サロン〜〜雑談のツリー とりなべ//妄想とか個人的な話などを気軽に書いてみよう、という感じのツリー 2012/06/12 09:28:34 ├そういえば奏組で とりなべ 2012/06/12 11:06:30 │├演出家はまさか とりなべ 2012/06/12 18:11:05 │└ってことは 夢織時代 2012/06/13 00:45:37 │ └オケピがないのにオケピになる舞台 とりなべ 2012/06/13 18:06:24 │ └戦闘シーンの可視化 夢織時代 2012/06/13 23:00:20 │ └人型の魔物、魔物化した人 とりなべ 2012/06/14 19:47:58 ├【※超長文です】はじめまして、ブイアール... ブイアール@ときめき☆凌雲閣 2012/06/13 04:38:12 │├呼吸をするように とりなべ 2012/06/13 16:53:25 ││└【役に立たない用語集】長文 ブイアール@ときめき☆凌雲閣 2012/06/13 21:57:29 ││ └用語集的なレスポンス とりなべ 2012/06/14 10:10:45 ││ └【長文】これは素晴らしい! ブイアール@……本当に仕事したの??? 2012/06/14 15:31:14 ││ └サクラVでは とりなべ 2012/06/15 02:04:50 ││ └真面目にお返事。 ブイアール 2012/06/15 11:46:13 ││ └ハード、と言ってもいろんな意味で とりなべ 2012/06/15 14:46:18
Re: 真面目にお返事。 [返事を書く] |
ハード、と言ってもいろんな意味で を、話を広げてきましたね! では、私も分かる範囲でお相手いたしましょう。 シルスウス鋼の後継技術 装甲の材料として新たに使われるのは「ファーレンハイト鋼」。 シルスウス鋼発見から64年が経過するので、原理の解明→量産化→改良された新タイプ、という、対魔戦闘の重要技術の進化があるんでしょう。 もっとも、本作中にその手の説明は特にありませんし、後述の理由で「新たな事例を示すのは歓迎だが原理解明は特にやらない方がいい」とも思うのです。 ……個人的には「何だろう、そのネーミング」というあたりが気になるのですけども。 メカ少女 MS少女は「セーラー服+メカパーツ」の、記号に記号を加えた形で模型雑誌の投稿から始まり、特定の人のアイデアというよりは当時の流行として広く描かれていた……とされていますが、これを「メカ少女」一般と考えると、むしろ70年代のアニメ・特撮のパートナーロボットの系譜が先行している、と思う所です。 女性型ロボをカリカチュアライズして顔を可愛く描けば、そのままメカ少女になるため、子供雑誌でマンガにすると必然的にこの形になる訳です。 この系統のルーツはおそらく、1927年の「メトロポリス」のマリアまでは遡れるでしょう。もっとも、少女として描かれる事はほとんどない、アダルトイメージが強過ぎるロボキャラですけど(笑)。 また、メカといいつつメカ部分少なすぎで少女そのものだろ、という点では、ロボコンのロビンちゃん(島田嘉穂の)あたりが嚆矢かもしれません。 明貴氏が発祥のように言われるのは、Zガンダムのメカデザイナーが自分の担当作品を少女化した、という「公式の人がやってる」感が受けたんだと思うのですが、当時は富野監督が全然認めていなかったので鬼子だった、みたいな話も。 エピソードを探ると、当時からあまり緻密な設定は得意ではなかった、という事のようで、見た目の感覚でかっこいい絵を描くタイプのデザイナーなんでしょう。 ……やっぱり、設定について記事を書く際には、そういうのが得意な人が補佐してくれないと穴だらけになるんじゃ…… あ、一応軍事系ライターは別に付いたのか。世界観の織り込みが足りなかったのかな? そんな難しいものですかね?太正感覚って。 SFとミステリとサクラ大戦 プロットすなわち「緻密な設計」が必要な点で、理系の感覚が必要とされる、SFとミステリ(推理小説)。 サクラ大戦にはどうも、このSFとミステリの感覚がなく、むしろ歌舞伎に近い、というもののようです。