習しなよ。」
ジェミニ「うん、食べてちゃんとおいしいクッキー焼けるようになるよ!」

お、これは…前日に公演を見た人じゃないとわかりにくい会話ですね;;
まぁ、後半に関わってくる会話なんです、これ。
ここで、OGが何か思いついたのかジェミニに声をかけて話題転換を。

OG「最後にさ、敬礼…敬礼じゃないや!」

あれ?今そこに掃除人さんが居ますか!?(笑)
えー、気を取り直して…最後にみんなでやるバキューンを、客席も混ぜて一緒にやろうと言い出したので急遽「バキューン講座」となりました!
ジェミニがバケツを置いて説明をはじめようとすると、OGはそそくさと階段を降りて客席へ。(笑)

ジェミニ「なんで降りるの〜?」
OG「いや、客席から見ようと思ってさ!」

まぁ、いつものことですよジェミニ。(笑)
そして始まった、フィナーレのバキューン!のためのコーナーですが、かいつまむとジェミニがせーのと声をかけたら左手を腰に、人差し指と中指を銃身に見立てた右手を額にかざしてバキューンポーズをとります。(笑)
そして、ジェミニが摩天楼に!と言ったら左手を胸の前で水平にして、その上に右肘を乗せて
「バキューン!」の「バ」で右手を下ろし、「キューン!」で撃つ!!…これがバキューン講座でした。
OGの「難しいって言ってる!もう一回やってください!」のコメントで二回ほど講座を繰り返し、最後に全員一緒にバキューン!をやりました。

ジェミニ「余裕がある人は最後、銃をふーって吹いてください!」
OG「(舞台に戻って)いいよ〜とっても!」
ジェミニ「終わります、初講座を。」

ぺこっと頭を下げるジェミニがかわいいです。(笑)
初講座、お疲れ様でした!
ここで終わりかな?とおもったらOGがこのコンビの話題を振ります。
なんと、OGはず〜っとジェミニの下で働いてたとのこと!それこそテキサスの農場から!(笑)
隅っこで馬の世話とかしてたみたいです。(^^;;

ジェミニ「全然気がつかなかったよ、こんな派手な人〜!」(笑)
OG「こうやって設定が出来ていくんだよ!(爆)
   今はキャラ固まってないけど、来年またがんばろう!」
ジェミニ「うん!じゃあ、みんな!まったね〜!」

ここでジェミニが手を振って下手へとも戻っていきました。
初の講座付き前説で、新たな設定が次々と明らかになりましたね。(笑)

―――――


ジェミニ「じゃあ、ちゃんと掃除するんだよ。」

言いながら、ジェミニは数歩歩いて下手側へ。そこまで行ったところでくるっとこちらに向き直り

ジェミニ「みなさん、今日は本当にありがとうございます!
     どうぞ、楽しんでいってくださいね!それじゃ!」

と一礼してから手を振って下手へと去って行きました。
…で、残されたOGさんは

OG「っておい、放置プレイかよ!
   キャラ固まってないってのに相方いなくてどーすんだよ!」

とぼやいてみるもののジェミニが戻ってくることも無く(^^;;
いつもの諸注意へと入っていきました。「携帯電話をお持ちの方は…捨ててください。」とちょっと大きなジョークが出たりもしましたが(笑)
拍手は細かく歯切れ良く。掛け声もかけてください。等でした。

OG「じゃあ…皆さんも紐育リトルリップシアターのお客さんとして頑張ってください!
   よろしくお願いします!(礼)
   …それでは、これからショウが始まります!どうぞお楽しみ下さい!!」

最後にそう締めて、OGさんは上手へとはけて行きました。
はい、初めてのニューヨーカーとしての公演気合入れて見ます!(笑)
OGさんが居なくなると同時に会場が暗くなり、アナウンスが。

杏里「みなさ〜ん!本日は、紐育リトルリップシアターにようこそお越しくださいました!
   ワンペアの吉野杏里です!
   さぁ、ついに紐育スターファイブのショウの開演です!
   最後まで、ごゆっくりお楽しみ下さい!!」

杏里のアナウンスと同時に舞台の緞帳が静かに上がり、舞台には赤い幕がかかっている状態に。
まだ暗転の中、次はオーナーの声が。

サニー「Ladies and gentleman!
    Thank you for coming today. I'm happy to see you here.
    Now…are you ready?
    It’s show time!!」

すみません、私は正直言って英語能力はほぼ皆無です!(汗…間違ってたら教えてください;;)
サニーさんのショータイム!!という高らかな声と共に曲が流れ幕が開くと、そこはリトルリップシアターのきらびやかなステージ!

♪ここはパラダイス〜リトルリップシアターのテーマ〜

やはり幕開けはこの曲でしたか。
舞台中央に大きな階段があり、金色のハイレグカットのレビュウ衣装と白いドレスに皆様は羽を背負っている女性ダンサーの方々に囲まれる形で白タキシードのサニーさんとその上に金色のジャケットを着た杏里が二人並んで階段の中央で歌いだします。(杏里が下手側です。)

杏里「♪シルクのドレスに悲しみを隠して らら今宵歌う 喜び
    紳士淑女のみなさまへ
    明日の 元気を 胸いっぱいに抱きしめて」

今回はプラムさんが欠席なので杏里がプラムのパートまで歌ってました。
歌いながら階段を降りて舞台中央前方でソロとなりました。
この間、サニーさんは階段の上にいるまま踊っています。
ご自分のパートのところまでくると、サニーさんも階段から降りて杏里の隣へ。

サニー「♪Little Lip’s 世界の恋人」
杏里「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
サニー「♪Little Lip’s 娯楽の殿堂」
杏里「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
サニー「♪Little Lip’s 光り輝いて」
杏里「♪Little Lip’s Chu Chuu!」
二人「♪ここはパラダイス」

杏里は階段の上に戻って「♪Little Lip’s Chu Chuu!」と歌ってました。
仕草がとっても可愛らしい!そこまで二人で歌い上げると、間奏に入ってすぐに下手からモギリ服の新次郎が登場!
アンサンブルの皆さんと一緒に踊りながら上手へ。(この間にサニーさんも踊りながら下手側へ移動。)
新次郎が上手、サニーさんが下手側に立つと同時に杏里も下手へ。そして「♪Now Let’s Dance! Just Sing a song!」で階段の上に紐育星組が勢揃い!

サニー「スターファイブ!!」

サニーさんがそう叫ぶと、スポットが当たり、階段を降りて舞台前方でそれぞれにポーズ!
リトルリップシアターが誇る5つの星がいよいよ登場です!
下手から、ダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴です。
二番のメロディーの間はそこに杏里、サニーさん、新次郎も加わり
              新次郎
ダイアナ、サジータ、ジェミニ   サニー、リカ、昴
               杏里
のフォーメーションで歌ってました。

全員「♪一人じゃない 絶望するな
    ここは劇場 みんなを包む」

ここから全員歌に加わりました。
全員舞台前方で一列に並び(下手から新次郎、ダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴、杏里、サニー)揃ってダンス!

全員「♪Come-on Singing Come- on Dancing Night and Day
    こころの翼を らら輝かせて さあ夢を Night and Day」

途中サニーさんと新次郎の立ち位置が変わったり、隣同士で前後したりしてましたが最後は全員階段の上に戻り
サニー○  ○杏里
  ○  ○  ○(下手側からサジータ、ジェミニ、リカ)
 ○       ○(下手側からダイアナ、昴)
     ○新次郎
の立ち位置でキメポーズ!!
オープニングからとっても華やかです!!

曲の終わりと共に暗転。紗幕が下りて港に船がついた合図の汽笛の音が。
幕が下りたままの舞台に照明が入ると、上手の方に今付いたばかりの船と思われる書割。
舞台のやや下手側には「IMMIGRATION」=移住と書かれたボックスに一人の職員。
そして、その順番を待つ人たちが4人ほど並んでいます。ここはエリス島の移民局のようですね。当時はここをパスしてようやくアメリカに入国できたんですよね。

女性「OH! NO!!」

たった今審査を受けている一人の女性がなんだかとてつもない悲鳴を上げてますが(^^;;
どうやら審査員のお兄さんに謎かけをされたようですね。まぁ、ジョークとして言ったので
「OK! You are entry OK!」ともちろん入国を許可する印をパスポートに押してもらえましたが。(「Thank you! Thank you!」としきりにお礼を言って下手へと走って行きました。)

審査員「Next, passport please.」

言われて、次の順番だった女性が慌ててパスポートを差し出すと審査員は「You are Belgium?」と訊ねます。
「Yes!Yes!!」と頷く女性。

審査員「Can you speak English?」
女性「…Yes!!Yes!」
審査員「(片手をかざして)What’s this?」
女性「…(少し目を泳がせて悩んで)!Hand!」
審査員「NO!(えっ?と怪訝そうな顔をする女性に)Five!!」

と、指折り数えてみる審査員。(^^;;
なるほど、先ほどの女性もこうやって謎かけられてたんですね。もちろん、悔しそうな顔をした女性は無事入国できましたよ。次は一組の男女なんですが

審査員「Next, passport please.
    (二人同時に来たので止めて)No, one passport please.」

と一人ずつですよ、と教えてまず女性のを見ることに。今度は「Spanish」とスペイン人の女性と(名前はイライザと仰るそうです。)「Germany」とドイツ出身の男性のよう。
審査員が「イナバウアー?」と質問すると、体を反ってみたり。(笑…時期ネタですね。)
ここで審査員が男性に今度は頭に被った帽子を指差して「What’s this?」と質問します。
男の人が「Hat!」と答えますが、またもハズレで審査員は帽子を外して「Head!」と自分の頭を指差します。(^^;;
まぁ、もちろん入国はできますよ。女性の方が喜び勇んで行こうとするのを「Are you marriage?」と審査員が後ろから尋ねると、女性が「Yes!!」と大きな声で返事をして言ってしまいました。
そして、最後に並んでいた女性は手馴れた様子で審査員にパスポートを渡します。

審査員「Are you Irish?」
女性「Yes.」
審査員「(両手をかざして)What’s this?」
女性「H…(Handといいかけて)NO!TEN!」

と指折り数えてみせる女性。これにはやられた、と審査員も「Oh, my god!」と苦笑いしながら入国を許可。
やりすぎてしかえしされましたね。(笑)
パスポートを荷物に入れる女性に、審査員がちょっと身を乗り出して尋ねます。

審査員「Your tiki tiki girl?」
女性「I’m I? Don’t look my Irish.」
審査員「Let’s go drink with me?」
女性「Oh no, your not my time!」

ナンパ失敗ですね。(笑)
華麗にかわして女性は下手へ。残された審査員がちょっとバツが悪そうに帽子を直していると上手から期待に満ちた目で辺りを見渡しながら革鞄片手に和服の新次郎が現れました!
審査員が「Next, passport please.」と言っても聞こえてません。(笑)

審査員「Hey Boy! Passport please.」

身を乗り出して呼ばれて、ようやく気づいた新次郎は「Yes!」と返事をして駆け寄ってパスポートを渡します。審査員がパスポートを確認しているときも「すごいなぁ紐育は…」ときょろきょろと辺りを見渡しています。

審査員「Your Japanese?」
大河「Yes!」
審査員「Your(パスポートを再度凝視して)…19!?ホントに!?」

ちょ、日本語飛び出してますよ!(笑)新次郎が思いっきり頷くとそりゃ冗談だろう?なノリでし審査員が前に出て「You very young! Junior high school student!?」と茶化すと、新次郎はちょっとムッとした表情で

大河「それは若すぎだろ…!
   NO! I have young mind!
   (どんっと胸を叩いて)…若い心ね!」

と自分で自分をフォロー(?)してました。まぁ、審査員もなんとなく納得したみたいでブースに戻って手続きを再開させます。
それにしても中学生か…って本編でもサジータさんやダイアナさんにそれくらいに間違えられてたか。(^^;;

審査員「Your speaking English very well.」
大河「I do.」
審査員「Do you have stay?」

手続きをしがてら、どこに住むのか聞かれた新次郎は懐から一枚の紙を取り出して審査員に見せます。

大河「Please have a look! Little Lip Theater!!」
審査員「You Little Lip!?」
大河「Yes!」
審査員「OK! Your OK!」
大河「ありがとう!」

この審査員、リトルリップシアターのファンなんでしょうか。すっごく上機嫌で入国許可の判を押してました。思わず日本語でお礼を言ってしまった新次郎ですが

審査員「どういたしまして♪」
大河「おい!?」

すっごいにこやかに帽子を外して礼をする審査員。あなた日本人だったんですか!?(笑)
新次郎も驚いてますが、一拍間を置くと舞台が暗転して新次郎にスポットが。舞台センターでこちらに向き直り語りだします。

大河「ぼくは、ある密命を受け、日本を旅立ちました。
   15日間船に揺られ、ここ紐育に降り立ちました。
   紐育は想像を超える大都会です。
   そして、リトルリップシアターのオーナー、サニーサイドさんの下で働くことになった。
   …ぼくの名は、大河新次郎!」

そうか、世間一般的には密命なんですよね。
新次郎が紐育に来ることになったいきさつをかいつまんで説明し終えると、舞台に照明が入り、上手から数枚の紙を手にしたサニーさんが入ってきます!
新次郎の独白を境に舞台は着いたばかりの港から劇場へと移動したようです。

サニー「やぁ、大河くん!(はい、とサニーサイドの方を見る。)
    キミが書いたショウの構成だけどね〜…」
大河「やっぱりダメでしたか?」

すたすたと新次郎の前を通って下手側へと行くサニーさんの後ろ姿を不安げに見る新次郎。ショウの構成…ということは完璧にディナーショウの続きですね。
そんな新次郎にサニーさんは振り返って笑いかけます。

サニー「いいや、初めてにしては上出来だよ。
    大丈夫、素晴らしい!ザッツ・オールライト!!」
大河「本当ですか!?」
サニー「(頷きつつも書類を見て)だけどなぁ〜」
大河「だけどなぁ?」
サニー「いや、トップシーンなんだけど
    ここは田舎の女の子が大都会に来たところから初めようじゃないか。
    で、スターファイブの面々を、歌で次々と紹介していくんだ!」

サニーさんの説明に納得して頷く新次郎。サニーさんは下手と上手を行ったり来たりしながらさらに説明を続けます。

サニー「シーンを短く繋げて、スピード感を出すんだ!」
大河「なるほど、さすがサニーさん!
   ……うん。たとえば、こんな感じでどうでしょうか?」

人差し指を立てて新次郎が提案すると、曲が流れてきて舞台暗転。
新次郎とサニーさんは上手へはけて、ずっと掛かっていた紗幕が上がるとそこにはカウボーイハットを被ったジェミニの後姿が!

♪サムライ魂

ああ、田舎娘が都会を目指す歌ですものね。
この曲、個人的にかなり好きなので生で聞けて嬉しかったです♪
アンサンブルのみなさんの衣装はモガとカントリーの中間っぽいイメージを受けました。
舞台全てを使った歌ではなく、前方半分といったところでしょうか。(青と白の縦ストライプの紗幕がまだ奥に掛かってるんです。)
間奏部分で荒野を走るバスが通り過ぎてしまい(アンサンブルの皆さんはこのバスを待っている人たちという設定のようです)追いかけても追いつかず、ヒッチハイクするように歩くジェミニがお気に入りです♪

ジェミニ「♪ほんの少しだけでいいから 優しさ分かち合おう
      青い空を心に映して 極上の笑顔とともに
      それがテキサスのサムライ」

最後のサビで上手からラリーが登場!ジェミニが手綱を握り、中央に連れてくると歌い上げると同時にアンサンブルのみなさんの手を借りてラリーにまたがりました!

ジェミニ「ラリー、GO!」

ラリーを歩かせ、そのまま下手へ。
曲の終わりでまたバスが通りがかるんですが、またしても逃してしまい今度は慌てて追いかけるアンサンブルの皆さんに「やれやれ」と肩をすくめるジェミニにラリーの嘶きが重なって曲の終わりとなりました。
暗転すると、ジェミニはそのまま下手へ。
間をおかず次の曲のイントロが流れてくる中、ストライプの紗幕が上がるとそこはもう大都会・紐育

♪ザ・シティー

舞台の奥が高くなっていて、横の階段が左右にあるセットの上にサジータと杏里がスタンバイ。
サジータがプラムのパートを担当していました。

二人「♪ザ・グレイトシティ・オブ・ザ・ワールド NY」
サジータ「♪新しい街」
杏里「♪輝く街」
二人「♪ザ・グレイトシティ・オブ・ザ・ワールド NY」
サジータ「♪何者にもなれる」
二人「♪スーパー・シティ」

舞台上では二人のアンサンブルの方が白スーツに帽子で踊っています。
歌いながら二人も舞台の前方へ。一番が終わったところ、間奏に入るとモギリ服の新次郎が下手から走りこんで参加。

新次郎「♪摩天楼の窓に 流れるたくさんの雲が
     この街の ホントのこころ 映し出してる」

センターで歌う新次郎に続くサジータと杏里。
最後のサビでは新次郎とサジータが入れ替わり、下手から杏里、サジータ、新次郎で中央部分に立ち歌い踊る。
ここでアンサンブルの入れ替えが。白スーツの人たちがはけて、シスターの姿をした二人が入ってきました。
最後の盛り上がりでは新次郎が下手、杏里が上手のシスターと踊り、そのままはけていきます。
残ったサジータがセンターでキメポーズを取ると一瞬の暗転の後、すぐに彼女の曲へと入りました。

♪ダウンタウン・ハート

だからアンサンブルの衣装がシスターなんですね。
歌に入ると細長いフェンスを押してさらに二人のシスターと、ちょっと柄の悪るそうな黒人(顔を黒く塗った)男性二人が入ってきます。
この曲はなるべく大人数の方がいい部分がありますからね。

サジータ「♪Downtown Heart いつも笑顔で
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown Heart ママにキスして
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown Heart いつも笑顔で
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown Heart ママにキスして
      Downtown Heart Oh My Soul
      Downtown My Heart」

あまり派手に動いたりはしない曲でした。最後のひときわ高いコーラスは一番下手に居たシスターが担当していました。
曲が終わると同時に、両脇に居た柄の悪そうな男二人がナイフを取り出して、サジータに絡みだします。

不良1「おい、そこのネェちゃん!
不良2「ずいぶんカッコいい格好してるじゃねぇか。」
不良1「哀れな俺たちに、お恵みを〜!」

言いながら、ナイフをかざして脅す二人に、シスターたちは悲鳴を上げてそれぞれ下手、上手二人ずつはけます。(このときに、フェンスも下げてました。)

不良1「頼むぜ〜!」
不良2「おい、金出せって言ってんだよ。」
サジータ「…はんっ」

脅されたサジータは二人を一瞥すると何も言わずに舞台の奥へとまっすぐ歩いて行きます。

不良1「シカトかよ!愛想の無いネェちゃんだな!」
不良2「おい、聞いてんのか、コラ!?」

わめく二人をなおも無視し、サジータは後姿のまま髪を解いてからようやく二人に目を合わせます。

サジータ「…歯の汚い奴。字が読めない奴。
     そして、靴紐の結べない奴はこの国のドリームから見離されるよ。」

サジータがひと睨みすると同時に、下手の舞台奥上部に小さな人影が。
しかし、それに気づかない不良二人は一度靴紐を確認するもサジータを睨み返します。

不良1「なんだと、コラ!!」

感情の赴くままサジータに切り掛かろうとすると、サジータが本格的に動くより早く銃声が響きます!

