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新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い)

  新サクラ大戦発売!(ネタバレについてお願い) 夢織時代 2019/12/12 06:40:34
  一話プレイ感想(バレなし) とりなべ 2019/12/12 13:54:48
  │└一回目クリア(ラストまでバレあり) とりなべ 2019/12/19 13:47:02
  │ ├DELETED  とりなべ  2019/12/24 14:21:21
  │ └クリア後の雑感(最終話まで大バレあり) とりなべ 2019/12/24 15:46:30
  │  └雑感に反応(最終話まで大バレあり) 螢ジロー 2019/12/24 21:44:13
  │   └反応に反応(ラストまで大バレ) とりなべ 2019/12/27 16:07:17
  │    └進歩かインフレか(ラストまで大バレ) 螢ジロー 2019/12/27 23:34:02
  ミスターIに愛の手を(現在第四話終了バレ)... 夢織時代 2019/12/13 02:15:29
  │└第五話から最終話(さくらEDバレ) 夢織時代 2020/01/03 00:24:14
Re: ミスターIに愛の手を(現在第四話終了バレ)... [返事を書く]
第五話から最終話(さくらEDバレ)

・第五話

華撃団大戦のルールガバガバすぎぃ!!

なんかもうプレGが中ボスかラスボスのどっちかなのはほとんど確信に近くなってきました。
それにしたって最初の立体映像戦の存在意義がまったく無いし、
途中のルール変更を世界が認めるとも到底思えないし、
そもそも、華撃団大戦を見ている世界って存在してるのか怪しくなってきました。
そして今回も一言もしゃべらないし名前も出てこない倫敦華撃団の三人目ェ‥
この華撃団大戦自体が最初から帝国華撃団を追い込んで帝鍵を捜索するための舞台装置となる茶番だった、
とすると、負ければ華撃団解散になるはずの倫敦華撃団側の淡泊さにもそれなりの説得力が出てきます。

過去二回は伯林華撃団が優勝していることを考えると、
アーサーは過去二回の華撃団大戦には出場していないことになりますし、
元々追い込むために別ルールとして呼ばれた??


華撃団大戦の日程としてもありえないくらい長い、というかインターバルが長すぎで、
そもそも夜叉さんが登場した段階で「三日待つ」と言っていましたが、
待っている間に公演が二つくらい終わってるんですよね。
クリスマス公演が近づいてきてるところをみると、各試合の間のインターバルは
一月くらいあるんじゃないかと思われます。
直接対決になったことに伴い、霊子戦闘機の修理期間が必要になったため
この長さには技術的背景から納得はいくのですが、興行としては客が激怒しそう。



とまあ、華撃団大戦についてはさすがに色々無理があるので疲れるのですが、
第五話は全体としては「ああ、サクラ大戦やってるなあ」という実感が
色々湧いて、プレイとしては楽しかったところです。

個人的に一番好きなところは、
さくらが入っているお風呂に据え付けられた蒸気設備。
世界設定がどうなっているのかわからないというか、
薪で火をつけているっぽい火加減調整のシーンがあるのですが
いっぽうでお風呂にはメーターを備えた配管があるんですよね。
これはおそらく水道ではなく蒸気配管だと思うんです。
実は蒸気配管でお湯を出せるのに、誠十郎に近くにいてもらうために
わざわざ火で温めてもらった、と考えるとなかなか楽しいシーンではないかと思うわけです。

そして、そういった細かい日常用品に蒸気設備が普及しているのがとても楽しいのです。

一方で、このさくらの故郷ってどこだろう??と首をひねるところも。
帝都から鉄道で二時間程度とかどっかでセリフにあったような。
飛行船レベルの距離ではないようです。

そしてよくわからないところは
降魔が現れたとはいえ、なぜ真宮寺さくらさんまでさくらの故郷に??
なんか根源的な理由がありそう。



一方、本作シナリオのがばがばっぷりを代表するのが
華撃団大戦の日程。
いや、始まってから何か月経ってるのさ。
いつまでたっても準決勝第二試合は始まらないし、
いつの間にかクリスマス公演がどうとか言ってるし。
夜叉が言った「三日待ってあげます」ってなんだよ。


試製桜武、という名前にはすみれ様か神崎重工の執念を感じます。
霊子甲冑の第一号機である桜武の名前を冠する以上、
霊子戦闘機としてもそこからの発展を祈願したのでしょう。
しかし、真宮寺さくらでさえ動かせなかった、ということは
この機体は10年前に製造されたもの????
いや、令士がいじり倒したのでしょうけど、機体のメイン機関は
十年前の設計そのまんまだったってことですね。
霊子戦闘機の設計は、結局李紅蘭がいなくなったあとまるっきり進歩していなかった
ということなのではないかと思われます。

