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サクラ大戦ディナーショウ2005「新次郎のクリスマス IN TOKYO」レポート

  サクラ大戦ディナーショウ2005「新次郎のクリスマス IN TOKYO」レポート 如月紫水 2005/12/24 15:27:48
サクラ大戦ディナーショウ2005「新次郎のクリスマス IN TOKYO」レポート [返事を書く]
こんばんは、如月紫水です。
このページ二つ目の新規発言になってしまいますが、分量があるのでどうか御容赦くださいませ;;

初めてディナーショウに参加してきました♪
今までディナーショウは新春と天秤にかけて見送っていた私ですが、紐育メンバーが帝都と共演と聞いてはもう行くしかありません!!(笑)
とっても楽しかったです!!!大河新次郎くんが現時点で一番好きになった私ですが、それに拍車をかけてくれました。
ということでなるべくいつもどおりのテイストになるように〜…とは心がけましたが、たぶん無意識に贔屓が出てしまってるところもあるはずなので、その辺はどうか御容赦くださいませ。(^^;;
ではでは…レポートのような感想記、参ります!!(タイトルによっぽど?マークをつけるかもどきと入れるか迷ったんですが、見た目が悪いのではしょりました。(爆))

―――以下、本文―――――



開場して割とすぐに会場に入ったんですが、お席はメインステージとサブステージ(会場上手壁側に広い会場の真ん中あたりにありました。)のちょうど中間点くらいだったので(サブステージの方が近いです。)とても見やすかったです♪
席についてほどなくすると、ステージに意外な人が現れました!!

武田「はいはい、みなさんどうも〜!メリークリスマス〜!」

といった具合に武田が登場!!いつもの衣装にあのいつものジャケットを羽織ってるんですが…首元にピンクと黄色のスパンコール蝶ネクタイがついていて、なんだか芸人さんみたいですよ、武田さん。(笑)

武田「えー…なんであっしが出てきたかと言いますとね
   お食事前の諸注意をするためなんです!
   今回もね、ヒルトンの一番偉い人に「武ちゃんよろしくね」って言われちゃったからね!(笑)
   耳かっぽじって……いやいや、上品にいかないとな。
   お耳を傾けて……よく聞けよ。」

やっぱり武田でした。(笑)
諸注意というのは携帯電話の電源を切るなど、ショウの最中拍手をしながら立ち上がったりしてはダメとか、お酒はフリーですが飲み潰れるほど飲みすぎないこと!などでした。

武田「いや、みんな笑ってるけど去年ほんとにいたのよ。
   お酒はね、ダンディーに飲まないと!
   あっしみたいに紳士淑女じゃなきゃいけないな!
   みんなで言ってみようか。(会場にマイクを向けて)
   お酒は飲みすぎない!」

向けられたままお酒は飲みすぎない!と会場で復唱。(笑)
二回ほどくりかえしましたね。

武田「…なんかデモみたいだな。」(笑)

続いて食事に関する諸注意へ。
ナイフとフォークは外から順番にじゃんじゃん使ってよし!とかでしたね。

武田「もしわからないことがあったら、周りを見ればいいの!
   育ちのいいベロちゃんが言うんだから間違いない!」

育ちがいい、でちょっと笑いが巻き起こったのは言うまでもありませんね。(笑)
続いて大声で騒ぎすぎないこと(自分たちだけで勝手に盛り上がりすぎるのはよろしくない、という意味です。)
周りの人と上品に、楽しく話してくださいといった注意を過ぎたところで会場入口方面から聞こえるダンディーなお声!
振り向いてその出所を探すと、ボスと西村が会場を歩き回ってるじゃないですか!!

