[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
でざいや・改@帝国遊戯団MG組・「黒」 への返事
 皆様、こんばんは。
本日1月12日は、『V』に登場するヒロインの1人であるダイアナ・カプリスさんのお誕生日です。
彼女のお誕生日を自分1人だけではなくて他にも彼女のことを好きな方と共にお祝いしたいと思ったことと、
そうすればきっと彼女もより一層喜んでくれるだろうと思ったことが大きなきっかけで、
僭越ながらこちらでは初めてこうしてお誕生日ツリーを立てさせて頂くに至りました。
以下、簡単に彼女の紹介をさせて頂いた後に彼女への思い等を、心の赴くままに書かせて頂きたく思います。

 なお、少しだけ彼女のエンディングについて触れることになりますが、
その時は文字を伏せて、読んでくださる方がうっかり目にお入れになってしまわないようにさせて頂きます。
僕自身は激しいネタバレに触れることになっても全然気にしませんので、
一緒に彼女のお誕生日をお祝いしてくださる方の中でネタバレを交えて書き込みをされる方がいらっしゃれば、
どんなネタでもどうぞ遠慮なく引用したり活用して頂ければ、と思います。
その際、極度なネタバレ(例えばエンディング等)を含まれる時はタイトルの後に
「ヒロインイベントバレ」・「エンディングバレ」等と一言添えてくだされば、
このツリーをお読みになられる方がうっかり核心をついたネタバレにお触れになることがなくなり、
彼女のエンディングを拝見された方もそうでない方も等しい環境で
彼女のお誕生日をお祝いできて今日という日の喜びを共有できるものと思いますし、
勝手なお願いをさせて頂いてしまっている感はありますが御協力頂ければ幸いです。


  ダイアナ・カプリス。1909年1月12日にマサチューセッツ州・ボストンで生まれる。
 そしてボストン大学で医学を専攻して研修医としての生活を営むことになるが、
 そんなある日、霊力が常に暴走状態になって身体に凄まじい負担をかけてしまう
 「後天性過霊力性」にかかってしまい、結果として車椅子生活を余儀なくされてしまう。
 医学知識に長けていることもあってこの病気の重みを敏感に感じることができてしまい、
 加えて霊力による予知能力も相俟って、彼女はこれを不治の病だと確信してしまう。
 そして生きる希望を見失ってしまい、心の中は絶望の闇に閉ざされたまま、
 『V』の舞台となる紐育へ、研修医としてやって来ることとなる・・・。



 不治の病を患ってしまい余命1年と診断されて、“そのとき”を受け入れてしまった彼女ですが、
それでも心は絶望に包まれながらも変わらず優しく、そして綺麗なままでした。
紐育に来たばかりで色々あって落ち込んでいた新次郎に対して彼女は温かく接し、
“未来”がある彼に嫉妬することなど全くなく、生きる希望を持つことを彼に優しく諭しました。
困っている人がいると見捨ててはおけずに分け隔てなく温かい心をもって、
親身になって助けているその姿を見ていると、本当に心の優しい女性だなぁ感心するばかりです。
彼女は病気によっていつもつらくて苦しい状態にありますがそのために、
苦しみ続けることによる心の痛みを誰よりも理解して感じ取った上で受け入れることができ、
だからこそそのようなつらい思いを他の人にはさせたくないという思いが人一倍強いのかもしれません。
しかし病気にかかる以前からも既に医者を目指して、病気で苦しんでいる人を救いたいと願って、
実際に一生懸命勉強してその思いに向かって確実に一歩一歩前に進んでいたのですし、
まさしく“女神のように優しい女性”という言葉が彼女にはぴったり当てはまると思わないではいられません。

 彼女のその綺麗な心は人間だけでなく小鳥たちにも感じることができるようで、
彼女を慕っていつも沢山の小鳥たちが彼女のもとに遊びに来ていますが、
その時の彼女はまるで自分の運命を忘れたかのように明るく、そして輝いて見えます。
<只今、その場面は携帯の壁紙として愛用させて頂いていたりもします(笑)
小鳥たちに余計な心配をかけたくないという彼女の思い遣りがそうさせている感がひしひしと伝わってきて、
小鳥たちが彼女を慕っているのもいたいほどよくわかる気がしました。
病気さえなければ本当に心から小鳥たちと楽しく遊ぶことができる筈なのに、
そう考えるだけでもまるで自分のことのように心が痛くなってしまいます。