リカ「お前ら悪いやつ!とりあえず撃っとく!!」

金の銃を抜いたリカがそう叫ぶと、彼女の曲のイントロが流れてきます。
銃声と共にサジータは下手へはけ、不良たちも一時上手に下がります。
去る直前、目を合わせてにっこりと笑うサジータとリカが小さいながらもいい雰囲気だなぁと思いました。

♪バウンティーハンター・リカ

とにかくリカのためにある曲!銃を戻して、歌いながら舞台の前方にやって来ます。
そこに、歌いだしの辺りでアンサンブルの二人が持ってきたリトルリップシアターのロゴが入った板を舞台中央に置いていきます。
その後もアンサンブルの方々が行き来する中歌うリカ。

リカ「♪ばきゅーん! とりあえず 撃っとく!
    ばきゅーん! 銃の腕は すごい!
    行け行けリカ 撃て撃てリカ 野生に生きる」

間奏部分では、先ほど置かれた板の上で見事なタップダンスを披露!!
すごく上手で、可愛いんです、リカ!
タップが終わるとすぐに歌なので拍手をし損ねてしまうんですが;;
タップが終わったリカは下手に移動しながら踊ります。

リカ「♪悲しくたって 涙は見せない わたしは ひとりで やってきた」

この部分で、一旦アンサンブルの人が全て引いて、上手から道化の格好をしたボブ・ラッシー先生が初登場!
元のサビに戻ると、アンサンブルの人たちも戻ってきて最後へ向かいます。
上手からおっかなびっくり入ってきた不良の二人がタップ板を回収して、下手へ。最後にはけたお姉さんに鼻の下をのばしていると、上手に移動したリカに見つかって曲の終わりと共に一発!
まぁ、もちろん当ててませんよ。(^^;;
ふっと得意げに銃口の煙を吹くリカで暗転。すぐさまリカは上手に下がり、下手からは車椅子に座ったダイアナさんが舞台に入ってきます。

♪ある日青空を見上げて

あまり動きがあるイメージの曲ではないのですが、サビで軽くステップを取るダイアナさんが可愛らしいんです。
間奏部分では上手から入ってきたラッシー先生を相手にリフトを披露したりするくらい、ダイアナさん動いています。

ダイアナ「♪青空を見上げて いつかひとりで
      立ち上がる勇気を 少しだけ下さい また涙を流してもいい
      青空を見上げて 空想しましょう
      わたしのすべてを ああ抱きとめる 愛しい人を
      優しい手で わたしを抱いて」

最後のフレーズを歌い終わると同時に、ゆっくりと車椅子に戻り曲の余韻と共に上空を見上げます。

ダイアナ「…夜になって、星空を見つめて……
     そして誰もが孤独を味わうのですね…」

ぽつりと呟いたダイアナさんの言葉と共に暗転。そのまま下手に下がり、入れ替わりに今度は上手から昴が登場。

♪輝く星座

ディナーショウで一足先にお披露目されていた曲ですが、振り付けも全然違うので新しい気持ちで聞くことが出来ました。
歌いながら階段をゆっくりと上がっていく昴さん。

昴「♪イブの偽りには まだ 隠されてる果実が…
   凍てついた 規則に 無意味に身をゆだねる」

間奏部分で、大規模な場面転換。階段上部で腰掛けた昴さんを乗せたまま、階段をぐるりと動かし、こちらに平面を向けると上からリトルリップシアターの入口の看板が下りてきます。(シンバルが大きく響くあたりですね。)
場面はシアターの屋上へと移動したのでしょうか。

昴「♪何を言えばいいのか 言葉にすれば消える果実」

立ち上がって、最後まで歌い上げる昴さん。
歌い終わりは一歩階段を下がって、顔だけこちらに向けた振り返るような姿で。
暗転すると、昴さんはそのまま下へと下がり(現段階では舞台全体をロゴが遮ってるので上から見ない限りどちらにはけたかはわからないのです。二階席から見たら上手でした。)
これでお終いかと思いきや、明るい曲調と共に舞台が明るくなり、上手からジェミニが舞台前方のロゴの前に登場。

♪ボクノユメ

田舎娘が都会に出てきて、生きている歌ですからこの構成の最後にピッタリな曲ですね!「サムライ魂」のときと変わって、カウボーイハットはかぶってません。

ジェミニ「♪未来は明るいだろう ボクは信じていた
      だけどそれはちょっと 間違いみたいだ
      それでも歩いてく」

この部分で、スカートの裾をぎゅっと握って困った顔になるジェミニがなんとも言えず好きです。
一番のサビの前で、ステージの上手寄り、下手寄りの屋上部分にダイアナ、昴がそれぞれ登場(ダイアナが下手です。)
それに続いてサジータとリカも登場。この二人は先ほどまで昴さんがいた部分の階段にいます。

サジータとリカはただ普通に座っているんですが、ダイアナは足をたたんで、ロゴ看板まで下ろしていません。昴は片膝を立てた状態で座っています。
ジェミニがサビを歌い上げると、間奏部分では4人が軽く手だけ踊っています。

二番からはジェミニも屋上に移動して、みんなを見つめてセンターで歌います。

ジェミニ「♪have my dream have my dream 輝くユメを
      have my dream have my dream きっとたどりつけるだろう
      have my dream have my dream 明るい未来
      have my dream have my dream ボクは笑顔で暮らしたい
      ボクノユメを信じて いつも笑顔で歩こう」

最後の「have my dream」のコーラス部分を星組の4人が担当しておりました。
声が重なると深みが増す感じがしますね。
全員が並んで、まるで朝を迎えるような爽やかな雰囲気の中、紗幕が下りて曲の終わりとなりました。
如月紫水@29日22時:美咲緑さんまで完了 <pphxugfhew> 2006/03/22 01:06:27 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
第一幕その2


そして、紗幕が下りて上手には新次郎とサニーさんが戻ってきます。

サニー「―――そうだ、そのスピード感だ!現代はスピードの時代だ!
    (下手に歩きながら)長い台詞に耐えられる観客は少ないんだ。
    こう、シーンを短く繋いでだね…」

ねぇ、と初回ではこちらに振ってきました。(^^;;
その後姿を見て、新次郎はある形式が頭をよぎります。

大河「あ、それってコラム形式ですよね!」
サニー「お、よく勉強しているね。」
大河「(頷いて)一郎叔父も、劇場勤務になったときすごく悩みながら
   いろいろ勉強したって聞いています。
   最初は誰でも素人ですが、現場で失敗しながら、恥をかきながら
   粉骨砕身の覚悟で仕事に取り組んでいけば
   必ず認めてもらえると教わりました!」

キラキラした目でそう語る新次郎ですが、サニーさんは上手へ歩きつつ聞き流し…あまり興味のある話ではないのでしょうか。(^^;;

サニー「うん。じゃあ、メインの部分の相談をしようか。」

と、あっさりスルーされてます。(爆)
ちょっと肩透かしをくらっちゃった新次郎ですが、すぐに立て直して下手へと歩くサニーさんに提案します。

大河「メインには何かテーマが必要だと思います!」
サニー「(チチチ、と指を立てて首を振って否定する)テーマ主義は英吉利のお得意とするところだ。
    しかしここは紐育だよ?そんなものは必要ない!ボストン・ティーパーティーさ。」

ボストン・ティーパーティーとは、アメリカの独立戦争の発端となったと言われている事件ですね。

サニー「とにかくサプライズだ!
    メインは、サプライズ!!」
大河「サプライズ…驚きのことですね!」
サニー「(頷いて)英吉利にはロイヤルシェークスピア
    巴里にはコメディーフランス
    羅馬にはオペラ、東京には歌舞伎。
    そしてこの紐育にはレビュウショウだ!」

高らかに宣言するサニーさん。
…ですが、18日の夜公演、19日の昼公演ではこの部分の台詞が飛んだのか、新次郎に「この紐育には…なんだと思う?」と振って「レビュウショウですか?」と答えさせてました。(笑)

サニー「レビュウとは斬新かつ奇抜にシーンを切り貼りするショーウィンドウなんだ!」
大河「ショーウィンドウですか!」
サニー「ショウなんです!」

ショウとかけたギャグなんですが、初日はちょっとウケたものの、後の二公演ではちょっと滑ってましたね。(^^;;
18日の夜では「さっきはここでウケたんだけどな…」とサニーさんがボソッと言ったり
19日の昼では新次郎が申し訳無さそうに苦笑いしながら頭を下げたりしてました。

サニー「紐育は世界一忙しい大都会だ!物語をだらだらと語っている時間は無いんだよ。
    おいしい歌、おいしいシーンだけを切り取って、それをダイジェストで繋げばいいんだ!」
大河「わかりました!さっそくとりかかります!!」
サニー「頼んだよ。」
大河「はい!」

人々が求めているものを提供するのも劇場の勤め、とばかりに高らかと宣言するサニーさんに、新次郎は頷いて準備をするべく上手へかけていきます。
それを下手側で見送るサニーさん。新次郎の姿が見えなくなると同時に、紗幕が上がりそのセンターにいた杏里がひょっこりと顔を出します。
ちなみに、杏里の後ろには屏風の前に石灯籠や提灯を飾り、鎧兜や福助、達磨。間には盆栽が飾られた一種異様な部屋のセットが……言わずもがな、リトルリップシアターの屋上(おそらくはサニーさんの私室でしょうか?ゲーム中には出てきませんが、こういう部屋があってもおかしくないですよね。)ですね。
下手側には二人掛けのソファーもあります。

杏里「サニーサイドさま!大丈夫なんですか?」
サニー「何が?…ああ、大河くんに今回のショウの構成を頼んだことかい?」
杏里「そうですよ!だって、大河さんは素人なんですよ!」

心配する杏里をうんうんと頷いてなだめつつ、サニーさんはソファーの方へ。それを追いかける杏里。

サニー「しかし、彼の叔父である大神一郎は
    あの大帝国劇場の支配人だ。」
杏里「それが?」
サニー「それがって…あの大神一郎は日本人だ!
    大河くんにだって、新しいスタイルのショウを築けると思うんだ!
    直感だけどね。」

ははっと軽く笑ってみせるサニーさんですが、直感でそこまで出来る人ってのもすごい気がします。
でも、まだ杏里は納得がいかない様子。

杏里「でも、いくら大神一郎さんがすごいからって
   大河さんは全然関係ないじゃないですか!」
サニー「血筋を侮ってはいけせんよ、杏里。
    この国は歴史が浅いせいか、なんでも自分たちで作っていると勘違いしているところがある。
    しかし、人類の歴史とはそう簡単なものじゃあない。
    文化とは、血の継承だよ。それをもっともよく表しているのが、あの歌舞伎なんじゃないかな。」

室内に飾られた盆栽をいじりながら杏里に語るサニーさん…アメリカの若さを愛しつつも、いろいろ考えてるんですね。
と、そこに上手からオレンジのスーツに羽飾りの付いた同じ色の帽子を被った派手な人がステップを踏みながら部屋を横切って下手へと去っていきました。(笑)
突然の乱入者に戸惑って目を合わせる二人ですが、すぐに会話を再開させてました。

杏里「御高説、拝聴つかまつりました。(ぺこりと頭を下げる)
   でもここは紐育です!
   カポネが監獄にいて、映画が大産業に発展し
   新しい自動車が次々に発表され
   アボット、コステロやロイドやマルクスが新しい笑いを生み出しています!
   ここは新しい街なんですよ!」

うーん、なかなか杏里が引き下がりませんね…って、二人が議論している中をまたあの人が、今度は下手から入って上手へとステップを踏んで行きます。(笑)

ラッシー「新しい、街!…新しい、踊り!」
サニー「…ラッシー先生、さっきからなにをやってるんですか?」

お、名前が明らかになりましたね!はい、この方こそ紐育リトルリップシアターの振付師、ボブ・ラッシー先生です!
詳しくはドラマCD「オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン」を御参照下さい。(笑)

ラッシー「新しいダンスを考えているところなんだよ。
     こう、エネルギッシュで…動物的で…躍動するようなスタイルが無いか
     考えてるところなんだよ!!(ぱっと盆栽たちを見る)
     あ、見っけ。これだよ…東洋のスタイルを使おう!!」

部屋に飾ったあった盆栽がラッシー先生のインスピレーションを刺激したようです。(笑)
自己完結させて頷いているラッシー先生にサニーと杏里は顔を見合わせていますが、そんなことを気にしないラッシー先生はサニーさんの名前を呼びます。

ラッシー「サニー!一歩前進。(言われるまま一歩出るサニーさん)…よろしい。
     君は、ニッポン趣味だったよね。
     (近づいて、右手を大きく上げて体を反らせる)君が踊りたまえ!」
サニー「わたしがですか!?」

同じようにポーズをとってかえすサニーさん。真面目だからまた可笑しいんですけどね。(笑)

ラッシー「嫌なのかね?」
サニー「いえいえ、喜んで!」

喜んで、で懐から扇子を取り出す辺り、用意のいいことで。(笑)
振るだけ振ってラッシー先生は下手へといっちゃいました;;

♪BON−PSY

言われたサニーさんは扇子を広げて張り切って舞いを!…と言いたい所ですが、なんとなく宴会芸みたいな雰囲気が漂っちゃうのはなぜでしょう。(^^;;
曲の前奏中に杏里は上手にはけ、入れ替わりで刀を手にしたジェミニが下手から入ってきます。

ジェミニ「♪君は東からやってきた 優しい風
      幼いけれど なんて熱い」

ジェミニのパートの間、サニーさんは神妙な面持ちでソファに座って出番を待ちます。
間奏部分では背景の紗幕に光が入り、舞台奥の高い位置で内掛けを羽織ったラッシー先生とアンサンブルの方2名が踊っているんですが…二人は頭に盆栽、ラッシー先生は鏡餅の被り物(帽子?)を被ってます。(^^;;
ジェミニとサニーさんはそれぞれ下手、上手で舞い踊り、最後は日本式に礼でしめました。

サニー「…いや〜〜ニッポンはいいねぇ〜〜」
ジェミニ「伝統と格式がありますよね。」

暗かった照明が戻ると、二人ともポーズを解いて憧れの日本へと思いを馳せます。

サニー「ニッポンの美学だな。こう、型があるんだよ。」
ジェミニ「型ってなんですか?」

刀を鞘に納めたジェミニがそう訊ねると、サニーさんは少し困ったように上手側へと歩きながら口を開きます。

サニー「うーんそうだな…スタイルと言うのかな。
    英語にはちょっと訳しにくいんだよ。
    伝統に基づく、鋳型というか…様式美とでも言うのかな。
    型の中に、精神を押し込める!
    一見不自由のようだけど、この型を極めると、精神は無限の自由を持ちうるのだと
    日本人は考えたんだ。
    わたしは、その極意を知りたいんだ!」

うん、と語るサニーさんですが、ジェミニは何かを思い立ったのか上手側で刀を水平に構えて、瞳を閉じて精神統一しています。

ジェミニ「空というところ形無きところ。
     知らざる事を空と見立てるなり。
     無論、空は空にして無なり。有る所を知りて、無き所を知る!
     ハァーーー!!」

最後の、右手の人差し指と中指を立てて気合の声と共に手を前に出す部分は、とても言葉だと伝わりにくいんですが…
音としては「コォォォ!」の方が近いかな?
言い終わると同時に、かちんっと刀を鞘に納めるジェミニは普段と違ってカッコよく見えます。

サニー「ジェ、ジェミニ!なんだね、それは?」
ジェミニ「師匠から授かった極意です。ハァーーー!!」

印を結ぶようなまま、気合を飛ばすジェミニに、サニーさんの目が輝いてるように見えます。(^^;;
ってあの、これ宮本武蔵の兵法五輪書の空之巻ですよね。ミフネさん、剣法は自己流だと思ってたんですが、参考としたところはあるんでしょうか。

サニー「マーベラス!!ニッポンは素晴らしい!
    ファンタスティック!!
    空は空にして無なり…なんって自由なんだ!
    知らざる所を知りて、無き所を知る!まさに真理!!
    我々にないものを、あの大河新次郎は持っている!
    そうは思わんかね、ジェミニ!」

真理、の部分でジェミニは自分が手にしていた刀を鎧兜の隣にある刀置きに収めます。
はい!とにっこり笑って頷くジェミニ。
ちなみに、宮本武蔵と言えば二天一流。二天一流といえば大神さんや新次郎の剣の流派…ちゃんと繋がってるんですね!