そしてもう一つ、真宮寺さくらが動かせなくてお蔵入りになった、という情報は
別の深刻な事実を物語っています。

アイリスが、弱くなっている。
真宮寺さくらが動かせず、そして、アイリスはそれより弱くなっていた、
ということを意味するからです。

かつて花組最強の霊力者といえばアイリスである、というのはおそらく全ファンの合意を
得られたところだと思われます。
しかし、2以降のアイリスは太正十二年の強大さは鳴りを潜め、
花組の他の隊員とほとんど変わらない霊力に落ち着いてきています。
心を読むような超絶能力も発揮されていません。

おそらく降魔大戦のときも同様だったでしょう。
アイリスの霊力はどうなったのか。

これについては一案ネタがあるのですが、考えているうちに新サクラ大戦が出てしまいました。


フリー移動のどうでもいいところでは、
雪花先生‥魔眼の悪魔が神を斬る物語を書くなんて一体誰なんだろう(棒)

こういう小ネタ、好きです。


ただ、倫敦華撃団戦は正直言ってあまりの華撃団大戦のルールのひどさに
コントローラを投げ出しそうになりました。
戦闘はそれほど難しくなかったのですが、
意味の無いホログラム戦(ほんとかなあこれ??)に
意味の無いアーサー戦で
ラストに茶番のようなランスロット戦。

しかも、アーサーとランスロットにあまり悲壮感がなく、
この段階で二人は負けても倫敦華撃団の解散はない、と
裏情報をもらっていたのではないかと思われます。

さらにこの展開になっても、倫敦華撃団三人目はついぞ顔も名前も声も出さず。
オープニング映像で写っているのかもしれませんが、
このあまりの不自然さがシュールすぎて
この第五話はほんとうに戦闘がやっていて心理的にいやでいやでしょうがありませんでした。


後から考えるとプレジデントGに対するヘイト稼ぎだったのだろうとわかりますが、
二周目をする意欲がわきません。






************************
・第六話

なんで部隊を二つに分けたらだめなのさ!!!

いや、2をプレイしていたら絶対にあのLIPS選ぶでしょう。
せっかく華撃団大戦本戦は三人しか出場できないんだから
残りの二人でアナスタシアを探しに行く、は当然の選択肢でしょうに。
このために三人にしたというのならわかりますが、
なんのためのここまでの話だったのかと思わずずっこけました。

ともあれ。
アナスタシアに怪しいところは多々あったはずなのに、
花組メンバーだからないだろう、ということで、
まさかこの展開は予想しておりませんでした。
新サクラ大戦を通じて、「これは見事に騙された!」という唯一の箇所が
アナスタシアの裏切りでした。
あやめさんとサキさんを連想させずにはいられないあたり
サクラを踏まえた展開でもありました。

ただ、肝心のアナスタシアの過去が語られずじまいなので
メディアミックス展開待ちもえーかげんにせいよ、と不満だったのも事実。
家族が死んだということしか明らかにされなかったのはどうよ。
小説版にも書かれていなかったし。



奇跡の鐘公演、
なるほど、これが収録されているからディスクは見ないでくれと言われていたのか。
納得です。
すみれさんがこれを満を持して決行した気持ちはわかるのですが、
これをやるために季節をすっ飛ばしたにしても
ストーリーが早回しすぎないかなと思うところです。


フリー移動のお気に入りはエリスさん。
アイゼンイェーガーを「正直カッコイイ」ってこの人結構お茶目だよな。
ただ、やっぱり伯林華撃団にも悲壮感はないし、
解散が決定したはずの倫敦華撃団は全然落ち込んでいないし、
上海華撃団の連中のあの慟哭はなんだったのかと色々と整合性が
取れていないと思う第六話でした。


霊子再生槽は1の霊力ポットかな?
改良されているのか、それとも古いものそのままなのか。


帝鍵が帝剣でした、というのは二剣二刀の儀などを始めとして
ありそうな話だと思っていましたが
これはなかなか。
とはいえ、魔神器に相当するであろう帝剣をほいほいさくらに持ち運ばせるのは
やはりセキュリティとしてはダメすぎるでしょう。
こういうところがあまりにもザルで、
理由付けに結構苦労させられそうです。



