[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代%御返事もバレ含みます への返事
惨状つかまつりー
……何か違う。

こんばんは、フェルさん。夢織時代です。
いつもながら、お読み下さりありがとうございました。
フェルさんにチェック頂くのも久しぶりです。
昔と同じようにミスぶっかましているので、まったく進歩していないんじゃないかという気もしますが……
まあ、それはそれ、これはこれということで。


でも、帝都でフェルさんにお会いしていなければ、SSを書くだけの情熱は燃え上がらなかったかもしれません。
このところサクラ大戦ファンとしての情熱が下火になっていたところで、
一年に一作がやっとの状態が続いておりましたが、
生で観劇して、それからお話させていただいて自分の想いが形になったことがやはり大きかったです。

もちろん、ショウ自体が大変面白かったからというのもあります。
やはり同人は原作が面白くてなんぼのもので、
しっかりと感動させてもらえた歌謡ショウファイナルだからこそ黙っていられなくなりました。
実は内容自体は第三幕を見ながら考えていたんですよ。
ただ、誰に誰を突っ込ませるかというところで悩みました。

拙作ではぼかしていますが、さくらが生き返った現場には大神がいなかったんですよね。
このため、大神に責任を負わせるのが難しい。
かといって花組の面々を揃って叱責できるか、というと誰にさせるんだという問題が出てきます。
花小路にマリア……やるとは思えない。
神崎忠義にすみれ……これも変です。

あれこれ悩んで、結局非難できる人物のあてが無くなってきました。
そうすると、生き返る場にいなかったとしても、そのことを肯定的に捉えているなら
大神に対して叱責のしようはある、ということに行き着きました。
今回のことについて本気で反逆しようとすると、モンスターにさくらが殺されるところから
エンディングまでのストーリーをまるごとひっくり返さないといけませんが、
今後について釘を刺すなら短くまとめられると思いました。
生き返ることにあまり疑問を感じていないところを突いておくことにします。
そうなると叱責するのはもちろん米田です。

……結果、いつも通りの対降魔部隊SSになってしまいました……とほほ、ワンパターンだ……。
あやめさんのあの台詞なんて、短編SSで使うのが三度目だったりします。

実は大神対米田でガチンコの殴り合いを書いてみたかったのですが、
どうしても大神がそこまで反抗的に動いてくれませんでした。
大神なら、きっとそれが間違っていることに心の奥で気付いているだろうと
思ってしまったのかもしれません。


さくらだからこそ助かった……これはとても納得できます。
六破星降魔陣のときのトランス状態にしてもそうですが、
さくらはやはり他の面々とは別格で、都というものと直結しているといいますから、
システムとしての日本の霊的防衛に、悲しいまでに囚われているように思います。

それは劇中においても語られていましたが、
私は劇中でさくらが結婚することを否定するように捉えていたのがいささかショックでした。
サクラ大戦4のエンディングが否定されてしまったように思えたのです。
「男と女に恋が生まれて〜」で歌われる、君よ花よの心はどこへ行った。
まあ、歌謡ショウ世界自体がサクラの正史から外れているのは今に始まったことではありませんが、
一応あの戦いの後に位置づけされているらしい「時」の物語としては
ちょっと切ないものがありました。

……逆の考え方もできますけどね。
後継ぎがいないままとするということは、
自身の破邪の血統を自分で終わりにしようとしているのかもしれない……と。
結婚して子供が生まれれば、その子供は必ず破邪の血統に囚われることになる。
システムとしての霊的防衛に反逆するために、独身で舞台に立ち続けるとしたら……
うわああ、書いていて別の意味で悲しくなってきました。
かつてさくらくんファンだった者としてこの結論はかなりキツイです。


ともあれ、裏御三家の正統を残す最後の一族である真宮寺さくらには、
少なくとも数百年に亘って帝都のみならず日本を守ってきた者たちの
霊的な加護があることはまずもって間違いないと思われます。
魔が活動しているときならば、真宮寺の者は死ぬことはないのだとしたら……
そういえば真宮寺一馬も降魔封印のときではなく、それが完了した数ヶ月後に亡くなりました。

だとしたらそれは、愛によって蘇ることよりもなお、非道いことなのではないかと思えてなりません。
魔神器を破壊してもなお、さくらが解放されていないということなのですから。

ただ、復活したさくらは確かに強かったです。
彷彿とさせるのはやはり六破星降魔陣のとき。
あのとき、七千体の脇侍の全てではないにしても、花組全員が追いつめられたと思った脇侍の超大軍を、
覚醒したさくらは一撃の下に滅ぼして見せました。
真宮寺家の血が発動して、帝都や日本を守る霊的な力が一時的にさくらに宿っていたとしか
思えないほどの強さです。
今回も実は同様のことが起こっていたと論ずる状況証拠と言えますね。


しかしまさか、あの指チュパが壮大な伏線であったとは!
藤枝家が藤堂家の傍流なのは知られていますが、「不死に繋がる者」ものだとすると
彼女たちもまた命をもって何かを為しえることを強いられていたのですね。
ならばきっとあそこで大神に不死の力が宿っていたために、その後刹那の攻撃を受けても生き残ることが出来たのですね!
……って、ええええええ。

なにやらすごい話になってきました。

では今日のところはひとまずこれにて。
夢織でした。

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