ジェミニ「西洋が東洋の心を持つと、世界は変わると思いますよ!」
サニー「そうだよ!我々は東洋を手に入れるぞ!そして新しいショウを作ろう!
    ショウは世界を救うぞ!ショウは思わないか?!」

またも、ショウにかけた洒落だったんですが、こちらはどちらかと言えばすべり気味でしたね。(^^;;
でも、サニーさんはめげずにやる気十分で上手へと足取り軽く進めます。

サニー「それ、そら、そらそら…!!!
    …あ、セリフ忘れた。」

狂言風の言い回しで遊んでいたら、飛んじゃったみたいです。(爆)
咳払いを一つして、姿勢を正すと後ろ(舞台ほぼセンター)にいるジェミニに背を向けたまま話しかけます。

サニー「あ〜…ジェミニ。君はこの後わたしがなんて言おうとしていたか
    知ってるよね?」
ジェミニ「?(両手を広げて肩を竦める)…わからないであります!」
サニー「君は台本を読んでないのか?」
ジェミニ「んもう、しょうがないなぁ…えーと、たしかサニーさんは……
     あ、そうだ!(ぴしっと右手を高く上げて)
     次は、極めて日本的なショウをやろう!
     そうだ!「マダム・バタフライ」がいい!って
     言いたかったんじゃないですか?」
サニー「そう!その通り!!(笑)
    次は、「マダム・バタフライ」だ!!」

サニーさんが高らかに宣言すると、音楽が流れ、暗転。
ジェミニとサニーさんは上手へ下がり、サニーさんの趣味全開の屏風一式は鎧兜で半分に割れて舞台袖へ。
そして紗幕が上がるとそこは「マダム・バタフライ」の舞台。

♪愛の花

白い海軍服に身を包んだダイアナ(眼鏡も外しています)…ピンカートンが上手寄りの舞台奥の高い位置に居て、歌いだしと共に舞台中央にある障子に光が灯り、蝶々夫人の影が映し出されます。
蝶々夫人のパートに入ると障子の裏から昴演じる蝶々さんが静かに登場し、障子の前、畳の部分で祈りを捧げます。
「♪あなたの神様に 祈りました」の部分ですが、物語の中で蝶々さんはピンカートンのためにキリスト教に改宗するのです。それをを表すように合掌から手を組む祈りに変えるのが印象的でした。

二人「♪たとえ嵐が来ても 繋ぎ合ったこの手を
    離さないで」

舞台前方に降りてきたピンカートンと下手へと移動した蝶々さんが互いに歩み寄り、歌と共に舞台中央で抱き合い、寄り添うのですが周りの女性ダンサーが二人を隔てる何かとなり、離れ離れのまま曲の終わりへ。
ピンカートンは下手側の舞台奥の階段から、再び高い位置へと戻り蝶々さんは障子の前で歌います。
曲の最後、蝶々さんが“五木の子守唄”の歌詞を歌い上げるところで、中央から紙吹雪が舞います。

ピンカートン「♪可愛い人 花を敷き詰め わたしの帰りを待っている
        けなげなその姿が 愛を映し出す」
蝶々「♪おどまかんじん かんじん あん人達ゃ よか衆
    よかしゃよか帯 よか着物」

それぞれセンターに立ち、ピンカートンは舞台に背を向けたまま、蝶々さんは真っ直ぐに前を見据えたまま幕が下ります。
次々に倒れる女性ダンサーさんたちは、いったい何を表していたのか…夢の終わりか、蝶々さんの心か。
歌の余韻を噛み締めながら拍手を送ると、上手からモギリ服の新次郎が登場して深々と礼をします。

大河「…みなさん、いかがだったでしょうか。
   第一幕は以上を持ちまして終了となります。
   これより20分間の休憩となります。みなさま、ごゆっくりとおくつろぎください。
   あ、それから!紐育星組のグッズが発売となっています!
   ぼくたち、初めてブロマイドを作ったんです!
   こちらの方も、どうぞよろしくお願いします。
   それでは、第二幕でお会いしましょう!大河新次郎でした!」

最後にもう一度一礼をして、新次郎は上手へ。
その姿を拍手で見送ると会場内が明るくなってきました。
ここまで、感覚的にはあっという間でした。後半も、こんな感じで進んでいくのでしょうか。
あ、ちなみにブロマイドはしっかり全種類ゲットしておりますとも。(笑)
如月紫水 <pphxugfhew> 2006/03/22 01:08:38 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
第二幕その1


さぁ、休憩の終わりを告げる1ベルが鳴った!というところで急いで席に帰ってドキドキしていると

大河「ようこそいらっしゃいました!!」

客席の下手側の通路から新次郎が登場ですよ!!(驚)
「ようこそ!」や「最後まで楽しんでいってくださいね」「モギリですけど、すみません!」と握手をしたりしながら客席を回ります。

大河「みなさま、紐育リトルリップシアターへようこそいらっしゃいました!!
   モギリの、大河新次郎です!!」

二階席でも見れる位置、舞台のすぐ下あたりで改めてご挨拶をする新次郎。
ここは完全に客席次第のシーンで18日の昼公演ではラチェットさんのコスプレの方を捕まえては

大河「ラチェットさん!なんで今日来てくれなかったんですか〜!
   もう、大変だったんですから…次は必ず来てくださいよ!」

と掴みはバッチリな発言をしたり。ホントに、次は来れるといいですねラチェットさん。
また別の方に「どちらからいらっしゃいましたか?」と聞いてみたり。18日昼公演では日本の長野からいらした方を捕まえて「ここ紐育ですよ!?」と驚いてたり…ちなみに「何で来ましたか?」と聞いたら「船に揺られて15日かけて〜」とその方が返したので「あ!わかってますね!ありがとうございます!」と丸く収まってました。(笑)
そのすぐ横の星組戦闘服の方々を見つけては「あ!…スターファイブにしては、人数が足りない!(笑)でも、ありがとうございます!」と言って舞台に上がっていきました。(ちなみに、リカとサジータが居なかったんです。)

18日の夜公演では最初に「モギリの大河新次郎です!」と名乗り、だいぶ客席を周るのを省略して二名の方に「どちらから来られましたか?」と聞いてました。
最初の方は横浜からと答えたので「あ、中華街とか有名ですね。…あの、一応決まり文句なので言わせてください。ここ、紐育ですよ!?」と言って次の言葉は「こう見えてもモギリも大変なんですよ〜OG・シンプソンの気持ちがよくわかります。(笑)」といったものでした。(^^;;
うん、大変だと思いますよ〜…そしてもう一名の方は帝都と答えたので「帝都からですか!?一郎叔父によろしくお伝えください!」とお願いしていました。(笑)

19日の昼はすぐ近くにあった下手側のカメラに気づいて(通り道なのです)「あ、わ〜い!」とカメラに向かって手を振ってました。(笑)
「今日は天候にも恵まれて良かったですね。」等言いながら、今日もラチェットさんのコスプレの方を発見した新次郎は初日の昼と同じく「ラチェットさん!もう、なんで今日来なかったんですか!次回は来て下さいね!」と言って、いつものどちらから来たんですか?と二名の方に質問をしていました。ちなみに、東京からと答えた方には「東京から!わざわざありがとうございます!」、千葉からと答えた方には「あ、これもまたありがとうございます!!」とそれぞれに頭を下げてました。
何度も言うようですが、ここは紐育ですものね!日本からわざわざ船に乗って15日間かけてみなさん来ているわけです!(笑)

大河「なんだか、紐育なのに日本のお客さんが多い気がするな〜(笑)
   まぁ、でもぼくの気のせいですよね!」

ええ、そういうことにしておいてください。(笑)
舞台の中央に立った新次郎は咳払いを一つして、呼吸を整えると本題へ入ります。

大河「…サニーさん演出の「マダム・バタフライ」は紐育ポストのレビュウ評で、とても褒められました。
   “驚きに満ちた蝶々夫人である!”“新しいオペラが紐育から生まれた”と
   ……でも、サニーさんはまだ喜んでいません。
   まだ…(大きく手を広げて)サプラ〜〜イズ!!マ〜ベラス!!
   …が足りないって、言ってるんです。
   一体、あの人の情熱はどこから来てるんでしょう。
   本当に、頭が下がります。」

ああ、あなたは本当に素直でいい子ですね。
そんな新次郎のもとに、上手から杏里がやってきます。

杏里「にゃうん!大河さん、またサボってるんですか?」
大河「あ、杏里くん。違うよ、サボってないよ。」
杏里「言い訳は聞きませんよ!」
大河「んー、言い訳じゃないよ。(ポケットからメモ帳を出して)ほら、次のショウの構成を考えてきたんだ。」
杏里「へぇ〜(メモ帳を受け取って)どれどれ?」

興味津々、と新次郎からメモ帳を受け取った杏里は真剣にメモ帳に目を通します。

杏里「あなたとならば…って新曲ね、これ!」
大河「うん。歌で世界を回るんだ。」
杏里「歌で世界を回るの?どういう意味?」
大河「世界には、いろんな歌があるんだ。その国のリズムを使うんだ!
   ロマンチックで、エキゾチックで、レビュウにピッタリだと思うんだ。」
杏里「大河さんにしては、上出来ね。」

ディナーショウを見ている人は、ニヤリとできるエピソードかもしれませんね。
ちゃんと一郎叔父が教えた事を組み込んでます、新次郎。(^^)
褒められて照れる新次郎ですが、杏里はもう一言あるみたいですよ。

杏里「でも、レビュウのオープニングにはこう(右手、左手と拳を握って前に突き出す)
   パンチのある曲がいいと思うわ!」
大河「パンチがある曲かぁ…」
杏里「そう、パンチがある曲よ。」
大河「うーんパンチのある曲……そうだ!ロカビリーなんてどうかな?!」

腕を組んで考えながら上手側に移動した新次郎が思いついたことに、杏里はすぐさま首を振ります。

杏里「にゃうん!あんな下品な音楽、レビュウには相応しくないわ!」
大河「音楽に、下品も上品も無いよ。そんなこと言ったらジャズだって最初は安酒場の音楽だったんだろう。
   白人は見向きもしなかったとか…それが今や、大流行!
   高級ホテルでも、ジャズが流れてる。」
杏里「あ〜ら…大河さん、勉強したのね。」
大河「まぁね。」

得意げに説明する新次郎に、それも一理あると納得した杏里は手を合わせて頷きます。

杏里「そうね、何事も挑戦することが大事よね。やってみましょう!」
大河「ありがとう!よ〜し、なんだか自信がわいてきた!
   やってみよう!」
二人「Try!!」

二人で目を合わせて頷いて、大きく手を広げて舞台中央で決めると、新次郎が上手、杏里が下手へとはけます。そして、舞台の紗幕が上がり、舞台中ほどにあるさらに薄い幕の向こうから小道具のマイクを手にしたサニーさんが飛び出してきました!!

♪Try

オープニングの白のドレスにピンク色の羽扇子を持った女性ダンサーに囲まれて歌って弾けるサニーさん。とにかく弾けてるとしか言いようが!(笑)

サニー「♪いまだ見ぬ世界よ we are crazy boy
     いつかつかまえるぞ Let's get my dreaming
     ヘイヘイヘイヘイ〜〜〜 俺たちの旅 Try!」

間奏部分ではもうマイクを置いてツイスト等のロカビリーダンスを踊る踊る。(笑)
CDで聞いて気になっていた掛け声部分では、もちろんこちらに振ってきました!みんなで「Try!」と叫ぶと盛り上がりも一際のようで、最後までサニーさんはノリノリでした!
最後は女性ダンサーに囲まれるように舞台中央でポーズ!さっすが歌って踊れるオーナーですね!(笑)

サニー「何事もTryだ!(きゃ〜〜!と盛り上がるダンサーさん)
    新しいことにTryだ!!
    新しい時代へと、世界は周っているぞ〜!!
    …さぁ、あなたと行こう。アラウンド・ザ・ワールド!!」

サニーさんの曲紹介で、薄い幕が上がり、中の階段セットの上にはそれぞれの国の衣装に身を包んだアンサンブルのみなさんが。(サニーさんは紹介してすぐに下手へとはけました。)

♪あなたとならば〜アラウンド・ザ・ワールド〜

サニーさんの動きと同時に、ダイアナ、新次郎、杏里が並んで上手から登場してすぐに歌となりました。
ちなみに、ロンドン→兵隊。ナポリ→カンカン帽、白と青の横ストライプのシャツに黄色のズボン。
カイロ→白衣に丸帽子に赤茶のベスト。上海→青いチャイナ服。
ハワイ→赤が基調のフラダンス姿。リオ→カーニバル衣装。でした。

「♪世界は 回るよ どこまでも」の歌詞が示すとおり、とにかく華やかで楽しい曲。
ハワイのパートで舞台から風船を客席へとぽんっとプレゼントしてました。初日はこちらも勝手がわからずぽんぽんしばらくはねさせてたんですが、青地に緑で大陸を書いた地球の風船をゲットできた人はラッキーでしたね。だって、直筆サイン入りですよ!……私は惜しくもゲットならずでしたが。(^^;;
一回、惜しかったんですけどね〜…残念。個人的にリオの部分で女性ダンサーと一緒に踊る新次郎が最後ちょっと誘惑されてふらふら〜となっているんですが、はっと我に帰って最後の紐育の歌に参加する一連の動作がお気に入りです。(笑)

三人がセンターでポーズをとり、華やかなまま曲が終わると紗幕が下りてきます。
さほど間を置かず紗幕が下りた舞台の下手から「ワン、ツー、スリー、フォー」とリズムをとりながらラッシー先生が登場!

ラッシー「リトルリップシアター専属振付師、ボブ・ラッシーです。
     …衣装、派手です。」(笑)

この自己紹介は、初回には無く、18日の夜公演から入りました。
ラッシー先生が何者か分からない人が多かったんですかね?

ラッシー「いや、そんなことはいいんだよ!新しい振り付け考えなきゃ…!
     そう…リカには…ボバンババンボン、ボバンババンボン…動物的な踊りがいいな! 
     ジェミニは…開拓時代のフォークダンスにしましょう!
     サジータはジャズだから、ビートのきいたリズミカルな踊りにしましょう。」

うん、だんだんイメージが出来てきたぞ!と張り切るラッシー先生のもとに、上手からダイアナさんが沈んだ顔でやってきます。

ダイアナ「……ラッシー先生。」
ラッシー「おお、ダイアナ。」(二人それぞれに歩んで舞台センターへ)
ダイアナ「先生…わたし悩んでいます。」
ラッシー「何を、お悩みです?」
ダイアナ「だってレビュウって歌と踊りばかりでセリフが全然無いんですもの…!」

たしかに、レビュウとはそういうものですが…ダイアナさんはシェークスピアがお好きなので気になるのでしょうか。

ラッシー「するとダイアナ、君はセリフのある舞台のほうが高級で
     レビュウのような歌と踊りだけのものは低俗だと。」
ダイアナ「えっ?」(ラッシー先生の意外な発言に顔を上げる)
ラッシー「シェークスピアが高尚で、コール・ポーターやガーシュウィンは低俗だと。」
ダイアナ「いえ、そんな…!」
ラッシー「いいですかダイアナ、これはスタイルなんだ!
     台詞は歌え、歌は語れ!舞台で躍動するのは肉体だ。
     歌と踊りで、物語を客席へ届けることだってできるはずだ!」

ラッシー先生の考えを高らかに言うも、ダイアナさんはただただ不安げな表情で首を傾げるばかり。

ラッシー「俺だって、昔は女に惚れた事があった…」
ダイアナ「…は?」
ラッシー「いや、だから……俺だって、昔は女に惚れた事があった…」

訳がわからず素っ頓狂な声を上げてしまったダイアナさんですが、ラッシー先生がかすれた声で腰を曲げて言うと
ダイアナさんは理解したらしく「ああ!」と手を叩いて一拍後、上手側から下手側へと移動してふんっと腕を組んで顔を背けます。

ダイアナ「いいえ!あなたは年寄りだからあたしの恋する気持ちがわからないんだわ!
     よしんば若い時分に、夜中の枕に愚痴を零すような色恋をしたとしても
     あたしほどじゃなかったと思うわ。
     もしそうだとしても、恋のために馬鹿馬鹿しい事をいったいどれくらいやったと言うの?」
ラッシー「俺だって、恋のためにいろいろなことをしたさ。
     だが、その全てを忘れちまった。」
ダイアナ「忘れた?あっはは!やっぱり!それはね、本当の心の底からの恋じゃなかったのよ。
     恋のためにしたことは、どんっなちっぽけな馬鹿馬鹿しいことでも覚えているものよ!
     それを覚えてないんじゃ、恋をしたとは言えないわ。」

畳み掛けるダイアナさんは、普段の控えめな感じはまったくしませんでした。そう、女優となってます。
区切りのいいところまで言い終えたダイアナさんは、腰を落としたままのラッシー先生の後姿に素の顔で語りかけます。

ダイアナ「…ラッシー先生。(ラッシー先生、腰を上げてダイアナの隣へ)シェークスピアの「お気に召すまま」!」
ラッシー「第二幕の第四場ね。」
ダイアナ「コリンとシルヴィアスの台詞ですね!」

シェークスピアが好きなダイアナさんは、なんだか嬉しそうです。(^^)
頷いたラッシー先生は一歩前に出て先ほどの寸劇の意図を語ります。

ラッシー「歌と踊りに恋をするように…
     どんなちっぽけな馬鹿馬鹿しいことでも、恋をしていれば輝いて見えるものさ。
     (ダイアナの肩を叩いて)あなた自身がね。そして、劇場全体が!」

ラッシー先生にシェークスピアを交えて諭され、目から鱗が落ちたようにすっきりとした顔になるダイアナさん。
ダイアナにわかってもらえたラッシー先生も満足そうに頷いて、この件はこれで一件落着ですね。
嬉しそうに笑っているダイアナさんですが、ラッシー先生は先ほどの振り付けの事を思い出したのか帽子を直しつつも苦々しい顔に。

