小ネタSS『売店の高村さん』〜前書き〜 秋野紅葉 2006/02/21 00:53:12 └小ネタSS『売店の高村さん』〜本編〜 秋野紅葉@2/22一部修正しました 2006/02/21 01:00:03
Re: 小ネタSS『売店の高村さん』〜前書き〜 [返事を書く] |
小ネタSS『売店の高村さん』〜本編〜 大帝国劇場売店におかれた意見箱。それには様々な内容の投書が詰まっている。 そしてそれを一つずつ丁寧に返事を書くけなげな一人の少女がいた…。 高村さん「さぁ、今日も返事をしていかなくちゃ!」 ひとこと1 「牛をおいてください。」(PN/ヘビは苦手) 高村さん「残念ですが衛生上の問題で牛をおくことはできません。ところでヘビは苦手さん、もしかして牛殺しに挑戦しようとしてませんか?」 ひとこと2 「チョンマゲの免許はどうしたら取れますか?」(PN/巴里のシスター見習い) 高村さん「…えっと、言っている意味がわかりませんがもしチョンマゲをしたいならある程度髪を伸ばしてから結ってもらうといいでしょう。ただお手入れが大変なのでチョンマゲのカツラで済ませるのが無難かもしれません。」 ひとこと3 「久々にあった元同僚が現在の職場で飼っている犬に私の名前ををつけていました…。」(PN/元トップスターは現在中間管理職) 高村さん「以前の職場で元トップスターは現在中間管理職さんとその同僚の方がどういう関係だったかはわかりませんがこの様子だと相手はあまり良く思ってないようです。ただ、だからといってあなたが同じような態度をとってはいけません。大人の対応で余裕を見せた方がいいと思います。」 ひとこと4 「うちのつぼみ知りませんか?」(野々村春香) 高村さん「しりません。」 ひとこと5 「帝都にいった幼馴染みが男と一緒に帰省してきました。しかも相手は士官学校主席のエリート軍人…。ボクはどうすればいいのでしょう?」(PN/雷雲!タケシ城) 高村さん「彼女が帝都に行く前にいろいろチャンスはあったはず。それを見逃した雷雲!タケシ城さんにも非はあります。しかし、今から思いを伝えても遅くはないはずです。もっとも相手が20股以上かける強者でなければの話ですが…。」 ひとこと6 「最近、手の震えが止まりません。」(PN/酔いどれ老人) 高村さん「だからあれほど言ったのに……。とりあえずお医者様に見てもらいましょう。」 ひとこと7 「紐育で働かないかと誘われましたが部下たちにリンチをくらい行けなくなりました。どうしたらいいでしょう。」(PN/帝都のオオカミ) 高村さん「20人以上の女性と交際したむくいです。今までの自分を反省しましょう。紐育へはあなたの甥子さんが適任ですの派遣しましょう。」 ひとこと8 「売店のマリアグッズふやしてください。」(PN/秋野紅葉) 高村さん「今朝の事務局会議で採り上げましたが却下されました。理由は私がやるとマリアグッズ専門店になりそうだから、だそうです。」 ひとこと9 「私の友達は胸が大きいのに私はどちらかと言うとないほうです。私ももう少しあったらいいのにと思うこともあります。バストアップするいい方法ありませんか?」(PN/内気な事務員) 高村さん「そんな方法を知っていれば私が真っ先にやっています!」 ひとこと10 「ノイギーア社製の蒸気エンジンに使うパーツが欲しい。」(PN/酒と博打と漢と機械) 高村さん「そういったものは残念ながら売店では取り扱っていません。ですが一応、事務局を通じて上層部に掛け合ってみます。」 ひとこと11 「こんど発明の実験に手伝ってくれへん?」(PN/チャイニーズ眼鏡っ子) 高村さん「やです。」 ひとこと12 「うきゅきゅきゅ?」(PN/非常食になりたくない) 高村さん「…すいません。人間限定でお願いします。」 ひとこと13 「ぶろろろろろ。」(PN/暴君の子供) 高村さん「…ですから人間限定なんですってば。」 ひとこと14 「ギシャァッ。」