巴里花組&紐育星組ライブ2010レポート 如月紫水 2010/12/16 23:41:37 ├第一幕その2 如月紫水 2010/12/16 23:42:42 ├第一幕その3&幕間 如月紫水 2010/12/16 23:43:32 ├第二幕その1 如月紫水 2010/12/16 23:45:12 ├第二幕その2 如月紫水 2010/12/16 23:47:09
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第二幕その2 ロベリア「セクシーと聞いたら、黙ってられないね」 お?お?と四人があたりを見渡すと、上手から堂々と登場したのは銀色のステージ衣装を身にまとったジェミニ!! ジェミニ「紐育星組、ヘソ出し担当!ジェミニ・サンライズ!」 ロベリア「巴里花組、ヘソ出し担当!サフィールよぉん!」 ジェミニ「イッツ・ジンジンターイム!!」 思わずイスの後ろに隠れた四人が背もたれの隙間から様子を見ていると、すぐに下手からロベリア…もとい、サフィールが登場してきてポーズをとり ジェミニの叫びと共に前奏が流れだします!(それと同時に、ミステリアス組はイスをそれぞれ持って上手、下手へはけていきました) ジェミニ「さぁ、盛り上がっていくよー!」 ♪ZING ZING ZING まさかこの二人でこの曲を歌うだなんで思ってもみなかったのでびっくりしましたが、 ライブを盛り上げるという点ではピッタリの曲ですよね!女性ダンサーも4人参加してとっても賑やか! そのためか、これはフルで歌ってくれました! 二人「♪ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING…」 ジェミニ「♪やあ みんなに会えたね」 二人「♪祭りだ 祭りだ 祭りだ LOVE&PEACE!」 ジェミニ「♪ショウの終わりを考えるな」 ロベリア「♪どうせ寂しいものだけど」 ジェミニ「♪いまは考えないで 飛ぼう!情熱の渦に その身を!」 二人「♪ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING…」 ロベリア「♪さあ 今夜は騒ごう」 二人「♪祭りだ 祭りだ 祭りだ LOVE&PEACE!」 ジェミニ「♪ショウはみんなをハッピーにする」 ロベリア「♪どうせ明日は来るんだから」 ジェミニ「♪イヤなことは忘れて 飛ぼう!情熱の渦に その身を!」 二人「♪ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING…」 二人「♪ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING…」 ジェミニ「♪さあ 今夜は騒ごう」 二人「♪祭りだ 祭りだ 祭りだ LOVE&PEACE!」 ラスサビでは、上手から武田、下手から上着を脱いだサニーさんがピンクの羽をしょって乱入(笑…サニーさんなんか、笛を吹きながらなので一人でとっても賑やかです) ちなみに、ピンクの羽はずっと帝都のショウで使われていた羽です(笑) 最後の最後までノリ良く明るく締めくくった二人!そして乱入者!(笑) ジェミニ「ジンジーーン!! ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZING ZI ZI ZING ZING ZING…」 ジェミニ、と書きましたが実際は全員で言ってるかもしれません。 ピシッと指を高く指して、音頭を取ったジェミニに合わせて全員纏まって上手へ踊りながら移動しているので、なんだか本当に嵐が過ぎたあとみたいな感覚になりました(笑) そして、その余韻の中入れ違いで下手から入ってきたのはエリカ、ダイアナ、花火なのですが、ダイアナだけは俯いて浮かない顔をしています。 