ラッシー「それにしても、問題は新次郎だな…あのリズム感の無さはなんじゃらほい!
     もう、眩暈がする……新次郎のリズム感、ナッシング!ゼロ!皆無だ!!」

いいながら、早歩きで上手へと去って行きました。
これって、設定上はってことですかね。(あれだけ踊っててリズム感無しとは思えない。)
がんばれ新次郎!あなたは特訓さえすればタップダンスも踊れる子なんだから!(笑)
舞台で一人になったダイアナさんは、先ほど言われた言葉を再び口にします。

ダイアナ「歌と踊りに、恋をするように…か。」

ふふっと嬉しそうに笑いながらダイアナさんは下手へ。
一瞬だけ暗転となるのですが、すぐに舞台に照明が入り、紗幕が開くとそこは先ほども出てきたサニーさんの趣味全開の部屋のようです。
今度は上手にも椅子とテーブルが用意されていました。そこに座っているのはサジータさん。すぐそばの椅子の上にはリカが立っています。
下手側のソファーには昴が座っていて、目の前のテーブルにはティーカップもあるのでお茶の時間でしょうか。
そして、立っているジェミニがバスケットを片手にサジータ、そして昴にクッキーを渡しています。

リカ「うっまーい!このクッキーおいしーい!!」

高らかに言い放ったリカは、ぴょんっと椅子から降りてクッキーを食べ続けます。

昴「(クッキーを受け取って)これ、ジェミニが作ったのかい?」
ジェミニ「はい!」

本日のおやつはジェミニの手作りクッキーなんですね!
はい、ここで二日目の前説の謎が解けるんですよ。

サジータ「…不味い。」
ジェミニ「えぇっ!?」
リカ「そうかー?リカはおいしいと思うぞ。」

さすがリカ。(笑…サジータさんが「本気か?」みたいな顔でリカを見てるのも面白いです。)
一口食べたサジータのストレートな感想に、驚いて舞台の真ん中辺りに立ってうろたえるジェミニですが、続く昴さんも一口食べると同時に顔をしかめます。

昴「これ…ぼそぼそしている。何を入れた?」
ジェミニ「えっと…(右手で指折り数えつつ)小麦粉とふくらし粉と
     トウモロコシの粉と、そば粉とパン粉とチキンパウダー!」

最後のチキンパウダーで高らかに手を上がるジェミニ…ってその材料でよく焼けましたね;;

昴「粉だらけだな…」
ジェミニ「はい。ダメでしたか?」
昴「ダメだろう……いや、むしろダメだ!」

おお、昴さんばっさりはっきりいきますね。(^^;;
うわ〜…とちょっと自信がなくなったのか少し俯くジェミニですがちらっと左右をみて頭を下げます。

ジェミニ「ご、ごめんなさい!ボクもっと上手にクッキー焼けるようになるよ。
     回収しま〜〜す…」

そそくさ、と昴の持っているクッキーを取りに行こうとするジェミニですが、それよりも早くサジータさんが立ち上がってジェミニの近くへ。

サジータ「味には問題がある!だけど、みんなに食べさせようと作った
     ジェミニの心意気を買おうじゃないか。ありがたくいただくよ。」

そういうと、サジータさんは残ったクッキーを一口でぱくっと。おお、さっすがサジータさん!

ジェミニ「サジータさん……ありがとう…」
リカ「(ジェミニの周りを走って)うっま〜〜い!
   これ、紐育で最っ高のクッキー!!」
ジェミニ「ありがとう…」

二人の優しさにじ〜んとなっているジェミニ。
そして、三人の視線が一斉に昴に注がれて…期待に満ちた目に見つめられた昴さんは黙ってクッキーを口の中へ。

ジェミニ「昴さ〜ん!!ありがと、ありがと〜〜!!」
昴「不味いものは不味いんだがな……」

ぱぁっと表情を明るくして、そのまま昴に抱きついて嬉しさのあまり頬ずりをするジェミニ。
その様子に顔を見合わせて微笑むサジータとリカ。ぼそっと呟いた昴さんの一言はあまり気にされてません。(笑)
そういえば、初日ではこのシーン、ジェミニが昴とサジータを呼び捨てにしていたのですが、二日目からはちゃんと直ってましたね。

ダイアナ「ごめんなさい、お茶の時間に遅れてしまって…」

と、そこへ下手からダイアナさんがやってきました。みんなに迎えられて、昴さんの隣に立つと、ちょっと横にずれたジェミニではなく、ソファーの周りをくるくるしていたリカにクッキーを手渡されます。

リカ「ほら!これ紐育で最っ高のクッキー!!」
ダイアナ「(両手でクッキーを受け取って)まぁ、おいしそうですね。
     いただきます。(ぱくっと一口食べると)……はぅっ…!」

き、気絶しちゃいましたよー!?
気絶したダイアナさんはソファーに座り込むと、昴に支えられてる状態に。

リカ「うわー!たおれた!!」
サジータ「大丈夫か!?」
ジェミニ「ボ、ボクのせい?」(違う違う、と首を振るサジータ)
昴「しっかりしろ。はっ」

ドラマCD同様、昴に気付けをしてもらい、目が覚めるダイアナ…これから気絶するたびに昴さんの出番?(笑)
気がついたダイアナさんは辺りを見渡して恥ずかしがります。

リカ「おきたーー!!」
ダイアナ「はっ………やだ、わたしったら…恥ずかしい…」
サジータ「そんなに美味しかったのかい?」
ダイアナ「ええ、気絶するほど!」(笑)

お、いい切り替えしですねダイアナさん。(^^)
でも、ジェミニは素直に受け取って「わーい!お好きなだけどうぞ!」とバスケットを進めてました。

ダイアナ「(一応一つ手にして)また気絶してしまいそうです〜」
昴「(テーブルの上のカップを持って、ダイアナに勧める)紅茶だ。」

5人そろったし、ひとしきり落ち着いたら、サジータが上手に戻りつつ次の話題を口にします。

サジータ「ところで……」
リカ「(後を追いかけながら)ところてん食べた〜〜い!!」
サジータ「(椅子に座りながら)シャラップ。」
昴「黙って。」

二人につっこまれたリカは舞台の中央でぶー!と不満そうにごろんと大の字に寝っころがってしまいます。
なんだか、とってもリカらしくて微笑ましいですね。
…それはそうと、ところてんって紐育にあるんですか?(^^;;
あ、で、サジータさんの話題ですが…

サジータ「最近サニーの奴はショウに夢中だろ?」
ダイアナ「ええ、そうですね。」(紅茶をテーブルに置きながら)
昴「それが?」
サジータ「それがさ、どうもこの劇場の経営に問題があるらしい。」
ダイアナ「経営に問題って…どういうことですか?」
サジータ「…赤字。」

ずばり、な単語に程度こそあれど「えっ?」と驚く面々。

リカ「あかじ!?」
ジェミニ「でも、お客さんいっぱい入ってるよ?」
サジータ「うん…あいつさ、大金はたいて屋上に空中庭園や露天風呂を作ってるだろ。」
昴「あれはまったく意味不明だな。」

カップ片手に昴さんがばっさり切り捨てます。(笑)
そこに、起き上がったリカが疑問をぶつけてきます。

リカ「でも、あれってニッポンなんだろ?」
昴「日本人は屋上に風呂なんか作らないし、石灯籠や提灯を部屋には飾らない。」
リカ「じゃあ、サニーサイドなにやってんだ?」
昴「勘違いだな。」
リカ「かんちがいかぁ〜!」

膝立ちでひょこひょこ下手へと歩くリカが可愛いです。
それにしても、そう思ってるならツッコミをいれてあげればいいのに、昴さん。(^^;;
ダイアナさんも「そうなんですか〜」みたいな顔してるし、多かれ少なかれこのシアターの人間は日本文化に誤解を持ってそうですよ〜;;

サジータ「あいつの日本趣味を加速させているのは、新次郎にも責任があると思う。」
昴「…有罪。」
リカ「ゆうざい?」
サジータ「うん。弁護は?」
リカ「べんご??」

有罪って、いいんですか昴さん!?きょろきょろと顔を動かすリカはかわいいですが…
とんとんと話が進んでいく中、ジェミニがおずおずと手を上げて弁護を。

ジェミニ「…あ、あの〜」
サジータ「ん?」
ジェミニ「でも、新次郎は一生懸命やってるだけだよ。」
サジータ「一生懸命なのは認めよう。」
ジェミニ「それに、新次郎は純真で無垢だよ。それは、アメリカの精神そのものじゃないか。
     アメリカの愛するものだよ!
     そして、一生懸命進むその姿は、ボクたちに勇気を与えてくれるでしょ。」
リカ「(立ち上がって腕を組んで大きく頷く)リカにも、わかる!!」
ダイアナ「(同じく立ち上がり)その精神こそが、アメリカの強み、ですね。」
サジータ「純粋で無垢な存在か…」

ジェミニの弁護に次々と賛成意見が出ると、昴さんも立ち上がって右手を顎にあててジェミニとリカの間に立って一言。

昴「…無罪。」
サジータ「訴えは取り下げるか!」

あっさりとしたサジータの決定の言葉に、ジェミニとリカが「わ〜い!とーりさげ!とーりっさげ!」と昴を挟んで大喜び。(笑)
まぁ、間の昴さんはとくにリアクション無しですが。(^^;;
ってか昴さん……は、けっこう自由な人でしたね。昴さんならこれもありでしょう。(爆)
なんだかほのぼのと纏まりましたが、そこにまた新たな話題(?)が上手から駆け込んできましたよ!

大河「助けてください〜〜!(躓いて)わひゃあっ!」

舞台のセンターで盛大にこけたのは、リトルリップシアターのロゴが入ったB4サイズくらいの封筒で頭を隠した新次郎!
そして、隠していた理由は……

サジータ「なんだ、その格好は?」
大河「…プチミントです!;;」
昴「見ればわかる。」

そう、ディナーショウでも思いっきり披露してくれたあのプチミント姿だからです!!
微妙に泣きそうな顔になってます。(笑)
あ、19日の昼はこけた拍子でスカートの裾の部分がすこしめくれていたんですが、昴さんがさりげなく「めくれているぞ。」って直してあげてましたね。昴さんは自由で世話焼きな人だ。

リカ「わかった!今度のショウに出るんだな!」
大河「いや、そうじゃなくって…!(ごほんっと咳払いを一つして低めの声を出す)
   …今、紐育では女装が流行ってるんだ。だから大河くん
   君も、女装して劇場でモギリをやってくれたまえ!……って
   サニーさんに着させられたんですよ……!」

ちょっと恥ずかしそうに前を押さえてがっくり肩を落とす新次郎に、なんとなく全員から同情の目が。(^^;;
と、そこにこの状態の原因である人物の声が上手から!

サニー「大河殿!大河殿!」
大河「うわっ来た!」
サニー「お待ちくだされ大河殿!逃げなくても良いではないか!」

悪代官ですか。(爆)
日本風にすり足で上手から追いかけてきたサニーさんを、新次郎は下手の方へ行き、ソファーの裏を通って最終的にはサジータの後ろに隠れました。(笑…ちなみに、初日では日本風すり足ではなく、普通に追いかけっこでした。)
そして、サニーがサジータの正面に来たときに睨みをきかせてサニーを止めます。

サジータ「サニー?」
サニー「…やぁ、サジータ。」

サジータの怖い笑みに、思わず後ろ向きになってしまうサニーさんですが、サジータはその前に回りこんで(プチミントはもう後ろには付いていません。傍観者組になってます。)

サジータ「あのね、リトルリップシアターは紐育でも一流の劇場なんだ。
     それなのに安酒場じゃあるまいし、女装のモギリを立たせてどうするつもりだい!?」

腕を組んで凄むサジータに、サニーさんは眼を背けて後ろ向きのまま下がります。
その動作が、サジータが言い終えた後も続いていて思わず聞いてしまいます。

サジータ「…なにやってんだ?」
サニー「いや、ちょっとムーンウォークを…(笑)」
サジータ「そっか〜って、そうじゃないだろ!!」

ごまかそうとするサニーさんに容赦なくつっこむサジータさん。
この部分、二日目では「昨日より、良いんじゃないか。」と褒めてましたが。(笑)

サニー「どうしようって、こうしようってとにかくサプライズなんですから!」

さてどうなるか、と思っていたらプチミント姿の新次郎の横にぴょんっとリカが出てきて、新次郎の手を握り

リカ「リカはしんじろーはしんじろーのままがいい!」

それをきっかけに、次々と星組のメンバーが同意していきます。

ダイアナ「わたしも、そう思います。」
ジェミニ「ボクもそう思う。プチミントもかわいいけど、モギリには似合わないよ。」
昴「大河は、大河のままがいい。」
大河「そうですよ。」

うんうん、とみんなが味方についてくれた新次郎はほっとした顔で頷いています。
6対1になってしまったサニーさんは、後ろに手を組んで渋々口を開き

サニー「そうですか…仕方がない。普通のモギリといたしましょう。」

サニーさんの決断に、わっと盛り上がって特に安心する新次郎。

サニー「ああそうだ!わたくし、急ぎの用事を思い出しました。
    じゃあ、この辺で……」

と、いいつつ先ほどのムーンウォークで行こうとするサニーさんに再びサジータさんがツッコミを。

サジータ「…急げば?」

さくっと言われ、サニーさんは苦笑いしながら普通に上手へと去って行きました。(笑)
これも19日の昼は「昨日より早いな。けど、急いだ方がいいんじゃないか?」と少し余裕のあるツッコミになってました。
サニーさんがいなくなると、新次郎が舞台のほぼセンターで左右にいる星組の面々に頭を下げます。

サジータ「良かったな。」
大河「はい!みなさん、ありがとうございます!」
サジータ「新次郎、あのインチキメガネスーツの相手も大変だろうけど
     あいつはあいつなりに、いいところもあるんだよ。」
大河「はい、わかってます。
   サニーさんの直観力や行動力は、いつも勉強になってます。」
サジータ「(ふっと笑って)お人好しだね。」

なんか、星組って本当にまとまりがいいですよね。
この部分も19日では余裕が出てきたのかサジータさんは「インチキメガネスーツ」ではなく「ムーンウォーク野郎」と言ってたり、新次郎が「わかってます」と言いつつちょっとムーンウォークのマネをしてみたりしてました。(笑)

大河「えへへ…あ、そうだ!
   (自分が持ってきた封筒を探し、持っていたダイアナから受け取る)ありがとう。
   (下手側のソファーへと移動して、封筒を高く上げる)これ、次のショウの構成です!」

新次郎が見せたそれをに、全員がわっと興味を引かれてソファーの周りに集まります。
まず隣に座っていた昴に、リカに、と全員に封筒の中身を手渡していく新次郎。
そのまま暗転して場面転換。
如月紫水 <pphxugfhew> 2006/03/22 01:09:51 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
第二幕その2


紗幕も下りてきて、上手から売店のカウンターを押しながら杏里が登場してきたんですが、とっても忙しそうです。

杏里「はぁ、今日は初日だからお客さんいっぱいで大変だ〜…!」

舞台のセンターに来たところでカウンターを止めて、売り子を始める杏里。タンブラー、ドーナツ、ブロマイドと次々に聞こえてくる注文(お客さんは姿は無く、声だけなのです。)を、なんとかこなしていくんですが、やっぱり一人では大変そう…

杏里「えっと、えっと…あ〜〜ん!もう、この忙しいときにどうしてプラムは休むの!?
   ちょっと会計士のテスト受けるからって勝手に休むなんてずるいわよ〜!」

あ、ぼやきつつプラムがなぜ居ないかを説明してくれてますね。
でもぼやいても居ない人はどうあがいても居ないわけで…「ドーナツ5つとタンブラー3個、それからコーヒー…は、やめて…ブロマイド一式ね!…ああ、それからプログラムもちょうだい!」という大口の注文にも一人で対応しなくてはならないわけですよ。

杏里「あ、はい!えっとドーナツが5つに、タンブラーが3個。
   それからコーヒーは、お止めになって…ブロマイド一式にプログラムですね!
   少々お待ち下さい!」

棚の下の在庫を探してもう、てんてこ舞いな杏里のもとに、下手からモギリ服の新次郎が助っ人でやってきます。

大河「忙しそうだね。手伝うよ!」
杏里「いいわよ、一人で!」

でも、杏里は素直じゃないんですよね。つんっと断ろうとしますがお客さんに「こっち、ブロマイドまだ〜?」と急かされたりして杏里の手がもつれて在庫がばらけてしまったような動作が。

大河「あ、少々お待ち下さい!
   (しゃがんで、ブロマイドを掴む)…はい、ブロマイドになります!」
杏里「……ごめん。」
大河「何が?」

すかさずフォローに入ってくれた新次郎に、杏里はちょっとバツが悪そうに頭を下げます。
でも、新次郎はそんなことには拘ってないみたいですよ、杏里。(^^)

杏里「…ううん。手伝って!」
大河「もちろん!」

笑顔のお願いに、笑顔で返事をするって…いいですね。
二人揃って売店に立ち、お客さんに呼びかけます。

杏里「は〜い!いらっしゃいませ〜!」
大河「観劇の記念に、ブロマイドはいかがですか?ドーナツも…」
二人「おいしいですよ!」

二人でてきぱきとお客さんの応対をしつつ、適度なところで売店のカウンターを二人で押して下手の方へ。
少し動き出すと同時に照明が絞られて、最終的には暗転の中下手へ。
なんだか、本当にゲームの1シーンをそのまま再現してくれたみたいな二人でした。
さぁ、暗転の中紗幕も上がっていよいよです。

サニー「さぁ、皆様お待ちかね!星組レビュウショウ!
    イッツ・ショータイム!!」

サニーさんのアナウンスと共に、舞台に照明が入るとそこはジャングル。
薄い幕の向こうにいた小猿衣装のリカがカーテンを開けて舞台前方へと出てきます。

♪ジャングル・レビュー

このリカが、もうものすごくかわいいっ!!飛んだり跳ねたりとまさに小猿の衣装にピッタリな歌と踊りで目が釘付けでした。
このかわいらしさは動いて何ぼなのでなかなか文章では伝わりにくいんですが、本当にイメージどおりのステージが展開されてます。

小猿「♪だから 歌え 人よ歌え いまこそ愛の歌」

最後は、二人のダンサーさんを背に、下手側でポーズ!
暗転後、そのまま下手へはけると、上から青とラメが入った白い縦ストライプのカーテンが下りて来て上手から西部のバーカウンターをカウボーイ、カウガール姿の四人のダンサーさんが運んで、固定しています。そのカウンターの上で膝を立てて座っているのは深くテンガロンハットを被ったロデオ……ってロデオ役サニーさんか!!(驚)下、スーツのままだし…

♪その名はロデオ

歌と同時に、下手からお嬢さんな衣装を着たジェミニが。
イメージではゲーム本編で見た「ロデオとジュリエット」の衣装なんですが、色が変わっていてオレンジではなく、ピンク色でした。
ロデオが歌詞にあわせて泣いたり、凹んだりしてるのがちょっと面白かったです。ジェミニもかわいいです!

