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本日は山崎真之介少佐のお誕生日です

  本日は山崎真之介少佐のお誕生日です しうら@『1』『血潮』バレ&イラストあります 2006/06/06 06:06:01
  おめでとうございます(修正一回) 夢織時代%6月2日は真宮寺一馬大佐の誕生日でした 2006/06/06 23:29:58
  科学より来たりてオカルトを経て絶望に至る とりなべ 2006/06/13 14:20:34

本日は山崎真之介少佐のお誕生日です [返事を書く]
皆様、こんにちわ。もしくは初めまして。
毎年この時期になると俄かに(けど地味に)活動を始めるしうらです。

さて、本日は『サクラ大戦』記念すべき一作目のラスボス=葵叉丹
こと元帝国陸軍対降魔部隊所属・山崎真之介少佐のお誕生日です。

今年は『サクラ』もめでたく10周年ということで、PSP『1&2』やOVA BOX、
ゲキテイベストなどなど、過去の作品の焼き直……いえいえ、
過去の優れた作品の数々を改めて振り返ろうという流れになっており、
帝都悪役ファンな私としては嬉しい限りです。
(記念作品の数々全て無視しているヤツが言うセリフではありませんが)
なかでも叉丹様は私が始めてサターンにて『1』をプレイして以来のファンですので、
こうして彼のお誕生日をお祝いできるのは何より光栄の極みです。

さてここでごくごく軽く、葵叉丹=山崎真之介について連ねてみます。

*山崎真之介*
1897年(明冶三十年)六月六日生まれ
出身地不明
家族構成不明
元・帝国陸軍対降魔部隊所属 階級:少佐
同じく元・帝国陸軍対降魔部隊所属 藤枝あやめの恋人
1913年 対降魔部隊入隊
1918年 降魔戦争の巨大降魔との戦闘のさなかに行方不明となる
太正十二年〜十三年にかけての黒之巣会・降魔との一連の戦いにおける首謀者
二剣二刀の一振=光刀無形を佩刀する
天才科学者でありながら、魔術にも秀でる
霊子力学に通じ、
菖武・桜武・光武・神武・光武改・双武 ら霊子甲冑、
弾丸列車・轟雷号、空中戦艦・ミカサ 等々、
帝国華撃団の主要な戦力の設計または開発にあたる


以上のように、彼は裏から表から今日の帝国華撃団・花組に
とって無くてはならない存在です。
帝国華撃団の基礎を築き上げた人物であり、
帝国華撃団の最初の敵組織を操る人物。
それが山崎真之介=葵叉丹です。

これほど重要な役を担っている彼ですが、
    彼自身の出自についてはまるきりわかっておりません。
彼がどのような経緯で魔術を身につけ、
         対降魔部隊へ入隊することとなったか。
それらの謎も彼の魅力を引き立てる要素の一つなのではないかな、
と思います。

もちろん、それらの謎が幾ばくかでも解けるきっかけとなる
であろうソフト=『KOUMA』の発売を未だに待っている自分もいるわけですが、
現状を鑑みるに、“製作中止”の報でも良いので情報が欲しい自分がいるわけです。
また、かなり遅めの進行ではありますが『漫画版』での
彼の今後の活躍も楽しみにしていたりします。

長くなってしまいましたが、改めてお祝いの言葉を

山崎真之介少佐、お誕生日おめでとうございます

最後に、本日の真之介誕生日を記念して用意しました、拙作のイラストなどを
       ↓
http://www.mni.ne.jp/~chiitara/satan1.html

よろしければ、見てやってください。

でわ、本日はこれで失礼致します。

                         市浦まお

(微追加) 名前@後に「バレ」表記など追加(いまさらですが)
しうら@『1』『血潮』バレ&イラストあります <wgqqgruyhs> 2006/06/06 06:06:01 [ノートメニュー]
Re: 本日は山崎真之介少佐のお誕生日です [返事を書く]
おめでとうございます(修正一回)
こんばんは、市浦さん。
対降魔部隊ファンとしてこの誕生日の連続はどうかと毎年悩む夢織時代です。
お祝いツリー立てありがとうございました。
最近は不義理が続いておりますが、参加させて頂きます。

とはいえ、書くべきことはほとんど書いて頂きましたので、
サクラ大戦という作品における彼の立場について少々考えさせて頂きます。

サクラ大戦において彼はラスボスであるのは市浦さんが書かれた通りですが、彼は第一話のボスでもありました。
そしてまた、サクラ大戦2の第一話のボスでもありました。

最初にして最後、そして次へと続く敵です。

上野公園ではその当時未熟な花組を倒せるだけの力がありながら、その後の戦略を考えて花組を倒さずにおいたということですが、結果としてその判断が花組を成長させることになりました。
上野公園では倒せたはずの花組は、聖魔城において彼の望みを打ち砕く真の敵となりました。

これはあくまで結果がそうだったということでしかないのかもしれませんが、葵叉丹という存在は花組にとって乗り越えなければならない壁であり、同時に、最大の修行相手でもあったことになります。
この戦いが無ければ、次なる敵黒鬼会に勝つことは不可能だったでしょう。
しかも黒鬼会との戦いにおいて、その最初の敵となったのも葵叉丹でした。
京極慶吾によって、事実上宣戦布告の代わりとされたわけですが、このときの彼はそうなることをわかっていながら、この後帝都に起こることを予言して散っていきました。
次なる戦いへの導き手として。



