[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
安倍准尉@ファイナル公演『新・愛ゆえに』バレです、ご注意ください。 への返事
そして今回の歌曲たちインプレ


多分ハンパにレポめいた今回のファイナル公演曲名とそのインプレッション
になります。当然バレになりますのでご注意ください。
きっと印象がこれからまた変わるかと思うので、その前の備忘みたいなもの
になっております。ですのでちゃんとしたレポは、いつものお方のそれはもう
マーヴェラスなレポをお待ちくださいませ(苦笑)。

それでは参りましょう。
割と端的、を目標にして参ります。あくまで目標ですが<弱気
参照は勿論パンフレット内『演目リスト』となっております。


前説ソング
ダンディ団勢揃いの歌曲です。とうとう前説まで……という感じでしたが
ダンディ団好きとしては嬉しい限り。躰にスプレーするマネのヤン太郎兄ィ
が印象的でした。確かにミダシナミナントカシテホシイ方々が居られたりも
しますものね。今回は幸いにもそういった方々には遭遇しませんでしたが、
所謂大声でべらっべら喋る方には遭遇。いや、楽しいのは分かるけれど……

イッツ・ショウタイム
なるほどブロマイドの黒タキシードの装いはここで生きてくるのですね。
それぞれにステキなステーッキ(笑)を持って登場の花組、それぞれに
素敵なタップを見せてくれます。途中にはそれぞれのソロパートもあり、
個人的にはアイリスのタップがお気に入りでした。ていうか、センターに
さくらさんとかえでさんが並んでた訳ですが清楚な感じのさくらさんに較べ
かえでさん色っぽすぎです。毎回クラクラでした(苦笑)。

瀕死の白鳥
……菊ちゃんはもう、女性として行き着くところまで行き着いたんじゃ
ないかと思いますです(苦笑)。較べて琴音さんは割とあの衣装でもその
まんまでしたが。扉座連についてはこれといった印象なし。

朝日のように(卑弥呼)
最初「誰?」とか思いましたが『モダンジャパネスク』なる公演名がついて
いただけに日本がモチーフ。一度しか観たことないからアレですがこれって
やっぱ宝塚のレビューもまたモチーフなのでしょうね。衣装付けて歌だけ、
というか。
アイリスはやっぱミニスカートな金色衣装がかわいかったのですが、やっぱ
卑弥呼というと白く麻布の長い裾の服に黒髪、というイメージがあったもの
ですから、どっちかってーと
「(卑弥呼、じゃなくて伊与にすればひと捻り効いてて面白いのに)」
と毎回観る度に思ってしまっていました(苦笑)。まぁマイナーになっちゃう
かもですけど。

花を抱き寄せ(光源氏)
これも最初「誰?」でしたが歌詞の中に夕顔だか末摘花とか出てきたので
分かりました。光源氏のマリアさんは、やっぱオットコマエで似合いますね
直衣もこれまた。十二衣のさくらさんも素敵でした。なんだか『海神別荘』を
思い出してしまいましたね。

神の光(天草四郎)
「この天草四郎に付き従う、三万六千の民草よ!」
冒頭のレニ坊が高々と叫ぶ台詞もそうですが、レニ坊の衣装がまたえらく
似合ってたというかコンパクトにまとまってたというか、まぁ胸のクルスが
若干大きすぎ?とかも思いましたが(苦笑)それも舞台映えを考慮してのこと
でしょうし、クルスとかはどうでもいいとしてお持ち帰りして飾りたいとか
思いました(笑)。実際にこの演目あったら観たいですねぇ。

浜風ジョニー
すみれ様とカンナちゃんの掛け合いが演目上でも復活するとは……感慨
深いものがありました。立ち位置は殆どギャグでしたが(笑)。真弓さんの
デッパ(笑)なネタをどこまでも引きずる富沢様がお素敵でした。しかも
その後出てきた某ユージ氏にいいとこ全部持ってかれてしまうデッパ氏
<じゃなくて でしたが。でも今の若いひとに「おいらは……」ネタ一度で
分かるんかいなとかも思いましたがユージ氏。今はもうその後の台詞も
ついたんでしょうかね(笑)。今は、といえば振られたジョニーVs.オケピ内
公平先生との勝負はどうなってるんでしょうか(矢張り笑)。