ボス「おい、西村俺たちの席はどこだ?」
西村「こっちじゃないですかね。あ!ここ空いてますよ!」
(と言って現在はまだ誰も座ってない席にちょっと腰掛ける。)
武田「おい!そこの柄の悪いおっさんたちうるさいよ!」

おお、珍しく武田が強く出てる。(爆)
が、そんな武田をボスは「おい、呼んでるぞ。」と西村に軽く声をかけるだけでスルー。
そのまま客席を歩きつつステージへと向かいます。

武田「ここは居酒屋じゃないんだから、ウロウロしない!」
ボス「(ステージに向かいながら)お前こんなところでなにしてるんだよ。」
武田「あっしは、ヒルトンの偉い人に頼まれて諸注意をしていだんですよ。」
西村「(同じくステージに向かいながら)そのかっこでか?」
武田「これ、あっしの正装ですよ!」
ボス「よく入れてもらえたな。」

まぁ、確かに。(笑)
ここでステージまであと数歩となったボスがステージの両脇にある「Merry X’mas」と書かれた装飾をみて「バツマス」と読んで武田に突っ込みを受けることに。

武田「ボス、これはバツマスじゃなくてクリスマスって読むんですよ。」
ボス「バツでなんでクリスマスなんだよ。」

あれ?なんだか懐かしい流れ…「奇跡の鐘」のライブでもこんなシーンありましたよね。
あの時はカンナさんが質問してさくらさんが答えてましたが…今回は武田が説明してくれるのかなと思ったんですが、予想に反して武田は言葉に詰まって困り顔。

武田「そ、それは……アニキが知ってますよ!!」
西村「(突然振られて驚く)それは…………ごめんなさいー!!」
ボス「来年までに調べておけよ。」

結局、二人とも知らなかったんですね;;
えーと…キリストを表す記号がXだから、あれでクリスマスと読むんでしたっけ。
さて、ようやくステージにダンディ団が勢揃いしました。

武田「ところで、二人ともなんでここにいるんです?」
ボス「さくらさんがショウをやるってのに、オレたちがいなくてどうするんだよ。」

おお、そういえばボスは花組のファンで特にさくらさんのファンだったんですよね!
ここでまた諸注意の話に戻りまして、お酒は飲み過ぎないでとかでもサクラのお客様はいいお客様だから大丈夫ですよねというボスの優しい言葉に続いて武田が釘をさします。

武田「もし何か粗相をすることがあったら、ウチのアニキがつまみだしますから!」
西村「すぐ行くからね〜」

おお、それは…頼もしいですね。(笑)
ここでボスがぽろっと嬉しいことを!新春歌謡ショウは残念ながらお休みのボスですが
「5日だけ…ちょっとお邪魔するかもしれない」と!!
だから、チケットをまだ買ってない人は買ってくださいと。(笑)ああ、どうしよう…買っちゃおうかなぁ(^^;;
さて、そろそろホテルマンの人たちが料理を持ってやって来ます。

ボス「じゃあ、ここで一発…(西村と目を合わせて)
   ダンディ団、参上!!」

と、ボスの締めの言葉と共にポーズをとるボスと西村なんですが、何故か展開についていけずちょっと出遅れる武田。
うろたえたままポーズをとりきるまえにボスに押されて下手へ下がる途中で「って、え?聞いてないよ〜!」とぼやいてたのでこの短い時間にもしっかりといじられた様ですね。(笑)

三人がはけたと同時に料理が出てきましたよ。
割と美味しいディナーでした。お腹一杯にならない控えめな量ですが(苦笑)これからショウを見るためには丁度いいかな。(空きっ腹で苦しくもならないし、満腹で眠くもならない。)

デザートまで食べ終えた時点でロビーに出たら高乃さんをお見かけしたり喫煙所に広井さんの姿を見たりしてなんだか妙に得した気分です。(笑)
1部では松谷さんや富沢さんもいらっしゃったみたいです。そして、ここで私も3月に新宿文化センターにて紐育の公演をすることを聞きました!
行われるならきっとここの大ホールですよね。早くも楽しみです♪
でもその前に、これから行われるショウを堪能しなくては!席に戻ってすでに置かれていて程よく冷めたコーヒーをブラックのまま飲み干すと同時にショウのスタート時間となりました!!

会場が暗くなり、響いてくるのは軽快な音楽。オープニングナンバーは紐育からの曲です!

