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サクラ大戦奏組 =花とゆめ19号レポート=

  サクラ大戦奏組 =花とゆめ19号レポート= しうら 2012/09/06 00:27:54
  地獄から蘇った 夢織時代 2012/09/06 01:09:43
  │└凄まじい過去 しうら@遅レス 2012/09/20 13:59:54
  愛か?愛なのか? とりなべ 2012/09/09 12:40:58
   └お母さん…? しうら@遅レス 2012/09/20 14:18:41

サクラ大戦奏組 =花とゆめ19号レポート= [返事を書く]
こんにちは  もしくは 初めまして。
未だ先週末の紐育ライブボケが治まらないしうらです。
土日で精力を使い果たしてしまったため、月火は通常業務をこなすだけでいっぱいいっぱい(汗)
本日は本日で、土日の分の家族サービスなどをしていました……。

そんな感じで、言い訳タイムは終了いたしまして………

本日9月5日は、花とゆめ19号の発売日です。

前回は華々しく口絵を飾った我らが「奏組」
今回は……やけに掲載順が後ろの方です(泣)
某週刊少年誌ほど人気と掲載順が相関している、とは思えませんが……。
まだまだ色々プロジェクトが控えている……(と信じたい)のに。
正直、奏組の人気がターゲットにしているであろう層にとって、如何ほどのものか見えてこないのが不安で仕様がありません。


まぁ、それはひとまず置いておくとしまして。
帝國歌劇太正浪漫 サクラ大戦奏組 第八話 レポートです。

以下、ネタバレのため、未読の方はご注意を。

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本編

1頁め :黒塗りの枠。流れるように描かれた茨。
     血に染まった軍服を身につけた過去のルイスと彼に言葉を告げる誰かの手。
     ルイスの中で呪いのように反芻されるある言の葉。

扉絵:眩しそうに光(空?)を見上げるルイスの立ち姿。
    9/20 単行本1巻発売 10/19 単行本2巻発売 11/1-11 舞台化のアナウンス
第八話 「暗殺者たち」中編

・大帝國劇場:奏組4人に、ルイスが一人で行ってしまったと告げる椿。
       愕然とする4人に、椿は状況を説明し、残された暗号の場所に案内する。
       暗号を解読できない4人に対し、ルイスが「私にまかせてください」
       と言っていたと告げる椿。
       その言葉を聞き、唇を噛む源二。

・人気の無い倉庫:両手を括られ釣られた状態で目を覚ます音子。
       逃れようとする音子に、笑顔のアンヘルが声をかける。
       迫られ、彼の目に恐怖する音子。
       その刹那、戦輪が音子を釣っていた縄を切る。
       倒れこむ音子をアンヘルは腕の中に抱きかかえる。
       そこに現れるルイス。
       一瞬安堵する音子だが、笑顔の無い彼の姿に怯む。

      「お前を殺すために地獄から蘇った」と高笑いするアンヘル。

・大帝國劇場奏組控え室:行動を起こさない4人に対し、椿は疑問をぶつける。
      そんな椿に対し、「ルイスを信じて待つ」という4人

・倉庫 : 長針と戦輪で対峙する二人。
      実力は拮抗しているが、ふいにルイスは自分の得物を床に捨てる。
      自分が憎いのなら殺してもいいから、仲間には手を出さないで欲しい、
      と言うルイスに対し、激昂するアンヘル。
      ルイスを「裏切り者」と罵り、「すべてを捨て逃げたお前のどの口がそれを言う?」
      と叫び、アンヘルは音子の頚に長針をあてがう。

      「俺のように 絶望の淵に死ぬがいい」と語るアンヘルに対し、
      ルイスは隠し持っていた戦輪をぶつける。

      「私はもう二度と仲間を見殺すことなどしたくはない」と語り、
      アンヘルに戦意をぶつけるルイス。
      そんなルイスに対し「変われやしないさ お前は」と冷笑し、その場を後にするアンヘル。
      残された音子を助け起こし、彼女の手首についた縄の跡を見て謝罪するルイス。