あと朧くんさようなら。
正直言って悪役燃えの私でも単なるチンピラすぎて全然燃えないキャラでした。
素顔が最後にわずかながら見えるとか、
もう少し影のようなものが欲しかったところです。
夜叉、朧、ラスボスくらいしかいない敵キャラなのに
その一角としてはもう少しキャラを練りこんでほしかったところです。

このまんまだと白秋さんの踏み台でしかないキャラですね・・・。
白秋さんが幻都から来た降魔(?)というのは
元々怪しい白秋さんでしたが、こちらは面白くなってきたという感じです。
ラストでのどんでんがえしを期待したいところ。





*********************************
・第七話

夜叉、このオチかーーーーーーーー・・・・・(ため息)

本物だとすると裏切っても反魂の術でも大荒れになるから、
クローンかそれに近いものじゃないかなー、とは思っていましたが、
発売前から引っ張ったネタのネタ明かしのオチが
髪の毛を媒体にした式神でした、
・・・・というのは正直言って面白くありません。

せっかく夜叉というからには、滝夜叉姫で
あやめさんにとっての降魔殺女に相当する
さくらさんにとっての上級降魔で、
その正体は将門の娘にして遥か昔の裏御三家真宮寺家の先祖でした、
くらいのオチを期待してたんですけどね。

幻想、武御雷、というあたりに何かちょっと別の伏線みたいなものは
あるのかもしれませんが、現段階では不満だらけです。


一方で、否が応でも思い出す魔神器の取り扱い。
二つ存在できず、新たに作る必要があった、ということから
帝剣の先代はおそらく「魔神器・剣」であったと考えられます。

幻都の出現っぷりも、
空中と海中の違いこそあれ、聖魔城復活に対応しているように思うのです。

ならばこそなおさら、
二都作戦で大神一郎がこの選択をよしとしたはずがないんですよね。
大神一郎とは無関係のところで、天剣が作られてしまい、
その犠牲を無駄にしないために、大神一郎の選択肢が限られてしまったのではないか、
という逆説的な推測も成り立つところです。

また、天宮家の女に現れる絶界の力、ということは
鉄幹さんは婿養子であることがうかがえます。
また、天宮さくらに子供が無い状態で実行して天宮家が絶えたら今後どうしようもなくなるので、
酷い話ですが天宮さくらには、母方の叔母か従妹あたりがいるだろうと推察されます。

裏御三家に対応する表御三家の一角なんじゃないか、という疑惑も。


帝剣の取り扱いには色々文句はありますが、
帝剣の設定自体は色々楽しく考えられて好きです。
都を二つに割く、というあたり、そして「帝」というあたり、
降魔皇はもう平将門しかいないだろう、
という確信に近いものを覚えております。
北条氏綱の降魔実験によって出現したと思われていた降魔ですが、
さらにその根となるものが、はるか昔の坂東の地にあった、
というならそれはそれで納得できるというものです。


いつきちゃん、月組だったかあああああああああああ!
言われてみればそれらしいところが満載で、
むしろなぜ気づかなかったのかと自分に呆れます。
そりゃあ堂々と閉鎖された帝劇内にいたり、
各所に顔がきいたりするわなあ。
なにげに月組衣装がかっこよくて好きです。
いや、いつもの衣装もいいですけどね。

ひろみさんが月組なのは、意外を通り越して怖い。
この人薬物担当ですよね!?



ミカサ登場はわかっていてもやはり激燃えですよ。
大帝國劇場が離脱パーツとして噴射され合体するあたり、いいぞもっとやれ。



また、ミカサの主砲が93センチ砲ではなくなっていますね。
拡散しながら激突したものの周囲に取り巻いていくあの光り方は、
1の第十話で炸裂した霊子砲にそっくりではありませんか。
おそらくミカサの霊子核機関を利用した霊子砲が取り付けられているのでは、
と推察されます。
おい、危険すぎやせんか。


一方で、米田長官とあやめさんかえでさんの役目を一人でこなすすみれさん。
その雄姿を見れただけでも新サクラ大戦をやった意義はあった、
と思うほどにかっこよかったです。
降魔大戦での決戦のときに、たった一人だけ置いて行かれたトップスタア。
だが、すみれさんが残るのならば安心できる、
というその気持ちはわかる気がする。いや。とてもわかる。
その信頼は誠であったと示すかのように幻庵の誘いをはねのけるすみれさん。
このシーンは素晴らしかったです。


上海華撃団と倫敦華撃団の両名がともに道を開いてくれる王道展開も最高です。
・・・アーサーが約束された勝利の剣(エクスカリバー)ぶっ放したシーンは
もう笑うしかなかったですが。
ランスロットは倫敦随一の剣の達人で、
じゃあ上官にあたるアーサーはなぜ上官をしているのかと思ったら、
剣技ではなく超絶奥義で君臨していたとは。




***********************************
・最終話

パッケージにディスク2が入っていないんですけど!?

