サクラ大戦奏組 =花とゆめ11号レポート しうら@遅くなりましたm(_ _)m 2012/05/11 01:09:33 └今後の楽団員のエピソードにも期待 とりなべ 2012/05/11 13:09:42 └一ヶ月、早いですね。 しうら 2012/06/04 00:21:06
サクラ大戦奏組 =花とゆめ11号レポート [返事を書く] |
こんにちは もしくは 初めまして。 しうらです。 予告では2・3日でしたが、一週間以上も遅いスレ立てとなってしまいました。 申し訳ありません××× 去る5月2日は、花とゆめ11号発売日でした。 「花とゆめ11号」 それは創刊○周年記念号で、毎年その時の一押し作品が表紙を飾っております。 ってことで、今年は……「暁のヨナ」が表紙ですね。 草凪みずほさん……昔から割と好きな作家さんでしたので、今回この方が表紙なのはちょっと感慨深いです。 それでは、帝國歌劇太正浪漫 サクラ大戦奏組 第五話 レポートです。 以下、ネタバレのため、未読の方はご注意を。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 本編 扉絵:ハコニワ風なかなで寮での奏組各員の部屋を覗く音子ちゃん 「知らない顔が見えてくるv」のコピー 第五話 「かなで寮お部屋探訪」 ・かなで寮食堂:食事を運ぶ音子に声をかける奏組ブラス隊の面々と、彼女を避ける奏組他隊員の描写。 それを心配そうに見つめる笙さんの姿。 ・かなで寮音子の部屋:休日に指揮の練習をしようとする音子だが、そこに笙さんが尋ねてくる。 彼女は音子に「かなで寮に居るかも知れない降魔を探す調査に協力してもらえないか」と頼む。 「これは極秘任務なの」という笙さんの言葉に張り切る音子は、 「責任重大だ」と笙さんと二人かなで寮の各部屋の調査に乗り出す。 ・一部屋め:ストリングス隊 中山昌平(東京出身)と本居世界(京都出身)の部屋 互いのお国自慢をしていた二人だが、笙さんの姿を見て部屋に招く。 しかし、笙さんの後ろから現れた音子の姿に怯む。 構わず、部屋に入り降魔の気配を探す音子は、部屋に置いてあった繕い物に気づく。 音子の縫い物の手際の良さを賞賛する中山と本居。 はにかむ音子だが、部屋の隅…机の下から漏れる音の気配に気づく。 咄嗟に机の下を探る音子。そこにあったのは…… 「帝都ロマネスク」という肌も露わな女性が描かれた雑誌であった。 真っ赤になって部屋を飛び出す音子。 同じくいたたまれず頭を抱える二人だが、音子に対する信頼度が少しあがった模様。 ・二部屋め:リズム隊 瀧鼓太郎とギース・シェルヘンの部屋 床(ベッド)に伏せ咳き込むギースと、それをいたわる鼓太郎。 「ギースは体が弱く、鼓太郎がよく世話をしている」と説明する笙さん。 花瓶と手桶の水を替えてくるという鼓太郎に、音子は手伝いを買って出る。 気さくに鼓太郎を手伝う音子に対し、 「実はずっと雅さんと話してみたいねって 他の仲間と言っていた」と語る鼓太郎。 「雅さんって奏組の中でも とくに高い霊力を持ってるし 特別な存在というか…」 と、気後れしていたと続ける。 「今日話せてよかった」「また僕たちの部屋に遊びに来てください」 と笑顔を見せる鼓太郎や、その後の隊員たちとの交流を通して、 「近づきがたいとお互いに思ってたんじゃ距離は縮まらない」ということに気づく音子。 ・見回り終盤:一通り、隊員たちの自室を回り「見回りもこんなものかしら」という笙さん。 それに対して、「極秘任務最後までキッチリやり遂げます!」とヒューゴたちの部屋も回ることを宣言する音子。 ヒューゴたちの部屋に向かう途中、練習室にて誰かの忘れ物らしい「指揮の本」を見つける。 ・源二の部屋:商店街のおばちゃんたちのもらったというお菓子の山がどーんとそびえている。 「うめぇから食ってみ」と音子に次々お菓子をすすめる。 ・源三郎の部屋:すあま達3匹に囲まれ昼寝する源三郎の姿。 「かわいい かわいい」と思わず部屋に入り、寝顔を覗き込む音子だが、 気配に気づき目を覚ました源三郎に3匹をけしかけられてしまう。 ・ジオの部屋: 「二人ともちょうど良いところに」と二人を招き入れるジオ。 