 そして、ある日空から1羽の傷ついた小鳥が彼女の前に落ちてくることになります。
その小鳥が助からない運命にあることを予知能力で知ってしまって治療をしないことを決めましたが、
彼女の人(ここでは動物)を救いたいという気持ちが何よりも深いものであることは、
病気にかかってしまう以前の彼女の頑張りを見てみても明らかですし、
本当は彼女もこの小鳥を治療してあげたかったのだと僕は思います。
小鳥を治療してあげたい、でも死ぬ運命にあるのだから治療してあげたら余計苦しい思いをさせてしまう、
彼女にとってこれは本当につらい選択だったと思いますし、彼女の心境を考えると胸が痛くなる思いがします。
結果として新次郎の、彼女に生きる希望を与えたいという深い思いから
小鳥は彼によって治療され、そして彼女の心も“治療”されることとなりました。
「死」の運命にあった筈の小鳥が無事に傷を癒して空に飛び立っていく姿を見て、
ついに車椅子の力を借りずに彼女自身の足で歩くことができるようになり、
そして「私も…あの子みたいに、生きたい…!」という強い思いが、
今まで運命を受け入れて全てを諦めていた彼女の心をも前に歩かせることになりました。
こうして今の自分を受け入れ、それでも前に進もうと決心した彼女の心の強さには
とても感動させられましたし、僕も彼女のおかげでそうすることの大切さを教わることができました。
自分の状況・立場を受け入れることを知らずにただ思い詰めるだけだった僕の弱い心を彼女は変えてくれて、
特に今年に入ってからはその心の変化を自分自身、少しずつですが確かに感じることができています。
小鳥と新次郎が彼女に“オリーブの小枝”を届けたことと同様、
僕の心の中にも彼女からこの“小枝”が届けられたような気持ちです。
彼女からもらった大切な“小枝”を、これからも大切にしていきたいと思うばかりです。

 何もしないでただ“その時”を迎えるのではなくて、残りの命で何か自分ができることを
精一杯頑張っていこうと彼女は決心しますが、これはとても勇気のいる選択だったと思います。
「死」の恐怖に負けないで生きることを選択した、優しさの中にも強さを秘めた彼女の心には
もう一片の曇りも感じませんし、その後の彼女はさらに一層輝きを増したように思えて仕方がありません。
命の温かさに触れて、今自分が生きていることへの喜びを感じると同時に
新たな命の誕生にも憧れるようになり、本当に最初の頃の彼女とは見違えるような心の成長です。
その彼女の心の成長の軌跡を追っていると、限りある命を大切にすることの大切さ、
そして命の尊さを一段と深く心に刻みつけることができました。


 ※ 以下の一段落はダイアナエンディングについて触れていますので、
  該当箇所についてはネタバレ防止のために文字を伏せさせて頂きます。



 新次郎や紐育華撃団の仲間たちとの触れ合いを通して、みんなと共にもっと生きていたいという思いが募り、
ついには成功率は低いけれど手術を受けてみると彼女は決心するまでに至りました。
彼女の、みんなと、そして新次郎と生きていたいという溢れんばかりの思いが
こちらにもひしひしと伝わってくるようで、僕も彼女の手術の成功をただただ願うばかりでした。
そしてエンディングムービーでは実際に手術を受ける場面が描かれていました。
どこまで歩いても抜け出せない“森”の中で自分を完全に見失いそうになる彼女に
“あの人”からの救いの声が届き、彼女の彼に会いたいという想いが
ついに今まで自分を縛り続けていた「死」に怯える心に打ち克ち、
自分の意思で、そして“自分の足”で彼のもとへ戻ることができました。
「呼んでる…あの人が…。私は行っていいんだ…あの人の隣へ…。自分の足で…!!」
この一言を聞いた時、上手く言葉で表現できないのですが、
心が今まで1度も感じたことがなかったような心地よい不思議な感情に包まれ、
感動と嬉しさとその感情が相俟って涙を流さないではいられませんでした。
受け入れることしかできずに自分で行動を起こすことを躊躇いがちだった彼女が
自分の意思で前に進むことを決めましたが、この時の彼女は今までよりもずっと大きく見えました。
こうして手術が成功して身体が健康体に戻った後の彼女はそれ以前の彼女とは
比べようがないほどに元気一杯で、そして心から嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
手術が無事に成功して、そして彼女の心から不安が消え去り喜びに包まれて本当によかったです。
最後まで諦めずに病気に立ち向かってそれに打ち克ち、彼女は新たな自分のスタート地点に立ちました。
僕は彼女を通して沢山のことを教わり、そして身につけることができましたし、
彼女の新たなスタートが元気一杯に明るく笑顔に溢れたものであって、
そしていつまでもそうあり続けることを心の底から願っています。

彼女の“水晶宮”に、太陽がいつまでも輝いていますように…。



 ・・・以上、物語を追いながら彼女への思い等について触れさせて頂きました。
特に胸を打たれて涙を流さないではいられなかった箇所に限定して物語を追っていったために
明るい雰囲気でネタ交じりにお話を展開できる雰囲気ではありませんでしたし(笑)、
これより以下は趣向を変えまして、物語の順番を追う形ではなくて、
彼女のことについて頭に浮かんできたことを徒然なるままに書かせて頂きたく思います。


