サクラ大戦奏組=花とゆめ 1号レポート= しうら 2011/12/06 01:31:00 ├色々納得 夢織時代 2011/12/07 01:41:47 ├読みました! とりなべ 2011/12/07 16:11:54 └ドットコムに特設ページオープン まいどぉ 2011/12/07 20:00:07
サクラ大戦奏組=花とゆめ 1号レポート= [返事を書く] |
こんにちは もしくは 初めまして。 本日は休日だったにも関わらず、娘と一緒に昼寝をしてしまったためスレ立てがこんな時間になってしまったしうらです。 はい、それはさておき。 本日、12月5日 「サクラ大戦奏組 第一話 後編」が掲載されました 花とゆめ1号が発売となりました。 今回も僭越ながら自分が簡単なレポをあげさせていただくと共に、わずかながらの感想なども述べさせていただきたいと思います。 なお、毎回絶賛試行錯誤中のこのツリー。 レポ形式が前回と違っていますが、ご容赦をお願いいたします。 以下、ネタバレのため、未読の方はご注意を。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 今号は 後編ということですが、センターカラー41頁というやはり好待遇。 表紙にも前号の表紙絵が小さいながらも掲載されております。 (ちなみに表紙作品はかつてアニメにもなった『学園アリス』です。 前号同様ピンクピンクした表紙なので、男性諸氏の買いづらさと言ったら、 想像に難くありません) 扉絵:センターの音子を囲むように奏組5人が描かれています。 萌黄色のデザイン背景に、桜をあしらったビジュアルがすっきりとした印象です。 「早くも話題沸騰v大人気ありがとう!」「地上で音子を待っていたものは…!?」のコピー。 本編: 頁1:前回のダイジェストに地上…マンホールから顔を出す音子。 前回の引き=帝都でちゃんとやっていけるか不安に思っている様子が描かれます。 頁2:音子が現れたのは、帝都の下町。そこの人々の様子に懐かしさを感じる音子。 そんな音子に声をかける長髪男子。 頁3:地上に上がる音子に手を貸す長髪男子。彼は自分を「奏組のルイス」と名乗ります。 頁4:ルイスと二人で歩く音子。下町の雰囲気に「ホッとした」と語ります。 頁5:自分が感じる不安と化け物を見たことをルイスに打ち明ける音子。 頁6:都市の負の感情から生まれる黒き想い、それに呼び寄せられる人外のものについて語るルイス。 そこで音子はまたもや「黒い音」を視ます。 頁7・8:静かに降魔にチャクラムを放つルイス。彼は複数の降魔を笑顔で滅し、「あれは降魔」と音子に語ります。 頁9:降魔について語るルイス。降魔の繁殖場所を探しているというルイスを不思議に思う音子。 歌劇団では「トロンボーンを担当しています」と語る一方、(魔障陰滅を)「誰かがやらなくてはいけないことです。 そのだれがかたまたま私だっただけですよ」と静かに語るルイス。 頁11:奏組の寮に向かうには上野公園の桜並木を抜けていくと良い、と案内されルイスと別れる音子。 奏者が化け物と戦うことが未だ腑に落ちない様子です。 頁12:そんな音子を背後から襲う降魔に静かにチャクラムを放つルイス。 頁13〜15:上野公園の桜並木に感激する音子ですが、「黒い音」を視つけてしまいます。 複数の降魔に襲われ悲鳴をあげる音子。 頁16〜21:音子を抱きかかえるようにして助ける制服を着たオレ様系奏組隊員。 彼は音子に「ここから動くな」と言い、アルトサックスを構え降魔達に向かっていきます。 アルトサックスの音により滅せられる降魔たちですが、次々と姿を現します。 頁22〜25:そこに現れる奏組隊員(制服着用済み) 「帝都の平和を脅かす魔の芽は我々奏組の手で摘み取る―花組(あの方たち)の手はわずらわせない! 事件は前奏曲(プレリュード)のうちに!シー・マエストロ!!」の檄と共にそれぞれの楽器を携えて降魔に向かって行きます。 彼らに圧倒される中、桜並木の各所に「黒い音」を視る音子。 頁26〜29:「黒い音」の出所…的確に降魔の位置を指示する音子。 彼女は大きな(黒い)不協和音=魔精卵の位置すら視つけます。 