♪ここはパラダイス

下手から菊之丞、琴音、大神、アイリス(夏服)、さくら(冬服)、新次郎、昴、サニーサイドとオープニングらしく、出演者が全員揃っての歌となりました!
プラムさんのパートをさくらさんが歌ったり、杏里のパートを昴さんが歌ったり、二人同時のところでは琴音さんと菊ちゃんが歌ったりとまさにここでしか聞けない「ここはパラダイス」に早速感動。もちろん、サニーサイドさんはノリノリです!(新次郎の衣装はモギリ服になると思っていたんですが、予想に反して渡米時の和服でした。紐育メンバーも衣装がよくお似合いです!!サニーさんの髪の色はちょっと絵よりも金に近い色をしてました。)
間奏部分で最初の御挨拶が入ります。

大河「みなさん、こんばんは!
   初めてのショウで緊張しています、大河新次郎です!」
昴「昴は思った…これほど大勢のお客様にいらしていただき、とても幸せだと。」
サニー「サニーサイドでーす!!皆さん、メリークリスマーース!」
さくら「ディナーショウに出演できて嬉しいです!真宮寺さくらです!」
琴音「最後まで盛り上がっていきましょう!清流院琴音です!」
菊之丞「もう、菊之丞大興奮です!今日はみんなにいっぱいサービスしま〜す!」
アイリス「楽しいディナーショウにしようね!アイリスです!」
大神「大神一郎です!新次郎や紐育のみんなとこうして共演できて嬉しいです!
   今日は楽しんでいってください!」

昴さんがいつもの落ち着いた声ではなく弾んだ声だったのが印象的。
大盛り上がりのまま曲が終わると、暗転してステージに残ってるのは新次郎。程なくしてシャンパン片手に上手からサニーさんが出てきて二人で夜景を眺めているようです。

サニー「あぁ…見てご覧、大河くん。光の洪水だ!(はい、と頷く大河)
    まさに、紐育はパラダイスだね。
    そして空には満天の星空…これこそ、スターライトクリスマスだ!
    世界中の貧しさや悲しみが地上から消えるよう…あの星に祈ろう。
    …アーメン。」

あ…なんだかまともなサニーさんだ。<のっけから失礼な;;
アーメン、の部分で手を胸の前で合わせて祈る新次郎が可愛いです。(笑)

大河「あ!…サニーさん!」
サニー「なんだい、サムライボーイ!」
大河「来年の三月に新しいショウをやるって本当ですか?」

祈りの雰囲気から、今度はワクワクした空気へ。もちろん、客席も興味津々です!

サニー「ああ、やるよ!3月にね!
    あ、そうだ!!そのショウの構成…大河くん!キミがやってくれたまえ!」

高らかに宣言したサニーはそのまま新次郎にとっては爆弾発言を投げかけます!当然うろたえる新次郎ですが、サニーさんは笑みを浮かべて我が道を行くんです。
と、ここでさりげなく下手から昴が登場して二人の後ろを会話を気にしながら歩いて行きます。ああ、こんな感じで昴さんはいつも突然現れるんでしょうか。

サニー「アメリカには無い、ニッポンの斬新な美学で
    そのショウを構成してくれたまえ!」
大河「ちょっちょっと待ってください!ぼくにショウの構成は無理です!
   第一ぼくはですね……!」
サニー「君の叔父さん、大神一郎はあの帝都花組の演出もしている。
    キミにだって出来るよ。」
大河「そんなぁ……」

なんか、ほとんど泣き声ですよ新次郎。(^^;;
そんな新次郎の肩をぽんっと叩いてサニーさんは下手へ。

サニー「人生はサプライズ!ショウは驚きの化学反応!
    まさにエンターテイメント!!」

実に楽しげに笑いながら下手へと去っていくサニーさんにほとほと困り顔の新次郎を見て、昴さんが一言

昴「…無茶だ。」

それだけ呟いてすっと上手へと下がる昴さん。(当然、新次郎は昴の存在には気づいてません。そうそう、今回のディナーショウは基本的にハンドマイク使用でしたね。)
残されて呆然と立ちすくむ新次郎にスポットが当たります。