 落ち着きがあって清楚で優しくて、そして心は勿論のこと外見もとても綺麗な彼女ですが、
本編中では普段着である白衣以外にも意外と沢山の衣装を拝見することができました。
白衣もとても似合っていると思いますが、それ以外の服もやはりとても似合っていて、
例えば船上パーティーで拝見することができたドレス姿を見ていると
キャメラトロンで是非とも1枚写真を撮らせて頂きたく思いましたし(ぽっ)、
危うく証拠写真を撮る最中に彼女を撮影してしまうところでしたが
きちんと理性は残ってくれていたようで(笑)、プラムと杏里を見捨てるわけにはいきませんでしたし、
その素敵なドレス姿は僕の愛機と心の中にきちんと残されたのでした(笑)。
<ちなみに「ケイタイクラブ」でも期間限定でこのドレス姿をした彼女の画像を入手できますし、ダイアナファンの方は要チェックです(笑)
他にも「マダム・バタフライ」にて彼女が演じた米兵ピンカートンも
美しさ120%(笑)な凛々しい男性に見えましたし、
カウボーイスタイルも帽子とスカーフが本当に彼女にマッチしていて素晴らしかったです。
唯一彼女が眼鏡を取った姿を拝見できる「オーバー・ザ・レインボー・サンシャイン」で演じた妖精役に関しては
僕には妖精を通り越えて天使にさえ見えましたし(笑)、眼鏡を外した彼女もまたとても綺麗だと思いました。
でもやはり最終話で拝見できる健康的なドレス姿には本当にドキドキさせられ、数分間見入ってしまいました(笑)。
ましてやヒロインにした時に見ることができるあの笑顔は喩えようがないくらいに素敵でした。
<彼女のエンディングを見た状態で携帯連動を使えばその画像を入手可能ですので、やはりダイアナファンの方は要チェックです(笑)
そうかと思えば僕が最も好きな3色で構成されている戦闘服姿も凛としていてそれでいて可憐ですし、
何を着ても彼女は変わらず彼女なんだなぁと何だか当たり前のことを思うのでした(笑)。

 去年立てられたお誕生日ツリーでは彼女のおでこについて
某方がお話されていたのを思い出しましたので(笑)、
彼女がバンダナを取ったシーンが本編にあったかどうかを探してみたところ、
「ハムレット」で彼女が演じていたオフィーリアはバンダナを外している上に被り物もなかったので、
純粋に彼女のおでこを拝見できる唯一の役であることに気がつきました(笑)。
そして僕が得た感想ですが・・・バンダナがあってもなくてもやっぱり綺麗だなぁということで…(笑)。
<上と傾向が全く変わっていないような…Σ( ̄□ ̄;)

 おでこと言えば、彼女と新次郎の合体攻撃は見ているだけで僕まで微熱になりそうでした(笑)。
ここでは新次郎が「女性に免疫のない学生」(「ファイナルガイド」より)として描かれていますが、
免疫があろうとなかろうと、ましてや少なくともさらに免疫がなさそうな僕だったら
これは間違いなく微熱どころで済む問題ではないような気がしてならないのでした(笑)。
<勿論、最終ボスへのトドメはこの「微熱……」でした(笑)

 先日行われた歌謡ショウ期間中に浪漫堂に数回寄ったのですが、
そこでグッズを購入するとサクラキャラの顔と言葉入りのおみくじを1枚引くことができました。
計20種類近くかそれ以上あったのでダイアナを引くことは至難の業だと思いつつ、
結果としてさくらとエリカを引くことができました。最初にサクラカフェでさくらを引いた時は
文章を読まずして「今年は大吉です♪」と知り合い方々に言っては喜んでいましたが(笑)、
同時に「ひょっとしたらダイアナを引くことができるかも?」という根拠のない自信が湧いてきて(笑)、
翌日も浪漫堂でお買い物をしてからおみくじを引いたのですが、そこではエリカでした。
帝都・巴里ダブルヒロインをわずか2回で入手できたことになりますし、
やっぱり今年の運勢はものすごいかも?と思いつつも、いよいよダイアナへの思いが募り、
何とか彼女のおみくじを手に入れたいと思いつつももう購入するものは全て購入しましたし
いよいよダイアナを引くことはできないまま終わると思いきや、コラムスの好敵手である某方が
1枚お持ちだということで、我を忘れて懇願したところ(笑)、見事譲って頂けることとなりました。
<某方へ、その節は本当にありがとうございました(低頭)。
こうして新年早々彼女のおみくじを引くことができて、今年は良い1年になる確信を得るのでした(笑)。
「あなたにも、前に一歩を踏み出す勇気を・・・。」、彼女の温かくて優しい言葉を頂戴できただけでもう、
去年の夏以降ずっと続いていた“冬”が過ぎ去ったことを感じることができたと同時に、
その日のカラオケオフ等でも体が勝手にダイアナパートへ僕を誘うのでした(笑)。



 生きることに意味を見出せないまま来るべき時を迎えようとしていた彼女ですが
今ではその面影は全くなく、みんなと力を合わせて少しずつ、着実に前に向かって生きています。
今までの自分を受け入れつつも変わっていこうとしている彼女を、
これからも末永く見守っていきたいと心から思うばかりです。
彼女が前に進んでいく手助けが少しでもできれば、という思いを込めて、
最後に僕の彼女に対する精一杯の愛情を込めて、彼女へお祝いの一言を捧げさせて頂きます。
皆様からも何か一言だけでも愛のこもったお祝いの言葉を捧げてくだされば彼女は勿論のこと、
ツリーを立てさせて頂いた者としてもこれ以上の喜びはないことを心に感じながら…。

 ダイアナさん、本日はお誕生日おめでとうございます。

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