[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代%御返事もバレ含み への返事
唱和
お久しぶりです、暁雷牙さん、夢織時代です。
お読み下さりありがとうございました。

実のところ、製作サイドもある程度は考えていたとは思います。
怨念によって生じた命と愛によって生じた命との違いを描こうとしたのではないかと思います。

ただ、比較対象としては適切でなかったように思います。
モンスターが怨念によるとはいえ、生み出された命であるのに
対するさくらは愛によるとはいえ、呼び戻された命であるのなら、
……世界から外れているのは果たしてどちらかと。

この問題について明確に対比しようとすると、花組メンバーだけでは無理だったのだとと思います。
歌謡ショウでやる以上、どうしようもない限界だったのかもしれませんが、
不可能ではなかったはず。

本当の意味で、暗闇博士とモンスターとの対象になりうるのは、
愛によって生み出された命でなければならないはず。

すなわち、

花組の少女たちを生んだ親たちによる愛を示すか。
これは可能だったはずです。
かつて一度、真宮寺一馬がゲスト出演したことがありましたから。
武蔵内部でさくらをかばって散った一馬の愛を忘れてはなりません。



…………そしてもう一つの手は、ある意味ではサクラ大戦において復活以上の禁断の領域です。




……花組の少女たちが母となるときを示すか、です。


これはいわば帝都編の本当に最後の最後、終止符となる物語です。
ただ、これはおそらく歌謡ショウでは演じることができません。
ヒロインを選ぶゲームと違い、歌謡ショウで誰か一人を選ぶことは認められますまい。


そんなわけで、若干の無理があったのかな、とは思います。


まあしかしそれを差し引いても、素晴らしい舞台であったことは間違い有りませんでした。
舞台と客席との間に距離が感じられなかった、とはサクラ大戦の基本ですが、
まさしくあれこそ相応しい。
私は、「檄!帝国華撃団」とは、花組が歌う歌ではなく、
戦いに赴く花組たちへ、帝都の市民たちが思いを一つにして歌い上げるべき歌ではないかと思っております。
歌詞がそもそも、そうですから。

そんなわけで、あのとき花組へ向かって歌うのは感動ものでございました。
暁雷牙さんも二階席からでしたか。
同じく二階席だと、多分一階からは見づらいであろう公平先生の格好いい背中がばっちり見えたり、
舞台全景がいい感じで見下ろせたのではないでしょうか。
私はなんだか、二階席で得したような心境でございました。

それでは、また。
夢織でした。

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