あなたが楽しければ
うわぁ、来ましたよさくらさんバニー!ってーか脚ほっせぇ!!
凄いです横山さん。でももう少し全体的にふっくらしてた方がいいかな……
とも、思いました(苦笑)。ってそれはさておいて、バックダンサーさんたちと
一糸乱れぬダンスを披露するサマは、相変わらず凄い努力されているの
だろうなぁというのをひしひしと感じました。いや今年も凄い。

暗闇の創造
実は今回かなり上位にくるお気に入りの曲です。なんといっても暗闇博士
役、三ツ矢雄二さんの絶唱が凄い。園岡さんや内田さんに全く引けを取ら
ないいい声でした。「私は 暗闇博士!」のところなんか毎回ぞくぞく来て
ましたからね。先の五景の曲は改めてアルバムで聴きたいなと思いました
が、この曲はこういったライブ盤の方がいい形で残るのかもしれません。

愛はダイヤ
リプライズのサビのみというショートもショートバージョンでしたが、やっぱり
このふたりの曲が聴けるというのは嬉しいものです。貫一・お宮はこの
ふたりの当たり役のひとつだよなぁと改めて。

ケーキいいですね
……なんで紅蘭のだけ『カンナの妄想』じゃなくて『乙女の夢』?(笑)
まぁ無体なカッコさせられるでもなく(いや、そういった妄想はこれまでも
なかったですけど)無体な歌歌わせられるでもなく(レニ坊……泣)なんとも
まぁかわいらしい、けどなんともおとなしーい妄そ……じゃない、乙女の夢
でした。乙女の夢だからおとなしーくても、いいのか<どうしてもデベソとか
サボテンクラスの破壊力を期待してしまうらしく(笑)
ともあれ着ぐるみケーキ着て登場のミニスカ紅蘭です♪。おみ足がちょっち
太めなのがこれまた色っぽい(苦笑)。あもぁ〜いあもぁ〜いやってる中でも
「景気よろしゅおすな」とか関西のおっちゃんみたいなんの出てくるのが
また楽しいです(笑)。って、客席の皆さんにも「ご一緒に!」と声を掛ける
のはこの妄そ……じゃなかった乙女の夢が最初だった気がしますが。って、
最後なんですけどね(泣)。それにしてもこれで『カンナの』シリーズは花組
全員(とかえでさんまで)ギセイ者コンプリートとなった訳です。

ネオン
去年の『カフェタイガー/ダンディ団Ver.』の流れを汲みそうな、ダンディの
いい声を聴かせる、その為の曲。でも今年もそんなダンディの曲があって
私なんぞは嬉しがってる訳です(笑)。それにしても金髪マネキンさんの
金髪ウイッグの色のまぁキツいこと。ミニライブショウ時のグリ様のそれを
思い出してしまったのもきっと私だけではない筈(苦笑)。

鉛の弾丸に口づけを
よもや斗ってる時に曲がつくとは思いませんでしたが(苦笑)。でもなぁ、
私としてはあまし花組には徒手空拳はやってほしくない派だったり。やるに
してもそれならそっちがとてつもなく得手のカンナちゃんをもっと活躍させて
あげてほしいところです。中央で若干せりが上がったところでの花組の
振付が中国拳法つーか気功集団でやってるみたいで面白かったです(笑)。

3分間ショッピング
さくらさんの「何事もなかったかのように」が二日目にして枕詞として定着
してしまった3分間ショッピング。しかもこの曲なにげにすぐ耳について離れ
なくなります(笑)。さくらさんのソロと紅蘭のコーラスがぴったり合っている
曲です。これって声質も合ってる、ってことなのでしょうね。

