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百花繚乱夢物語(モバサク)「福の神の財宝」イベントに関する考察

  百花繚乱夢物語(モバサク)「福の神の財宝」イベントに関する考察 夢織時代 2016/01/28 02:06:58
  百花繚乱夢物語総括・ゲーム概要 夢織時代 2016/03/29 02:07:51
Re: 百花繚乱夢物語(モバサク)「福の神の財宝」イベントに関する考察 [返事を書く]
百花繚乱夢物語総括・ゲーム概要

こんばんは、夢織時代です。
モバサクの愛称で知られるスマートフォン用サービス「百花繚乱夢物語」が終了してしまいました。
サクラ大戦20周年の冒頭から大変残念な展開です。
このサービス、時折ソーシャルゲームのニュースサイトでリリースは挙がっていましたが、サービスについて取り上げる記事は少なく、このままだと幻のサービスになってしまうおそれがあります。
Ameba版にて参加していたプレイヤの端くれとして、このサービスの記録を残しておこうと思います。
また、設定についての考察も合わせて行いたいと思います。



基本ストーリー
配信時のリリースから。

帝都では、「霊死病」という、人の心に降魔が憑りつき、死に至らしめる事件が頻発していました。主人公(ユーザー)は、霊死病事件を解決するため「帝国華撃団・夢組」の隊長となり、真宮寺さくらなど花組の隊員とともに「新型霊子甲冑・霊武」に搭乗して、降魔に憑りつかれた人々の「深層世界」に入るこむことになります。

主人公の任務の手助けをするのは、初登場となる夢組の隊員「御子柴まつり」です。行く手を阻む降魔を倒しながら、ストーリーを進めましょう。


http://www.inside-games.jp/article/2014/08/09/79348.html




設定年代:サクラ大戦V以降〜「君あるがため」前後
新次郎を始めとする紐育組が参加しているため、少なくともサクラ大戦Vより後なのは確実である。
一方、DS版サクラ大戦「君あるがため」のジャンヌダルク一党に関する台詞は一つも見られない。
しかし、華撃団間の交流がかなり活発になっており、他華撃団の面々とも初めてではないような口ぶりも多々見られるため、「君あるがため」事件より後である可能性もそれなりに高い。
サービス中に二度のハロウィンとクリスマスが来て、ますます時期がわからなくなってしまうのは、ソシャゲとしてご愛嬌。


登場人物

主人公:帝国華撃団夢組隊長
名前はユーザーによる決定。
海軍士官学校出身(第一話「夢の始まり」より)。
「霊力の素養が高い割に それを使いこなせていない」(ラストイベント「夢のつづきの続き」後編ボスによる評価)
「霊力の潜在能力から選出しましたが…… 神託によるお告げ以上に、隊員の信頼を つかみとっている」(第三話「炎の大救出作戦」まつりによる説明)
現在の帝国華撃団総司令が誰であるかを知らされていないため、この霊死病事件への対応のために大神又は加山が海軍に掛けあってスカウトした人物であると考えられる。
まだ試用期間に近い扱いであるらしく、華撃団の謎について知らされていないことがかなり多い。
酒にとことん弱いという弱点がある。

夢組隊員:御子柴まつり
チュートリアルから用語集その他ほとんどに出てくる本作の要。
サービス終了時点では彼女が事実上の正ヒロイン扱いである。
自分自身で深層世界に入り込むこともあるが、どちらかといえば現実世界から「ウデワトロン」を介してサポートをすることが多い。主人公の調査依頼に即座に対応する手腕は驚異的。
太正浪漫街道・新章でも彼女の名前は確認されないので、今作が初登場だと思われる。

夢組隊員:藤咲かぐや
イベントシナリオ「竹取夢物語」より登場し、第5話「帝都忍法帖」以降はレギュラー登場する。
記憶喪失だがアイリスに匹敵するという絶大な霊力を持つ。
深層世界では彼女の別人格らしい存在と対決することが幾度かある。
かなりの伏線が張られているが、サービス終了時点ではなお正体不明。
誕生日は公式に9月17日。

夢組隊員:ホリー・クライトン
 イベントシナリオ「倫敦から来た少女」より登場し、第13話「燃えよ拳」以降はレギュラー登場する。
 倫敦在住の夢組隊員であり、本職のエクソシスト。超霊媒体質を持ち、幽体離脱したこともある。ハイスクールを卒業したら正式に加入予定。
 日本到着後は巫女服(夢組制服?)を常用する。
 プラムから舞台で行う悪魔退治について相談を受けていることもあり(深層境界突撃作戦前の会話より)、実際に悪魔祓いの経験がある模様。

その他の登場人物について
 帝都花組は全員、帝劇三人娘も全員、潜降メンバーとして登場する。また特筆すべきところでは、乙女組の野々村つぼみ隊員も潜降メンバーとして登場する。
 非潜降メンバーとしては、月組隊長加山雄一、帝撃副司令藤枝かえで、それから何故か「モギリの大神さん」も登場する。
 帝撃創設者である米田一基中将や帝国華撃団薔薇組の面々は確認されていない。また、夢組について詳しく書かれた「太正浪漫街道・新章」に登場する夢組の面々の名前は確認されていない。