大河「……そういうわけで、ぼくが3月のショウ構成を担当することとなり…
   でも何をどうしたらいいのかわからず!
   …一人星空を見上げて考えていたら……孤独感で、胸がいっぱいになりました…」

がっくりと項垂れて突然のことに弱気な新次郎ですが、星空と繋げたらこの方の曲でしょう。(曲が入り始めた辺りからステージは暗転し、新次郎は下手へと下がっています。)

♪輝く星座

先ほど上手へと下がっていった昴さんが、すぐ近くの上手側の客席出口から登場してなんと客席を移動しながらの歌となりました!
ち、近い!昴さんが近い!!(この間、ステージでは二人のダンサーさんが体のラインがしっかりと出る銀色の服に左肩からかけた紫のショールが印象的な衣装で踊っています。)
長い間奏部分でステージへ戻る昴さん。この間奏部分の一番の盛り上がりで下手へと去っていくダンサーさんを追いかけて走る昴さんですが、二人が最後に残した銀粉を浴びて立ち止まる昴さん。

昴「♪何を言えばいいのか 言葉にすれば消える果実」

上手の方で歌い上げる昴さんと、下手から登場した新次郎(先ほど銀粉がまかれた位置です)が歌にあわせて空を見上げたり、手をかざして顔を隠してみたりしています。
歌いながら、新次郎に近づく昴さん。「♪全て夜空に投げ出そう」の部分で新次郎の肩に手を置く昴さん…

昴「昴は言った……まずは実行あるのみ。
  時間は永遠じゃない。だから美しい…」

二人で夜空を見上げるようなポーズで静かに曲が終わります。なんだか…やっぱり昴さんは素敵な人だなぁと改めて思わせてくれました。
曲が終わるとすいっと新次郎に向き合ってある提案をします。

昴「大神一郎に相談するという手もある。」

昴のシンプルな提案に、ぽんっと手を叩いて納得する新次郎。ひょいっと懐からハンドマイクを取り出して先ほどの不安げな顔から一転してハキハキとした顔に。
って、あまりに自然な動きでマイクが出てきたのでちょっと昴さんが驚いてますよ!(笑)

大河「そうか…そうですね!
   一度日本に帰ってみます!」

って、そこは通信とかそういう手段じゃなく帰国なのか!!(^^;;
あんまりにあっさりと納得して本当に即実行しようとする新次郎に昴が一瞬言葉を失っていると新次郎が昴の前に手を出します。

大河「ありがとう!」
昴「あ、ああ…」
大河「がんばります!」
昴「(ぽんっと肩を叩いて)がんばれよ。」

なんとなく流れにのってそのまま握手をしてしまう昴さん。(笑)
よし!とすぐさま帰国する心積もりの新次郎を見て、スタスタと上手に下がる昴さん。

サニー「なんだって!?」

それと入れ違いに下手から帽子を被ったサニーさんが苦笑い気味に登場です。

サニー「ニッポンに行くって!?」
大河「はい!一郎叔父に会って、ショウの事を勉強してきます!」
サニー「あわただしい展開だねぇ。(笑)
    じゃあわたしも行こう!!」
大河「えええっ!?本当ですかサニーさん?」
サニー「ああ!」

驚く新次郎ですが、上手から小さなトランク(浪漫堂で販売していた帝劇トランクみたいなものです)を持って戻ってきた昴に今度はサニーさんが驚きます。(もちろん、新次郎もですが先にサニーさんが気づきました。)

サニー「昴、キミも行くのか!」
昴「ああ。
  昴は思った……大河とサニーサイドの二人だけでは心配だと。」

たしかに、そうかもしれませんねぇ。(^^;;
ステージ中央に集まった成り行き三人組。サニーさんが真ん中に立ってびしっと明後日の方向を指差します。

サニー「人生はサプライズ!!
    いざ、ニッポンへ!!」

頷く新次郎、佇む昴。汽笛の音と共に暗転。
あの、この三人の船旅が気になるのは絶対に私だけじゃないですよね!?
ええと…ああ、そうそう!会場は暗転のまま大神さんの声だけが響きます。どうやら、舞台は日本へと移動したみたいですね。

大神「では、続きまして花組のアイドル、アイリスが歌います。
   「愛しのジャンポール」です!」

スポットライトの位置から客席の下手側後方通路を見ると、なんとアイリスが!!