太正浪漫
なんだー、『モダンジャパネスク』には紅蘭のレビュー曲はないのかー、と
密かに残念がってたらこちらに来ましたか紅蘭。所謂銀座の群衆曲ですね。
そんな紅蘭が皆を舞台中央に集める時の手振りは『ラッキーなロンドン』
そのままでした(苦笑)。それにしても紅蘭てランドマーク曲が似合いますね。
『東京的休日』から入ったからでしょうか。

嘆きと憎しみ
なんとなく展開は予想通りでしたが、首ゴキャはちょっち予想外でした(苦笑)。
真矢さんもいい声をしていますね。

愛するひとに
おそらく今回最大の焦点となるであろう『さくら斬殺さる、そして蘇生』、その
蘇生シーンにて歌われた曲ですね。個人的にはどう考えても「そりゃない
だろ」でして復活にも別段感慨はなかった訳なんですが、それでも紅蘭の
泣き崩れるシーンとか(駆け寄る際の台詞が『さくらはん!』じゃなく『さくら!』
って聞こえて『(こんなところで初期設定持ってきたのか!?Σ( ̄■ ̄;!!』
と驚いたのは私だけでしょうか)『力は、愛する人の為に使ってこそ……力
なんだよ』とアイリスが決意と共に祈り出すところなんかは胸にくるものが
ありました。特に紅蘭、贔屓目じゃなくてもそういった演技がずば抜けて
上手いよなぁとか毎回(涙しながら苦笑)思った訳です。

さくら咲いた
そして割とあっさり生き返ったさくらさんがモンスターを撃退します。つーか
この前に二度ほど大神隊長の殺陣シーンが入ってますが、曲がりなりにも
もう何年かやってる横山さんとそれこそJACで下地がない訳でもなかった
のだろう富沢様の殺陣とどうしても較べて見てしまうこととなり、なんてーか
こうもどかしいというかまどろっこしいというか……(苦笑)。二刀流って難しい
んでしょうけどもう少し腰が入らないものかしら、とシロートながら思いました
です。
さくらさんが客席から現れるという演出は面白いと思いましたが、事故が
起きたりしなきゃいいけど千穐楽とか、とも思ったり。まぁそれにしてもラスト
の『心』には初回公演からこっち爆笑堪えるのが大変でした(笑)。
曲の方は桜の木を囲んだ廻り舞台に花組がそれぞれに位置し、歌うと
いった形になっています。1番はさくらさんのソロ、2番以降は皆のコーラス
という歌謡ショウではお馴染みの形。サビにはハモりも入って一段と綺麗な
曲となりました。

仮面舞踏会
ここからが第三部劇中劇『新・愛ゆえに』劇中歌となります。規模こそ
違えどイメージはまんま『ベルサイユのばら』のオマージュな感じでした
ね(苦笑)。でもすみれ様がこれまた似合う似合う。

身分違いだってさ
こちらはフランス革命前夜の巴里市民たちの歌です。それぞれの歌曲に
花組が一度は出てくることになっているのでしょう、ここではかえでさんと
カンナちゃんとアイリスが貧しい親子一家を演じています。後半の廻り舞台
の右上の方で親子を演じているかえでさんとカンナちゃんがえらいめんこい
です。本編の実際のスケールモデルにしたらきっとすごいことになりますが
(苦笑)。

炎のように
おそらく歌謡ショウ最後のレニマリデュオ曲。見た誰もが思ったでしょうが
結末がタッタン王子とデザイア卿そのままです(苦笑)。でもレニ坊の演じる
ラスカル?大佐の衣装が素敵でした。なんか楽日にはもうコスプレさんとか
居そうですね(笑)。将軍を演じていた米田さん(てーか池田さんてーか)も
また♪。って、前の『仮面舞踏会』でも出てきたマリー王妃、がすみれさん
でしたがルイ16世とかってどうなってんでしょう?しかも「我々は王妃の軍
だ」とか。王様は置いてけぼり?(苦笑)

