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サクラ大戦奏組 =花とゆめ5号レポ

  サクラ大戦奏組 =花とゆめ5号レポ しうら 2012/02/05 01:23:17
  シンクロナイズド投稿 とりなべ 2012/02/05 02:56:03
  │├台詞からうかがえる「風組事情」 とりなべ// 2/8追記 2012/02/08 12:14:44
  ││└サクラ大戦4の奏組 とりなべ 2012/02/10 14:44:55
  ││ └連絡不足 しうら 2012/02/13 00:16:27
  │├ちんたらと しうら 2012/02/09 00:19:10
  ││└とりあえず一点 日野光治 2012/02/12 21:43:34
  ││ ├目が十字 しうら 2012/02/13 01:10:19
  ││ └あれはイメージ映像でしょうね とりなべ 2012/02/13 03:51:35
  ││  └仰ることはわかる 日野光治 2012/02/15 02:04:06
Re: あれはイメージ映像でしょうね [返事を書く]
仰ることはわかる
部分もあるのですが同意はできません。

果たして、『この問題に関して』初期作品にそこまでこだわる(その他を低く見る)必要があるのでしょうか。




私自身、奏組編が初期作品の世界線上の作品であってほしいと思っていますし、「考察をするなら『初期作品準拠』という縛りの中で議論した方が面白い」と言われれば、確かにその通りだと思います。
しかし奏組編が初期作品と同一世界線上のものであると断定できる根拠はあるのでしょうか?

仰る通り、血潮は設定の整合性に無関心のまま作られた作品に見えます。その結果初期作品とは別の世界線上の作品といってもよいくらいの状況に陥っているわけです。このような別の世界線上のものを同じ世界線上に押し込めようとすれば無理が生じるのは当然。それが気持ち悪いと感じるのも必然でしょう。

では奏組編はどうか。奏組編が初期作品と同一世界線上のものであるならば問題ないでしょうが、異なる世界線上の作品だとしたら、無理して初期作品の世界線上で解釈しようとすれば、血潮と同じような気持ち悪さを感じる作品ということになってしまいかねないのではないでしょうか。

希望とは裏腹に私は、奏組編は初期作品とは異なる世界線上の作品であるように感じています。しかし他の方はまた別の感想を抱くかもしれませんし、そもそも奏組編はまだ始まったばかり。初期作品の世界線上の作品だとも血潮の世界線上の作品だとも断定できないでしょう。それこそ、初期作品どころか血潮とも異なる世界線上の作品になるかもしれません。

そうである以上、現時点においては初期作品準拠の考察も血潮準拠の考察も同列に並べることに何の不自然さも感じません。




次に、三国志を例に出しておられますが、理解しがたいので別の説明をしてはいただけないでしょうか?

私から見れば三国志に相当するのは現実世界以外にはありえず、初期作品も血潮も三国志演義の、異なる訳者による異なる訳本に相当するものでしかありえません。他のサクラ大戦ファンの皆さんにとっては違うのでしょうか?

そうである以上、作品を理解するために史実から類推するという考察がある一方、ある訳本で理解しづらいところがあるが史実を調べても答えの出る問題ではないから別の訳本を調べてみるという考察があるのも当然だと思いますし、今回の問題は明らかに後者のものであると認識しています。
ですから今回血潮を引き合いに出したことは考察する姿勢として間違ったものであるとは思えませんし、むしろそれぞれの事例について個々に検証することもせずに、出典が血潮であるというだけの理由でひとくくりにして門前払いするのは考察の幅を狭めることにしかならないと思います。




ここまでで終わってしまうとツリーの趣旨から離れたままなので、機体問題についてもう少し突っ込んで考えてみましょう。


1. 機体の形状

兵器にはその国の兵器の特徴ともいえるようなデザインが多用されることがあります。例えばアメリカ戦艦の籠マストとか日本戦艦のパゴダマストとか。
人型蒸気・霊子甲冑においてもデザインに国柄が反映されている可能性はあるかと思います。

