[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代%御返事もバレ含み への返事
―太正十五年十二月二十五日午前二時―

 隊長大神が巴里より帰還し、久方ぶりに全員が揃った帝国華撃団花組は、奇跡の鐘公演を終えた後の身体に鞭打って、神奈川県の三浦半島へと向かっていた。
 それも、以前仙台に急行した時以来の、翔鯨丸による最大船速で。
 普段ならば甲板にいることが無い米田の険しい顔が、事態の深刻さを如実に物語っていた。

「長官、何事が起こったのですか」
「宮城からの依頼だ。おめえらに、この太正時代を守って欲しい」

 それで事態が理解できたのはマリアと大神の二人だけだった。
 この二人は、帝国華撃団の隊長として放神記書伝を読んだことがある。
 降魔について語られたその書物は本来帝都で最も尊き方が持っているはずのものであり、帝撃が、帝都で最も尊き方と強い繋がりを持っていることを示している書物でもある。

「降魔戦争から十年、俺たちはあの御方にあまりにも頼り過ぎていた。
 帝劇が出来てからも、公演が止まっている間に帝都に蓄積したものは、全てあの御方が一身に背負われていたんだ」
「まさか、その御方って……」

 さくらとすみれはどうやら思い至ったらしい。

「なるほど、だからなのですね。
 先ほど公演を終えたばかりなのに、帝都の霊的防御が激震しているのは」

 さすがは元欧州星組の隊長だけあって、ラチェットは別のところから事態に気付いたようだ。

「だとしたら確かに急がなければなりません。
 帝都東京の霊的防御の柱が消えては、世界の霊的安定にも大きな障害となるでしょう」
「ついたぜ!」

 舵を握っていたカンナが、直下の地上を映した映像を確認して声を上げた。
 限界ぎりぎりまで高度を下げ、そこからはロープを伝って地上に降りる。
 目の前には、近衛兵に守られた館があった。





……ってこれ以上はやばくて書けません。
この書き込みはフィクションです。太正時代とだけ関係がありますけど実在の人物、団体、事件等とは一切関係がありませんったらありません!


こんばんは、とりなべさん。夢織時代です。
お読み下さりありがとうございました。

うーむ、やられました。これは考えなかった。
こちらの世界とサクラ大戦世界とを分ける分水嶺はあれこれありますが、あの御方がご存命だというのはそれら歴史の分水嶺からは影響しずらい要素なんですよね。
しかし、太正時代が続く為には必ずそうしなければなりません。
霊的防御という点では、花組や帝劇以上に帝都の根幹であることでしょうし。
本来の取り巻きの皆さん方が総出でかかっても支えることができないとなれば、帝都に存在する最大の霊的勢力として花組に白羽の矢が立つことは十分ありえそうなことです。


むう、とっても納得してしまいました。困ったな。

まあ、それはさておきまして。
なんでわざわざ殺すかなあと。
多分、不死身の体を持つモンスターが降魔ベースで望まれない命でありながら幾度も復活することとの対比なんでしょうけど、
これだと本来否定しようとする、それらが同じものではないか、という疑念がますます濃くなってしまうように感じてしまいました。
愛による命は違うということでしたが、でも暗闇博士もまた、モンスターに対してだけは愛があったようにも思えてしまいますし。
復活、不死、は理由にかかわらず花組が「命を賭けて」戦ってきたことを冒涜すると思えておりました。


で、そうですよねえ。
サクラ大戦2の第八話で、さくらが魔神器を手に涙したことさえ、
復活できるとなったら、
「よしさくらくん魔神器を使うんだ。
 終わったら俺たちが君を蘇らせてやる!」
……こんな大神嫌です。
確かに、君、死にたもうことなかれで語ったことが忘れられているように思えてなりません。


まあ、アイリスが一人でやったらアイリスが死んでいただろうというものを
花組全員がかりでやったため、
辛うじて復活を行ったみんなも助かったという演出になっていたので、
花組の寿命を削るくらいのことはあっただろうと思います。
霊力だけでなんとかなった、でなく、
奇跡同然のことが起こった、となっているのは、今後に置ける復活の大安売りには
繋がらないでくれるかな、と期待したいところです。
……いやまあ、今年で帝都歌謡ショウ終わりですけどね。
帝都に限らず今後のサクラ大戦でも安易な復活はしないで欲しいです。

……大丈夫かな、サクラ大戦MMO。


ではでは、そんなところで。

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