[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代(修正1回) への返事
書ける人書けない人(12/18 1時前追記)
……うーん、どうにも動かし難い現実を突きつけられてしまった気が。

サクラ大戦らしさといいますか、
あの世界らしさが無い作品で、キャラだけ引っ張ってこられても
興ざめするだけなんですよね。
その意味では出来の悪い同人作品と変わらないというのは賛同せざるを得ません。

それはそうと、サクラ大戦物語の帝都編はどうなったんでしょうね。
巴里編の反省を踏まえて竹崎さんがこれでは駄目だと検討していて下さったところまでは知っているのですが、そのあと全く音沙汰無しになってしまったので、
もしかしたら企画自体が潰れてしまったのかと不安になっております。


ミステリの問題は出来るだけ早いうちに形にしてしまわないと
これも賞味期限が切れてしまいかねませんねえ。うー、時間ないいぃぃ。



さてアイゼンギガントの話。
いくら農奴制で人の命は軽かったとはいえ、帝国華撃団の発足に当たって全世界を回る必要があったくらい、霊力者は稀少なものですから、やはりコンセプトが根本的に間違っていたんでしょうねえ。
このあたりは、帝政ロシアのエゴというか、霊能力者が稀少でも、貴族に比べればゴミという意識があったのかもしれません。
もしあと数年マリアが生まれるのが早かったら、マリアがこれに乗せられていたのかもしれません。

もちろん、霊力者と一口に言っても、ピンからキリまであるので、
一週間で力尽きるというのはあくまで目安でしょうね。
帝撃花組や星組の面々クラスの霊力者が乗ったら、もっと持続したのかもしれません。

アグネスは星組に採用されたわけではなく、ヴァックストゥームに徴集されたわけでもないのですが、
ツェペシュ師が目を付けたところをみると、かなりの潜在霊力があったと見ていいでしょう。
もしロベリアが止めていなければ、ツェペシュ師の計画は結構それなりに進んだのかもしれません。
でなくばこの兵器は、霊力者一人と引き替えにする拠点攻略用にしか使えませんから、
オーストリア再興というのはあまりにも荒唐無稽な発想です。

浮くまで大きくすればいいので、エンジン出力が低いほど大きくなるホバーシステムと聞いて、
……まさかミカサがこれで浮いているんじゃないだろうな、などと考えてしまいましたが、
周辺が風圧で薙ぎ払われたようには見えないのでまた別のシステムなんでしょう。

少女を使い捨てにする実験というと、ソレイユ機関を思い出すところです。
これも、霊力者の霊力をマルチ活用して、やりすぎなまでの負担を掛けるという点で共通しているように思います。
逆に、一週間で使い捨てにするというくらいならば
一回の稼働時間を数時間に留めておけば、普通に運用できるのではないかと思われます。
そうすると「回路」にされた人の生命維持に必要な設備を外すことも出来て……あれ?結構まともな兵器になってしまいますね。

まあそれでも、操縦者じゃなくて「回路」というわけですから、乗っている人間の自我は消し飛んでしまうんでしょうね。
アグネスも記憶がすっ飛んでいたみたいですし。
そうするとやっぱり禁忌の兵器となりますね。

蒸気獣、蒸鬼、悪念機のうち、悪念機は夢殿と蘭丸が作ったというのがはっきりしており、
蒸気獣はどうやらカルマール公が絡んでいるらしいですが、
その生産ラインははっきりしていないんですよね。
この手の兵器で生産工場がはっきりしたのは、DS社のヤフキエル工場くらいでしょうか。
日本のは菊ちゃんにつぶされて、
アメリカのはエピ0に出てきてジェミニにぶっつぶされていますけど。
しかし、これらの大量投入型兵器のコンセプトは、いずれも対霊子甲冑を意識していますね。
逆説的な結果ですが、彼らに対抗しうるのが霊子甲冑のみであるという状況が、単なる制圧兵器ではないように思えます。