♪愛しのジャンポール

アイリス「アイリス、とっても困ってるの。
     みんな、聞いてくれる?」

もちろんですとも。(笑)
この歌も客席を回りながらの歌となりました。話しかける部分では本当にお客さんの顔を覗き込んだりして、この距離感もディナーショウならではですね。
ってああ!!さりげなくサブステージに一つ置かれた椅子に座ってサニーさんがアイリスの歌の様子を見てる!!
曲の終わりも客席で迎えました。ああ、また近い位置で!!

アイリス「どうもありがとう〜!
     みんなに聞いてもらったら、アイリス元気になったよ!
     あらためまして、メリークリスマス!!」

いつもの元気なアイリス。ここで客席に夏の歌謡ショウは見に来てくれた?と聞いてきました。

アイリス「夏の歌謡ショウ見に来てくれた人〜!」

アイリスが挙手を求めると、大半の人が手を上げました。(笑)

アイリス「すご〜い!!
     今度の新春では、あの幻夜斎が復活しちゃうんだって!!
     うわ〜ん!怖いよぉ〜〜!!」

怖いよぉ〜〜!!と言いながらそそくさとステージに上がるアイリス。

アイリス「…みんな、新春見に来てくれる?見に来てくれる人、は〜〜い!!
     (こちらも大半の人が手を上げる)うれしい〜〜!!顔覚えたからね!」(笑)

手を上げた人々を指差して“だから必ず見に来てね”と釘をさすアイリス。
ええ、もちろん行きますとも!(^^)

アイリス「では、続きまして…さくらが歌います。「口ずさむ歌」です!どうぞ〜」

次の曲を紹介して、上手へと下がるアイリス。入れ違いに下手からさくらさんが登場。

♪口ずさむ歌

ステージから登場したさくらさんですが、こちらも序盤から客席に降りて歌い終わりも客席の中でになりました。私のいるテーブルは上手側なので下手側を通っていったさくらさんはちょっと遠めでしたね。
歌い終わって一礼をして去っていくさくらさん。ここでずっと歌を聴いていたサニーさんにスポットが当たります。

サニー「…これがニッポンのショウか!
    しかし、この客席との一体感は紐育にも無いな…
    さっそく、我々も取り入れよう!」

こんなときは、メモメモ…と楽しみつつも自分たちのショウを忘れないサニーさんの後ろから、ひょっこり現れたのは大神さん。

大神「あの〜…ここはバックステージですので…一般の方御入場は困ります。」

って、サニーさんが居た位置は舞台袖ぐらいなんでしょうか;;
丁度良く現れた大神さんに、サニーさんは椅子から立ち上がって笑顔で大神さんに向き合います。

サニー「ミスター大神一郎!」
大神「えっ?」
サニー「わたしだよ、サニーサイドだ!」
大神「ああ!!紐育華撃団のサニーサイドさん!!
   失礼いたしました!」(ぺこりと頭を下げる)
サニー「いやいやいや、実際にお会いできて光栄だ!」(握手をする二人)
大神「それにしても、イキナリ…いったいどうしたんです?
   帝都に何かご用なんですか?」
サニー「ははは…君たちのショウを見学に来たんだ!」
大河「一郎叔父!」