さて今回の作品に出てきた機体ですが、カメラの部分のみならず、全体のフォルムもアイゼンクライトIIIを想起させるものです。他人の空似ということもないとはいえないものの、独逸製、あるいは独逸の影響を強く受けた機体である可能性が高いとは言えるでしょう。



2.十字型に動くカメラ

独逸製の機体だとして、十字型に動くカメラを搭載しうる機体というのは限られていると思います。
カメラを横一文字に動かすのと十字型に動かすのでは機構の複雑さがまったく異なるでしょう。複雑になれば複雑になるほど故障の確率は増えてしまいます。

戦闘機械は競走馬ではなく軍馬であるべきであり、少なくとも量産機については、高機能さよりも安定性を重視して、複雑な機構は避ける可能性が高いと思います。したがってアイゼンゾルダートシリーズに十字型に動くカメラは搭載されていなかったと考えるのが自然だと思います。

もし十字型に動くカメラを搭載した機体があったとすれば実験機か特殊用途専用機である可能性が高いといえます。



3.アイゼンクライトIに十字型に動くカメラが搭載される可能性

I・IIのデザインは不明ではあるものの、IIにはパラレレという名称があるくらいですから、おそらくカメラ2基が平行線上に設置されていたのでしょう。だとすると、単純に考えればIはカメラ1基で横一文字移動としたくなりますが、果たしてそうでしょうか。

Iはプロトタイプとされていたはず。試作機・実験機の類だとすれば技術の限界に挑戦すると言う名目で十字型に動くカメラを搭載した可能性は否定できませんし、その先進性・機構の複雑さに当時の技術が追い付いておらず不具合が続出したため、IIではあえて技術のこなれた2基平行設置式に逆戻りさせ、技術の成熟を待って改めてIIIで搭載したということも十分考えられると思います。



4.今回の作品であの機体を登場させた作者の意図

単純に「自分を守ろうとして母と姉(で良いのかな?)が命を失った経験から音子が傷つくのを恐れている」ということを言いたいのであれば、わざわざアイゼンクライトIIIっぽい紛らわしいものを出す必要はありません。魔物であろうが新しい人型蒸気であろうが、強盗のような普通の人間ですら構わないはずです。にもかかわらずあえてあのデザインの機体を使用したというからには今後のストーリーにかかわらせる予定があると考えられないでしょうか。
だとすると先に述べた設定に基づき、使命と私情のはざまで苦悩し、その心の隙を敵に利用されてしまうというのが王道の展開でしょう。




これらのことは一つ一つではあの機体を特定するには不十分ですが、これらすべてを満たすものという風に絞り込めば、一番可能性の高いのはアイゼンクライトIということになるかと思います。



まぁ結果論ではありますが、血潮の映像を、血潮のものだというだけの理由で「イメージ映像」だと決めつけたのはいささか短絡的であるように感じます。
日野光治 <jtxkdylkui> 2012/02/15 02:04:06 [ノートメニュー]
  ││   └日野さんへ追記 とりなべ 2012/02/15 04:17:56
  │└あのコはだぁれ? まいどぉ 2012/02/15 14:58:47
  │ └十字の目の意味に反応 とりなべ 2012/02/15 18:40:19
  │  └十字のシンボル まいどぉ 2012/02/15 20:32:55
  │   └確か・・・ 螢ジロー 2012/02/15 21:15:20
  │    └どうやら頭に引っ掛かってたのは まいどぉ 2012/02/15 23:32:28
  │     └スコープ甲冑/TV放送について とりなべ 2012/02/16 10:22:59
  2月生まれ しうら@2月12日微追記 2012/02/09 00:37:21
  │└そういえば とりなべ 2012/02/10 14:35:16
  疑問・何故奏組にこれまで女性が居なかった... 夢織時代 2012/02/10 22:40:18
   └もしかすると しうら 2012/02/13 00:04:46

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