 巴里からは巴里花組は全員、さらにメルとシーも潜降メンバーとして登場する。
 一方、巴里司令グラン・マと迫水典通は登場しない他、ジュルジュ、ドミニクも登場しない。
 レノ神父は序盤の霊死病患者として顔を出してしっかり登場する。
 また、ジャン班長は顔こそ登場しないが、紅蘭の発明品への協力者として名前のみ登場する。エビヤン警部についてもロベリアから言及がある。
 ミステリアス巴里の追加登場人物は登場していない。

 紐育からはラチェットを含む星組全員が登場し、プラム、杏里は潜降メンバーとして登場する。
 紐育司令サニーは登場しない。また、王は紅蘭の発明品への協力者として名前のみ登場する。
 サクラ大戦V−0の登場人物たちは登場しない。

悪役たちについて
・サクラ大戦1からは、黒之巣死天王である蒼き刹那、白銀の羅刹、紅のミロク、黄昏の三騎士である降魔猪、降魔鹿、降魔蝶、そして首領である天海と、葵叉丹、そしてラスボス悪魔王サタンが登場する。降魔殺女は登場していない。
・サクラ大戦2からは、黒鬼会五行衆の水狐、火車、木喰、金剛が登場し、鬼王も登場する。五行衆から土蜘蛛のみが登場せず、ラスボス京極慶吾も登場しない。
・サクラ大戦3からは、怪人全員が登場する。レオンはリッシュ伯爵としての姿、ピトンはカルチェラとしての姿も見せる。シゾーはデザイナーとしての一幕があるがグラフィックは変わっていない。さらに、カルマール公とサリュも登場する。
・サクラ大戦4からはラスボス大久保長安が登場せず、能面である彼の部下格も誰も登場していない。
・サクラ大戦V−0からはラスボスパトリック・ハミルトンのみが登場し、黙示録の三騎士たちは登場しない。ただし、パトリックのイベントは映画活動写真におけるラチェットとの因縁が多く、ジェミニとの因縁は語られない。
・サクラ大戦Vからは、黒龍姫、髑髏坊、東日流火、蘭丸が登場するが、夢殿は登場しない。ラスボス織田信長は登場する。
・DS版「君あるがため」のジャンヌ一党は誰も登場しない。





ゲーム構成
 基本的にアドベンチャーパートと、バトルパートに分かれる。
 アドベンチャーパートはゲームサクラ大戦シリーズのように、キャラ絵と台詞とが表示され、シナリオのストーリーが進行する部分である。
 バトルパートは、ひたすら登場する下級降魔をタップして倒すことでシナリオ進行ゲージを進める。シナリオの区切りまで到達するとエリアボスが登場する他、シナリオの途中でもレイドボス、レアレイドボスが登場することがある。エリアボス、レイドボス、レアレイドボスはいずれもそれぞれのシナリオでは同じボスの分身体であり、強さと得られるスコアが違うが、複数人のボスが登場することはない(深層境界突撃作戦を除く)。
 上記ボスとの闘いは、キャラクターカード5枚によるデッキを構築し、デッキメンバーによる3ターンの攻撃と防御による。キャラクターカードはそれぞれ「○○の霊具」という分類に分かれており、同じ霊具に属する武器、上半身、腕、下半身の装備カードを装備することができる。キャラクターが同じでも霊具が違うと装備できない。それぞれのカードにはレアリティとレベルが設定されており、キャラクターにはHP,攻撃力、防御力が設定されている。武器は攻撃力、その他の装備はHPと防御力を上げることができる。レアリティはN,R,SR,UR,LEの五段階であり、それぞれ同一のカードを掛けあわせて「進化」させることで、+、++、+++の三段階パワーアップができる。下位のレアリティを進化させても上位のレアリティにはならないが、UR+++はLE(+無し)より強い、という程度のパワーアップはする。また、それぞれのカードは進化レベルとは別に、同一ではないカードを掛け合わせることで経験値を蓄積して「強化」することができる。レベル上限はレアリティと進化による。Nは最大レベル40であり、N+++は最大レベル55である。LEは最大レベル65であり、LE+++は最大レベル80である。レベルが上がるとそれぞれに設定されたHP,攻撃力、防御力が向上する。なお、同一霊具であればレアリティの違う装備を装備することはできる。いずれの組み合わせであっても、装備に合わせてカードのグラフィックは変更される。
 デッキに入れることのできるキャラクターカードに制限はない。同一キャラかつ同一霊具であっても五枚まで入れることはできる。シナリオのストーリーモードに登場する霊具でなければならないという制限はない。ただし、期間限定イベントにおいては、ストーリーモードに登場する霊具や指定された霊具を使うことで、ボスに与えることのダメージ(及びそれに比例するイベントスコア)が飛躍的に向上する(特効霊具という)。特効霊具はシナリオ進行や、イベントの上位成績報酬、限定ガチャなどにより入手できる。