頁30〜33:魔精卵に対し合奏により攻撃する奏組。彼らの攻撃により魔精卵は滅します。 そこに現れるシベリウス総楽団長。 頁34・35:奏組寮にて改めて互いに紹介される面々。 長髪男子=フランシスコ・ルイ・アストルガ 眼鏡男子=G.O.バッハ(ジオ) 元気(猿系)男子=桐朋源二(とうほうげんじ) 年下男子=桐朋源三郎(とうほうげんざぶろう) オレ様(?)系金髪男子=ヒューゴ・ジュリアード と各々名乗ります。 頁36・37:「奏組って劇場のオーケストラじゃ…」と疑問を抱く音子に華撃団の真実が告げられます。 帝都に出現する魔障事件の被害を最小限におさえ沈静する……『帝國華撃団・魔障陰滅部隊奏組』。 その隊長に音子は選ばれたのです。 慌てふためく音子ですが、シベリウスは奏組の面々に音子の能力について語ります。 頁38・39:「音を見ることができる」彼女の能力を「霊音(れのん)」と呼び奏組の面々は程度の差こそあれ、彼女を受け入れます。 頁40:とまどいながら「花組さんが遠のいてく…っ。また不幸招いちゃった〜!」の音子の叫びにて第一話終了。 「どうなる音子の奏組入団!?つづきは花とゆめ5号より本格連載スタートです!」のコピー ---------------------------------------------------------------------------------------------- 一気に話が進んだ感じで、今回は華撃団の存在すら音子に明かされました。 前編の展開から結構ゆっくりめの進行なのかな、と思っていたので、今回のスピード感は爽快で楽しく・面白く読まされました。 奏組5人も全員出てきましたし、奏組の扱いも(……予想された通り、大規模な魔障の出現前に沈静する、という描かれ方も、)今まで描かれてこなかった草の根的な華撃団の活動としてふさわしいものと思いました。 楽器がそのまま武器として降魔撃退の手段となる。 その点は理屈が気になる方にはちょっと受け入れがたい点もあるかもしれませんが、 感性として受け入れる(新規の)女性ファンには受け入れやすいのかな、と思いました。 はい、今回の話…前号では「頑張っている。良くやっている」という感想でしたが、 今回は素直に「面白かった。早く続きが読みたい」というものに変わりました。 これから2ヶ月なんて長すぎます。 そんな気持ちですね。 理想と違う現実に打ちのめされる主人公……その点では、歴代サクラ主人公を踏まえた音子ですが、花組=舞台に憧れていたのに、秘密部隊に所属されちゃった、という点では丁度大神とは真逆の立場になります。 そんな普通の女の子=音子(霊音は持っていますが)の今後が気になるところです。 そんなこんなで、本日はここで失礼致します。 PS:付録のメンズグラビアカレンダーは誰得なんでしょうねぇ。 現役はなゆめいと時代もこんなん喜ばなかったよなぁ。と遠い目しております。 とりあえず12月の裸サンタには大笑いしましたけど(きっと作者さんもギャグのつもりで描いた筈) |
しうら <kwnnrycshe> 2011/12/06 01:31:00 [ノートメニュー] |
▼ Re: サクラ大戦奏組=花とゆめ 1号レポート= [返事を書く] |
色々納得 こんばんは、しうらさん。夢織時代です。 もう恥ずかしいなどという意識はまーったく無く、ジャンプと一緒に平然と買って参りました。 ……買ったあとで気づきましたが、イケメンふろくメンズグラビアカレンダーって何……orz 今回で設定の基礎が一通り出ましたが、いやはや、面白かったです。 楽器で攻撃、なんてのは聖闘士星矢で見慣れている人間なので(デッドエンドシンフォニーとかストリンガーレクイエムとか、とりあえずまったく違和感はありませんでした。 一方で、今回ようやく気づいたことも。 彼ら全員が管楽器を使っている以上、戦闘中に打ち合わせのために「喋る」ということは必ず隙が生じるということですね。 これは現在の奏組主要メンバー構成上の最大の欠点であると言えましょう。 ……そこに、指揮者を導入することでその欠点を一気に解決できるわけでして、これは見事な構図だと唸らされました。 