ジュリエット「♪ロデオ ロデオ その名はロデオ
        ロデオ ロデオ その名はロデオ
        ロデオ ロデオ その名はロデオ
        ロデオ ロデオ その名はロデオ

        あたしは 普通の女に なっちまった」

最後の「♪ロデオ ロデオ」の部分ではセンターからやや上手寄りの場所で二人で肩をそろえて歌い、最後は登場時と同じくバーカウンターの上に座って膝を立てているロデオの背中に、自身もカウンターの上に座ってもたれかかるジュリエット。
そのまま、カウンターごと上手へと下がって暗転。
間髪入れずに、次の曲が掛かると、紗幕が上がって、4つの階段セットが緩やかに弧を描くように等間隔に置かれ、その舞台奥の高い位置にはスーツの上に黒いコートとボーラーハットを被ったサジータが。シンプルながらもゲーム中の衣装をほぼ再現できています!

♪ビバ!ハーレム

最初、下手側にラッシー先生がいるだけなんですが、どんどん増えて最終的には女性ダンサーが全員参加していました。
「♪8番線の終着駅が 人生を変えるはずさ」の部分で通常の衣装にそれぞれにボーラーハットを持った(被った)昴とリカが登場。(昴が下手側、リカが上手側からです。)最後まで踊っていました。「ビバ!ハーレム」のメインメンバー揃いましたね!

この歌を初めて舞台で見たとき、ダンサーさんの衣装といい振り付けといい、どこかで見覚えが…と思ったら「パジャマ・ゲーム」という作品内の「スチーム・ヒート」という曲の振り付けと雰囲気がよく似ているんですよ!そちらはボブ・フォッシー(ラッシー先生の名前の元になった方ですよね?)の振り付けだそうですので、かなり意識して振りをつけたのでしょうか。
(あ、でも私も元の作品自体は知らないんです…「スチーム・ヒート」のシーンだけ某冒険とイマジネーションの海で何度も見たことがあるんです。)

最後の「♪ラブ・イズ・オール ラブ・イズ・オール〜」の部分では、昴やリカも歌に参加。
昴さんがコーラスを担当していたので、CDとはまた一味違った仕上がりになっていました!
最後は、舞台奥の高くなったサジータの隣にラッシー先生、中央よりの階段のやや上辺りで昴(下手側階段)、リカ(上手側階段)でポーズ!!
人数も多くて、とても華やかなシーンでした!

そして次の曲は…「ビバ!ハーレム」の間は赤が基調の照明だったんですが、すぐに夜空をイメージさせる照明へと変わりカウントをとる音が…この間に、サジータは素早くコートを脱ぎ、帽子をラッシー先生に渡して(昴とリカは近くの女性ダンサーに帽子を渡してました。)曲の備えることに。

♪Kiss me sweet

ほとんど間をおかずに歌に入りました。サジータが歌い出しはそのままだったのですが次のフレーズでは階段を降りて舞台中央で歌います。(昴とリカは階段にそのまま残り、カウントをとります。)
サジータのソロが終わると、上手からジェミニ、下手からダイアナも加わり、舞台上にスターファイブが勢揃い。
昴のソロに入る前に、下手の階段からリカ、ダイアナ、ジェミニ、サジータとそれぞれに立ち、昴は舞台中央に。各人のソロでセンターに立つ人が入れ替わって、サビはジェミニを前にしたままそれぞれの場所で立ち上がって歌います。
夜空をバックにしっとりと歌い上げるこの曲は、本当に心に沁みて…慈しむような笑顔がすごく印象的でした。

リカ「♪胸の奥の 傷を癒す 愛を いつもあなたがくれた
    思い出してる」

後半のリカのソロからサビにかけて、各人階段を降りて舞台の前方へ。
最後は、昴、リカ、ジェミニ、サジータ、ダイアナと並んで歌い上げます。

ジェミニ「♪Kiss me sweet 夢を重ね
      過した日々に あなた感じてる」

全員が中央に集まり、寄り添うように星空を眺めて曲の余韻に合わせてゆっくりと照明が落ちて、後方の照明のみでスターファイブのシルエットが映し出されます。
心からの拍手を送っていると、舞台奥の高い部分に下手からモギリ服の新次郎が歩いてきてスポットが当たる。

大河「劇場には、たくさんの人々が働いています。
   いい大人が、台本のことや、セットのことや、照明のことで真面目に大喧嘩しています。
   それはきっと、劇場で働く一人一人が子供の頃に見たお芝居に惹かれ
   舞台に、虹を描きたいと願っているからなのだと思います。
   その虹は…客席に掛かる、虹なのです。」

新次郎の台詞をきっかけに、最後の曲がかかります。

♪オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン

星空だったバックには、今度は七色の虹が輝き(新次郎は歌に入る前に下手へと戻っています。)再びスターファイブの歌声が劇場を包みます。
立ち位置の変更はあまりありませんでした。
基本的にそれぞれ後姿でゆっくりとステップを踏み、各自のパートで前を向いて歌ってました。二番ではリカ、昴、サジータ、ダイアナ、ジェミニになり最後まで全員一列で歌います。(最後のジェミニのソロからは昴、リカ、ジェミニ、サジータ、ダイアナと入れ替わります。)

全員「♪オーバー・ザ・レインボー Let me there
    オーバー・ザ・レインボー Sunshine
    オーバー・ザ・レインボー Let me there
    オーバー・ザ・レインボー Sunshine」

最後はジェミニを舞台中央に残し、各人(下手から昴、リカ。サジータ、ダイアナ)と階段の上で虹を見上げるようにポーズをとる中、ゆっくりと幕が下ります。
スターファイブの歌声という名の虹、確かに客席に届きました。

鳴り止まぬ拍手の中、いよいよフィナーレです!
「ここはパラダイス」のメロディーで幕が上がると冒頭と同じレビュウ衣装の女性ダンサーさんが華やかに踊り、金色のレビュウ衣装の方々、白いドレスの方々と順番に礼をします。
次いで、上手下手それぞれからバク転や宙返りを披露しながら二人の男性(塚田さん、高橋さん)が不良の黒人の姿で登場。相変わらずお見事です!それぞれに礼をすると、今度は舞台中央の階段に手をやり、杏里と新次郎(モギリ服)を迎えます。

声援を受けて階段を降り、杏里、新次郎と順番に礼をして、それぞれ礼をする前にバキュン!と小さくポーズをとって次のサニーさん、ラッシー先生へ。
二人もそれぞれに一礼をすると、スターファイブの登場です!
昴は階段を駆け下り、一礼。上手へと進みます。
ダイアナは投げキッスをして礼。今度は下手へと進み
リカは礼をした後、拳銃を抜いてポーズ!(18日の昼は上手く抜けず、手で銃のポーズを作ってました。)銃をしまいながら上手へ。
サジータは両手を大きく広げて礼。下手へと抜けて
最後のジェミニも右手を高く上げて深々と礼。
全員の挨拶が終わると、メインキャストの皆さんは一列に並び(下手から、サニー、杏里、ダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴、新次郎、ラッシー先生)改めて会場に礼を。

全員「♪Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    すべてを忘れて
    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    ここはパラダイス

    Come-on Singing Come-on Dancing Night and Day
    こころの翼を らら輝かせて
    さあ夢を Night and Day」

最後は、スターファイブの面々を前に残し、四人は階段の上へ。
  ラッシー先生
杏里     新次郎
   サニー
と階段上は◇のフォーメーションで、スターファイブの面々もダイアナ、サジータ、ジェミニ、リカ、昴の並びのままキメポーズ!
満場の拍手の中、いよいよこの曲です!!

♪地上の戦士

最初こそ、こちらも戸惑い気味に立ち上がりましたがやはり最後はスタンディングで!
一緒に踊れるような振り付けではなかったので(振り付け講座も無かったですし)心からの拍手を送ります。
(階段の上に上がったメンバーも、曲が掛かると舞台上に戻ってきて
     サニー    杏里   新次郎  ボブ
  ダイアナ  サジータ  ジェミニ  リカ  昴
と二列で踊ってました。

ジェミニ「♪われら 輝く 地上の戦士」
全員「♪たとえ どんな苦難も 乗り越えて
    悪を滅ぼす 礎となろう 光あれ いざ進め
    われら紐育華撃団
    われら紐育華撃団
    Yeah Yeah」

最後は、それぞれにバッチリポーズを決めて、華やかな締め!!
割れんばかりの拍手の中、ポーズを解いて一礼をすると最後のご挨拶に。

ジェミニ「みなさん!本当に、ありがとうございました!!(礼)
     初めての紐育星組のショウは如何だったでしょうか?(もちろん、拍手の嵐!)
     すごく、緊張したんですがみなさんにあたたかく見守っていただき
     最後まで歌い、踊ることができました!ありがとうございます!」

19日の昼公演では「昨日、頑張りすぎちゃってどうなるかなって思ってたんですが、皆さんの力で一生懸命歌い、踊る事が出来ました!」と言ってました。

サジータ「どうも、サジータです!
     一回目、見に来てくださった方はわかると思いますが
     二回目うまくいきました〜!(笑)」

ええ、実はサジータさん初回で「楽しくて振り間違えちゃいました」と最後振り付けを間違えてたんですよ。(^^;;

サジータ「これも、皆さまのおかげだと思っています。
     あ、別にお昼のお客様が悪かったって意味じゃないですよ!(笑)
     これから、もっと稽古を重ねて皆さんに喜んでもらえるような
     ショウをお見せしたいと思います!ありがとうございました!」

サジータさんはかなり素に近い状態で喋ってましたね。19日の昼公演ではまた振り付けに関してコメントを。
「今回も無事に、踊りきることができました!(笑)…最後まで、踊りきれるかどうか…気になる方はどうぞ夜も見に来てください。振りを間違えてしまうのは、楽しいからなんです!いつもみんなの半歩後ろにいるんですが、本番では楽しくて一番前にいたり(笑)で、振りが飛んじゃうと…気をつけます。」もちろん、見守りに行きますとも!

ダイアナ「ダイアナです。(ゆっくり目に言ってください。)
     みなさんのあたたかい声援に包まれて、こんなに幸せでいいのかなって思います。
     明日の…昼も夜も、皆さんに会えると嬉しいなって思ってます!
     これからも、支えていってください。」

「嬉しいな」で片足を上げて可愛らしく言っているのが印象的です、ダイアナさん。(笑)
19日の昼では前のサジータの振り付けの話題を引き継いで「わたしは振り覚えが遅くて、いっぱいいっぱい練習したんですが、ちゃんと踊れてましたか?(もちろん!と拍手でこたえる)ありがとうございます。本当に、あたたかく見守っていただき、わたしもあたたかい気持ちになりました。また、夜にもう一回あるので…もしよろしかったら、見に来てください。ありがとうございました!」と言ってました。

リカ「(右手を元気よく上げて)リカ楽しかったーー!!
   みんなも楽しかったか〜!?(大盛り上がりで拍手)
   とっても、いい気分です!みんなも元気で、また明日も会おうな〜〜!」

リカが一番「らしい」発言でしたね。昼は最後上手く銃を抜けなかったのを受けて「リカも、もっと銃練習して上手になるぞ!」と言っていました。(笑)
19日の昼ではリカー!という声援に「はーい!」と返事をしてから挨拶に入ってました。「みなさま素敵な笑顔で、わたしもますますニコニコになります!あと一回で終わりなんてもったいないですが、リカとしてこの舞台で生き続けたいです!」と素を交えたコメントをしていました。

昴「九条昴です。
  紐育星組、初めての公演にお越しいただき、ありがとうございました。
  どうぞ、これからも紐育星組、スターファイブをよろしくお願いいたします!
  本日は、本当にありがとうございました!」

最後は、昴さんがキッチリとまとめてくれました!19日の昼では「本当に、あたたかいお客様で、感謝しております。」とも言ってました。
最後は全員で「ありがとうございました!!」と深々とお辞儀。こちらこそ、素晴らしい夢のような初舞台をありがとうございました!!

ジェミニ「(顔を上げて)…はい!それでは最後に、行きますよ。
     じゃあ、みんな用意はいい?」

横や、後ろを振り向いて確認をとるジェミニ。19日昼からはこちらにも「お客様も、いいですか?二時間半くらい前に練習しましたよね!」と振ってました。

ジェミニ「せーの!摩天楼に…」
全員「バッキューン!!」

二日目からは会場も一体となってバキュンッ!!
それと同時に、銀テープが舞い、盛り上がりも最高潮のまま「本当にありがとうございました!」と幕が下ります。

が、鳴り止まぬ拍手にすぐさまカーテンコール!サニーさん、杏里、新次郎、ラッシー先生も前に出てメインキャストが一列に並んで手を繋いだまま礼。

会場に手を振ったり、バキュン!と撃ったりみなさん幕が閉じるそれぞれ別れを惜しむのですが、それでも足りない!と二度目のカーテンコール!
今度はバックダンサーのみなさんも前に出て、本当に全員で礼!星組の皆さんは会場で売っていたスタッフジャンパーを着てます!フリーサイズのみなので、みなさんちょっとサイズが大きいみたいです。

ジェミニ「本当に、ありがとうございました!!」

これが最後、と名残を惜しんで幕が閉じて会場が明るくなる最後の最後まで拍手で皆さんを見送っていると終演のアナウンスが。

ジェミニ「これで、紐育リトルリップシアターの公演は、全て終了しました。」
リカ「おわりおわり!なんか食べようよ〜!」
ジェミニ「お忘れ物なきよう、お足元に気をつけてお帰りください。」
リカ「バイバイ!なんか食べようよ〜!!」
ジェミニ「またお会いできる日を楽しみにしています。」
リカ「会おう会おう!なんか食べようよ〜〜!!!」
ジェミニ「それではみなさん、まったね〜!」

ジェミニもリカもマイペースですね。(笑)
今回は誰かとのペアでのアナウンスのようですね。

―――18日・夜―――――

サジータ「これにて、紐育リトルリップシアターのショウは全て終了です。」
昴「お忘れ物無きよう、お足元に気をつけてお帰り下さい。」
サジータ「またいつの日か、お目にかかれる日を楽しみにしています。」
昴「それではみなさん。」
二人「今宵は一先ず、さようなら。」

この二人は大人っぽいと言いますか、落ち着いてますね。

―――19日・昼―――――

ダイアナ「これで、紐育リトルリップシアターのショウは全て終了いたしました。」
杏里「お忘れ物の無いよう、お足元に気をつけてお帰り下さい。」
ダイアナ「またいつか、お会いしましょうね。」
杏里「それではみなさん。」
二人「さようなら!」

なんとなく、可愛らしいイメージを受けました。(^^)

―――――

初めての星組公演。
舞台に輝く五つ星が生まれる瞬間に立ち会えて本当に幸せでした!
まだ次もあるよ!みたいな発言も端々に聞こえてきたので、これからも楽しみに、期待しています!!