      泣いているかのようなルイスを見て、音子はアンヘルと何があったのかと問う。
      泣き出しそうな顔で、ルイスは過去を語り始める。

・ルイス過去:スペイン山岳地帯にある修道院=暗殺集団sicariusの拠点。
      暗殺者として育てられたルイスは組織で、裏切り者を始末する「仲間殺し」を行っていた。
      「仲間」という概念がないルイスであったが、
      あるとき 病を看病してくれたことによって、
      同室者の少年=アンヘルと徐々に親交を深めて行く。
      アンヘルや他の同室者たちと交わることで、自分が変わって行くことを感じるルイス。
      やはり、「人を殺すこと」に疑問を感じるようになっていたアンヘルは、
      ルイスを「一緒にここを出よう」と誘う。

      そのアンヘルの申し出に対し、首を縦に振ることはできなかったルイス。

      数日後、ルイスにボスから新たな指令が下る。
      ルイスやアンヘルと同室の少年の首を掲げたボスは、
      組織から脱出を企てた首謀者=アンヘルの写真を示す。
 
      写真を見つめ、愕然とするルイスにボスの声が響く。
      黒枠の中、佇むルイスを囲うように茨が描かれている。


               20号に続く
         仲間殺しのルイスに、ボスからアンヘル殺害の命令が下り…!? のコピー


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最後のコマのルイスの足元の影。
あれ、頭の部分がかなづちのようになっているのが気になって仕様がないのですが……。
ルイスの髪の毛…にしては、角ばっていますよね?
……まさか、トーンの切り忘れ?

でもって、アンヘルさん。
武器は長針なんですね。
同じ投げる武器とは言え、どうしても軌道が直線となる長針で、戦輪に対抗できるその実力はすごいと思いますが、
音子ちゃんの首にあてるなら頚動脈ではなく、延髄の方が良いんじゃないかな、と思ってしまったり×××

それは兎も角、やはりルイスとアンヘルは同じ暗殺集団の出身ということでしたね。
『sicarius』はラテン語で「暗殺者」の意味とのこと。

アンヘルの言を借りれば、ルイスは
 ・ 裏切り者 
・ すべてを捨て逃げた     らしいです。
また、ルイスの態度に対して
 ・ 真顔で嘘をついている
 ・ 騙されているんだ アンタもね(前号より)  と語ってます。
そのほか・一人、一人、仲間を消され絶望の淵に死ね。自分のように
とも語っていることから、次号の展開としては、
『ボスからのアンヘル抹殺の指令を遂行することができず、ルイスは組織を裏切り逃げる。
結果、アンヘルや仲間たちは組織により殺された』
というところでしょうか??

もしくは、冒頭の血まみれ軍服姿のルイスの姿から、
『ルイスが一人組織から逃げ出したことにより、アンヘルたちは組織に残留する。
 しかし、スペイン軍に拾われたルイスは軍の命令により組織に刃を向け、
 アンヘルはじめ組織の人間を殺戮する』とか…

さて、奏組初の前中後編となった今回の話、次号はどうなりますことやら……。

心に消えない澱を持ったルイスを音子がどのように救うのか、 とか
はたまた「地獄から蘇った」というアンヘルが、本当に(反魂の術で)黄泉返ったのかな、
とか 色々楽しみです。

そして、次号の発売日は奏組1巻の発売日でもあります。
公式サイトでは、OPPVの中から ヒューゴ・ジオ、そして本日 源二・源三郎のカットが公開されております。
http://sakura-taisen.com/kanade/news/

なかなか綺麗な映像で、PVを拝見するのがとても楽しみになります。


それでは、本日はこれで失礼致します。
市浦まお
しうら <kwnnrycshe> 2012/09/06 00:27:54 [ノートメニュー]
Re: サクラ大戦奏組 =花とゆめ19号レポート= [返事を書く]
地獄から蘇った
……が比喩ではない場合があるのがこの世界なんですよねえ。
こんばんは、夢織時代です。

ここまで前後編が続いていたので、よもやの前中後編構成にやられたと思いました。
サクラ1のマリアさんシナリオがベースにあるのでキッツイ過去なのは予想していましたが、
これは火喰い鳥を上回る凄まじい生育環境ですね。
マリアさんと違ってそこからの救いの手がまるで見えないのですが、
この後あやめさんかかえでさんが介入して暗殺教団を叩き潰したのかな?
時期がはっきりしませんが、ラチェットさんを筆頭とする欧州星組が出てくるのでは……
などと無茶な期待をほんのすこし抱いてしまいます。

アンヘルは地獄から蘇ったと言っていますが、
彼を反魂させたのがこのシリーズの黒幕ということでいいのかな。
少なくとも彼がシリーズを通してのラスボスというのはちょっと考えにくいですね。


気になるのは今週号の一頁目ですよね。
暗殺教団の簡素な服ではなく軍服っぽいのがやはり気になります。
そこで指を指しているのがアンヘルだとすると
ここでは決着が付かなくて、欧州大戦の戦場にまで話がもつれたのかなと
あれこれ推測されますが、次号で全部解決できるのかな??