命の限り
そしてこちらはそのまんま『レ・ミゼラブル』のオマージュでしょう。もういつ
『♪斗う者の歌が聞こえるか』とか聞こえてくるかと(苦笑)。個人的に
密かに王妃付きのあのメイドさんで登場するのを期待してたスイイでしたが
見事裏切られ(苦笑)、勇敢な革命軍のリーダーにしてクレモンティーヌの
お兄さん、ベルナール役で登場の紅蘭。ベスト着てるところなんかまんま
アンジョルラスですよもう。いつあの仰向けに大の字で死んでしまうかと
はらはらしてました(まぁ結末は似たような形でしたが泣)、に、しても曲調に
彼女のヒロイックな声が凄く似合う訳で……つかここも個人的には園岡さんと
1フレイズでもデュエットしちゃったりしてるのに密かに喜んでたりしてたの
ですが(苦笑)。あとヤン太郎兄ィともね。
この曲もかなり今回好きな曲上位な曲です。

悲劇
革命の嵐の中倒れる兄ベルナール、それを目の当たりにして叫ぶクレモン
ティーヌ。そのベルナールを抱えて去るのが園岡さんでそのサマがまんま
お姫様だっこだー♪とか思ったのはともかくとしても<あんた……
悲愴あふれるクレモンティーヌとその彼女の曲です。てーか最後の演目の
最後の役が「お、覚えてろよ!」とか捨てぜりふ吐いたりオンドレ様に撃ち
殺されちゃう役の大神隊長って……こちらも密かに個人的には悲劇かと
<いいから

新・愛ゆえに
マキシシングル版と違う間奏歌詞になっています。これがメモリアルソングス
版なのでしょうかね?そちらは所望する予定はないので分かりませんが……
そしてラストのあれは何を意味するのか。歌詞がああなだけにまさかあすこ
で心中めいたことはないと思いますがどうなんでしょう。つか初回公演は
「えこれで終わり?」と半ば拍子抜けしたのはここだけの話です。まぁ、あれ
以上やると話の尺がまとまらなくなるんでしょうねきっと。
2階席の時は公平先生のタクト捌きをメインで見ていました。ラストは毎回、
先生渾身の熱い熱いタクト捌きが繰り出されていました。

ゲキテイ
2番サビまではいつも通りですが、その後はファイナルなゲキテイということで
二階席・上手・下手に客席を分けての『みんなで歌うゲキテイ』へ。どの席の
皆さんも盛り上がってましたね。私は異様にハジけまくってるヅカさんばっか
見てましたが(笑)。

花咲く乙女〜夢のつづき
一度カーテンコールも終えた後に歌い出すのがこの曲。矢張り最後はこの
曲だったか……と、思いきや。最後のさくらさんのソロには入らずこの曲に
合わせたままの『夢のつづき』最後のフレイズ『麗しの帝国華撃団』が入った
合わせ技な曲。なるほど、と思いました。
でも……やっぱ花咲くは最後の締めくくりにはこれまで常々言ってきたように
相応しいけれど、実際に聴くと反則以外の何物でもないですね……(苦笑)。
そしてそれが生オケで、なんですもの。歌っている時よりか歌い終えて
緞帳が下がりながら奏でられる生の音たちにむしろやられました。壮絶に
『歌謡ショウの終焉』を思わされるというか……おかげでもう初日から涙が
止まりませんでした。初回でこれか自分?といったような(苦笑)。
まぁおかげさまでその後の公演もずっとこんな感じのままでしたが。

その後には役名と共に自らの名も併せての花組各人のご挨拶。かえでさん
@折笠さんの「最初の年はあやめとして出演してパヤパヤ」にはとても助け
られました(苦笑)。色々なところでも既に言われていますが、ご本人の名も
告げられると本当に終わりなんだなぁ……という気にさせられますよね。
でもそれも10年の節目の区切りのつけ方、のひとつの形なのでしょう。
ただ惜しむらくは、矢張り麻弥さんもこの場に在ってほしかったと……


……ということで駆け足で追ってみましたファイナル公演『新・愛ゆえに』の
歌曲インプレッションでした。後日いくばくか変形して、歌謡ショウレポになる
かもはしれませんが(苦笑)。
それではお付き合いいただき、ありがとうございました。
前楽、そして大楽。舞台上の皆さんが事故もなく演じきることができます
ように……
アベスイイでした。

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