(PN/現住所は大和) 高村さん「……もういいです。」 ひとこと15 「私は冷えで困っています。冷え性を解消するにはどうしたらいいでしょう。」(PN/最強の降魔) 高村さん「あなたの場合は冷え以前に真冬に半裸に近い服装に問題があると思います。まずは温かい格好をしましょう。」 ひとこと16 「最近、大神君が僕の名前でどこかの国の衛士長になったらしいんですが本当でしょうか?」(PN/鉄壁大使) 高村さん「この件についてはノーコメントです。」 ひとこと17 「欧州星組の最後の一人を知らないか?」(PN/メランコリック・ジーニアス) 高村さん「元同僚のあなたが知らないのになんで私が知ってるって思うんです?」 ひとこと18 「しばらく故郷に帰ってなかったから、イタリア語忘れそうでーす。」(PN/イタリアの薔薇) 高村さん「そもそもあなたの場合、もとからイタリア語を話せたか微妙な気がしますが…。とりあえず数の数え方から始めたほうがいいと思います。」 ひとこと19 「上司が癇にさわることばかり言ってくるのでとっちめてもいいか?」(PN/射手座の弁護士) 高村さん「弁護士であるあなたがそんなことをやれば一般の人よりもアウトになる可能性が高いのでやめましょう。どうしても我慢できないなら暴力に訴える前に裁判所に訴えればいいと思います。」 ひとこと20 「姪に見合いを勧めていますがいつも断られています。あの子ももう三十路が近いのだから早く身を固めて欲しいのですが。それとも既に相手がいるのでしょうか?」(PN/百組目にリーチ) 高村さん「思いを寄せている人はいますが、彼は20人近い女性と交際していますので要注意です。親戚の力であきらめさせてくれれば他のみなさんが喜ぶかもしれません。あと、歳のことは触れないで下さい。本人気にしてますので。」 ひとこと21 「実は弟がいたとか言って今年の夏もまた出れないかな。」(PN/アイリス大好きのネゴゲン) 高村さん「そのネタはすでに藤枝姉妹で使ってしまったので無理でしょう。それにあまりしつこいと嫌われますよ。」 ひとこと22 「僕はレニ。」(レニ・ミルヒシュトラーセ) 高村さん「…………。」 ひとこと23 「一人娘に悪い虫がついてないか心配で安心して眠れません。」(PN/あんしんパパになりたい。) 高村さん「残念ですがバッチリついてます。だからといって蘇えって大暴れしないで下さい。」 ひとこと24 「腕が6本あるのに背中のかゆいところにどれも届きません。どうしたらいいでしょう?」(PN/クイーン曼荼羅) 高村さん「そんなときは当売店にて帝劇ロゴの入った特製孫の手が七十五銭で販売していますのでぜひご購入を。」 ひとこと25 「同僚や直接の上司はいい人なのですが上層部が私の提案を却下したり無視したり、そもそも私のいる部署自体が冷遇されている気がします。この際職場を変えてみようと思うのですが…。」(PN/慎ちゃん21歳) 高村さん「上の人間に理解されていないことがお悩みのようですが、それでも身近にあなたを理解してくれる人がいる限り短気は禁物です。あきらめずにやれば道は開けていくはずです。」 ひとこと26 「転職したものの新しい職場は上司はボケが入ったような輩で、同僚は陰険なヤツと腕力馬鹿に唯一の女性の化粧がきつくむせかえりそうです。どうしたらいいでしょうか?」(PN/黒いサンタ) 高村さん「今の状況を嘆いていても始まりません。今は黒いサンタさんが自分に何ができるかを考えながら、自分自身で現状を変えていくことが大事だと思います。」 ひとこと27 「独立しましたが部下は馬鹿と自意識過剰とオカマしかいなく、先日ヘッドハンティングした者も移籍した途端性格が180度変わってしまいました。私はいったいどうしたら…。」(PN/青いサンタ) 高村さん「いろいろと問題のある部下を持って苦労されておられるようですが、そんな部下を統率していくのが上司であるあなたの役目です。