エリカ「それで、今回のライブにはチャレンジ枠っていうのがあって 何をしてもいいんですって!」 ダイアナ「何をしてもいいって言われても…本当にやるんですか?」 花火「ダイアナさん。せっかく練習したんですし、こんな事二度と許されないかもしれませんから… やってしまいませんか?」 花火の言葉と目力がやはりさりげなく強いです(笑) それでもためらうダイアナの両手をエリカが握ってぶんぶん振ります(笑) エリカ「ダイアナさ〜ん、やりましょう〜よぉ〜〜」 ダイアナ「…わかりま〜したぁ〜〜」 エリカ「やった!じゃあ、気が変わらないうちに!」 その動きと口調につられて、ついに承諾!(笑) エリカと花火が頷きあってるのを見ると、巴里はちゃっかり者が多いということでしょうか? エリカを中心に三人が並んで、まずは挨拶から エリカ「エリカです!」 花火「花火です!」 ダイアナ「ダイアナです!」 エリカ「三人そろって!」 三人「一緒にい隊です!キューーン!」 まさかの萌え萌え路線!!!(笑)キューンは、もちろん手でハートマークを作っています(笑) だからダイアナは最初恥ずかしがったのですね〜…でも、やっぱりやるとなったらノリノリ エリカ「わたしたちの歌、聞いてください!」 ♪一緒にいたい 一番からラスサビへ。 他の皆の前回の新曲が全部歌われたからこれもどこかで歌われるだろうと思ったら、トリオで出てくるとは! 振付は、ほぼ前回の通り。 エリカ「♪好きですか? と、聞けないわたし ちょっと臆病ですけど 積極的です」 花火「♪あなたの手 を、わたしは握り ねえ、いまからどこかに 行こうと誘う」 三人 「♪いつでも、あい、あい、あい、あい、あい、あい、あなたに会いたい まいにち、くる、くる、くる、くる、くる、くる、くるしい 胸が」 エリカ「♪もちろん好きだなんて わたしは言えません でもでも いつでも あなたといるの」 三人 「♪一緒に いたい」 ダイアナ「♪たくさん おしゃべり したけれど 今夜は わたしが さよならを」 エリカ「♪それでも、あい、あい、あい、あい、あい、愛があるなら かならず、くる、くる、くる、くる、くる、あなたは来るわ」 三人 「♪いつでも、あい、あい、あい、あい、あい、あい、おまえに会いたいと そうそう いつかは あなたが言うの」 エリカ「♪一緒に」花火・ダイアナ「♪一緒に」 三人 「♪いたい」 三人が中央で纏まってポーズをとり、拍手が収まったころに花火が口を開きます。 花火「……エリカさん」 エリカ「はい!」 花火「これ、結構疲れますね」 きっぱりハッキリ冷静に言ってしまいました!!(笑) でも、エリカなので気にせず笑顔で会話を続けます。 エリカ「はい!やっぱり愛って、目が回るものなのですね〜」 ダイアナ「そ、そんなことはありません! 愛は、安らぎとっ幸せを…っ ……ふぅ〜〜〜…」 ですが、大丈夫じゃなかった人が一人(笑) よたよたと下手の方へよろめき、ついには倒れてしまったダイアナに慌てて駆け寄るエリカと花火。 このタイミングで、階段上の下手からステージ衣装を身にまとったグリシーヌと私服のサジータが登場してきて、事態を見守っています。 エリカ「だ、大丈夫ですか!?」 ダイアナ「ちょっと、めまいが…」 エリカ「大変!エリカが治療します! さ、あちらへ!」 二人に支えられ、エリカの先導で上手へと去っていくのを見送ったサジータとグリシーヌが軽く肩をすくめます。 グリシーヌ「やれやれ。ライブだからと言って、慣れないことをするからだ」 サジータ「だな。あっ痛たっ……!!」 こめかみを押さえるサジータ。 よほどずきずきしているのか、ちょっと前かがみになってしまっています。 グリシーヌ「どうした?そなたも具合が悪いのか?」 サジータ「いや、大丈夫だ…!」 グリシーヌ「(ちょっとサジータへ近づいて様子を窺い)ん?