 常設シナリオと、期間限定イベントとがある。期間限定イベントには、(1)常設シナリオと同様にアドベンチャーパートとバトルパートから構成される期間限定シナリオ、(2)ひたすらボスを倒して行き深層を目指す深層境界突撃作戦、(3)プレイヤーのデッキ同士の戦闘訓練でのスコアを競う夢組総合演習、(4)原作の見回りマップと会話Lipsまで再現したヒロイン攻略イベント、の四種類がある。
 常設シナリオと期間限定シナリオの構成はいずれも、霊死病患者の発見、発覚を受けて、深層世界に入り込み、深層世界にはびこる降魔を排除し、それぞれの深層世界を統括するボスを倒すことで患者の霊死病を癒やして解決、という展開になっている。
 深層境界突撃作戦では、冒頭と最後にアドベンチャーパートがある以外は、ひたすらバトルパートが続く。このバトルパートでは羅刹、刹那、コルボー、水狐、蘭丸の5名がランダムでボスとして登場する。



 霊死病患者はなんらかの悩みを抱えた者、自責の念に囚われた者であるケースが多い。だが、一方的に降魔に取り憑かれたケースや、外部の力によって深層世界に放り込まれて霊死病になってしまったケースもある。霊死病患者は、現実世界に肉体がある場合は眠ったように意識を失っている。ただし、肉体ごと深層世界に取り込まれて消失している場合もある。このため、霊死病が何であるかは作中でははっきりしていない。霊死病の対象者も無制限に近く、怪人であるシゾー、華撃団幹部である加山のように強い霊力を持った者、サンタクロースや鬼など現実には架空と思われている存在、桜の木や人形遣いの人形といった人間以外の「もの」も霊死病反応を示しうる。
 「降魔」とは狭義では聖魔城における降魔実験によって生じた魔物のことを指すが、本作での降魔はより広義に使われており、「土地に積もった人の怨念と魔の力が融合したもの(第一話)」であり、帝都以外の都市にも出現する。このため、対象となる霊死病患者は帝都、巴里、紐育、倫敦に及ぶ。様々な姿をした降魔(ゲーム画面上では基本形のみだがシナリオテキスト上は多彩な姿が示唆されている)が登場しており、そのバリエーションは「君あるがため」よりも多いことが示唆される。また、それらの降魔を統括する者としてボスが存在する。
 ボスはかつて華撃団の前に立ちはだかった強敵たちの姿と人格を備えており、都市に眠る過去の記憶であると推察されている。ただしこの推察は事件の序盤にされたものであり、この推察とは一致しないケースが多々存在している。特に事件後半のボスは、現実世界への復活を目論む者もいて、表向きの情報と真相とが違っている可能性が示唆される。

 深層世界とは、序盤は霊死病患者の記憶や意識の世界であるように語られている。紅蘭が作製した新型霊子甲冑霊武に乗り、患者の深層世界へ「霊子潜降」するものと語られている。潜降中に映しだされる光景は患者の心象風景を蒸気演算機によって映し出すものであるという。
 しかし、霊死病の対象患者がそもそもわからないながら、霊死病の反応や場所のみを頼りに「潜降」するケースが複数ある。また、深層世界では患者に関係の深い人物だけでなく、街の噂として知っている程度の人間も聞きこみ対象として登場する。さらに、関係の深い人間が他人の深層世界に取り込まれている場合もある。
 それぞれの事件では霊死病患者や事件に深く関係する景色が舞台として展開され、潜降する隊員たちはいずれも患者や事件にまつわる姿(上記の霊具)となる。
 また、ボスのいる領域は患者の思い出や記憶に関する場所であることが多い。ボスたちが何故患者の深層世界にいるのかの理由は一定ではなく、積極的に関与する場合と、何故登場しているのかわからない場合とがある。ただし、ある程度生前よりも性格が穏やかになっている者が多い。患者に対して深層世界に留まる方が幸いであると告げるケースが多い。

 さらに、「深層境界突撃作戦」が謎に拍車をかけている。公式解説によると、
 夢組の調査により、霊死病の原因となる降魔が出現する「深層境界」という存在が確認された。
 深層境界とは、人間の深層世界と魔界との境界であり、無数の降魔やボスたちの怨念が出現する魔界の門である。
 この任務では霊武で深層境界へと潜降し、より強大な力を蓄えているボスたちを撃破することが目的となる。
 華撃団の力を集結し、より多くの敵を討伐してほしい。


 このため、深層世界は全人類に共通して繋がっているものであり、魔界と現実世界とを繋ぐ経路であって、霊死病患者とはその経路が現実世界に開きかかっている状態であるものである可能性が示唆される。
夢織時代 <zvoejguhin> 2016/03/29 02:07:51 [ノートメニュー]
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  イベントストーリー事件一覧 夢織時代 2016/04/03 02:18:10
  ここまでの情報を元にした考察もしくは妄想 夢織時代 2016/04/19 00:53:13

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