先ずは欠点はある程度目をつぶりそれぞれの長所を伸ばしてあげていった方がいいでしょう。」 ひとこと28 「新しい職場で失敗した途端刺されました…。」(PN/慎ちゃん27歳) 高村さん「……………………。」 ひとこと29 「結婚してください。」(PN/一般人A) 高村さん「そのお申し出は嬉しいのですが、先輩二人を差し置いて私が結婚すると後が怖いので今はお断りさせてもらいます。」 ひとこと30 「大帝国劇場にトイレを設置してください。」(PN/下町のベアー) 高村さん「これと同様のご意見が多数来ていました。実は当初はあったのですが太正12年の春頃から覗きが出るという噂が立ちましたので現在は閉鎖されています。お客様方にはご不便だとは思いますがなにとぞご理解のほどをよろしくお願いします。設置に関しては現在検討中です。」 ひとこと31 「エンフィールド用の銃弾を取り扱ってくれないかしら。」(PN/オンドレ) 高村さん「あの、一応表向きは公共の施設の売店ですのでそういったものはちょっと…。」 ひとこと32 「俺たちのブロマイドを作ってくれ。」(PN/ダンディ) 高村さん「当方では原則として花組さん以外取り扱ってません。そういうのはうちではなく浪漫堂さんに頼んでください。」 ひとこと33 「ここで売っているアラレやお煎餅はとても美味しいのでいつもここに来たときは買って帰っています。帝劇以外では売ってないのでしょうか?」(PN/駄菓シールはつかないの?) 高村さん「お買い上げありがとうございます。帝劇以外では製造元である高邑屋で販売しています。高邑屋は東京市営銀座線浅草駅より徒歩2分の場所にあります。お近くに来たときはぜひご利用ください。」 ひとこと34 「売店や食堂で酒類を扱う予定はありませんか。」(PN/メイプル) 高村さん「今のところありません。その理由としては純粋にお芝居を楽しんでいただきたいというのもありますが、必要以上にアルコールがあると仕事が手につかない人がいるという事実が原因でもあります。」 ひとこと35 「ソバカス同士ってことでボクとコンビくまない?ボクらならさ、きっとうまくいくよ!そして…、ゆくゆくは全米一いや世界一のアイドルになって……。なんちてなんちて〜〜〜。」(PN/テキサスの双子) 高村さん「え〜っと、なんて答えれば……。」 ひとこと36 「妹が迷惑かけてすまん。戯言だと思って忘れてくれ。」(PN/テキサスの双子の姉) 高村さん「…いえいえ、楽しい妹さんをお持ちのようで……。」 ひとこと37 「いつになったらスパ○ボに参戦できるのだ。」(PN/ひびき竜馬) 高村さん「バーチャ○ンも参戦したのであせる気持ちもわかります。しかしいろいろと事情が業界にはあるのです。もし原作に忠実にした場合、『3』の「震天動地」を使おうとしたらマップ上に14機出撃することになりもはや『スーパーサクラ大戦』となってしまいコアなファンの方に顰蹙をかうような気がします。もし、参戦できたら私の精神コマンドは『加速、ひらめき、根性、信頼、幸運、激励』となるような気がします」 ひとこと38 「モロッコにはどうしたらいけますか。」(PN/ニューハーフの修羅場が見れるぞ) 高村さん「申し訳ありませんが旅行店業務は行なってませんので詳しいことはわかりません。お近くの代理店などでご相談ください。ところでモロッコで何をする予定なんですか?」 ひとこと39 「一郎ちゃんもらってもいい?」(PN/よっきー) 高村さん「花組さんと私たち5人娘+ラチェットさんを敵に回す覚悟があるならどうぞ。特に貴族出身の方たちが本気になれば社会的に抹殺するのはたやすいでしょう。」 ひとこと40 「なぜ、大阪・日本橋のKB○○KSでは私の衣装を着ているマネキン(?)の顔にベ○ータさんの顔の絵がはってあるのでしょう。」(PN/巴里の大和撫子) 高村さん「わかりません。当該の店舗に直接聞いてください。」 