酒の匂いがするな」 サジータ「たしか、ロベリアと呑んでたはずなんだけど… 気がついたら、頭にネクタイ巻いて、楽屋で逆立ちしながら寝てたんだ」 グリシーヌ「…器用なヤツだな」 サジータ「だろ〜、自分でもそう思う」 階段を降りながらの白状するサジータに、グリシーヌは呆れたようないっそ感心しているような声で相槌を打ちます。 それにしてもサジータさん……逆立ちで寝るって!!(笑) 舞台に下り、グリシーヌが上手へ、サジータが下手へと向かうのですがその間もこめかみを押え続けるサジータに再びグリシーヌが声をかけ グリシーヌ「本当に大丈夫か?」 サジータ「大丈夫だ…ただ今は、賑やかな曲は勘弁してもらいたいね」 グリシーヌ「それは奇遇だな。私は穏やかで荘厳な雰囲気の曲が好きなのだ」 サジータ「へぇ…あんたと意見が合うとはな。 お高くとまった、いけすかないヤツだと思っていたよ」 グリシーヌ「それはこちらの台詞だ。粗野で騒々しいだけの奴…そう思っていたが そなたの歌声はなかなかに素晴らしい」 サジータ「ちょっ…なんだよ、やめろよ急に!照れるじゃないか!」 突然の讃辞にサジータが本気で照れてると(初日や11日夜では「ちょっ…やめてくれよ、メチャ照れるじゃないか!」ともう少し砕けた感じで照れてました) グリシーヌはそれがどうした?という様子で仁王立ちしています。 グリシーヌ「私は、嘘はつかない主義だ。良いと思ったものは素直に認める。 間違っているか?」 グリシーヌの真の誇り高き姿は、こういう一面にあるのでしょうね。 それをサジータも感じ取ったのか、ふっと笑みを見せて首を小さく横に振ります。 サジータ「…いや。あんたのそういうところ、良いと思う。 それじゃあ、お近づきのしるしに…(跪いて手を差し伸べる) 一曲いかがですか?お嬢さん」 グリシーヌ「(差し伸べられた手を取りながら)…喜んで」 なんて台詞が様になる二人なのでしょう! ♪天使の瞳 開催時期が12月なのにずっとクリスマスソングが無いな、と思っていたらここで入ってきました。 一番とラスサビのみ。 ロベリアのパートをサジータが担当していて、白い小さめな羽扇子を両手に持った女性ダンサー2名が静かに歌う二人のステージに動きを添えてくれます。 サジータにもこういう讃美歌的な曲は似合いますね。 綺麗に高らかに歌い上げた二人ですが…歌が終わると同時にまたサジータがこめかみを押さえつけて前かがみになってしまいました。 サジータ「……あぃつっ…やっぱ頭痛いわ…!」 グリシーヌ「まったく…やはりそなたはムードの欠片も無いな」 サジータ「悪ぃ悪ぃ」 グリシーヌ「仕方が無い。頭痛に効くハーブティーでも入れさせよう」 サジータ「ホント〜!?優しいね、ありがと!ありがと!」 最後の部分は、なんだかすごくかわいらしい声ですサジータさん(笑) なれなれしく触ってくるサジータを、両手を振り上げて距離を取らせたグリシーヌはそのまま下手へ向かって歩いていきます。 初日では「ありがとグリちゃん!グリちゃん!ありがと!」と言って、グリシーヌに「グリちゃん?」と厳しい目で睨みつけられて慌てて「い、言ってない!言ってない!」と手と首を素早く振っていました(笑…そしてグリシーヌの目線が外れたところでセーフ、と笑うサジータ) サジータもそれに続いて下手に向かったのですが、ふと先を行くグリシーヌが足を止めたのに合わせて自分も止まります。 グリシーヌ「そういえば、先ほどから隊長を見ていないぞ」 サジータ「(はた、と気づいて)新次郎もだ」 グリシーヌ「大方どこぞで、良からぬ企みでもしているのであろう」 サジータ「だな。絶対そうだ!」 うん!と意気投合した二人ですが、だからと言って探しに行くということはせず二人ともこの話題はここまでで下手へ サジータは11日夜では「えっと……早くお茶ください」と頭痛に効くハーブティーを楽しみにしているようです(笑) 凸凹チックながらも、このペアも結構面白いペアですね。 