いやー、盛り上がったは盛り上がったんですが、
ぜんっっっぜん解決してないじゃないの!!

幻庵葬徹がなぜ生きていたのかもわかりませんし、
白秋さんは怪しすぎるまま生存しているし、
あれだけおもわせぶりだった降魔皇は出ないままだし、
完全にここまでだとディスク1の内容ですよね!!

そして、やるんじゃないかと思っていたけど
やっぱりやりやがった1のオマージュ全員死亡ネタ。
やってほしくなかったよ!!!!!!!!
ミカエルが出てこなかっただけましだけど、どうして生き返ったのか
全然わからないからこれまた欲求不満がたまります。

なんでさくらさんの霊力が飛んで来たらみんな生き返るわけ!?
こう命を軽んじすぎるんじゃないですかねえ、
というのが新サクラ大戦の終盤の印象です。


北斗七星の陣、の説明が出るところで、
直前の戦闘でボタン連打していたため、説明をすっ飛ばしてしましました。
ここに限らず、一回目の朧との戦闘でも
戦闘中に入るセリフをそうと気づかずにボタン連打ですっ飛ばしてしまうことが
何度もあったはマイナスポイントです。


ラスボス戦の前に周辺のブロックを都合よく動かしてくれたのは誰だろう?
・・・というあたりはSSにしてみました。


ラスボス戦はさすがに苦戦しました。
振り降ろされた腕をボコればいい、とわかるまで二回も撤退することに。
緊急回避様様ですが、なんか敵の数が多い中この回避で凌ぐのは
申し訳ないような気がする・・・・。

それでも最後はなんのかんのいってサクラ大戦らしい決着ぶり。
白秋さんに降魔皇に、もーいろんなことを放り投げっぱなしで
どうみても新サクラ大戦は未完で発売されたといわざるを得ないのですが、
それでも一応サクラ大戦らしいボス撃破演出はあったので、
そこそこの満足感はありました。



大団円では・・・・えー。白秋さんそのまま帝劇にいるんかーい。
また、頼もしかったいつきちゃんが
新サクラ大戦中ナンバー1変態であることが確定しました。
もうおムコにいけない、は風呂場でも見ましたが、
今回が一番ひどい(大笑)



で、私は一回目はやはりということでさくらエンディングだったんですが

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナニコレ。

いや、1のさくらくんエンディングオマージュなのはわかりますよ。
だからといってこれまでの流れ全部ぶっちぎって、
しかもプレジデントGがいなくなったってのに
いきなりなこの辞令はなんじゃと。
しかもその辞令に納得したはずが納得しなくてあのドタバタ。
いや、もうちょっと前振りとかなんとかさあ。

呆れかえって、クリアしたという満足感を吹き飛ばされてしまいました。




総じてふりかえって、
太正時代を歩き回れることやその雰囲気など世界づくりはすごくよくできていましたが、
とにかく全編にわたってシナリオに問題がありすぎた、
というのが新サクラ大戦の総評となります。
総括担当者がいなかったのかもしれませんけど
どう作るか、という意図が製作スタッフの間でもかなり激突して
合意が形成されてなかったんじゃないかなと邪推するところです。


それでも、新サクラ大戦、出してくれたことには感謝しますし
プレイしたことを後悔もしていませんし
きっちり楽しんだことは間違いありません。

・・・・だから早く降魔皇や白秋さんが出てくるディスク2をですね。
夢織時代 <zvoejguhin> 2020/01/03 00:24:14 [ノートメニュー]
  │ └5話まで反応(最終話までバレ) 螢ジロー 2020/01/04 02:09:32
  待ってました(2話までネタバレ) 螢ジロー 2019/12/17 19:57:20
  │└4話までネタバレ 螢ジロー 2019/12/23 22:29:54
  │ └霊力と冷気の関係 とりなべ 2019/12/24 09:22:49
  │  └霊子技術の発展 螢ジロー 2019/12/24 20:07:10
  │   └蒸気灯について とりなべ 2019/12/29 10:30:47
  │    └お勉強の時間だ 螢ジロー 2019/12/29 19:32:00
  コミック版はゲームと別物として扱うべき とりなべ 2019/12/27 13:03:46

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