「茶は日本の貴族のたしなみだと聞いてな」と着物を着、緋毛氈を敷き、 本格的な茶道具でお茶を点てているジオ。 「さあ飲みたまえ」と茶をすすめられ、茶碗を手に取る音子だが、そこに点てられた茶は 紅茶だったという…。 ・ルイス部屋前:奏組面々の濃さに疲れきる音子。 丁度ルイスが部屋から出てくるが、笙さんはそのままルイスの部屋を通り過ぎてしまう。 「世の中には開いてはいけない扉もあるのよ」と笑顔で語る笙さん。 ・ヒューゴの部屋:「皆の部屋を見回りしてるの」という笙さんの言葉に、ヒューゴは二人を部屋に入れる。 何事も無く部屋を出ようとする音子だったが、 ヒューゴは彼女の腕の中にある本に気づき、とっさに彼女の腕を掴む。 練習室に置いてあった…と本を渡そうとする音子に対し、 「君には関係ない。用が済んだらさっさと行け!」と冷たく扉を閉ざすヒューゴ。 落ち込む音子に対し、「皆でジオのお茶いただきましょ」と誘う笙さん。 ヒューゴの部屋を訪れるルイス。 ヒューゴの本を「音子さんのために用意したのでしょう?」と語り、 ヒューゴの態度を諌めるルイス。 ・ジオの部屋:笙さんや源二・源三郎とお茶を飲む音子。 そこにヒューゴが現れ、音子に本を渡す。 先刻の謝罪を述べ、指揮の勉強に使うといい」と語るヒューゴ。 「いつかきっとヒューゴさんとも笑顔で」と想いを新たにする音子。 翌朝、食堂では隊員たちと笑顔で挨拶する音子の姿があった。 13号に続く ---------------------------------------------------------------------------------------------- そんな感じで、今回も「長い一日」的なお話でした。 どうやら 各隊員メインのシナリオ(前後編)→ 長い一日 → 休載 というローテーションということなのでしょうか。 今回も小ネタが満載で面白かったです。 ってことで、箇条書きで感想を。 ・奏組他隊員の方々 皆さんも結構濃いですね。同室ながら、整理整頓具合が対照的な中山と本居とか。 ギースと鼓太郎は、「すまないなぁ」「おとっつぁん、それは言わない約束でしょ」 な脳内変換になってしまう一方、 何かもう雑誌が雑誌だけに腐った感じに見えてきてしまってひいてしまいました。 ・音子の霊力 奏組の中でも高い、んですね。 いえ、「霊音」は確かに凄い能力ですが、何となく、他の隊員に一目置かれているというのは意外でした。 ・霊音 よもやグラビア雑誌から見えるとは……。 思い入れのあるものだから、ですかね……。 そもそも中山くんと本居くんは趣味が一緒なんですかね…(←気になるのそこかい) ・紅茶は点てられるのか えっと、普通に淹れた紅茶を漉したのでしょうか。 でも。ジオが茶筅を持っているところを観ると、茶葉を挽いて点てた…のかな。 抹茶でしたら、お濃茶・薄茶とありますが、紅茶だと濃さ加減をちゃんとしないと大変そうです。 ・ルイスの部屋 開かずの間 気になるところですが、きっと追求しちゃいけないのでしょう。 ・ヒューゴの過去 ルイスとヒューゴだからなのか、隊員たちはある程度お互いの過去を知っているのか。 いずれにしても、ルイスは結構ヒューゴに対して踏み込んでいけるようです。 ってことで、今回はこのへんで失礼致します。 次回は、6月5日発売の13号掲載ですね。 ……わたくし事ですが、6月7日〜10日は子連れで社員旅行な予定なので、6日までに更新できなかったら、次回スレ立ては11日以降になってしまいます。 何か、もうすみません(大汗) |
しうら@遅くなりましたm(_ _)m <kwnnrycshe> 2012/05/11 01:09:33 [ノートメニュー] |
▼ Re: サクラ大戦奏組 =花とゆめ11号レポート [返事を書く] |