さて、話題に上った隊長コンビですが…上手から、軍服姿で登場!! ただ、堂々と歩いてくるのではなく、ひっそり素早く駆け込んできました(笑) 大神「(やや小声で)どうだ?新次郎!」 大河「……(下手の奥を窺い)大丈夫です!誰もいません!」 大神「よし、今のうちだ!」 背筋を伸ばし、自分たちが無事にステージ上に立ててることに安心した二人が伸びをしつつ舞台中央に下手から新次郎、大神と並んで会話を始めます。 大河「せっかくの合同ライブなんですもの。 ぼくたちも、誰かのサポートだけじゃなく、自分たちの魅力を存分に出していいと思うんです! それに…前回のリベンジもしたいですしね」 大神「だな」 大河「あの…会場の皆様!ぼくたちも、歌ってもよろしいでしょうか?」 そんなお願い、拒否するわけないじゃないですか!!!と拍手で応える客席。 大神「ありがとう!それじゃあ、聞いてください!」 大河「めぐりあう時!」 ♪めぐりあう時 階段の真ん中ぐらいで歌い始め、間奏部分ではお互いの立ち位置を変えたりしつつ今回はバッチリ歌いあげました!!! 照明が流れる雲だったのが印象に残っています。 「♪いつかまたこの場所で〜」と「♪さくら咲くこの場所で〜」のそれぞれのパートで歌っていない隊長が背を向けてるのがカッコいいな!と思いました。 歌いきり、礼をした後のほっとした表情と共に二人が舞台の前面に出てきて、その後ろには赤い両開きになるカーテンのような幕が下がってきます。 大河「あぁ〜…無事にリベンジできましたー! やっぱりライブはいいなぁ〜大神ぃ〜♪」 大神「大神ぃ!?」 テンションがあがったのか、新次郎が笑顔で思わず言ってしまったあの人の台詞に大神が驚きの声を上げると はたと正気に戻った新次郎が慌てて深々と頭を下げます。 大河「あ!す、すみません!!! なぜか突然加山さんが乗り移ってきて…!」 大神「まったく…俺たちが歌ったのは、自分たちのためだけじゃないだろう?」 大河「はい。正直に申しますと…サプライズまでの、つなぎです」(ちょっと困ったような笑顔) 大神「そうハッキリ言われるとなんだか…その通りだ。(やはり苦笑い。でもちょっとそわそわ) …(下手の方を窺い)そろそろ準備が整ったんじゃないか?」 大河「(大神に倣って上手の方を窺い)…そうみたいですね。 (二人で正面に向き直る)皆さん、サイリュウムをお持ちの方はご準備をお願いします! (会場の様子を見て)…ありがとうございます! それでは、本日お越しのお客様へサプライズプレゼント!」 大神「巴里花組、紐育星組で…奇跡の鐘!」 二人「どうぞ!!」 えええええっ!?!!?! 驚いている間に、隊長達は素早く上手、下手へとはけ前奏が流れだします! ♪劇場版・奇跡の鐘 ああああ、だから赤いカーテン幕だったのですね…!! まるで劇場版のオープニングのように幕が開くと、階段の上にはそれぞれポーズをとる巴里花組、紐育星組のメンバーが!! そして、その衣装は…! 帝都とおそろいのレビュウ衣装!!オープニングとは違い、今度は紐育星組が初披露です! それぞれの都市にクリスマスソングがあるのに、まさかの帝都チョイスでびっくりしました! 立ち位置は階段上下手から、コクリコ、リカ。 グリシーヌ、サジータ。 中腹にエリカ、ジェミニ。 裾野の方にロベリア、ダイアナ。 花火、昴と並んでいます。 ♪誰もいない交差点に立つ あなたとわたしの間に粉雪が舞う(エリカ) ♪願い事がひとつだけあるの 今日は特別な日だからすこし夢を下さい(ジェミニ) ♪誰もいない街角を行く あなたはわたしの手を取り何も言わない(グリシーヌ) ♪願い事は暖かい言葉 今日は特別な日だからきっと奇跡が起こる(サジータ) ♪誰もが ほんの少し 誰かを思うとき 奇跡の鐘が 鳴るのだろう(コクリコ) ♪誰もが ほんの少し 誰かを思うとき 愛の灯火 ともるだろう(リカ) ♪今日は特別な日 愛があふれそうな日(全員) ♪きっとわたしに奇跡が起こります(花火) ♪今日は特別な日 愛の鐘が鳴る日 あなたとふたりのラブストーリー(全員) サビの部分では全員が前に出て下手からロベリア、ダイアナ、コクリコ、リカ、エリカ、ジェミニ、グリシーヌ、サジータ、花火、昴と並んで歌いあげます。 