[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
とりなべ への返事
プレイしてみた感想

 接続できるようになったので、やっと感想が書けます。

 まず、仕様から感じるのは、「全体がすごく小さく、続けて遊べるような仕様ではない」という事です。
 ミッションでの会話イベントが1章4話のうち一回程度とすごく少ないのですが、それでも10章まではまあ会話にそれらしい感じはありました。
 11章のさくらとの会話は、なんというか「敵に攻撃されてるのに生身で何やってんだ?」という感じのよくわからない会話が二回あります。

 しかも、ミッションチャレンジのボタンは押せるのに達成度は上がらない、という状況になります。
 一応注意書きっぽく「これ以上のミッションはありません」と出るのですが、明らかに作りかけです。


 キャラとの会話と敵との戦闘のゲームであるサクラ大戦を、他の種類のゲームに移す場合、移す先のゲームに合っている方法で行う必要はあると思います。
 しかし、ソーシャルゲームに帝国華撃団・花組は合っているか?というと、とてもそうは思えません。

 数を集め、民衆からの支持者を募り、帝都の制覇や征服を志すのは、「黒之巣会」がサクラ1で行った事です。
 ソーシャルゲームにするなら、プレイヤーは黒之巣会に相当する組織の首領でしょう。
 複数の武力組織が、ある時は結託し、ある時は競合しつつも、強大な帝国華撃団と戦い帝都の覇権を競う、というのなら、非常にソーシャルなゲームになると思われます。


 少数のパーティで各自のレベル上げ・装備の強化で強くなる花組は、どう考えてもRPG向きの仕様であり、実際にRPGとしてリリースされた「君あるがため」はかなり遊べる仕様になっていました。


 帝国華撃団側の話にするにしても、後から新規隊員が増やせる、あるいは集団戦が行える、という点では、霊子甲冑に乗れない霊力者の戦い方をテーマにする方が合っているんじゃないでしょうか。
 乙女組の話でも、夢組の話でもいいですし、今から作るのなら奏組でしょう。
 花組ですら敵わないような強大な敵の出現に、世界中から集めた1000人のオーケストラで対抗、共闘で勝利を勝ち取る、なんてシーンが実現したら、かなりエキサイティングだと思うのですが。
 

 カードゲームとして告知された当初から予想された事ではあったのですが……

 リリース当初の作りかけのやっつけ、という印象を極力考えないとしても、ソーシャルゲームの企画としては、このゲームは企画段階から適切ではない、という気が非常にします。
 同じ形式、同じ素材を使っても、もっと面白くなる方法はあるんじゃないでしょうか?

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