また、光武の開発者でありながら、同時に霊子甲冑技術では先を行き、
その理論を振り捨てた果ての魔操機兵神威を操る様は
師でもあり宿敵でもあると言えるでしょう。


サクラ大戦の根源とも言うべき魔術と技術を携えた、サクラ大戦そのもののような敵。

しかし、初代発売から十年を経て未だに謎のままというのは、
口惜しくもあり、それがまた彼への興味を掻き立てる要素でもあるという皮肉な状況になってますね。


ただ、謎はいつか解かれるからこそ面白い。
解かれない謎ほどつまらないものもない。
まったく音沙汰のないKOUMAはどこへ行こうとしているのでしょうね。
終止符が打たれて、その後の展開は漫画版で、というのならば
それはそれで一興かもしれませんね。
漫画版では上野公園の戦いから、「山崎真之介」としての彼の顔が時折覗いており、
今現在、最も葵叉丹の謎に近い作品ですからね。

そして彼を語るには決して欠かすことのできない降魔殺女。
この再会は本当に、今生きている二人の邂逅なのか、
そもそも、何故あやめに降魔の種が植え込まれたのか。
あれほど経っているのに、なおわからないことが多すぎる初代サクラ大戦は、
だからこそ忘れられずに追い求めてしまうのかも知れません。

叉丹にとっての殺女はなんだったのか。
真之介にとってのあやめはなんだったのか。
なおわからないまま、

誕生日おめでとうございました。




追伸。
よ、横から見ると降魔殺女の衣装って、さらにとんでもない形状をしていたんですね(^^;;;;;
これはすごいというかなんというかぎゃふん。
そういえば技術者で魔術師である以上、西洋に傾倒していてもおかしくない真之介の
この和風極まる衣装も謎ですよねえ。
シルエットがカッコイイのでファンとしては気に入っているのですが。
夢織時代%6月2日は真宮寺一馬大佐の誕生日でした <hifxzshfjl> 2006/06/06 23:29:58 [ノートメニュー]
Re: 本日は山崎真之介少佐のお誕生日です [返事を書く]
科学より来たりてオカルトを経て絶望に至る
 その道筋には果たして如何なる事件があったのか。

 想像するしかないのがもどかしいのですが、山崎真之介の辿った道筋こそ、サクラの持つ「魅力」を並べるものなのではないか、と思うのです。

 科学としての霊力。
 新たに科学の俎上に載せられた、この未知の力に魅入られ、技術者として天才的な才能を発揮しました。
 その発見や発明の多くは世界の先端であり、霊力物理に発見者として名を残しています。
 しかしその大いなる才能をもたらした原動力は、魔との戦いの場で仲間を守ろうとする「愛」だったのです。

 そして、オカルト。
 科学が知識の解放であるなら、オカルトは「隠す」ことで力を発揮する技術体系です。
 社会的にタブーとされ一般には知らされない知識や、実在しないのに実態を隠す事で実在していると思わせる手法、恐怖や怒りといった幸福の対極にある感情を利用する方法、など、アンダーグラウンドならではの強い力を発揮できる反面、連鎖的に破壊をもたらし自己崩壊をも招き易い危険な方法でもあります。
 
 真之介の場合はオカルトにもう一つ独自の分野を加える事ができました。
 それは、「いままで誰も発見していないがゆえに自分だけが使える技術」です。
 彼にとっては科学、世界にとってはオカルト。それは単に理論のみならず、技術者としての能力によって機械を作る事によって、科学とオカルトの境をなくしてしまったのです。

 彼は強い力を持ちました。それは不安定で危険な力でもありました。
 それでも、目的が都市防衛であり、愛によって支えられている間は、人間社会の一部として機能していました。
 やがて、降魔戦争によって判明する、都市の防衛に含まれる矛盾、魔の発生に潜む秘密、そして仲間の死・・・

 彼は目的を失いました。
 そして、力を使う方向を変えたのです。
 かつての仲間にとって、そして都市を守る者にとっての、最強最悪の敵として。

 彼の戦いは優勢でした。
 しかし、最後は彼が残した「技術」と「愛」を受け継ぐ者たちによって倒されるのです。
 隠蔽されたオカルトは、開けているがゆえに発展の早い科学には勝てませんでした。
 一人の孤独な怨念は、多くの愛に支えられた正義には敵わなかったのです。
 それが間違った正義なのではないか、という疑問は、表に出ることなくオカルトの淵に沈んでいきました。

 彼が闇の中に残した怨念は、その技術と共に再び浮上して来ます。彼自身を生け贄として取り込み、力を拡大しながら。
 そしてサクラ大戦2が始まります。


 彼の生きた道程は、そのままサクラ大戦のストーリーになっています。
 彼の生まれた日。それは科学とオカルトが一体化しはじめた日、なのかもしれません。


 遅ればせながら、山崎真之介の誕生日を祝わせていただきます。
 彼の生き様を考える事はつまり、サクラ世界を掘り下げる事だと思うのです。 
とりなべ <nzmcvjfgzr> 2006/06/13 14:20:34 [ノートメニュー]

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