人数的にも帝都に近いからこそ、合同ライブだからこそ、この曲は実現したのかもしれませんね。 さらに間奏部分では女性ダンサーの皆さんの見せ場も。ダンサーさん用のレビュウ衣装で華麗に踊ってくれました。その間に階段で全員座っている姿が、なんとも豪華でした。 ♪誰もいない教会のまえ あなたはわたしの肩抱き 見つめてくれた(昴) ♪願い事はあなたと同じ 今日は特別な日だからきっと奇跡が起こる(ロベリア) ♪誰もが ほんの少し 奇跡を信じよう やさしい言葉 聞けるだろう(グリシーヌ・コクリコ・ロベリア・花火) ♪誰もが ほんの少し 奇跡を信じよう 愛の絆が 見えるだろう(サジータ・ダイアナ・リカ・昴) ♪今日は特別な日 愛があふれそうな日(全員) ♪きっとわたしに奇跡が起こります(ダイアナ) ♪今日は特別な日 愛の鐘が鳴る日 あなたとふたりのラブストーリー(全員) ♪今日は特別な日 愛があふれそうな日(エリカ) ♪きっとわたしに奇跡が起こります(ジェミニ) ♪今日は特別な日 愛の鐘が鳴る日 あなたとふたりのラブストーリー(全員) 舞台前面で一列になって歌っていた花組と星組。 曲の終りと共に出だしと同じポーズへ戻り、その荘厳な雰囲気のまま幕が下りていきました。 いやぁ…本当に、まさかこの曲が流れるなんて本当に思ってもいなかったです。 ある意味これも奇跡のコラボですね! 興奮さめ寄らぬまま、上手からモギリ服に着替えてきた大神さんと新次郎、下手からサニーさんとメル、シーが登場してきます。 サニー「イッツ・ワンダフル&ビューティフル!! まさにミラクルと言っても過言ではないサプライズだったね!」 メル「はい。まるで帝都花組さんの歌声も聞こえてくるような素敵なステージでした」 シー「大神さんも、大河さんも、ナイスつなぎ役、御苦労さまでした!」 大神・大河「いえいえ、どういたしまして!」(すごくにこやかな笑顔) 大神「ってシーくんまで!」 えへっと大神のツッコミに笑みを見せるシーですが、あ!と思いだした話題を口にします。 シー「そういえば、巴里花組と紐育星組 どちらがよりお客様を楽しませることができるのかチキチキ対決の結果ってどうなりました?」 サニー「(首を振りながら)こんな素晴らしいエンターテイメントに優劣をつけるなんて、ナンセンスですよ!」 大河「(全員が「えぇ!?」と驚きの声を上げて)だって、サニーさんが言ったんじゃないですか!」 サニー「切磋琢磨した結果、彼女たちは最高に輝いた!それでいいじゃないですか! それとも皆さんはどちらが上かなんて決められるんですか?(全員が首を振ったり傾げたり) 我々の役目は、彼女たちの魅力を一点の曇りも無くお客様に届けること!そうでしょう? (上手へ歩きながら)エンターテイメントに終わりは無し!日々努力!精進あるのみ! もちろん、このボクを含めてね」 うわぁ、すごくすごく良いことを言っているのにどことなく胡散臭く感じてしまうのはサニーさんだからでしょうか(爆) まぁたしかにどちらが勝ちかなんて決められませんものね。 その意見に腕組みをしながら大神さんが深々と頷きます。 大神「たしかに、サニーさんの言うとおりだ」 サニー「その通り!(笑) さて、そろそろ行こうか!」 軽くこの場を締めて、次のシーンへ…となろうとしたのですが、そこへ下手から新たな人物が! 武田「ちょちょちょっと!! なんかイイ感じに締めようとしてますけど!俺はどうなるんですか!?」 