[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代%9/15 01;00修正 への返事
「金色の魔王」

……というタイトルのSSを考えようとしたのですが、
おそらくここにアップできないくらいダークな内容になると思うので
書くのは当分保留です。

というわけでこんばんは、しうらさん。夢織時代です。
いや、今考えているSSと繋がるところがあるので、それでついつい暴走してしまったのですが。
さあて、あと十日で書き上がるかなあ……うーむ。

それはさておきまして、アイリスの傍にいるレニ自身が、とても大人とはいえない、
むしろ情操面ではレニこそがアイリスよりも子供のような存在ですから、
今の状況が長らく続いているのは、本気で危ないことだと、考えれば考えるほど
事態の深刻さがのしかかってきます。
嫌いな人の記憶を消し飛ばし、いて欲しい人には不老不死を与える存在となれば、
人はそれを神と呼ぶのでしょうか。

人々が神と崇めるアイリスを、最後まで友だちと呼ぼうとするレニ。
人生を教えられなかったことを死ぬほど悔やむ大神。
……あ、ヤバイ、やめときます。


反魂の術ですが、資料をひっくり返して見てみましたところ、
帝撃グラフの記述によれば下記のようになるそうです。
1,生前より強い力で復活する。
2,意識や自我は低くなる。
特に2の要件を突き詰めれば、結果として魂そのものが摩耗して消滅するということに繋がると思われます。



六ヶ所の帝都タワーネタは私も聞いていてわくわくさせられました。
まったく、終盤にきてちゃんとサクラ大戦なんですもの。
六大ボイラーとも通じるものがあるのでしょうが、
上野が入っているところを見ると、六破星降魔陣の位置とは違うようですね。
むしろそれを打ち消すような陣形を二重三重に重ねているようにも思えます。

しかし、別世界の陸軍も考えることが同じですか(笑)
公報戦略上、電波発信地を押さえることはものすごく意味があると聞きますが、
霊的、魔術的なものがある世界では、それこそ人心を左右できてしまいますからねえ。


色々思うところはありましたが、その欠点も含めて
初代サクラ大戦の持っていた雰囲気を呼び起こさせてくれる公演だったと思います。
まさしく十周年に相応しい。

……そうか、アレを書こうと思い至ってからもう十年も過ぎてるのかあああああ(七転八倒)


それでは、また。
夢織でした。



以下原文
************************
返り、無限なき夢幻

御返事が遅くなって済みません、市浦さん。夢織時代です。

嗚呼。

心に染み入る締めをありがとうございました。
忘れておりました、反魂の術があり、復活が当たり前のようにある世界で、
しかし、二度復活した者はいないということを。
奇跡も邪法も代償が無いはずはなく、だとしたら山崎真之介の研究結果は
十二分にありえることでしょう。

死後はわからないものです。
黄泉返ってきた者たちも、死後の世界には口を閉ざしていました。

皮肉なもので、あの太正十五年の正月に父一馬の墓に参った直後に、
一馬が反魂していたことを知ったのでしたね。
黄泉返ってきた父を知っているからこそ、
同じように黄泉返ってくることになったさくらの心境はいかばかりか。
翻って、残された者の悲しみも、黄泉返らせてくれた者たちの思いもわかるだけに、
彼女にとっては有り難くも苦しいことになるでしょう……

これもまた、反魂の裏であると思われます。

嗚呼。

えーと、よろしければ、ですが、
……今作をページに再録するときに一緒に掲載させて頂けませんか?



しかしまあ、やはりこのネタか、と思われるのは、
嬉しいやら、ワンパターンが恥ずかしいやら(汗

あの紅蘭の慟哭は私もぐっと来ました。
機械は壊れたら直すことが出来る。
人の命は直すことが出来ない。
……血潮の悪夢第六話で間違った方向に突っ込んだ紅蘭が
ようやく戻ってきてくれたかと思わされたものです。
悲しいはずのシーンなのに、紅蘭の言葉自体は嬉しかったのですよ。

その直後にあれです。
紅蘭の慟哭を思いっきり否定してどうするよ、と。


私はアイリスの力は「魔王になりうる」ほど強いと思っているので、
ある程度強いということは認めていいかなと思うのですが、
記憶操作に反魂と、ある意味で魔王になる道一直線なのは
なかなか笑えない事態であると思います。
アイリスが子供の心のままであることも原因の一つ、あるいは結果の一つだと思います。
アイリスは浅草の事件以降、自分の霊力の恐ろしさについて
誰かにちゃんと教えを受けているのでしょうか?
一時期はシャトーブリアン夫妻と約束したあやめさんがやっていたと思われますが、
かえでさんがアイリスを教育していたシーンってありましたっけ?
現在アイリスの師と呼べるのはレニくらいかもしれません。
そのレニも、確かに知識は豊富ですが、人としての感情を取り戻してから
まだ数年しか経っていないことを思うと、アイリスの心の師として
果たして十分だと言えるだろうかと思えてしまいます。

その意味では、「つい」金魚を復活させてしまうシーンは
大変現実的なシーンであったと言えるのかもしれません。
自分の力があれば不可能は無いと思えている今のアイリスならば。

……などと考えつつ次のSSを考えているわけですが。
はて、間に合うかな。


悪役の格好良さではある意味前回以上でしたねえ。
モンスターではなく上級降魔と呼んでも差し支えないのではないかと思うくらい
威風堂々たる戦い方でした。
持っている刀が長い分、アクションがめちゃくちゃ映えていましたし。
ただ、降魔細胞を使っているとはいえ、彼は作り出されたものではなく、
ベースは本当に博士の子供だったのではないかと思える部分があります。
降魔は元々犠牲者となった人間の肉体をよりしろにしますから、
ベースがあるはずなんですよね。

まあ、この辺を突き詰めるとえらくブラックになります……。

SSのような問題点があるとはいえ、見て良かったと思える歌謡ショウでした。
10年お疲れ様でしたと申し上げたいところです。

それでは、また。
夢織でした。

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