驚く大神さんの後ろから、これまたひょっこりと現れたのはどことなく嬉しそうな新次郎!
さらに驚いた大神さんの口から出た言葉は…

大神「なんだ、新次郎!…どうして戻ってきた!
   お前にはまだ任務があったんじゃないのか?」
大河「は、はい……でも…」

あら、意外と厳しいお言葉。思わず新次郎はうっと言葉に詰まってしまいます。
そこに助け舟を出したのがサニーサイドです。

サニー「…ミスター大神一郎。
    実は、この帝都訪問は、大河くんにとって大事な任務なんだ。」
大神「我々の、ショウを見ることが…ですか?」
サニー「うむ。実は我々も来年の3月に星組の紐育公演を控えている。
    それでそのショウの構成を…ハハハ、大河くんに頼んだんだ!」
大神「新次郎に?(目を合わせると、頷く大河)
   それはまた大胆な……」
大河「でも、ぼく良いショウにしたいんです!
   だから一生懸命勉強します。一郎叔父…ご指導、よろしくお願いします!!」

素直に頭を下げる新次郎に、大神さんの表情も心なしか和らいで見えます。

サニー「ミスター大神、わたしからもお願いする!」
大神「…わかりました。(新次郎に向き直って)
   いいかい、新次郎…ショウは簡単なものじゃない。
   見た目より、作るのは大変だ。
      だが、それを頭で考えてはダメだ。
   まずはショウを見ることだ!見て、感じることだよ!!」

百聞は一見にしかず。といった意味合いでしょうか。理屈よりも、自分が良いと思ったことを取り入れていく。
それが上手くいったときに極上のエンターテイメントとなる。

大河「…はい!!」

大神さんのアドバイスを真摯に受け止めて頷く新次郎。サニーさんもなんだか満足げですね。
ここで暗転して、再び大神さんの声だけが響きます。(暗転と同時に三人はサブステージから下がっています。)

大神「皆様、お待たせいたしました!これより、第2部のショウが始まります!
   さてさて、第2部は…(曲の前奏が流れてくる)
   あの名作「新西遊記」より、「天竺どこだ!?」!
   セクシーな衣装に、ノックアウトされてください!!」

前奏が流れる中、あの沙悟浄と猪八戒の衣装に身を包んだアイリスとさくらがステージに!

♪天竺どこだ!?

二人のデュエット曲だから、今宵の復活となったのでしょうね。
またまたサブステージでサニーさんがこのステージを見てますよ。
曲の長さは歌謡ショウ時と同じでした。ずっとステージで歌った二人、曲の終わりと共に暗転して下手へと下がっていきました。
二人の姿が見えなくなると同時にサブステージのサニーさんに再びスポットが当たります。

サニー「…なんて素晴らしいんだ!!
    ニッポンのショウはファンタスティックでクールだ!
    これだよ……これが萌えだ!!!ニッポンの美学だねぇ」

違ーーーう!!!!(爆笑)
ええ、多分違います。はい。(でも、一部当たってる気も…いやいやいや……)

サニー「そうだ、我々も早速取り入れよう!
    ジェミニは…ネコミミ。(立ち上がって案を出す。)
    サジータはレザーのボンッキュッボンッ!で、鞭と!
    ダイアナはシースルーの制服がいいな!うん!
    リカは…子牛のきぐるみ!かっわいいぞ〜!」

かっわいいぞ〜!はリカ風の発音でお願いします。
どんどんよからぬ案を出していくサニーさんの背後に音も無く現れたのはピコピコハンマー片手に表情の固い昴さん。

サニー「それから昴は……そうだ!スクール水着だ!!」

そう宣言したと同時に、背後から昴のピコピコハンマーがサニーの脳天に炸裂!!(大笑)
「あいてっ」とサニーさん……残念、それだとレニとかぶっちゃうますよ?(爆…ってかこれって昴の性別……いや、なんでもないです!)
ここで暗転となり話は再びステージへ。大神さんが上手側に立っています。
あ、サニーさんはそのまま下がりましたが、昴さんは客席を通ってステージに向かってますね。

大神「…かくかくしかじか。
   ということで…今、紐育のリトルリップシアターから
   新次郎とオーナーのサニーサイドさんが来日した。
   新次郎は、新次郎は三月のショウの勉強がしたいということだ。
   習うより慣れろ。稽古に参加させることにした。」
昴「僕もいる。」
大神「えっ?誰……?」

突然話に入ってきた昴に、驚く大神さんですが…まぁ、昴さんも結構マイペースな人ですよね。(笑)
上手側のステージと客席を繋ぐ階段に佇んでこちらを見ながらただ一言

昴「……昴。」

と名前だけ言って暗転となりました。(笑)
ってかそんな初対面なんですか?(^^;;
暗転の間に二人は上手へはけます。そして、入れ替わりで下手から入ってきたのはやっと登場、薔薇組の二人です!!