なぜか服も無く、肌着だけ…しかも靴も片方しかなく髪も乱れてボロボロの武田!! その出で立ちに誰もが驚きの目を向けますが、それに言及する間もなく武田が上手にいるサニーさんにすがりつきます」 武田「結局俺はリトルリップシアターに戻れるんですか!?」 サニー「戻れない」 あっさり否定された!?(爆) 武田本人も周りも驚く中、サニーさんが「いやいやいや」とフォローを入れつつ言葉を続けます サニー「…それは置いといて武田くん、君…追いかけて行った夢はどうしたんだい?」 武田「そんなもん、見失っちまいましたよ… (ガバリとサニーさんの前で両膝をつく)お願いです!俺をもう一度リトルリップシアターで雇ってください! 神様仏様!サニー様!!」 とにかく土下座して拝み倒す武田ですが、当のサニーは武田の台詞から別の言葉を思いついたようで… サニー「仏さま…ほとけ… ほとけ、ほっとケーキはホット系!なんちて、なんちて!」 ダジャレかい!!(爆) しかも武田含め全員に「寒い…」と腕をさすられてますよ!(笑…このタイミングで身を寄せ合うようにメルとシーも大河と大神のいる下手へ移動) けれど、それを聞かなかったかのように大河がパンっと手を鳴らして舞台中央へ出てきます。 大河「あああ!サニーさん、大変です! まだ、アレとアレをやってなかったです!」 大神「うむ。せっかくのライブなのに、アレとアレが無くてはな!」 メル「(同じように舞台前面に出てきて)いっけない!急いで、アレとアレの準備をしなくては!行くわよ、シー!」 シー「は〜い!みなさーん、盛り上がっていきますよ〜!ヒューヒュー!」 大神・大河・メル「ヒューヒュー!」 メルが控えめにヒューヒュー!言っていたのがかわいかったです!! アレとアレが何のことなのか分かっている発言者である四人は素早く上手、下手へそれぞれはけて行きます。 残されたのは事を理解していない武田とサニーさん(爆) すすすっとサニーさんに近づいていく武田ですが… 武田「サニーさん、アレとアレってなんスか?」 サニー「……ヒューヒュー!!」 訳がわからないなりに、サニーさんもノリノリで上手へ行ってしまいました!(爆) そして残される武田が一人(笑) 武田「あ!ちょっ……!サニーさーん!! だから俺は結局どうなるんだよ!も〜…俺を一人にするなーー!! 来年は大事な年なんだよ!?サクラ大戦15周年なんだよ!? いろいろと期待しちゃいますよーー!?」 期待させてくださーーい!! そして11日の夜にはこの期待に応えるかのようなサプライズが!!!!! 「まさか俺たちの事を忘れちゃいねえよなぁ?」とずっとショウを見てきた人にとっては懐かしすぎる声が!! 武田がきょろきょろとあたりを見渡していると、上手からボスが!下手から西村が登場!!!!(嬉) 武田も感極まって「ボーースーーー!!」と抱きつこうとしまうがボスは軽やかにスルーしてちょっとかがんで地面に落ちていたものを拾いながら舞台中央へ(笑) ボス「1フラン」 武田「ちょっ…せこいですよ、ボス!」 ボス「何を言うんだ。1フランを笑うやつは1フランに泣くんだぞ」 西村「おい、これ向こうのゴミ箱に捨ててあったから持ってきたぞ」 と、西村が手にしていたのは武田の服! 大慌てで西村からそれを受け取ると、その場で着出す武田(笑) 「きたねぇな」とかボスたちにツッコミを入れられつつも、大慌てで着替える武田。 良かった……ぼろぼろのままでちょっとかわいそうとは思っていたんですよね! 無事に着替え終わり、久しぶりのステージでの三人勢ぞろい!!これがテンションあがらずにいられますかっての! ボス「ところで最近、おまえばっかり目立ってないか?」 西村「俺やボスを差し置いてな」 武田「いや、俺だって好きでこんなことやってるわけじゃないんスよ! あ、いや好きでやってますけど!」 日本語って難しい(笑) 好きでやってないって部分は、物語上の話で出演自体は好きでやってるってニュアンスなのに、伝えきれず武田はあたふた(笑) 武田「しかし、なんでボスたちが巴里にいるんですか?!」 