これで弦楽器使いが一人でもいると、音子の存在意義が低下するところでした。 この辺はおそらくわかってやっているのではないかと思います。 音子の特殊能力の特性も奏組のために練られた設定ですね。 楽器の音色で攻撃する奏組に、その音色が見える音子ということは、いわばARMSにおける攻撃範囲が全部見えているようなもので、これは前線指揮官としては最高の組合せです。 キャラ設定もほぼ裏では完成しているのでしょうね。 とりあえず想像してみたくなるところでは、 桐朋兄弟の長男である源一郎か源太(さすがにはなゆめでこの名前はないか)は、多分敵側に回るであろうということと、 ヒューゴ君はおそらくかつて花組に命を救われたことがあるだろう、 といったネタが。 終盤にきっと音子の特殊能力が消失するイベントが起きて、 戦えなくなったと思い込んだ彼女が隊長を辞めようとするのを隊員たちが止め、 見なくても、もう、私はわかる!といって戦場に立つという熱い展開になってくれることを期待します……って気が早すぎるか。 ブレント・ファーロング戦に関与するのかどうかも楽しみになってきました。割と本気で。 こうなると二月が待ち遠しいです。 うまく行ってくれますように……ってアンケート出さないと駄目なのか……うーんうーん。 |
夢織時代 <zvoejguhin> 2011/12/07 01:41:47 [ノートメニュー] |
▼ Re: サクラ大戦奏組=花とゆめ 1号レポート= [返事を書く] |
読みました! 源二郎と源三郎がメンバーという事は、出て来てない源一郎は敵・・・って書こうとしたんですが、既に夢織さんが書いてましたね(笑)。 ああ、このあたりはまさにきっと「サクラ的」な作りなんでしょう。 攻撃方法、メンバーが一人で居る場合は武器、集まると楽器。 また楽器の場合、合奏してなくても単体で攻撃力はあるようですが、アンサンブルをとると攻撃力・攻撃範囲が強化される、という事のようですね。 降魔の存在は特有の音と共にあり、音によって打ち消せる、と言う感じに見受けられますが、これはおそらく、活動写真で人工降魔を操っていたのが音、という設定が発展しているのだと思います。 (「バクマン」で言う所の「連載を最初から読み返すことで、伏線ではない描写を伏線にしてしまう」に相当するもの、でしょうか?) 電気と霊力に相関関係がある事は、本編でも敵(蝶・ナーデル)の攻撃や紅蘭機の攻撃などで暗示されてますが、霊波動と音波の相関については本編では出てこないので、面白い切り口だと思います。 また、使う楽器がホーンである事も、「戦う楽器」の条件から意味があるんでしょうね。 指向性が強く、音もデカい、という点で。 ……いやしかし、まっすぐ前を向いてる金管楽器はいいんですけど、斜め上を向いているサックスは、ホーンを相手に向けるのに体勢がちょっと苦しい気はします。対空用っぽい感じ?それとも範囲攻撃のような使い方が得意? あと、音響戦闘の最中に、声で指示ができてしまう音子。 ……声デカっ?! たぶん肉声で、降魔消滅まではいかなくても、動けなくする事くらいはできるんじゃないか、という気がします(笑)。 主人公本人はまだ、花組にあこがれているという描写。 いや、攻撃能力を何も持ってない以上、条件的に花組には入れないと思うんですけど、そこを納得するエピソードが今後あるのでしょうか。 自分の「得難い特質」を、自分で評価するには、それまで評価されていなかった相手からの評価、みたいな事が必要だと思うので、(現時点でマエストロと呼ばれ、サクラ1でのマリア的な位置の)ヒューゴの言動が重要になってくると思われます。 もう一つ「おお!」と思ったのが、桜の木の扱いです。 発展を意味する「春」であり、なおかつ暗部として「桜の木の下には死体」という言い方もある、まさに繁栄と魔の織りなす光景の象徴。 人も魔も、その妖しく匂い立つ気に集う、その名のとおりサクラ世界を表すイコンだ、と思います。 安心感と新しさが両方ある、というのは、読んでて楽しいですね。 次回が待ち遠しいです。 |
とりなべ <rpbyunwque> 2011/12/07 16:11:54 [ノートメニュー] |