しかし、今回の音子といい、マリアさんといい、よく無事で済んだなぁ……


次号発売時はもうコミックスですか。
さすがに手に入らないと怖いので、amazonで予約しようかな……。

それではまた。
夢織時代 <zvoejguhin> 2012/09/06 01:09:43 [ノートメニュー]
Re: 地獄から蘇った [返事を書く]
凄まじい過去

ルイスがかつて所属していた組織などが出てくるであろう、とは思っておりましたが、
まさか暗殺教団が出てくるとは思っておりませんでした。

こんにちは、夢織さん。
コメントありがとうございました。
遅い反応申し訳ありません。
……っていうか、すでに20号を読後での書き込みですが(汗


ルイスの過去……
組織のコマとして、人間らしい感情も教えられず幼い頃より戦士として育てられる
…というと、マリアよりもむしろレニの過去を彷彿とさせますね。
(少なくともマリアには両親との思い出や、思慕を描いていた隊長の存在がありましたから)

ルイス少年の感情をもたない顔も衝撃的でしたが、
初登場時のアンヘルの屈託ない笑顔も衝撃的でした。
普通にかわいい少年だったんですね。

時期的に欧州大戦の話も絡んできてほしいと思っていたのですが、
スペイン軍だけの登場になってしまったのは残念です。

エージェントかえでさんの活躍も見てみたかったなぁ♪
しうら@遅レス <kwnnrycshe> 2012/09/20 13:59:54 [ノートメニュー]
Re: サクラ大戦奏組 =花とゆめ19号レポート= [返事を書く]
愛か?愛なのか?

 こんにちは、しうらさん。
 ルイス回になって、話がドドッと進み始めた感じはありますね。


 レニとマリアのハードな過去を合わせたような、ルイスの少年時代。
 同世代の暗殺者同士で戦って、2対1でも余裕を見せているあたり、戦闘能力については非常に高い才能と経験を持つ事が示されます。
 過去がわかった上で華撃団のメンバーに戦闘員としてスカウトされたとすると非常にしっくり来る設定で、そのうち奏組が「人間と戦う」事になった場合、こういったバックグラウンドを持つキャラクターが居ないと戦闘に説得力がなくなるので、今後とも重要な役割を担うことになると思われます。

 ……島田ちえさんのブログで「お母さん回」って書いてあったんですけど、これはずいぶんハードなお母さん。


◆前中後編
 キャラクターごとの単発の事件の話ではなく、今まで何度か出てきた「最近頻発している降魔の発生」の元凶の話になだれ込んだという所でしょうか。
 現時点では個人的な恨みに見えますが、前回の「デノンマンサー」という固有の名称からは「過去に起きた霊的な事件との関連」が伺えるため、犯罪組織の話である可能性もかなりあります。


◆アンヘル
 ルイスが縄を切ったときに、さりげなく音子ちゃんを抱きとめていたアンヘル。ルイスの発言に答えて「お前の言う仲間とやらを消していこう」と言いつつも、そこにはあまり関心がない模様です。
 紳士的態度で女性の顔に傷をつけない、逃げ足が早い、という要素はまさにしぶとい(後から何度も出て来るような)悪役の必要事項。
 もっとも、サクラ大戦では、同じ悪役と戦うのは二回まで、というお約束があるので、今回を戦いではなく「顔見せ」だとしても、あと二回程度の出番かもしれません。


◆信じて待つ
 ……いや、それはどうよ?ルイスだけの問題じゃなく音子隊長攫われてるんだし?と思う、奏組の面々の判断。

△ルイス最強なのであいつ一人でいいんじゃないかな
△ルイスが実は普段より誰よりも音子ちゃんを大切にしてる
◎そもそも状況がよくわからなかった

 奏組メンバーからすると、ルイスに毒を送った知り合いらしい、という事以外はわかってない訳です。
 これがもし、デノンマンサーだの腹パンだの縛り上げられて針だの、といった状況がわかってたら、もうちょっとは焦って行動してたんじゃないか?と思う所ではあります。
 ……後で詳細がわかったら、大騒ぎなんじゃないでしょうかこれ……