ボス「なに言ってんだよ。巴里の上質のショウを楽しみに来たに決まってるじゃないか。 ショウあるところに現れる!それが俺たち!!」 三人「ダンディ団!!」 いつもの決めダンスもばっちり入れてのポーズ!!!たまりません! ビシッと決まったところで「久しぶりに三人そろったなぁ」とボス中心に和みムード。 やっぱりこの三人を見ると、サクラのショウを見てるって気分がぐぐぐっとさらに高まりますね! ボス「で、お前今なにやってんだ?」 武田「あ、主に最初の方で白いウサギとじゃれてます!」(笑) ボス「そりゃあ、よかった」(笑) いいのか(笑) このあと、少しやりとりがあったのですが……失念;; で、これからやることの話題になったのですが、武田が「よかったら一緒にどうッスか?」と誘うのですがボスがちょっと言い辛そうに苦笑いしながら「…忘れちゃった」と言ってさらりと不参加が決定!(爆) 武田が「二年ぐらい前にやったでしょー!とツッコミを入れるのですが、西村がこれなら!という調子で「あ!ゲキテイないの?ゲキテイ!」と言ったとたん武田が吹き矢で西村を攻撃!!(笑) 武田「バカ!!」 西村「(起き上って)バカとは何だ!」(すかさず吹き矢のお返し) 馬鹿言っちゃいけねぇ、俺たちは帝都花組さんのファンだ。と言わんばかりにボスが懐から取り出したのは懐かしの「団劇歌國帝」と「組 命 花」と書かれたあの扇子!!(あ、念のため補足。花組の間の命は一回り大きく扇子の中央に書かれています) ボス「そんなこと言ってていいのか? マリアさんに言っておこうか?」 西村「さくらさんに言っておこうか?」 ボス「撃たれるぞ」 西村「切られるぞ」 じりじりと脅してくる二人に武田はしどろもどろになりますが、なんとか立て直して(笑) 「ここは帝都ないんですよ!帝都は無いの!」締める武田。 そうですねー…帝都花組さんが参加してればバッチリあったのですが。 そろそろ武田いじりに満足したのか、ボスも次の話題へ。 ボス「ところで、腹減ってんだけどよ このへんに良い飲み屋はねぇか?」 西村「(上手の方を指さして)あ、ボス!あそこにシャノワールって看板が見えますぜ」 武田「あ、あそこは止めた方がいいッスよ!」 ボス「なんでだよ?巴里に来たら美味いもん食わなきゃ ボンジュ〜〜ル、マドマァゼ〜〜ル、アザブジュウバ〜〜ン」 武田「いや、麻布十番って…それ巴里じゃないッスよね!?」 ボス「さっきなんて、デンデン虫がな…」 武田「デンデン虫?…それ、エスカルゴじゃないッスか?ごちそうですよ、ごちそう!」 なぜ麻布十番という単語が出てきたかは不明ですが(笑) エスカルゴについてのツッコミに「え?」となるボスですが、西村が「行きましょう、ボス!」と武田を置いてさっさとシャノワールへ向かうべく上手へ向かったのでボスもそれに続いて行きました。 お二人とも素敵なサプライズをありがとう!!! そして、残された武田は… 武田「いっけねぇ!俺もアレと、アレをやらなきゃ!!」 と大慌てで上手へ。 つづく |
如月紫水 <rxqkycrwxn> 2010/12/16 23:47:09 [ノートメニュー] |
├第二幕その3 如月紫水 2010/12/16 23:47:27 ├千穐楽サプライズ集 如月紫水 2010/12/16 23:48:05 │└トークライブ2010のダイジェスト 如月紫水 2010/12/16 23:49:45 ├ありがとうございます 銀次郎@桐島家 2010/12/18 22:36:50 │└土曜の夜のあれは 如月紫水 2010/12/21 00:04:59 └\待ってました!/ フェル 2010/12/22 19:02:52 └待っていてくれてありがとう! 如月紫水 2010/12/23 23:57:25