ひとこと41 「クロニクルのサブキャラクター紹介の中で母や義姉はともかく権じいまで取り扱われているのに私だけ欄がないのでしょうか。」(PN/アイアンホース) 高村さん「…なぜでしょう?TV版のロマンアルバムではちゃんと扱われているのでそれで我慢してください。」 ひとこと42 「ホイッスル!ホイッスル!!」(PN/築地警察一の名刑事) 高村さん「…スベリにくいネタが出来て良かったですね。だからってやり過ぎは禁物ですよ。」 ひとこと43 「ボクは叔父のようになりたいと思い、紐育でがんばってきました。ですが先日、同僚との勝負に負け女装して舞台に立つことになってしまいました。こんなことをしていてでっかい男になれるんでしょうか?」(PN/摩天楼のサムライ) 高村さん「大丈夫です。あなたの叔父さんも女装したことがあります。また、舞台に立つという誰でもができるわけではない経験をどう活かしていくかであなたの今後も変わっていくでしょう。ところで叔父のようにというのは叔父さんのどのような面に対して言っているのでしょうか。むしろそのことの方が気がかりです。」 ひとこと44 「前から気になっていたんだが、なんでエリカのNAカクテルの味変わったんだ?」(PN/懲役千年女優) 高村さん「…企業努力の結果、とだけ言っておきます。」 ひとこと45 「…壺を、壺を買って下さい!!」(PN/闇夜に突き落とされた凡人アカギ) 高村さん「そ、そんなこと急に言われても。しかもこれ贋物じゃないですか!………ていうか誰です?」 ひとこと46 「私たち霊力が結構強いのになんで巴里華撃団には入れないの?」(PN/野生のエルザ) 高村さん「キャラが弱いからです。」 ひとこと47 「わしの大河ドラマが放映されているというのは本当かね。」(PN/海軍じいさん) 高村さん「“カズトヨ”違いです。気にせずお役目に専念しつつ、帝劇に来てください。」 ひとこと48 「なんで勝利のポーズ以外の写真を撮るとき米田さんはいつもあのポーズなんですか?」(PN/帝都のオオカミ) 高村さん「私たちも何度か注意したんですが…。ほとんど条件反射でやっているみたいです。」 ひとこと49 「なぜミーは高貴なフランス貴族であるにもかかわらず一人称がミーなのだ。」(PN/高貴なミー) 高村さん「……なんでだろ?とりあえずフランス語会話の初級からやり直してみてはいかがですか。」 ひとこと50 「ヤキモチって英語でなんて言うんですか?ベイクド・ライスケーキ?」(PN/チェリー) 高村さん「いや、普通に考えればジェラシーでいいんじゃないんですか。それだとうちで作ってるお煎餅みたいですよ。あ、お煎餅やアラレをご入用の際は高邑屋でどうぞ!」 高村さん「他にも売店への要望や気になることがある人はどんどん送ってくださいね。それではまた。」 |
秋野紅葉@2/22一部修正しました <ihbymogqnx> 2006/02/21 01:00:03 [ノートメニュー] |
├こんな売店に行ってみたい 夢織時代%3/2 1:05 修正2回 2006/02/22 01:13:29 │└いらっしゃいませこんばんわ〜。 秋野紅葉@高村さんからのお返事が届きました。(笑) 2006/03/10 03:52:03 ├うしをおいて! 那畑詠未 2006/02/22 12:04:58 │└検討の結果…。 秋野紅葉@高村さんからのお返事が届きました。(笑) 2006/03/10 04:29:24 ├考えることは同じだ! KURAGE 2006/02/24 07:39:05 │└シンクロ率600%!! 秋野紅葉@高村さんからのお返事が届きました。(笑) 2006/03/10 05:18:07 └すでにこの域まで… てつごろう 2006/03/05 10:51:36 └すでにこの城まで…。 秋野紅葉@高村さんからのお返事が届きました。(笑) 2006/03/10 05:52:05 └謎は全て解けた! てつごろう 2006/03/11 19:31:19