今後の楽団員のエピソードにも期待 ツリー立てありがとうございます、しうらさん。 各隊員エピソードと小ネタ回がローテーションで回って来る感じですが、おそらく40人くらいは居るであろう楽団員は、今後全員紹介されるのでしょうか。 ……48人だったら、とか想像(笑)←いろんな理由でそれはないと思うけど 呼び方の微妙な使い分け 「奏組」は帝劇のオーケストラ全体を表す場合と、魔障隠滅部隊だけを表す場合があって、使い分けられてる模様。 かなで寮の中で「奏組」というと魔障隠滅部隊の事を指すようです。 ……帝撃の一員であるかぎりは、他のオーケストラの人々もいざとなれば魔物と戦うんだと思うんですけど、その場合はどう呼ばれるんでしょうか。 二人部屋 かなで寮は一人一部屋なのかと思ってましたが、どうやら魔障隠滅部隊メンバーだけが一人部屋、あとの楽団員は二人部屋が基本のようです。 微妙に上位扱い?されてるんでしょうか、奏組(魔障隠滅部隊)。 近付き難い? 霊力の強い方が上位、という感覚からか、音子ちゃんが「近寄り難い人」扱いになってました。 ちょっと意外ではありましたが、そのうち指揮者になるなら、リーダー扱いされる事自体は悪い事でもない気はします。 ただ音子ちゃんは今までの話では、感知能力については高いものの、いわゆる攻撃力としての霊力が強いという描写でもなかったので、「特に霊力が強い人」という認識はどこから来たんでしょう? ゲームのサクラ1の冒頭でアイリスが大神の霊力を察知してましたが、奏組も楽団員全員が霊力持ちで、お互いにある程度は感じる、という事なんでしょうか? エロス センスが洋風ですね。大正というよりは昭和っぽい感じ。 ちなみに、当時はカラー印刷はできるけどカラー写真がないんですね。なので雑誌のカラー表紙は「絵」でした。 モノクロの写真印刷はあったのですが、エロいものはむしろまだ「春画」の方が主流だったようです。 そういえば1話で出て来る花組の絵も、錦絵(多色刷り木版画)でしたね。 ……そうすると、売店の「プロマイド」って何なんでしょうか。 モノクロ写真に一枚ずつ着色してあるものだすると、妙に値段が高いのもわかる気はしますが。 エロスと霊力 意外な所で霊音を見てしまう音子ちゃん。男子寮といえばこれは定番エピソードでしょうね。 弱いとはいえ霊力者である事が条件であろう奏組(オーケストラ)ですし、情念を込めて使う(笑)ものには念がこもるんでしょうねぇ…… 名前の由来 ストリングス隊:中山昌平・本居世界は、明治〜昭和の童謡作曲家、中山晋平、本居長世から取ったものと思われます。 リズム隊:ギース・シェルヘンの由来はドイツの作曲家、ヘルマン・シェルヘンからでしょうか。この事から、ギーの国籍はドイツだろう、と予想できます。 瀧鼓太郎は瀧廉太郎ですね。 この中で、一番若そうな鼓太郎の元である瀧廉太郎が、年代から言うと最も古く明治期だけの人で、他の人々は大正〜昭和にかけて活躍しています。 また、鼓太郎が病気の世話をする方で描かれていますが、肺病を病んでいたのは瀧廉太郎の方なので、いろいろと微妙に役割が逆転してますね。 また、京都もんの世界ですが、元ネタの本居長世は特に京都という訳でなく、東京出身。 持ちネタ制なのか? 昌平・世界の、江戸っ子と京都もんのお国自慢合戦は、落語の演目である「祇園会」(祇園祭と題される場合もあり)が元だと思われます。 鼓太郎&ギーのやりとりは60年代のTV番組「シャボン玉ホリデー」でハナ肇とザ・ピーナッツがやっていた定番コント。 あちこちで引用されまくったために「ゴホゴホ、いつもすまないね」「それは言わない約束でしょ」として伝わってます(ギーと鼓太郎もこれですね)が、本来は「こんな時おっかさんが居てくれたら」「それは言わない約束でしょ」というやりとりです。 また注目すべき点は、このコントで病人役のハナ肇は「クレージーキャッツ」のドラマーだった事です。リズム隊にわざわざこのネタを持って来たという事は、ギーは「銅像の役で掃除されるネタをやる」という布石でしょう。面白い人だ、という前振りまであるので、どこかでやってくれると期待しています。 作曲家をもじった名前と、持ちネタが特徴の楽団員の人々。 この流れでいくと、他の楽団員もそれぞれ何か「自分達のネタ」を持っているんでしょうか? 源二と源三郎 商店街でお菓子をもらう、動物がなつく………コクリコか! この兄弟って、カンナとすみれの役なのかと思ってたんですが、動物も含めて「マスコットキャラ属性」な立ち位置なのかもしれません。 ジオの紅茶 え?