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『大』正時代の詩から。

  『大』正時代の詩から。 ブイアール 2011/03/27 02:43:29
  初めまして。 夢織時代 2011/03/28 02:34:08
Re: 『大』正時代の詩から。 [返事を書く]
初めまして。
と、サクラ大戦BBSでブイアールさんに申し上げる日が来るとは、光栄の至りにて万感の思いがございます。
一参加者の夢織時代です。よろしくお願い申し上げます。

タイトルが桜で、大正期の詩人ですか。
つい検索してみたら、没年が大正13年なんですね。
……現役当時に頭に染みついた西暦から大正への換算がまだ頭の中で即座に出来た自分に安心したりします。
それはさておき。


で、青空文庫にないか調べてみました。

山村暮鳥 雲
http://www.aozora.gr.jp/cards/000136/files/42755_34855.html
の中程に収録されていますね。

wikipediaによるとこの「雲」は遺稿で、1925年……大正十四年に刊行されたもののようです。
その前の詩集が1922年刊行で、詩集の中の位置からしてこの詩自体はおそらく1923年から1924年に詠まれたものではないかと推察されます。

つまりこの詩を詠んだとき、あるいは詩集に収めるとき、
詩人の頭には、大正十二年のあの災害と、
その後を生きる人々の暮らしが無かったはずはありません。



話をサクラ大戦に持ってきますと、
「太正」十三、十四年というのは六破星降魔陣+聖魔城浮上という二度の大災害から
帝都が猛烈な勢いで復興していた年です。
聖魔城浮上が3月ですので、桜の花に人々がどんな思いを乗せていたのか、
少し思うところはあります。

それでも、聖魔城戦のすぐ後で、帝劇は公演をしているんですよね。
あのドラマCD「シンデレラ」は、私がサクラ大戦の全ドラマCDの中で一番好きな作品です。
確か設定上、無料公演というとんでもないことをやっていたはず。

泣いている人がいることをけして忘れる無かれと詠んだ詩人の思いにも、
並行世界の中とはいえ、立ち上がろうとする人々を描こうとした当時のサクラ大戦スタッフの思いにも、
どちらも共感を覚える昨今であります。

夢織時代 <zvoejguhin> 2011/03/28 02:34:08 [ノートメニュー]
  │└初めまして。 ブイアール 2011/03/30 03:27:06
  つい先日 Rudolf 2011/03/28 22:34:58
   └反響も大きかった様ですね。 ブイアール 2011/03/30 04:26:44

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