◆暗号
 ウムラウトのある英文字は、スペイン語を元にした略号だったようです。
 しかしたったあれだけの文字数で、「一人で来い」だけでなく人質の居る場所まで示せるとは、すごい情報圧縮の暗号です。
 あれは倉庫の住所なんでしょうか?それとも「探せ!」みたいな感じ?


◆反魂?
 やはり気になるのは「絶望の淵に死ぬがいい 俺のように」というセリフ。しかも傍点で強調されています。
 前回は「私の知っているアンヘルかどうか……」、今回は「生きていたんですね」というセリフがあります。
 これは「死んだと思っていた」がしかし「死を確認した訳ではない」という事でしょう。
 暗殺教団に反魂の術が使える強力な術者が居た可能性もありますが、この場合は「蘇ったのか?」といったセリフになるでしょうから違うように思います。


◆近い距離感
 各メンバー回では、そんなにはっきりとした過去の経歴は描かれなかったんですが、ルイスは危険に遭わせた事への悔恨も含めて「懺悔」という形で詳細を語ります。
 ……うーむ、これ、なんかこう、花組で言えばヒロイン選択した後のデートに近い……でも色気話じゃないし……
 距離がいきなり近くなってますが、恋人というよりは保護者・守護者的な感覚があります。これはヒューゴもそうなのかもしれません。 
 なんかこう、恋人的じゃない感じは最初からしてたんですが、奏組ってどっちかというと「家族」の感じなんですね。
 ヒューゴがお父さんでルイスがお母さん、上の兄がジオで双子の兄が源二、弟が源三郎。


◆欧州大戦との関連
 帝都花組は「陸軍対降魔部隊」の継承と「星龍計画」の清算の話だったんですが、奏組は帝都の部隊でありながら「欧州大戦」の影響を語る話になっています。
 ルイスや暗殺教団が直接欧州大戦に参加したのかどうかは現時点で不明ですが、
扉絵の少年ルイスが血に染まった軍服らしきものを着ている所で、関連が気になります。


◆スペインの教会
 魔女裁判のメッカと言えばスペイン。キリスト教で暗殺集団ではまさに異端審問にかかるような組織ではありますが、画面からはあまり宗教色は伝わってきません。
 そこで政府軍がアジトを探しているのは、反政府ゲリラとして殲滅したいのか、単に犯罪者集団としてなのか、それとも傭兵にしたいといった事情があるのか。
 

 次回の発売日には、もうDVD付き単行本も出ます。
 書籍はだいたい発売日前に出回るものですけど、アマゾンの発送予定を見ると、20日には届かず数日後になるようです。
 さて、店頭には発売日に出てるのかな?
とりなべ <rpbyunwque> 2012/09/09 12:40:58 [ノートメニュー]
Re: 愛か?愛なのか? [返事を書く]
お母さん…?

普段のルイスは確かにお母さんですが、今回のルイスを見るとお母さんって感じではないですねぇ(^^;;

こんにちは、とりなべさん。コメントありがとうございます。
遅いお返事すみません。

◆アンヘル
音子ちゃんの顔に傷をつけないのは確かに、紳士的ですが、あの腹パンはありえません×××

◆信じて待つ
確かに隊長攫われているのに、信じて待つって無いですね。
「状況わかんないし、とりあえずルイス最強なんであいつ一人でいいんじゃないかな」
的状況だったら悲しすぎる(><)
でも、生育環境的にルイスはやはり最強なのかな。

◆欧州大戦
本当に、本当に少しでも絡んでほしかった。
せっかくスペインが登場したのに、

◆暗殺集団
暗殺集団というと、様々な組織からの依頼を受けて、人を派遣して「仕事」をする。
というイメージで、決して為政者から煙たがられる存在ではないと思うのですが…。
対立国に加担したなどのよほどの下手なことをしてしまったのでしょうか×××。
しうら@遅レス <kwnnrycshe> 2012/09/20 14:18:41 [ノートメニュー]

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