▼ Re: サクラ大戦奏組=花とゆめ 1号レポート= [返事を書く] |
ドットコムに特設ページオープン しうらさんこんばんは。 特設ページにメイン六人の立ち絵と簡単なプロフィール紹介されてますが、主人公16歳は見た目からの予想通りなので良いとして、主人公より年下の隊員がいたのにびっくりです(笑) まだ年代設定が謎なままですけど、桐朋兄弟と主人公の三人はアイリスとほぼ同世代になりそうな感じですね。 それはさておき。 前後編合わせて80ページ強の尺で舞台となる帝都の明と暗、主人公の人となり、各隊員の性格、奏組の戦闘法や華撃団における役割等をきちんと見せてますね。 特に下町ののどかな風景のすぐ傍らに異形の魔物が潜む光景は、実にサクラ大戦らしいな、と思いました。 ゲームの設定から想定できる風景ではあるんですが、細かすぎて扱い辛いのか実際に描写される機会はなかなかありませんでしたから、そこをまず見せてくれたのは良かったです。 楽器使った戦闘は……まあ、予想通りの絵面かなーと。(^^; ロボットアニメや特撮で幾つか前例があります(古くはライディーンのゴッドボイス、近年だと仮面ライダー響鬼がほぼそのまんま)が、モノが目に見えない音だからか絵的に決めるのは結構難しい素材と言う印象があります。 トランペットやトロンボーンのように楽器の先端が相手に向かう物ならやり易いんでしょうけど、サックスとか作画に苦労してそうな感じです(苦笑) ただ、設定考察的にはなかなか面白いネタだなーと。 まず普段はそれぞれ別の攻撃方法を採っているのに楽器を用いると全員が射撃攻撃になってますね。個々の特性に応じた細かい差違はありそうですけど大まかな形態は共通化されるのって、これまでの花組、星組にはなかった特徴なので、こう言うのもアリなのか、と驚きました。 で、楽器経由の音楽と言う共通の形態を与える事で、花組・星組の協力攻撃や合体技のような物も「合奏」として分かり易く表現出来ますし、力の集約も主人公の指揮に因る物として表現し易くなったように思います。 合奏自体の威力は……精々花組の単独必殺技ぐらい?って感じですが、まあそこはあまり強くし過ぎても困りますし、このぐらいで丁度良いんじゃないかと。 降魔の卵が出てきましたが、これも今回初出かな? 1の頃から小型の降魔や次第に成長していく設定はありましたけど、そもそもの一番最初、具現化の最初期段階ははっきりしてなかったんですよねぇ。 いきなり瘴気が実体化するのか、それともネズミや猫に取り憑いて異形化させるのかと思ってたら、それよりもっとグロい代物だったとは。( ̄▽ ̄;; DSサクラやサクラ学園には降魔の様々なバリエーション出てますので、今後の展開でそれらが強敵として出現してくれるのも期待してます。 猫に財布取られたと思ったらにゃんこうまだったとか、茹でたてほかほかを売られてる魔ダコとか、色々楽しそうですし。<待て 辞令貰って正式に音子が奏組隊長に任命された訳ですが、それ以前の戦闘で誰に何も言われなくてもやれる事をやれる性格なのと、指揮(任命前だからアドバイスかな)の的確さを実戦の場で示し終えてるのが上手いです。 これで少なくとも指揮者としての資質は説明不要になった訳ですから、後は本人がどう納得するかに話の焦点を移せますね。 読んでる側としても魔物に襲われて怯えたり竦んだりの普通な反応示しつつ、そのまま固まったり錯乱したりせず、しっかり対応してくれてるのはかなり好印象でした。 ふと気付きましたが、帝撃各隊の隊長は大神、加山、琴音さんに続いて音子で四人目ですね。 風組・夢組は隊長不明のままずっと来てますし、雪組は実際に隊があるのかどうかも謎のまま。今後、音子に華撃団の詳しい説明するシーンがあるんじゃないかと思うんですけど、その際に各隊の詳細も明かしてくれると良いのですが……。 さて、次まで二ヶ月待ちですか。ちょっと辛いですね。 まあ年末年始の忙しい時期挟むのですぐ過ぎそうな気もしますが、とりあえず気長に本連載の開始を待つ事にしましょうか。 ではまた。 |
まいどぉ <kklvikzqqe> 2011/12/07 20:00:07 [ノートメニュー] |