♪心は砂漠のように

そのまますぐに歌へと入りました。これもいつかの歌謡ショウで歌ったものと同じバージョンでしたね。
舞台中央で寄り添うようにポーズを決めて歌を終えた二人にはもちろん拍手が。

琴音「……菊之丞。」
菊之丞「…はい。」
琴音「…やっぱり、声援はいいわね。ショウはいいわね。」

これを受けて掛かった菊ちゃん!という掛け声に菊ちゃんはしっかりと「ありがとう」と呟いてから次の台詞にいきました。(笑)

菊之丞「(ポーズをといて下手側へ)でも琴音さん、わたしたち日陰者なんですよ!」
琴音「(上手側で)なに最初からそんなこと言ってるの!
   やっとあたしたちのコーナーが来たんじゃないの。
   ここはお客様が唯一くつろげる時間なんだから!(笑)
   みんなガチガチにお稽古して台詞どおりだけどあたしたちは行き当たりばったりなんだから!!」

そうだったんですか!?(笑)じゃあここは盛大なアドリブ合戦ってところですか。
この行き当たりばったり発言で拍手をもらった薔薇組の二人。

菊之丞「…そこでこんなに盛り上がるとは…菊之丞、大感激(笑)」
琴音「でも、このステージに花組さんのほのかな、匂いが残ってない?」
菊之丞「はい…いい匂いがします。
    (下手へ向かい、息を思いっきり吸う)このあたりに、さくらさんの
    清楚とした凛とした匂いが。」

今度は、上手へと駆けて行ってこれまた思いっきり鼻を動かして匂いを嗅ぐ菊ちゃんに「(鼻が)痛くないの?」と聞く琴音さん。
「ちょっと痛いです。」と答える菊ちゃん。(笑)

琴音「あまり無理しないのよ。」
菊之丞「この辺には、アイリスちゃんの若草の匂いがします。
    そして……」

最後は舞台中央で匂いをやっぱり思いっきり嗅ぐ菊ちゃんですが、そこは先ほどまで琴音さんが居たところで…しばらく嗅いだ後「うぉえーー!」と吐くリアクション!(汗)

琴音「ちょっとあなた、そういうことしないの!お客さまがいるんだから!」
菊之丞「ああ、すいません…」
琴音「そうよ、あたしの香りは高貴で芳醇な赤ワインの匂いなんだから〜」
菊之丞「ええ〜?」
琴音「違うにおいがする?(頷く菊ちゃん)
   ごめんなさいね、ちょっと頂いちゃったからね。」(笑)

えっそれはマジですか!(笑)
あ、でも思うのと同時に「ウソよ!」と否定が入りました。
まぁ、それは置いといて…という感じで話は進んでしまいますが。(^^;;
話は来年の夏で歌謡ショウが終わってしまうというきっかけから二人が歌謡ショウに参加したのは二作目の「つばさ」からという話になりました。

菊之丞「まずは「つばさ」。そして「紅蜥蜴」、「アラビアのバラ」……」

次々に指折り数えて作品を辿る菊ちゃんですが、琴音さんが思い出したようにこちらに質問を投げかけます。

琴音「ちゃんと、あなたたち歌謡ショウに来てるわよね?
   一度も歌謡ショウに来たことないって人いるかしら。ちょっと、居たら手を上げてみて。」

うーん、いるかなぁと思っていたら…いましたよ!しかも前方の中央辺りの席で!!
思わず琴音さん、客席へ降りてその人たちのもとへ!(笑)