ほとんどの敵ボスが一体ずつくるのは何故か。
これまでに複数の敵ボスが一緒に襲ってきた例は確かに少ないですね。
血潮6話の羅刹と刹那、
2の熱海の水狐と金剛、
3エッフェル塔のシゾーとピトン、
……これだけかな。
よほどのことが無い限り同時に襲ってくることはなく、
戦術面から見ると常道から外れまくっているからには、やはり妖力兵器の運用には
何らかの形でかなりの制限がかかっているんでしょうね。

妖力使いに転じるくらいの人物は、悲しいかな他人を寄せ付けない性格になってしまっていることが多く、
自滅、反発が生じるというのは納得のいくところです。
でなければナーデルとコルボーを同時に投入しているよなあ。
逆にいえばシゾーとピトンって仲がいいんですね。
金剛は一方的でしたが。

ロシアの霊能力者環境は、米田が日露戦争で何かと戦っていたように思います。
当時中佐の米田が何か、それっぽい組織と戦っていたのは同人だったか公式だったか。



済みません、まだ続きます。

******************************
以下続き。

そういえば2の第二話で金剛と木喰が一緒でしたか。
完全に忘れておりました。
……これも金剛ですか。
水狐と同行したことといい、金剛自体は妖力の持ち主だったのかちょっと疑問です。

だって悪として活動するような精神回路の持ち主に思えないのですよ。
彼は普通にその場その場で純粋な心の赴くままに活動していただけのように思えます。
好きな女のために嫌われようとも戦場に駆けつける彼の行動は、
帝国華撃団の乙女たちとどこが違うかと問われると……性別が違うだけじゃん、という結論に至ってしまいます。

……話がずれました。


ロシアの現状はわかっていないところが多いですよね。
クワッサリーがロシア革命の闘士として名を馳せたくらいなので、
彼女に匹敵する霊能力者はロシア革命当時、
ロシア全土でもそうそういなかったのではないかと思われます。
ロシア革命が欧州大戦の末期と重なる時期ですので、
結果としてアイゼンギガントをまともに動かせる霊能力者のストックは
ほとんど無かったのではないかと。
もちろん、ヴァックストゥームのような研究機関があって、そこに隔離されていた可能性もありますけどね。


状況証拠に過ぎませんが、霊力者の要求霊力値は下がってきていると思われます。
それは、最初の時点で帝国華撃団花組のメンバーを集めるのに世界中をかけずり回る必要があったのに、
その後、巴里華撃団や紐育華撃団の結成にあたっては、霊子甲冑を動かせる人材が比較的容易にその国内で見つかっているという事実が示しています。
フランスの貴族の中に霊能力者が多くいたということは、欧州大戦のリシャールたちの存在が物語っています。
……これは多分パリシィの子たちだったのではないかと思いますが。
そうすると、帝国華撃団結成にあたり、
真っ先にグリシーヌら貴族の女子たちをチェックしたはずですし、
モンマルトルの聖女の話も賢人機関は掴んでいたはずです。
でも招集されたのは、その中でも最大級のアイリス一人でした。
また、フランスから欧州星組に招集された者は、今のところ確認されていません。

紐育華撃団は昴が旧星組なのでカウントが難しいところですが。
ダイアナにしろリカにしろ、従来は数に数えられていなかったんですよね。

そうすると、光武Fの要求霊力量は、初代光武よりも低いのではないか……という推論が成り立つわけです。
やはりこのあたりは霊子技術、蒸気技術の発展のたまものでしょう。
現に紐育華撃団では、エイハブの霊子力機関と連動していることにより、出力を補填されていますしね。


そうやって、霊子甲冑に乗れる人間が増えていった先にどんな未来が待っているのか。
これから各地に華撃団構想を展開していくからには、必然の未来でして、各地の封じられた霊力者たちの歴史もまた明らかになって……いくといいな。

ではまた。
夢織でした。

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