さて、レポは楽日のアドリブ集へとまだちょっと続きます。
如月紫水 <pphxugfhew> 2006/03/22 01:10:26 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
千穐楽アドリブ集


レビュウショウで歌が中心だからそれほど無いかな?と思ったんですが、そうでも無かったです。
前説も、それまでのろのろとモップをかけていたOG・シンプソンが今日は足取り軽く早足で上手から登場しました。

OG「こんにちは〜!どうも!リトルリップシアターです!
  あたくし、このリトルリップシアターの掃除人です!
  名前は、OG・シンプソンです!」

ちゃんと、アルファベットのOGですよって説明してました。

OG「たぶん…本番三日前に出来た衣装のおかげでずっとこれです。(爆)
  多分、何年間か。
  今日はDVDを発売することになったので、カメラが入ってます。盛り上がって頑張ってください!(笑)」

そう!嬉しいです〜!!ちょっと前まで「難しいかも」と聞いていたので喜びもひとしおでした。
さらにブロードバンド放送もあるとか!(喜)
生に勝る迫力無し、ですが何度も見返せる映像があるのは本当に嬉しいです。
で、OGが「掃除をしないと怒られちゃうので掃除をしますよ。」とモップを動かしていると下手からジェミニが登場。

ジェミニ「ちゃんと掃除してる?」
OG「してるよ!三時間くらいやってたよ。」
ジェミニ「ホントに?それはすごいね!…でも、なんかウソっぽい。」(笑)

ジェミニ、ツッコミがレベルアップしてますね!(笑)
信じてよ〜!とOGが言うから、ちゃんと「わかった、信じるよ!」って返してましたし。(^^)

OG「ジェミニ、何度も言うようだけど、この0番がセンターなんだよ!」

ええ、またジェミニは下手よりのところに立っていました。(^^;;
言われて一歩前進するジェミニですが、今度は本当にど真ん中に立ってしまって「コンビなんだからセンター分けしようよ!」と言われてました。

ジェミニ「なんか、漫才師みたいだね。」
OG「俺ら前説担当なんだからってことは、何年かはこうならざるを得ないんだよ!」(笑)
ジェミニ「そっか!じゃあ、どうも〜!って出てこないといけないんだ!」

下手から手を叩きつつ出てくる仕草をその場で再現するジェミニに「今日ツッコミ入ってるね!」とOGさんがお褒めの言葉を。(^^)
ジェミニは「うん、最後だからね。」と楽日だから思い切ったことしてるみたいなことを言ってました。

OG「あ、そうだ。俺さ、クッキー貰ったんだよ。あげる。」
ジェミニ「えぇ〜…もう、いらない;;」
OG「今度はちゃんと英語だからさ!」
ジェミニ「(しぶしぶ受け取って)あ、ホントだ。」
OG「これ、ウチの演出家から貰ったんだ。ウラジミール・カヤーノって言うんだよな。(笑)
  あの胡散臭い奴!あれ、イタリア系ロシア人なんだよ。」

ついに茅野さんも役名が!(笑)
「来年はここに出るよ、ウラジミール・カヤーノが!」ってそんなこと言っちゃって大丈夫なんですか、OGさん。(^^;;
今回は、本当にどんどん本番で設定ができていきますね。ファンはちゃんと覚えてますからね。(笑)

ジェミニ「そっか〜!じゃあ、楽しみにしてるよ!」
OG「きっと、お客さんが続かせてくれるよ!」

ええ、ついていきますとも!!!
日本から船に揺られて毎回観に行きますとも!(笑)
さて、そろそろ締めでしょうか。

OG「これ、もっとテンポ良く進められるように練習しような;;
  次まで1年くらいあるから。」
ジェミニ「前説の練習ね、うん、そうだね。ボクも頑張るよ!」
OG「ジェミニはずっとジェミニのままだよ!ごめんな、俺が足引っ張ってるんだよ;;
  俺がキャラ固まってないんだよ!(爆)
  だってこれ恥ずかしいんだもん!(衣装を指して)
  ジェミニ、言っとくけど俺52なんだよ!」

あら、カミングアウトですね。ちょっと素が出てますよ〜(笑)

ジェミニ「そうなの!?」
OG「知らなかった?」
ジェミニ「知らなかった!」
OG「けっこう年取ってるんだよ!」

でも、実年齢よりお若く見えますよね〜…これからもその衣装でがんばってください。(爆)

OG「ジェミニ、実は急いでるんだろ。早替えがあるんだろ!」
ジェミニ「う、うん実は急いでる…じゃあ、早替えに行くね!」

と、ジェミニはこちらに手を振りつつ下手へ…ってあれ?バキューン講座は??

OG「じゃあ、最後!千穐楽です。
  どうぞ、盛り上がっていってください!!」

疑問に思っていると、OGさんがこちらに向き直って一礼をして上手へと下がって行きました。
なにか考えてるんでしょうか?<バキューン講座


―――移民局にて

新次郎のセリフが「I have young mind!」ではなく「I have young heart!」になってました。
「心が若い!」と。(笑)


―――ショウ!

ショウの構成を練っているサニーさんと新次郎。あの「ショウ」とかけたギャグのシーン。

大河「ショーウィンドウですか…!」
サニー「ショウ。」
大河「ショウですか!」

新次郎まで参加していました。(笑)
あ、ちなみに二人がかりでやったらちゃんとウケてましたよ。


―――ラッシー先生のダンス

何か新しいダンスは無いかと悩みながら踊るラッシー先生をいつもならサニーさんが「さっきからなにやってるんですか?」と止めるんですが、今回は言わないで眺めてました。(笑)

ラッシー「だから、新しい踊りだよ!」

と自分で先に進めてました。(笑)


―――ショウは

サニーさんが「東洋を手に入れて新しいショウを作る!」と高らかに言い放つシーン。

サニー「ショウは世界を救うぞ!
    ショウは思わないか!?」

と、思いっきりこちらに振ってきたので(ここも普段はちょっと滑ってたんですが;;)
客席から「ショウだ!!」と返しが来ました!よかったですね、サニーさん!(笑)
そして、この後のシーンでもアドリブが。

サニー「ジェミニ。君は、わたしがこの後何を言おうとしていたか知ってるね?」
ジェミニ「わからないでありま〜す。」
サニー「君は台本を覚えてないのかい?」
ジェミニ「覚えてないでありまーす。」
サニー「…ちょっとは覚えてるんじゃないかい?」
ジェミニ「……しょうがないなぁ。えーと、たしかサニーさんは…」

と、ジェミニがやりとりを一つ増やしてくれました。(笑)


―――第一幕を終えて

もともと会話が少ないから今回はレポに楽日の様子も分けないで組み込もうかと思ったんですが
ここのおかげで分けることが決定しました。(笑)
いつもなら、幕が下りてすぐに新次郎が上手からでてくるんですが、今日はなんとモップを手にしたOGさんが出てきました!

OG「…感動しちゃった。」

と、先ほどの「マダム・バタフライ」の感想を言いながら、モップをかけつつ舞台を横切ります。

OG「(こちらを見て)…あれ?客電あげようよ〜
   客電あげてくださ〜〜い!」

OGさんの声をきっかけに、徐々に明るくなる会場。これは、もしかして…

OG「あ、そうだ。いいこと思いついた。
  (下手に向かって)ジェミニ〜!新次郎〜!居ねぇかな〜?」

声をかけると、「はーい」と返事をしながら新次郎を先頭にジェミニ(帽子をかぶってました!)が下手からやってきました!
「OG!久しぶりです!」と握手をする新次郎…あ、新次郎とも顔見知りなんですね。

OG「せっかく千穐楽だから、二人でバキューン講座やってもらおうかな!」

やっぱりー!!(喜)
そう言ったOGさんは上手側の階段を降りて、客席の方へ。講座を任された二人は頷いてセンターへ。

大河「じゃあ、真ん中に来て…(くるっとジェミニを振り返る)
   とは言うものの…ぼくはあんまり知らないんだよ、ジェミニ。」
ジェミニ「そうなの!?」
大河「うん!」(笑)
OG「知らねぇのかよ。」(笑)
ジェミニ「でもいつも一緒にやってる気がするんだけど…」(笑)
大河「うん、でもジェミニのリードでやってるからさ。」
ジェミニ「そうだね。じゃあ…バキューン講座をやろうと思います。
     いいですか、皆さん?」
大河「いいですか?」

と、講座がはじめようとしたら二人とも客席に下りて眺めているOGに目が行って先にそっちのツッコミを。(笑)

大河「なにくつろいでるんですか!」
ジェミニ「ホントですよ〜」
OG「たまに見てみたいんだよ、客席から!掃除ばっかしてるからさ。」
ジェミニ「そっか〜。」
大河「それ、何かのカミナリさまコントじゃないですよね?」
OG「違うよ!」(笑)
大河「ずっと気になってたんですよ。」

客席で見たい、には納得した二人ですが、新次郎が予想だにしなかったOGの金髪アフロヘアーにツッコミを!(笑)

OG「ツッコミ上手いね!」
大河「ありがとうございます!」(ぺこっと頭をさげる)
OG「君の叔父さんに会ったことあるけど、すごくツッコミが下手だよ!」(笑)
大河「(笑)ボケもツッコミも頑張ります!」

これには苦笑いしかないですねぇ。(^^;;
大神さんのアドリブの弱さは誰もが認めるところですものね;;
新次郎は思いっきりスパッとつっこむので楽しいです。
大神さん、甥っ子はでっかい男です!(笑)
で、気を取り直してバキューン講座の再開です!

ジェミニ「えーと、全てが終わりました!で、用意はいいですか?と聞きます。
     そしたら、せーのって言うので、せーのっの「の」のところでですね
     左手を腰に、で、右手を額のところ…手をバキューンの形にして」

と人差し指と中指を銃身に見立てた右手を額にかざすんですが、ここで新次郎のフォローが。

大河「あ!こう(右手真横)じゃなくて、こう(外に手のひらを向ける)ですよ!
   ぼくも最初のうち間違えてたんだけど、こうだよね。(ジェミニを見て)」
ジェミニ「(頷いて)なんか、敬礼みたいだよね。」
大河「こうだよね。」
ジェミニ「うん。(こちらを向いて)いいですか?」

なるほど、右手を真横…手のひらを下にするとたしかに敬礼に近いですね。
そうではなく、手のひらをみんなに見せるように横にするのがポイントなんですね。

ジェミニ「で、あたしが「摩天楼に」って言います。
     そしたら皆さん一緒に左手を…(胸の前にもってきて、それに右肘を乗せる)
     難しいな。」
大河「シュワッチだね!」
ジェミニ「そうですね!」(笑)

ジェミニがその動作を口で説明するのが難しいと呟いたら、新次郎がわかりやすいけどいいのか、その単語を出して!な説明を。(笑)まぁ、そのウルトラマン…じゃないか、手首じゃないし。誰だ……えーと、ウルトラマンエースかな。
エースのメタリウム光線をイメージすると解りやすいと思います。(^^;;

ジェミニ「左手当てて、バッキューン!で撃ってください!」
大河「はい了解!」
ジェミニ「最後は余裕のある人はふーって銃口を吹いてください。」
大河「あ、あとジェミニ、右足が上がってたけど…」
ジェミニ「うん。」
大河「これもね」
ジェミニ「やった方がいい?」
大河「気持ちね…やれる方は!」
ジェミニ「じゃあ、より完璧を求めて…右足は立ててください!」
大河「はい!二階席の方々も、気持ちは立てて。(笑)
   お願いします!」
ジェミニ「はい!」

バッキューン!の「バ」で右手を前に下ろして「キューン!」で撃つ!という感じですね。
右足を一歩前に出すのもポイントだそうです。
以上、バキューン講座でした!(^^)
説明を終えた二人は、最初から通してやってみようとするんですがぼやき出したOGに再び目線を。ぼやきの内容は遠くて聞き取れなかったです;;

ジェミニ「なにぼやいてるんですか〜?」
大河「OGもやってくださいよ!」
ジェミニ「そうだよ!」

と、ここでまた新次郎が素晴らしいツッコミを!(笑)

OG「俺さ、親方って人も知ってるんだけどさ、その人にもそういうツッコミをされたことは無いよ!」(笑)

さぁ!と舞台で自分の隣を勧める新次郎に、そう言いつつも舞台に戻るOG。
あれ、そうでしたっけ?何回か「お前もやれ」って言われてませんでしたっけ??

大河「あはは…すみません。」(^^;;
OG「(モップを置いて)だからさ、行くよ〜って言ったらこうすればいいんでしょ。」

…まぁ、いいか。で、OGさん構えて三人でもう一回おさらい。
新次郎が鋭くツッコミを入れたのでOGさんもちゃんと右足を一歩前に出してましたよ(笑)
で、おさらいが終わったらまた客席に戻っちゃいましたが。(^^;;
今度は周りの人になにか配ってます、OG。(笑)
お菓子かな?

ジェミニ「なに配ってるんですかー?」
大河「ちょっとOG!」
OG「なに?」
大河「ぼくたち締め方わかりませんよ!(笑)
   どうしたらいいんですか?」

堂々と締め方わかりません!って言うあなたが素敵過ぎます。(笑)
そういわれたら戻るしかないですね、OGさん。
呼ばれて先ほどの位置に戻ってくると「はじめてここでやったよ!いつもはここで3分間ショッピングとかあるから!ついうっかりやっちゃたけど。」と言うOGに「じゃあこれからは3人でやりましょう!」と畳み掛けちゃう新次郎。(大笑)

OG「(センターを指して)ここ!?」
大河「はい。ね?」

驚くジェミニとOGさんを交互に見るんですが、本当によくぽんぽん出てきますよね!すごい!

OG「は〜素晴らしいよ、なんか!」
ジェミニ「そうですね!」
OG「アイディアマンだね、新次郎は!」
ジェミニ「そうですね!」
大河「ありがとうございます!」(照)
OG「本当に。来年からここは三人になるわけだね!」
大河「そうです。乞うご期待!」(笑)
OG「乞うご期待!か!!」(笑)
大河「(ジェミニの方を見て)一緒に頑張ろう。」
ジェミニ「うん。」
OG「一緒に頑張るか。でもこれさ、この男、男、女ってのはちょっと間が悪いよ。
  チェンジしてみようか。」
ジェミニ「チェンジ?」
大河「こうだね!」

今は下手から見てジェミニ、新次郎、OGだったので、新次郎がジェミニの後ろを素早く移動してジェミニの立ち位置が変わりました。
これから三人でやるときはこれで行くそうです。(笑)

OG「今日決まりました。」(笑)
大河「はい!次からは。」
OG「次回をお楽しみに。」
ジェミニ「はい!」
OG「えー、幕間コントでした。(笑)
  では、二幕をお楽しみ下さい!休憩は…」
大河「20分です!」

これでバキューン講座権兼コント(笑)も終わりかと思ったんですが、OGさんがもう一つ話題を。

OG「あ!それとさ、思い出したよ!!ラチェットはどうしたんだ?」
大河「(ぽんっと手を叩いて)そうですね!」

お、言いましたね〜!聞かれた二人は辺りをきょろきょろ。
新次郎が「あそこにラチェットさんらしき人が見えるんですが…」と客席の一角を指差してましたが、ええと…もちろんよく似た人なので(ラチェットさんのコスプレの方って結構多いですよね。)新次郎がちゃんと説明を始めましたよ。

大河「でも、たしかワシントンに出張に行ってるそうです!」
OG「あ、ワシントンに出張!」
ジェミニ「へぇ〜」

へぇ〜ってジェミニ、知らなかったんですか!(笑)

大河「長期出張に行ってるそうなんで…
   決してバカンスではないそうです!」

わざわざ強調しなくてもいいことを!(笑)

OG「あ、バカンスではない!」(笑)
大河「はい、長期出張に行ってるそうなので。」
OG「長期出張にね。プールサイドとかにいないだろうね?」
大河「いや〜わからないですけど…」(^^;;
OG「なんか飲みんだりしてないだろうね?」
大河「…あるかもしれませんね!」(笑)
OG「誰かと一緒にね。」
大河「はい。(笑)
   みなさまに、よろしくとのことでしたので。
   次回はきっと、来てくれるといいですね!」
OG「いいですね〜。プロデューサーに言っときますよ!」

上手をちらっと指差して話を振っちゃうOGですが…期待してますよ!(笑)

OG「では、そういうことで…二幕をお楽しみください!休憩は20分です。」

OGの言葉で三人揃って礼をして、下手へと下がって行きました。
いやぁ……まさかこんな新コーナーが最終日に生まれるとは思わなかったのでビックリしました。(^^;;
新次郎って本当にいいキャラですねぇ。
……でもこの休憩時間、メモ整理で終わってしまったですよ。(爆)


―――第二幕冒頭でもあなたは健在

2ベルの後、すぐに新次郎がいつも通り下手の客席通路から登場です!
いつも通り「みなさま、紐育リトルリップシアターへ、ようこそお越しくださいました!モギリの、大河新次郎です!」と挨拶をした後はすぐに客席の最前列の方へ。

大河「それにしても、さっきのバキューン講座はビックリしました!
   予定に無かったので。」

予定に無くてあの堂々っぷりですか!?……叔父さん、甥っ子は本当にでっかい男です!
ちなみに「どちらから来ましたか?」の質問には聞かれた方は「日本から」と答えてました。

大河「日本からですか!もうみんな知ってるんだな。(笑)
   (下手の階段から舞台に上がって)よし、最後まで頑張らないと!」

バキューン講座があったためか、客席に居る時間は短かったですね。
そして、サニーさんのモノマネでもやってくれました。(笑)

大河「まだ…(大きく両手を広げて)サプラーイズ!マーベラ〜〜ス!!
   ハァーーーッ…が足りないって言ってるんです。」

あのジェミニがミフネ師匠から授かった極意の呼吸を文字にするのはやっぱりちょっと難しいですね;;


―――「Try」!

歌い終わって、サニーさんのセリフ「新しい世界へと、世界は周ってるぞ〜!」と言った後に
「俺も回ってる!!」とくるりと一回ターンを入れてました!

サニー「さぁ、みんなで行こう!アラウンド・ザ・ワールド!!」

サニーさんのテンションって、きっと誰にも真似できないだろうなぁと思います。
歌って踊れるオーナーのあなたが素敵です!


―――ラッシー先生

どんなダンスがいいか考えるところで、リカのシーンでこんな一言を。

ラッシー「ダンサーにはモーレツきついことをやってもらいましょう!」

それって、片足を上げたあのステップのことでしょうか。(^^;;
その後のダイアナさんとのシーンは普通に過ぎたんですが、最後の新次郎についてのセリフに変化が。

ラッシー「それにしても、問題は新次郎だ。
     あのリズム感の無さはなんじゃらほい!
     いや、ツッコミ返しは上手いけど、リズム感はゼロだ!
     ナッシング!皆無だ!」

言いながら上手へと去って行きました。(笑)
やっぱり、あのツッコミや返しはすごいですよね〜


―――星組のティータイム

やっぱり、セリフのあるところだとちょこちょこアドリブが出てきますね。
まず、サジータが「ところで…」と言った後に。

リカ「ところてん食べた〜〜い!!」
サジータ「あたしも食べたい。」(笑)
昴「今は、我慢!」
リカ・ザジータ「えぇ〜〜」
昴「続けて!」

そうか、サジータがボケに周ると昴がツッコミするしかないのか、このメンバー!(笑)
紅茶片手にぴしっという昴さんがいい感じです。

そして新次郎に対する訴えを取り下げた昴さんの手を握って「とーりさげ!とーりさげ!」とぴょんぴょん跳ねるリカが
「さぁいっしょに!とーりさげ!とーりさげ!」と昴に振りますが頑なに動かない昴さん。
うん、それでこそあなたです。(笑)

次は、サニーさんのムーンウォークでしょうか。サジータさんが「日々、上手くなってるな。」と褒めてました。(笑)
あとは昼と同じく「インチキ野郎」じゃなくて「ムーンウォーク野郎」に変わっていたところと
その辺りを受けて、姿はプチミントの新次郎が「あと、こういうところも…全て勉強になってます。」とムーンウォークを再現してました。その後の「お人好しだね!」というサジータが妙にテンション高くてかわいかったです。(^^)

そして、最後にやっぱり新次郎が仕掛けてくれましたよ!

