GREE 向けソーシャルゲーム 『サクラ大戦〜オールスターコレクション〜』 夢織時代 2012/09/08 17:09:29 ├少なくともこのままでは大成功はしない 夢織時代＠１２日２３時半修正 2012/09/12 01:26:11
| Re: GREE 向けソーシャルゲーム 『サクラ大戦〜オールスターコレクション〜』 [返事を書く] |
| 少なくともこのままでは大成功はしない というのが率直な感想で、おそらく仕掛ける側もそれをわかってるんじゃないかなと邪推。 テンプレシステムに落とし込んで、システム開発に掛けるコストはかなり削っていることは想像に難くありません。 さらに、システム開発以上に現在のソーシャルゲーでコストが掛かると言われているイラスト部分は、既存のサクラ大戦の膨大な資産があるので、大半は流用が可能です。発注する必要がほとんどない。 また、仮にもサクラ大戦ブランドです。サターン時代はハードを持っていたけど、今はスマホしか持っていないというライトゲーマーになったような三十代四十代のかつてのサクラ大戦ファンは既にGREE会員にも一定数いると推察されます。既存GREEユーザならば、新作ゲームコー名に「サクラ大戦」の名前と真宮寺さくらのイラストを見れば、ワンタッチでつい参加させるくらいのブランド力はまだあるでしょう。 というわけで、ある程度コスト的にペイでき、ある程度人間を集める目算はついているはず。 なので、凡百のソーシャルゲーよりはユーザーを集めて、そこそこの成功にはなるのではないかと推測されます。 一方で、爆発的な人気を博すといったことは期待薄です。 まず第一に、ナンバリングタイトルと違って、登場キャラクターはおそらく全て既存のものです。 新たなキャラクターに萌えることで情熱的なファンを作るということができません。 既存のキャラクターだけで売らなければなりません。 しかし、おそらくミッションとして存在するアドベンチャーパートの作り込みは期待できるレベルではないでしょう。 そこにコストを注ぎ込むくらいならこのシステムになっていません。 最大限よく出来ていたとして、各キャラのファンSSくらいのクオリティがあれば御の字というところではないでしょうか。 元々サクラ大戦のサイドストーリー展開はドラマCD終盤に見るように、そこまで平均値が高くありません。 今回の紐育ライブのように、時折作り込まれた「よくわかった」物語が出てくることがありますが、外れも多いのです。 従って、既存キャラの新たな物語にドハマリして萌え直すということは期待薄です。 ということは、既存キャラへのファン意識だけでカードを買わせなければならないということになります。 ところがここでも問題があります。 コスト問題と表裏一体ですが、絵の大半が流用であるということは、所有欲を掻き立てるにはデメリットに働く可能性が高いです。 何しろあまりにもこの十六年で見慣れているイラストが大半です。 電子データで所有しなくてもトレカで実際に持っているという剛の者も少なくないはず。 となると、あのカードを手に入れるためならば何万のガチャでも注ぎ込んでやるぜ！ という廃プレイヤーが生じにくくなります。 ここでユーザを釣ろうとするのであれば、せめて以前のトレカであったような 花組キャラの夢の公演版の衣装イラストカードくらいは作る必要があるでしょう。 花組のキャラの私服はほぼ確立されてしまっているため、 別私服版カードというのは受け入れられるかどうか微妙なところです。 絵を描く人次第では、花組キャラに見えなくなってしまう危険性すらあります。 コストを度外視すれば、松原先生がtwitterで発言していらっしゃったように、 https://twitter.com/HideMatsubara/status/242632654636343297 全キャラに松原先生版の描き下ろしを用意するのが最適解と言えます。 全カードは無理でも、花組と風組などのメインキャラ２０名弱ほどでも揃えれば そのスーパーレアで全て揃えるといった廃プレイヤーを生む可能性があります。 とはいえ、松原先生に発注する描き下ろしイラスト、安くはないでしょう。 先日よりソーシャルゲーの企画者がイラストレータさんにひどい安値で発注するということが 話題になっていましたが、著名イラストレータであるあきまんさんに頼む場合でも、 一枚数万やそこらで済むものではないようです。 業界での位置づけまではわかりませんが、 版画にすれば一枚数十万の値を付けることが可能な松原先生のイラストです。 一枚二十万を下ることはないのではないでしょうか。 ……そのくらいで発注できるくらいなら、と頼む人が個人で出てきそうだ。 このコストをどこまで許容するかがこのソーシャルゲーが続くかどうかの分水嶺になるかもしれません。 というわけで、 すくなくとも現状のまま進行すれば、それほど稼ぐこともなく ひっそりとゲーム自体が終わる可能性が高いと思われます。 もっとも、共通システムを使っているのであれば、システム維持費用を抑えることができるので、 細々と続く可能性はありますが、 細々と続いているだけではユーザーに課金させることができず、 課金ユーザを集めることが出来ない限り、企業側には続けるメリットが無いことになります。 となると、持続性も期待薄ということになります。 光武二式を除いて３以降のキャラが登場していないようなので、 後々で追加できる余地を残しているようですが 新規要素の追加が出来るほど続くのだろうかという懸念もあります。 となると、長期的に遊ぼうとするユーザーも集まりにくいのではないかと思われます。 ここまでのまとめとしまして、 松原先生描き下ろしが用意できない限り、大した成功もなく終わるだろう、 という推論となります。 次に私情全開の感想をまた改めて。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 昨日、文章作成途中で送信してしまいました。済みません。 今日はエディタで書いてから送信 |
| 夢織時代＠１２日２３時半修正 <zvoejguhin> 2012/09/12 01:26:11 [ノートメニュー] |
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