紅茶に粉茶は売ってないと思うんですが、自分で粉にしたんでしょうか? それとも粉茶という概念は特になく、普通に煎れたもの? 茶道では回し飲みする茶碗なのに人数分揃ってたりと、西洋式お茶会のスタイルですね。 爆笑する源三郎は、基本的にジオにツッコむ事はせず面白がるだけの模様。 しかし西洋人は一般的に緑茶の味が苦手みたいですが、本来の抹茶に出会ったらジオはどういう反応をするんでしょうね。 ルイスの秘密の扉 ルイスの部屋だけを華麗にスルーする笙さん。 中を見ない方がいいって、一体どういう状況なんでしょう? スペインの習慣で過ごすのに武器だけナゼかインドという、いろいろ謎なルイスですから、とんでもないものが飾られてるのかもしれません。 たとえば…… ・今まで倒した牛が血まみれの剥製として飾られている 目があったら気絶しそう。 ・生々しいシヴァリンガが飾られている シヴァリンガって、ほら、シヴァ神のアレがナニの。 気遣う人々 いろいろ仲を取り持つ笙さんとルイス。 役割分担として、笙さんが寮全体、ルイスが奏組(隠滅部隊)内の担当のようです。 花組で言うなら、あやめさんやかえでさんの役割という感じですか。 クール&ニヤニヤ クールキャラは最もニヤニヤさせてくれる、というサクラのお約束を踏襲するヒューゴ。 「厳しい人」だった印象がどんどん「不器用でいい人」になってきてます。 外国人だらけの割に外国語に弱い帝劇の人々 音子ちゃんは英語は読めない模様。活動写真のさくらさんや椿ちゃんを思い出します。 しかしそう考えると、日本語を船中の一ヶ月程度で習得したサクラ4の巴里メンバーの外国語スキルは異常に高いものがあります。アイリスも同じくらいの期間で日本語を憶えてました。 母国語がバラバラなヒューゴやジオやルイスは、お互いの会話は日本語でやってるように思えます。どのくらいの期間で日本語に対応したんでしょうね? さて、次号はお休みですか。 6月は別冊の方にも読み切り?が載るとか。ページ数から考えると、そろそろ単行本の話も出そうですね。 ツリー立てはまあ、そんなに急がずとも。 日が経つほど考察が進み、レスの文章量が増えるかもしれませんけど(笑)。 |
とりなべ <rpbyunwque> 2012/05/11 13:09:42 [ノートメニュー] |
▼ Re: 今後の楽団員のエピソードにも期待 [返事を書く] |
一ヶ月、早いですね。 こんばんは。とりなべさん。 遅くなりましたが、コメントありがとうございました。 上にも書きましたが、13号は明後日発売予定…… 日の経つのは早いものです。 ………絶賛旅行準備に追われているしうらです。 ☆名前の由来と持ちネタ制について おおっ。 瀧鼓太郎→瀧廉太郎はさすがに気づきましたが、他の隊員たちも 音楽家関係のお名前でしたか。 こうなると、他の隊員の名前も早く知りたいです。 持ちネタも……なるほど。 あの「それは言わない約束でしょ」の元ネタはシャボン玉ホリデーなんですね。 落語や定番ネタ…名前といい、小ネタが豊富で ますます「奏組」の原作者さんが誰なのか気になるところです。 ☆紅茶 茶道でも、薄茶は一人一椀ですので、やはりあれはジオが淹れたものだと思います。 元のスレでも言った通り、濃さ加減が怖いですけれど××× ☆ルイスの部屋 シヴァリンガはヤですw ☆帝劇の方々と外国語 日本人メンバー→外国語スキル低 外国人メンバー→日本語スキル高 ということですね……。 ただ、言語問題を突き詰めていくと 「日本語ペラペラなアイリスが、漢字は「2」の段階でも苦手 →帝劇にアイリスを教育してあげようって人はいないのか」 という 昔から(色々考えて)暗くなってしまうと云う問題に 行き当たってしまうので、あまり考えないようにします。 5日発売の13号では 源二&源三郎がメインみたいですね。 ヒューゴもジオも彼らの過去を掘り下げる、というよりは 彼らの中の音子の居場所がほんのり増える、という感じで エピソードが展開しましたので、 さて 二人の場合はどうなるのか……楽しみです。 ツリー立ては、まあ おいおいで← レス楽しみにしております。 |
しうら <kwnnrycshe> 2012/06/04 00:21:06 [ノートメニュー] |