つまり「大向こうが沸くようなサービス感覚」が第一、という事。 この事は、ミステリアス巴里がぜんぜんミステリではなかった事や、霊力に関する設定が意図的に避けられて「なんでもあり」になっている事からも伺えます。 理詰めで作られた架空世界の人というよりは、現実感のある少女がそこに居る感覚は、世界感の基を作っているのが科学者ではなく「大衆小説家」であるから、という事でしょう。(ex.鈴野十浪の設定) この意味で、サクラはSFではありません。また、本来はミステリにはなりえないものです。 SF感覚は世代を追うごとにより高度な物が「常識化」する、という時代の流れがあり、科学常識があまりに無いものは受け入れ難くなってきます。 科学(やそれに類するもの)を扱う限り、20年前は許された荒唐無稽なものが、今では「拙い」ものに見えてくる、という変化はどうしようもないものです。 これは、ネタの風化が激しいという点で、ミステリにも言える事です。世に知られたトリックはもう使えない訳です。 公式作品でやると寿命を縮めるような事について、ファン側がその時々で時代的な常識を加えて楽しむ、という、「ファンアートでやる方がいい」分野が、SFとミステリだと思います。 この意味で、タイムスリップとかミステリを出すのはちょっと待っていただきたい、それはむしろこっちの楽しみにしておいていただけると非常にありがたい、というのが、いちファンとして切に願う所ではあります。 リメイク リメイクを何のためにやるのか、というと。 シリーズ旧作を数年ごとに移り変わるハードに対応させるためです。 旧作のリメイク+最新作、という流れが、シリーズ最新作の場合は必要になる手続きです。 現行機種で最新作をプレイしようとして、「これは前作をやらないとわからない」という評価に合った場合、その前作がゲーム機ごと絶版ではどうしようもありません。 また逆の視点で、シリーズもので前作を見ないと訳がわからないものでは、当然ながら作品を出すたびに付いてくるファンが少なくなってきます。 しかもセガファンなのに、シリーズ最新作をやるのにソニーと任天堂のゲーム機を買う必要があったなら? セガファンはそこで大量に脱落する訳ですし、実際そうなっています。 このためサクラ1〜4は現時点で流浪のゲームソフトになってしまいました。こうやって遊べば良い、という定番がありません。 リメイクは、こういう状況の時に必要な事だと思います。 もう一つリメイクの必要性の話として、古典落語を例にとります。 人を笑わすという目的のある落語では、言い回しを「定期的に作り直す」必要があります。言葉が旧いと聞く人に通じないので、笑うという目的が達せられないためです。 作品には時代感覚が確実にあります。 現代の人にとって、20年は長いのです。特にテクノロジーを背景にしたものは、時代の影響を激しく受けます。 ドリームキャスト廃番の際に取り急ぎ必要になったのは、「サクラ大戦」のリメイクでした。 そして現在、各メディアで展開されるサクラシリーズの基礎になっているのは「サクラ大戦2」であり、新作が出るタイミングでリメイクが必要になるものは、まさにそれだろう、と思うのです。 ……え? リメイクされたサクラ大戦シリーズをプレイできる新ハードは「パチンコ」と「パチスロ」ですって? 確かに日本中どこでもプレイできますけど、それは任天堂の新ハードより投資額が高くつくのでは……? |
とりなべ <rpbyunwque> 2012/06/15 14:46:18 [ノートメニュー] |
││ └蛇足 夢織時代 2012/06/16 16:33:03 ││ └さらに足を書き足す とりなべ 2012/06/16 20:37:18 │└ミックスしてみるSS 夢織時代 2012/06/14 00:43:09 │ ├【1〜4バレ注意】小咄 ブイアール@症候群 2012/06/14 04:20:22 │ │└DELETEDとりなべ2012/06/14 09:14:58 │ └つづけてみるSS とりなべ 2012/06/14 11:38:29 └ルイス女性説 とりなべ 2012/06/13 19:03:35