琴音「あなたたち、よくここに座れたものね。
   来年は必ず見に来るのよ!」

ずいっとマイクを向けて必ず行きますと約束させた琴音さんはじゃあ勘弁してあげるわ。とばかりにステージに戻っていきました。(笑)

菊之丞「ちゃんと顔覚えました、菊之丞。
    …逃さない!」

ちょっと怖い菊ちゃんです。(^^;;
で、気を取り直して話を元に戻しまして……

菊之丞「で、ちょっと気づいたんですけどスーパー歌謡ショウになってから
    全部「新」がついてるんですよ!いいですか?
    「新」編八犬伝、「新」宝島、「新」西遊記、「新」青い鳥……」

一つ数えるたびに、一歩大きく上手側へと移動する二人。
で、最後のはずの青い鳥を過ぎても琴音さんは勢いあまって一歩進みそうになりましたね。(笑)
そこを逃さずつっこむ菊ちゃんはつっこみを入れた後、再び話を元に戻します。

菊之丞「そして…紐育星組の隊長は「新」次郎さん!」
琴音「えっ!?新、次郎さんなの!?新さんって苗字なの?!」
菊之丞「はい、菊之丞そういう風に聞いてます。」

いや、菊ちゃんそれ間違ってるから!!(^^;;

琴音「あ、そういえば…今年の夏の歌謡ショウで、わたしたち薔薇組…
   やっと三人揃いました!(拍手!)
   2日間だけですけどね。
   あれもある意味「新」薔薇組って言うのかしらね!」
菊之丞「いいえ、違います!わたしたちは…」
二人「薔薇組、です!」

右手、左手を頭の横で動かして…あれです、あの三瓶ですのあの動きです!
でも「古っ」と菊ちゃんの後に「やらなきゃよかった…!」と琴音さんが苦笑いで一言。(^^;;
うーん、ちょっと滑りました?

菊之丞「でも!わたしたちオカマは常にしん!かしま〜〜す!」
琴音「進化、するのね!「しん」つながり!上手いこと言うわね。(笑)
   …だってわたしたちは、美の探究者……(このあたりから前奏が流れてきます)
   美しきものに、新しいも古いも無いのよね。」

中央に集まった二人はそのまま曲へ。

♪美しきものたちよ

この曲は二人とも客席へ降りてきての曲となりました。最初、下手側を琴音さん、上手側を菊ちゃんが歩いていたのですが客席の中間地点ぐらいで琴音さんと菊ちゃんが入れ替わりました。
そのまま二人は去っていき流れるように暗転となり、ステージは次のシーンへ。
如月紫水 <pphxugfhew> 2005/12/24 15:27:48 [ノートメニュー]
  その2 如月紫水 2005/12/24 15:29:24
  │└待ってました!!(12/28バレ追記) Rudolf@一番槍は毛利ルド助秀高也(誰)  2005/12/24 16:05:30
  │ └無敗神話(追記1回) 如月紫水(追記1回) 2005/12/26 01:27:29
  お疲れ様です。(バレあり) 暁雷牙 2005/12/24 16:11:11
  │└はじめまして! 如月紫水 2005/12/26 01:42:16
  如月様初めまして! 折笠優菜 2005/12/24 18:02:26
  │└昴さんにも釘付けでした。 如月紫水 2005/12/26 01:47:57
  レポ待ってました! BAKO@九州華撃会No.12(修正1回) 2005/12/24 20:09:09
  │└お疲れ様でした! 如月紫水(追記1回) 2005/12/26 01:53:00
  私は琴音さんショウでした(笑) いがぐり〜ど 2005/12/24 21:38:30
  │└お酒は飲みすぎな〜い!(笑) 如月紫水 2005/12/26 02:03:22
  手旗信号は・・ knighthawk 2005/12/26 20:29:55
  │└ありがとうございます♪ 如月紫水 2005/12/27 02:14:56
  お疲れ様です!! KURAGE 2005/12/31 02:10:48
   └おそくなりましてすいません;; 如月紫水 2006/01/02 22:22:01

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