大河「あ!そうだったわ!」

……わ?……えええええっ!?!
会場も一拍遅れて反応してました。(笑)
ありがとう、とダイアナさんから封筒を受け取った新次郎はそのどよめきを決定付ける発言を

プチミント「みなさん、これ!次のショウの構成ですわ!」

プチミントになってるーーーー!!!(大笑)
別にならなくてもいいシーンだったのに、自主的になるとは…そんな調子だと次はもっと期待されちゃいますよ?(笑)


―――フィナーレ

最後、リカがベルトの右の方に白い何かを挿して登場してました。
そうです、最後にして出番が来ました、ノコ!!(笑)
特に何をするわけでもなく、リカのベルトに挟まってるだけでしたが、出れてよかったですね。


―――たくさんのカーテンコール

最後の「地上の戦士」を歌い終えた後、みなさんのご挨拶になるんですが、もうここから涙涙でした。
一階席で立ち上がってるのでここから先はかなり細部が怪しいですが、雰囲気が伝われば…!

ジェミニ「みなさん!本当にありがとうございました!
     みなさまの……っ…(涙をこらえて言葉に詰まってしまう)ごめんなさい…
     …みなさんのあたたかい声援と拍手に助けていただいて
     最後まで、歌い踊ることができました。本当にありがとうございました!」

サジータ「ありがとうございます!サジータ・ワインバーグです。
     今まで生で3回やったんですが
     最後の挨拶でサジータが一番サジータらしくないよって
     みんなキャラ保ってるのに、あたしは皆川純子だって言われちゃいました。(^^;;
     すみませんでした。きっとサジータなら、ありがとな!くらいなんでしょうけど
     それじゃあ足りないんで…本当に、暖かい声援ありがとうございました。
     これからもみなさんにいいショウをお見せできるように頑張りますので
     応援よろしくお願いします!どうもありがとうございました!!」

ダイアナ「ダイアナ・カプリスです…!
     本当に、ずっと心待ちにしていたショウだったんですけれども(ちょっと涙で声が詰まってしまう)
     みなさんにたくさん来てくださって、とっても嬉しかったです!
     わたしのコスプレの方もたくさんいてくださってとても心強かったです。(笑)
     本当にありがとうございます。これから何回もこういうショウを重ねて
     成長していきたいと思いますので、皆さんまた次是非、応援しに来てください。
     よろしくお願いします!」

リカ「(ベルトに挿してある白い子を指して)これノコ〜!!
   …えっと……おちつけ…っ(ノコ〜!と叫んだら涙が溢れてしまった)
   えっと……すごく、楽しかったですっ!!
   ……楽しかったんですけど…っ寂しくなっちゃいました!
   ありがとうございました!」

昴「ありがとうございます。九条昴です。
  紐育星組、最初の最初の公演…早いもので、2日間あっという間に過ぎてしまいました。
  こうして紐育星組がこうした大きな舞台で、皆さんの前でレビュウショウを行えるというのは
  本当に、皆様の応援があってこそだと、思っています。
  本当にありがとうございます。
  どうぞこれからも紐育星組、そしてスターファイブが更なる発展
  そして、さらにさらに素敵な舞台をお届けできますよう、頑張っていきますので
  どうぞみなさん、これからも…よろしくお願い致します。
  今日は本当に、ありがとうございました!」
全員「ありがとうございました!!」

昴さんも、一歩前に出る前に目元を拭ってましたね。
最後にジェミニがもう一度「ありがとうございました!!」と言って礼をしたんですが、幕下がらず…たぶんジェミニがなんでだろう?と思ってると昴にまだバキューンをやってないよ、と指摘されて「あ!」となってました。

ジェミニ「そうでした。忘れてました、すっかり!
     だからみんなボクの方を見ていたんだね;;
     …じゃあ、みんな…用意はいいかな?(舞台全体を見渡して)
     (客席に向き直り)お客様も、用意はいいですかー!?
     では最後に…行きます!
     せーの!摩天楼に、バッキューン!!」

全員で、会場中でばっちり決めて、銀テープが飛ぶ中もう一度お礼を言う中、一度目の幕が下ります。
そして、すぐにカーテンコールとなると、いつもならないサブキャラクターたちのご挨拶が!
ジェミニが紹介していって、まずはラッシー先生から!

ラッシー「専属振付師として、たくさん振り付けました。
     スターファイブはじめ、みんな稽古熱心で
     稽古に稽古を重ねて、たくさん歌いました!たくさん踊りました!
     楽しんでいただけたでしょうか!?(もちろん!と大拍手!)
     (涙で声がすこし詰まってしまい)…紐育華撃団星組
     これからも、歌と踊りに愛をこめて楽しいレビュウショウを届けてまいります!
     日本からはちょっと遠いんですけれども(笑)
     船に15日揺られて、どうぞリトルリップシアターまで、またお越し下さい!
     どうも、ありがとうございました!!」

続いて、サニーさんなんですが、ジェミニが名前を呼ぶと指を鳴らしながら前に出てきました。(笑)

サニー「(声援を受けて)ありがとう!ありがとう!
    もう、ラッシー先生が全て言ってくれましたのであまりありませんが(笑)
    ホントにね、忙しい中…みんなに楽しんでもらうため
    我々ももちろんいいショウを作るためにいっぱい稽古をしました。
    その成果が、あったんじゃないかなと思います。
    それと、今日来てくれたみんなのパワーがより一層ボクらに力を与えてくれました!
    この勢いで、もっと本当はどーんっと行きたいんですけど
    ちょっと間が空いてしまいます。その間は、DVDが出ますのでぜひ!!
    そちらでお楽しみ下さい!(笑)
    また、来年!会いしましょう!!」

ジェミニ「それでは…杏里さん!」
杏里「吉野杏里です。えーと…あの……(一歩前に出て、声を出そうとするも涙でうまく出ない)
   …ほんとに、辛いね。みんなの気持ちがすごくわかってきて…
   毎回毎回が、本当にお一人お一人の…(涙を拭って)
   みなさんへの感謝の思いで一杯で、一生懸命踊らせていただきました。
   お着物でのダンスはけっこう激しくて前がちょっとはだけちゃったり
   したんですけど、大丈夫でしたか?
   これからもサニーサイドさんやラッシー先生、大河さん、スターファイブのみなさんに
   これからもしっかり付いて、売り子として頑張ってまいりますので
   どうぞよろしくお願いします!ありがとうございました!!」

ジェミニ「それでは…新次郎!」
大河「モギリの、大河新次郎です…!(前に出て喋ろうとするけど、両手で涙を拭う)
   …男が泣いてちゃカッコ悪いからね(隣の昴が肩を叩いてなだめる)
   うん。あの…一生懸命がんばりました!次も、絶対来てください!
   これからも、紐育星組をよろしくお願いします。
   モギリとしてがんばります!よろしくお願いします!!」

……ちょっと、貰い泣きしそうになりました。

ジェミニ「そして、最後に一緒に踊って頑張ってくれたダンサーさんにも拍手をお願いします!
     本当にどうもありがとうございました!!」

最後に、ジェミニが後ろを振り返り、アンサンブルの皆さんにも拍手を!
塚田さんと高橋さんはライダーポーズのような仕草をしてましたね。(笑)
ある程度のところで、しゃがんでいた前方メンバーが立ち上がってもう一度お礼を言うと、幕が下がります。
でも、またすぐに二度目のカーテンコールです!
通常公演と同じく、出演者全員が前方に一列に並び、星組の皆さんがスタッフジャンパーを着てます。

ジェミニ「みなさん、これ持ってますか?!」
昴「これを着ると、リトルリップシアターのスタッフになれます!
  ご観劇の記念に、お買い求め下さい。」

と、宣伝をする面々ですが、客席から「売り切れてたよ〜!」との声を受けて「えっそうなの?」と驚く皆さん。

ジェミニ「えっ売り切れ?
     わー…すみません、これからはたくさん用意しておきます。
     本当に、ありがとうございました!!」

と、この最後のジェミニの言葉をきっかけに、舞台の上から色とりどりの紙テープがカーテン状で降って来ました!
が!!何かが書いてあるであろう垂れ幕に紙テープが絡まってしまい、何が書いてあるかわからないんです!(^^;;
でも、そのまま幕は一度下りてしまうんですが、楽日らしく三度目のカーテンコールが!

ジェミニ「すみません、嬉しくてまた(幕を)上げちゃいました。
     本当にこれで最後になります。」

と言っていると、誰かが舞台上の垂れ幕が下りてこないハプニングに気づき、全員がそれを見ることに!

サジータ「…おしい!」
ジェミニ「あーー!!」

ダイアナさんや、昴さんと全員がなんとか下ろせないかと苦戦してると、本物のスタッフさんも交えて一旦垂れ幕を下げて紙テープを外してます。(笑)

ジェミニ「何が書いてあるんだろ〜?」
リカ「ドキドキしちゃうね!」
サジータ「何かな?」

下ろしてからは手早くテープを外し、現れたのは赤い文字で書かれた「またお会いしましょう!」の一言!(笑)
はい、また会いたいです!!
で、無事に文面が出た垂れ幕はまた上部に戻っていきました。ちょっとしたハプニングを越えたところでリカが上手側の客席の端に誰かを発見して「なんかいるー!」と指摘。上がっておいでよ!と呼ばれるその人は…演出の茅野さん!
渋っていた様子ですが「来年出るんだから!」と新次郎が舞台から降りて、引っ張って舞台に上げちゃいました。(笑)
ジェミニが「演出の茅野さんです!」、昴が「新しい名前がつきました。ウラジミール・カヤーノです!」と紹介すると、黒い服に帽子と完全に私服の茅野さんは一応礼をするものの、そそくさと下手の方へと駆けて行ってしまいました。(^^;;

ジェミニ「恥ずかしがり屋みたいですね。」(笑)

茅野さんがいなくなると、全員再びこちらに向き直り、ご挨拶を。

サニー「キリがないからね。ずーっとやっていたい。」(笑)
ジェミニ「本当に、本番が来るまですごくみんな頑張って
     不安を抱えながら一生懸命やってきたんですけれども
     なんか、みなさまの前に立ったら、本当にあたたかくて
     本当にまた、お会いしたいなって本当に思いました!
     また、こういう機会がある事をわたしたちもすごく望んでおりますので…」
サニー「大丈夫、あるよ!」

おお、さっすがオーナー!!嬉しい事を言ってくれます!
期待してますよ!!

ジェミニ「また、本当に!お会いしましょう!!
     本当にありがとうございました!!」

ジェミニが「またお会いしましょう!」の垂れ幕を指し、全員で礼と拍手!
最後にいろいろサプライズがあるという、まさに紐育のリトルリップシアターのショウの幕が下ります。
ありがとう!とたくさん言ってくれましたが、同じくらい…いいえ、言い切れないほどこちらもありがとうと伝えたいです!!
楽しい、夢の時間をありがとうございました!!!

大いに盛り上がった千穐楽、終演アナウンスはサニーさんと新次郎でした。

大河「紐育リトルリップシアターのショウは、これで全て終了いたしました!」
サニー「あ〜楽しかった!ね、大河くん!」
大河「はい!」
サニー「よ〜し、明日から全員猛特訓だな!
    そして、もっとサプライズなショウをやろう!」
大河「はいっ!」
サニー「それじゃあ、それまでみなさん。しばしのお別れです。」
大河「お忘れ物の無いよう、お足元にお気をつけてお帰りください!」
サニー「じゃあみなさん、また会いしましょう!」
大河「ご機嫌よう!さようならー!!」

サニーさん、期待してますから!!!
ゆっくりと外に出ると、もう真っ暗…さて、紐育から日本の自宅へ帰らなくては。(笑)
今回がデビューとなった星組、スターファイブの皆さん!これからも応援していきます!!
次の公演も、また海を越えて駆けつけます!

―――レポート終了!―――――

はい、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
今回の公演レポにはちょっとオマケがあります。
現在、私のサイトのイラスト担当してもらってる桜花こりんに「公演感想ラフイラスト描かない?」と言ってみたら描いてもらえました!
http://www.tctv.ne.jp/sakurwar/ny_revue0(repo).html

どうもありがとう!
さりげなく私がスルーしたサニーさんのロデオっぷりまで描いちゃって。(笑)
さて、それでは今回はこの辺で失礼します。
如月紫水 <pphxugfhew> 2006/03/22 01:11:05 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
いつも詳細なレポートありがとうございます

 如月紫水さんこんにちは。なんができよんなぁ。

 本当にいつも詳細なレポートありがとうございます。
 今回は、1発目の1公演しか観劇できなかったので、
その後の様子が分かって、非常に楽しかったです。

 また、StarFiveの面々と会える日があるといいですね。

 ほんだらの。

--------------------------------

      中上 信之
   かがやくけん、かがわけん。
中上 信之 <zdnqrdptpg> 2006/03/22 03:29:58 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
ステキな時間でしたね♪

こんにちは、如月紫水さん。
まだハイテンションが抜けきらないてつごろうです(笑)。

今回ほど紫水さんのこのレポートが待ち遠しかった事はなかったです。
下の方でも事前に図々しくお願いしてすみませんでした。
でも私としては初めてサクラシリーズの最初の舞台に、リアルタイムで立ち会える
機会ですので、それを少しでも多く楽しみたかったので、舞台に加えて紫水さんの
レポートにもすごく期待していたのです。
その期待に応えてくださって、さらに千秋楽のあの大感動の場面まで再現して
くださってありがとうございます!

そして実際の舞台も期待を大きく上回る完成度でしたね。
構成はレビュウショウらしく歌と踊りがメインで、お芝居は少なかったのですが、
その歌と踊りがすごく上手で、何よりキャラクターのイメージがゲームそのまんまで、
すんなりショウの世界に溶け込めると同時に、ゲーム中の色んな記憶が蘇り、
それが頭の中で増殖していって、どんどんサクラ5の世界に引き込まれていきました。
こんな経験は初めてでした。
出演者の皆さんは、まさに歌と踊りでお芝居をするレビュウショウという舞台を
そのまま具現してくれたのではないかと思います。

先ほどまでこのレポートを一時間ほどかけてじっくり読ませていただきながら、
時々(しょっちゅう)自分の記憶の中にある舞台の様子を思い浮かべて、
もう一度楽しむ事ができました。
またこりんさんの可愛らしいイラスト、新次郎クン(及び私)の心の叫び(笑)も
楽しませていただきました。
本当にありがとうございます。

さぁ、次はDVDだ!おっとその前に映像配信だ!
そして来年は紐育新春レビュウショウだ!(勝手に決め付け)
それではハイテンションのまま失礼します。
てつごろうでした〜


【追記:暁雷牙さんへ】
>スターファイブの中でジェミニだけ
>意外と声援が少なかったのは自分の気のせいかな?
そんなことはなかったと思いますよ。
ただジェミニは登場が最後になるので、今回は声援の間(ま)が
うまく作れていなかった時もあり、タイミングが取り難い事もありましたね。
千秋楽のカーテンコールの時の声援はすごがったですよ。
ジェミニ、思わず号泣していましたから。可愛かったな〜
(でも一番大泣きして可愛かったのはリカでした)
では〜
てつごろう <ybdfigfzvq> 2006/03/22 12:07:35 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
お疲れ様です!!

いやぁ、いつもながらお仕事が速い♪
全公演制覇したのに、忘れている所もあり(とりあえず死んどくー!)
つい最近の紐育への旅を思い出していました♪

ちょっと時間が無いので、とりあえずこれで…。
アッキー@デカミント <erlmopmdpt> 2006/03/22 15:42:38 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
レポート、お疲れ様です。
ショウの感動がよみがえってきて、また目頭が熱くなってしまいました。
聞き取れなかった箇所や覚えていないところを確認できて、
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
ねずみぃ <bfsqiwhtxm> 2006/03/22 20:59:50 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
お疲れ様でした。

如月紫水さんこんばんは、モギリ二式です。

何時もながらとても詳細なレポートありがとうございます。そしてお疲れ様です。

僕は残念ながら全公演制覇とならず、千穐楽だけ観なかったのですが、如月さんのレポートを
読ませて頂いてさすが千穐楽、随所に千穐楽ならではのアドリブなどがあった様で
このレポートを読んで無理にでも観ておくんだったと、ちょっと悔しくなりました。(笑)

幸いにもDVDの発売は決定して、ダイジェストかも知れませんが千穐楽の様子が
映像で確認出来そうなので、発売を楽しみにしたいと思います。

次はスーパー歌謡ショウファイナルですかね?
またレポートを楽しみにしています。半年近く先の話だけど(笑)


○おまけ・謎のメリーさん現る!?○

たいした事ではないのですが、先ほどGame watchで今回のショウのレポートが載っているのを
見てきたのですが何枚か写真もコメント付きで載っていて、その中にプチミントの写真もありました。そのコメント、
「昨年行われたディナーショウに続いて登場した“メリー"。メリーになるのをいやがっていたが・・・・」
とありました。・・・・・メリーって誰?
                      終
失礼しました(笑)

==3/25追記==
メリーさんは昨年のディナーショウで、出てきた名前だったんですね。
書き間違えるにしても、いったいどこから沸いて出た名前だよとか思ってしまいました。(笑)
てか自分、如月さんのディナーショウレポも読ませて貰ったんじゃないのかよ!
いったい何処に目を付けて読んでいたんでしょう? ホントにお恥かしい(汗)
わざわざこの疑問(しかも単に忘れてただけの)にまでお答え下さり、重ね重ねありがとうございました。

次回も頑張って下さい。 ではでは  あ〜恥かし・・・
モギリ二式@3/25微追記 <uxencfbzkv> 2006/03/22 21:53:05 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
感動、再び

レポートお疲れ様です。
それとツリー違いしてすいません^^;
自分は一応18日昼・夜 19日昼・夜観ています。
どれもそのまんまだなって感じで当時の記憶が
頭の中で映像化されて出てきました。千秋楽のアドリブ集観てて
またちとホロリとキマシタT▽Tノ
というかもろ、終わりごろは新次郎やリカにもらい泣き
しちゃってるので涙目でしたので

沙苗さんファンでありながら
途中からほぼリカに目が合ってる状態なので orz
後半はリカリッタ大戦で終わってしまいやした。情けないです
でも出演者の皆さんは似ている人が多すぎていいですね。
OGがプロデュサーと話をつけてラチェさんを出そうと
言ってますが。本人に?(笑)と心の中で突っ込んでました
今回のショウで
最前列でラチェコスの人はかなり得をしたって感じですね


願わくば、来年のグッズであのノコがぬいぐるみ化される事を
願うばかりです。もし出たらベルトに巻きます(笑)
あれってやっぱ最後に出たのか
本番までに間に合わなかったのかなぁ〜
今気づけば
設定上キネマトロンよりじゃぁまだ多分船の上かな?(笑)
来年も15日間かけて…というか英語上手くならないと(爆)
スターファイブの中でジェミニだけ
意外と声援が少なかったのは自分の気のせいかな?
暁雷牙 <emnikohrcp> 2006/03/22 22:16:51 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
素晴らしいショウでした。

こんばんは、如月紫水さん。
今回も見事なレポート、お疲れ様でした、
そして、ありがとうございました。

私は19日に観劇したのですが、1回観て思った事は、全公演制覇すべきだったという事でした。
良い意味で期待を裏切られた素晴らしいショウでした。本当に観に行って良かったです。

今まであまり興味が無かった紐育星組の良さを再発見した感じです。
ダイアナさんの歌声に酔いしれ、杏里やリカの可愛らしさにくらくらしましたが、
一番素敵だったのが、新次郎でした。男の私を虜にするとは、恐ろしい子です。

次回公演と7月発売のDVDが今から楽しみです。
それまで、このレポートで余韻に浸りたいと思います。

次のレポートは、夏の歌謡ショウでしょうか。
これからも頑張って下さい。

それでは、サクラ5を早く全クリしたい、まれみ大すけでした。
 
まれみ大すけ <rbrgscwpcw> 2006/03/23 18:23:00 [ノートメニュー]
Re: 素晴らしいショウでした。 [返事を書く]
☆皆様へお返事☆

♪中上 信之さん
こんばんは。一番レスありがとうございます♪
香川から駆けつけての観劇、お疲れ様でした。
本当に、また早くスターファイブの皆さんとお会いしたいです。
今度は出来ることならプラムさんもラチェットさんも参加して本当の勢揃いだといいですね。

それでは、この辺で失礼します。


♪てつごろうさん
こんばんは。そんなに首を長くして待っていてくださってありがとうございます。(照)
新しいものが産まれる瞬間というのは、本当に一度きりなのですごく嬉しいですよね!
記憶が頼りなので、後々のブロードバンド配信などで見るとけっこう違いがあって自分的に凹んだりもするんですが(爆)楽しんでいただけてなによりです。

舞台は、楽しみだけどなるべく頭カラッポ状態で出てきたものを受け入れよう!と臨んですけど、素晴らしかったですよね。
今回はお披露目のレビュウショウ、というところでしたので次回がどうなるかまた楽しみですね。
私も「Kiss me sweet」のときは各キャラのエンディングロールが頭の中で流れてました。(特にリカ)

こりんのイラストについてのコメントもありがとうございます。
描かせた甲斐がありました。(笑)

紐育で楽しいお遊び要素が強いショウがもしあるのなら、新春もいいけどハロウィーンにかけたものも捨てがたいよな、とぼんやり思う如月紫水でした。(ハロウィーンっていかにもアメリカ的じゃないですか。)

それでは、この辺で失礼いたします。


♪アッキーさん
こんばんは。イベント物は生ものですから、なるべく早く!というのをモットーに頑張ってます。(笑)

私も、今回は全公演制覇だったんですが一部、本気で新次郎ばかり見てるところがあってその辺がちょっと心配だったりもします。(^^;;
本当に、つい一週間前なんですよね…早いものです。

それでは、この辺で失礼します。
追記などがありましたら、またその時に。


♪ねずみぃさん
こんばんは。あのときの空気を思い出す材料になってくれたのでしたら、幸いです。
私は当時のアメリカのエンターテイメント史にあまり詳しくないので(通り一遍等のことしかわからないんです;;)調べつつ確認しつつですが(^^;;
お役に立ててよかったです。

それでは、この辺で失礼します。


♪モギリ二式さん
こんばんは。ええ、千穐楽であんなにアドリブが飛び出すとは思いませんでした。(今回の公演は歌が中心でしたし)
初回でこれならば、次回はもっと!?と考えてしまいましたよ。(笑)

そうですね、DVDにはきっとその様子が収録されるでしょうから私も楽しみです!
次は……そうですね、歌謡ショウファイナルか公平先生のコンサートのどちらかでしょうね。続けられる限りは頑張ります。

あ、それと前ページの追記分もこちらで返させていただきます。
ディナーショウ、本当に行ってよかった!と思いました〜…私もいつも新春のチケット代で苦しいのですが新次郎たちが出るとなっては、行かないわけにはいかないだろうと腹をくくりました。(^^;;

で、おまけのメリーさんについてもこちらで出てたんですね〜「甲板フラフラ」を歌い終わった後ですね。
>大神「……(プチミントの手をとって)ああ、メリーさんメリーさん!」
>プチミント「…プチミントです。」
>って、あ…もしかしてこれって設定上舞台の練習ですか?
>でもさりげなく訂正しちゃってるし。(笑)
>大神「(客席の上の方を見て)ほら、鮮やかな夕焼けが南太平洋の波間に揺れている!
>   まるで僕たちの恋のように!(頷くプチミント)
>   ああ、プチミントさん!!(真っ直ぐに見つめちゃって)…っわはははははっ!!」
この部分の事を、あの記事を書いた方は間違えてメリーのまま覚えてる、と…(^^;;
ああ、修正したい。(笑)

それでは、この辺で失礼します。


♪暁雷牙さん
こんばんは。ツリー違いは、あまりお気になさらないでくださいね。
千穐楽は本当に感動的でしたよね!
私は、貰い泣きしそうになったところで止まりました…もっと席が舞台に近かったら危なかったかもしれません。

リカは本当に大人気でしたねー!幕が上がってから、おそらく一番人気は彼女だったのではないかと思うくらい、大注目の声がそこかしこから聞こえます。
ラチェットさんは、ぜひOGの知り合いの(笑)プロデューサーの方に頑張っていただきたいですね。
ああいう風にコスプレの方を絡めたコメントはいままであまりありませんでしたから、その点も新鮮でしたね。

ノコのぬいぐるみ、ほしいですね。ジャンポール、ニャンニャンに続く商品化希望です!
英語……そうですね、上達したいです。(^^;;
ジェミニの声援が少なかったというのは、気のせいだと思いますよ。皆さん、同じくらい声援を受けていたと思います。(その中でも回を重ねるごとにリカへの声が一際大きくなっていったのはバシバシ感じましたが。)

それでは、この辺で失礼します。


♪折笠優菜さん
こんばんは。このレポートは写真が出せないのでどうしても伝えきれないところが出てきてしまうのですが、公式やニュースサイトの写真と合わせて見ていただければ丁度いいかもしれませんね!
本当に皆さん素敵でした!!

「マダム・バタフライ」良かったですよ。欲を言えば昴さんの着物がちゃんと蝶の着物だと良かったんですが、その点を差し引いても良い出来でした。DVDは本編と同じくらいの長さの特典映像が付いて約300分の2枚組になるそうなので(公演パンフレットの情報より)今から7月が待ち遠しいです♪
サニーさん、たしかに目だってそうですよね。(笑)

それでは、この辺で失礼します。


♪まれみ大すけさん
こんばんは。レポート、楽しんでいただけて幸いです。
何度も見たくなるとても魅力的な舞台でしたよね。

本当に、今回の舞台でさらに紐育が大好きになりました!
新次郎は本当に凄かったですね。男女共に人気があるって素晴らしい。(笑…もともと私は新次郎贔屓ですが;;)

次回公演、本当に楽しみですね。でもその前に私は明後日のブロードバンド配信で公演を振り返りたいと思います。
DVDは特典映像が楽しみでなりません!(^^)
次のレポートは…そうですね、夏かそれよりも前に来月の公平先生のコンサートのどちらかだと思います。頑張ります!

それでは、この辺で失礼します。


♪ドラ・ファンさん
こんばんは。こちらこそ、はじめまして!本家の方でお名前は何度かお見かけした覚えがあります。
楽日のアドリブ集がお役に立ったようで嬉しいです。
ブロードバンドにDVD、本当に楽しみですね!

私も今回の舞台で全員の好感度がぐぐぐっと上がりました。
もともと嫌いなキャラって居なかったんですが、みんな大好きだー!状態がかなり強くなりました。
杏里、すごく良かったですよね。

それでは、この辺で失礼します。


♪朱天さん
こんばんは。確かに、この時期は社会人は春先ということでいろいろと、また学生さんは卒業式などがあったりするので「この日じゃなければ!」と涙をのんだ人は多そうですね。

今回の公演は紐育星組のお披露目という雰囲気があって、ゲームをあまり進めてない人でも楽しめる無いようでしたが、それでもゲームを遊んでると見方も全然違うと思いますから頑張って進めてくださいね。

それでは、この辺で失礼します。

―――29日追記分

♪モギリ二式さん
もうすぐ新春+ディナーショウDVDが発売(明後日ですね)になるので、ぜひメリーさんを確かめてみてください。(笑)


♪美咲 緑さん
こんばんは。いえいえ、コメント感謝です。
Web仕様は行間を空けたりしてるので印刷するとかさばってしまうんですよね;;
プリンターもお疲れ様です。(^^;;

サクラ大戦@ezのコメントは私も聞きました♪
個人的にメインヒロインが前説というのは大きなポイントだったりしますが。(笑)
新次郎のでっかい男っぷりは言わずもがなです。(爆)

でも、そうですね。ディナーショウから話が始まっているというのは、知ってる人には嬉しいプラスアルファな内容だったと思います。

そうですね〜…春はなかなかバタバタする人が多かったりするんですよね。紐育公演、次はいつ、またどこになるんでしょうね?
個人的にはいつかハロウィーンイベントを!と願ってますが。(笑)

あ、ネタにマジレスですが当時の紐育も地下鉄、高架鉄道などの交通手段鉄道はありましたよ。
ラチェットさんコスの方々は最前列ではないときもあったので引っ張るのは難しかったかも。(^^;;

サニーさんに正しい日本……無理でしょう。(爆)
むしろあのちょっとズレた日本観で、突っ走って「いよいよどうよ」なところで新次郎と昴で止めてほしいです。(笑)

夏のDVD、本当に楽しみです!
予約が始まったら即どこかで申し込むつもりです。(^^)

それでは、この辺で失礼します。


追記などありましたら、その都度お返事という形でいきますね。
如月紫水@29日22時:美咲緑さんまで完了 <pphxugfhew> 2006/03/23 23:01:12 [ノートメニュー]
Re: 千穐楽アドリブ集 [返事を書く]
あと一週間遅ければ・・・(それは無理だろう・・・)

 こんばんは。25、26、27日と会社の都合で3連休のあおりを食い紐育公演に行けなかった私ですがこれを見て今度は行きたいなと思いました。まあその前にXをやってからの話ですが・・・(実はまだ1の途中で・・・)
朱天 <fmwxfmusjh> 2006/03/24 18:17:21 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
この発言は発言者によって削除されました。
暁雷牙 <emnikohrcp> 2006/03/22 22:13:51
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
レポートお疲れさまでした♪
こんにちは。あるいはこんばんわ、毎回詳しいレポートお疲れさまでした♪
私もファ○通のHPで写真は観ましたが、皆さんかなり素敵でしたね!
特にマダム・バタフライの昴さんとダイアナさん本当に綺麗ですね!
7月のDVD発売がかなり楽しみです!
如月様のHPにもかかれてましたが特典映像もつくそうですね!
特典映像もサニーさんが目立ってそうで秘かに期待しています(え?)
それでは失礼します。
折笠優菜 <jeryexgphw> 2006/03/23 16:52:12 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
レポートの方、拝見させていただきました。
はじめまして、如月紫水さん、私はドラ・ファンと申します。
といいましたも、旧公式BBSにも顔を出していたので
もしかしたら、どこかで見かけているかもしてませんが
一応、ご挨拶させていただきます。
今回のショウほうは、楽以外観劇しました。
レポートを拝見していると情景が目に浮かんきます。
それに、楽日のアドリブなどが垣間みれて感激です。
BB配信やDVDで見ることが出来るのを非常に
楽しみにしております。

PS.今回のショウで自分自身のXのキャラの印象が変わりました。
  ゲームのときは、ダイアナ萌でしたが、リカと杏里に激萌になりました。特に杏里は仕草が何とも可愛らしいす。
  声も澄んでいますしやばい位です。
  次回のショウぐらいで、本当の萌えキャラが決まりそうで
  自分自身楽しみです。
  帝都は、すみれさんの引退公演だったので・・・
  こういった新鮮さに味わったことがないので、
  興奮しているのだろう。

ちょっと横道にそれてしましましたが、ご容赦ください。
本当に、素晴らしいショウでした。

ドラ・ファン 拝
ドラ・ファン <wejqqywpie> 2006/03/23 20:44:37 [ノートメニュー]
Re: 紐育レビュウショウ「歌う♪大紐育♪」観劇レポート [返事を書く]
レポート、お疲れさまでしたm(_ _)m

って、遅すぎ(陳謝)

こんにちは、如月紫水さん。
新春歌謡ショウに続き
レポート執筆
(そして記録もですが)
本当にお疲れ様でした。

ようやく先週分(謎)を終えて
今から読もうと
サイトページを開いたところだったのですが・・・


すみません。
ひさびさの長文
目がついていかずに
現在ペーパー印刷中
目を通すと夜になりそうかな、と言ったところです。
場所確保も悪いかなと思いつつ
つい一本枝をいただくことにしました。


読み終えたらまた追加します。



印刷枚数45枚
文字表示が少し大きめなせいもあってかもしれませんが
かなりな量になりそう(^^;;;

本当にお疲れ様でした。
まずはその一言
遅ればせながら書かせていただきつつ

感想、後時に追加させていただきます。
(ツリー、修成回数でないから何か工夫しますね)
では後ほどm(_ _)m


(同日午後8時追加)

こんばんは、如月紫水さん。
2時間を超えるライブショウ
4回の記録を読ませていただき
本当にありがとうございました。

さて今回のライブショウ
auの携帯でショウの時の特設サイトで
広井王子さんのコメント(生声)が流れていまして
「これまでにないショウを」
という言葉に
どんなものなのかと期待していました。

読ませていただき
ショウそのものがすごいなぁと思ったのが

台本があがるのがすっごく遅かった(笑)

でもなく

LLSの掃除人OGさんのキャラが
当初は固まっていなかった(笑)

でもなく

メインヒロインがその掃除人さんと一緒に
前説やっていた(笑)

でもなく

で、楽日には
しんじろ〜まで呼ばれて
ばきゅーん講座をやるは
掃除人様につっこみを入れるはの
「でっかい男になるんだ」ぶりを
存分に発揮した(拍手)

も、あったりするんですけど(爆笑)


これは冬のディナーショウからの続き
ということもあったのですね。
つまりは。
新ちゃんの初舞台作りチャレンジ編。
それを歌でうまく繋いだ
そんな公演になっていたということでした。

4回公演の中でいろいろばたばたあったようですが(^^;;;
読ませていただき本当に楽しかったです。

「またおあいしましょう」
って幕が下りたんですよね。
う〜ん、春のこの時期となると
私としては動くのがすっごく難しいので
できれば夏の方がいいんですけど

(だって15時間もかかるんでしょ、紐育まで(笑)
うちからだと+帝都まで出る時間も考慮しなきゃいけませんからね。
で・・・当時の交通手段って鉄道ってあったんでしょうか
<ってネタ壊すかぁ)


幕間で「ラチェットさんを探せ」がシリーズ化していたという
楽しい舞台以外のお話もありました。
ど〜せなら
「ラチェットさん、そこで座ってないで
手伝って下さいよ〜〜。
僕だって忙しいんだから」

と引っ張っていかれる趣向があっても。
そんなことを考えてしまいました。

(注:な〜んてことになるとラチェコスの皆様、嬉しいやら
恐怖やら分からなくなりますね(^^))


楽日はアンコール、み〜んな泣いちゃったぁ
ていうお話を伺いまして
本当にスタッフを初め
皆様、大変だったんだなぁと思いました。
この感動が映像で何処まで伝わるか分かりませんが
ブロードバンド配信では観ることができないので
(まだナロードバンドなんです、私)

夏のDVD発売を楽しみにしてますね。

それでは、レポート本当にお疲れ様でした。

(追伸、というか書き忘れ)
誰かサニーに正しい日本を教えてあげて下さい。
というか次の舞台ではさらにパワーアップしていそうでコワイです。
でもそれを認めマイペースに説明する昴さんもすごかったですが(笑)
美咲 緑@レポート読了! <crbqiomvkw> 2006/03/26 10:49:11 [ノートメニュー]

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