[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
しうら への返事
こんにちは  もしくは 初めまして。

本日諸事情により当初の予定を消化できず燻っているしうらです。
それでもって、トークライブツアーがどうやら3回目で終了なのかな、って雰囲気で残念で仕様がありません。
……ぜひ、東北にも来て欲しかった。
桜もようやく咲き始めたところですし(於仙台)


さて本日4月20日は、花とゆめ10号の発売日です。
前号のピンクの濃さと比べて、うす…あっさr…控えめな色使いの表紙でしたが、皆さまちゃんと手にすることができましたでしょうか?
表紙に描かれたライラック。
個人的に好きな花なのでほっこりしました。
サクラ的には「グラン・マ」な花ですね。
ライラックの花穂は上に伸びるイメージだったので表紙を見た時多少違和感を感じました。
でも色々写真を見ていたら花穂が横に伸びている写真もあって、納得した次第です。


それでは、帝國歌劇太正浪漫 サクラ大戦奏組 第四話後編 レポートです。

以下、ネタバレのため、未読の方はご注意を。

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本編

扉絵:地上から仰ぎ見た浅草十二階像
   それに合わせて《塔の上に待つものは…?》のコピーも縦書きで一点透視風
   (フォントサイズが下に行くほど徐々に大きくなっている)
   (「サクラ大戦奏組」のロゴも縦だ と思いましたが、バックナンバーを見たら、
    第3話でも縦書きロゴが使われていました←)
第四話 後編「貴族という生き方」

・十二階内部:「この塔すべてを貸し切りたい」とジオは受付嬢に金の延べ棒を示す。
       十二階では『欧州大戦』の写真展が開かれており、
       ジオが公園で音子に語った貴族たちの写真も飾られている。
       彼らの笑顔に「これから死ぬかもしれないのに…」と疑問を抱く音子に、
       「貴族だからだ」と語るジオ。
       彼らの死と残された人たちを思い、『私だったら…』と思う音子は一枚の写真に気づく。

       最上階から出る禍々しい霊音に気づく二人。
       バルコニーに出たジオは発炎筒で「隠密行動部隊月組」に非常事態を伝達する。
       奏組到達までの間の行動について、ジオは『奏組隊長』である音子に判断を仰ぐ。
       一旦は「奏組全員が揃うのを待つべき」とした音子だが、
       最上階から聞こえる(降魔の音とは違う)子供の声に気づき、迷わず最上階へと向かう。

       そこには、巨大な(体長2m位?←脚長除く)蜘蛛形降魔が一人の子供を捕らえていた。
       剣で身体を絡め取る蜘蛛の糸を切り、子供を助け出す二人。
       子供を逃がそうとする音子だが、蜘蛛の糸により出口を塞がれてしまう。
       状況から囮になるしかないと判断したジオは、蜘蛛ごと外に飛び出す。
       蜘蛛の反撃により、十階屋上(?)に打ち付けられるジオ。
       足を痛めたジオは上手く戦うことができない。

       最上階出口で蜘蛛の糸と格闘する音子の許に、奏組4人が駆けつける。
       出口を開放され、子供を安全な場所に送り届ける音子。
       最上階からバルコニーに出た奏組が見たものは、
       手首に絡まった蜘蛛の糸によって、十階屋上からぶら下がるジオの姿だった。
       バルコニーに戻った音子は、ジオを支える蜘蛛の糸が切れ掛かっていることに気づく。
       蜘蛛の糸が切れないように、大きな衝撃を与えないように、
       と 思うように戦えない奏組の面々。
       己が降魔の殲滅の妨げになっていると判断したジオは
       自らを支える蜘蛛の糸を切ろうとする。
       必死でその行為を止めようとする音子に、
       ジオは「責務のためならば貴族は喜んでこの命をー」と笑顔で語る。
       「そんなの…ただの勝手です!」と涙ぐむ音子。
       脳裏には、先ほどみた一枚の写真。
       残された家族が遺品を抱き、泣き崩れる姿を写したもの。

       「仲間を悲しませるのが貴族の誇りなら…誇りなんていらない!」
       「誰かのために生きる貴族になってください!」
       「どんなことをしても生きて!!」
       「これは…隊長命令です!」


       音子の心からの叫びに
       「貴族に誇りを捨ててでも生きろとは―」
       「無茶な命令をする隊長殿だ」
己を支える蜘蛛の糸をしっかりと握り締めるジオ。

       蜘蛛を殲滅し、ジオを引き上げようとする奏組。
       音子の指にジオの指が触れようとした、その時、限界を迎えた糸が切れる。

       絶望に染まる音子の表情。
       ジオは空中で体勢を立て直し、己が剣を外壁につきたて落下のスピードを和らげる。
       そして外壁を蹴り、その反動で側の木立に身を投げる。

       外に出て、ジオを探す奏組は、
ボロボロの姿で木の枝にぶらさがっているジオを発見する。
       「こんな無様な姿をさらして生き残るとは…」と無念そうなジオだが、
       心から安堵の表情を浮かべた音子の笑顔に笑顔を浮かべる。

・数日後、大帝國劇場オケピ
       練習中のジオは、笑顔で「やはりよく似合っている」
       「完璧だ」と音子の楽団服姿を見つめる。

               以下 次号
      「仲間のために生きる貴族――音子との出会いが、
ジオの心に良い変化をもたらした」のコピー


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今回は、ほぼ前編戦闘シーンでした。
(ジオと音子のシーンがメインで、あまり対蜘蛛降魔シーンの直接描写はありませんでしたが)

ジオはいつも金の延べ棒を持ち歩いているのか、とか
受付嬢がその場で貸しきりを許諾して良いのか、とか
奏組4人は最上階に来る前にジオと降魔の姿に気づかなかったのかい、とか
微妙につっこみどころも多かったのですが、ジオと音子のぶつかり合いがなかなか面白かったです。

貴族であることに誇りをもち、自分の信じる貴族であろうとするジオの、
その生き方すら変えてしまう音子。
彼女の真っ直ぐさは、本当に素敵なものだと思います。

「生き延びる戦い」こそがサクラの戦いである以上、
音子は立派な「帝國華撃団の隊長の一人」ですね。

そして、今回『隠密行動部隊・月組』の存在が音子に明かされました。
ヒューゴ編では『重武装の部隊』の存在も出てきましたし、
こうして少しずつ他部隊の存在が明かされていくのでしょうか。
(その構成メンバーが明かされる日もいつか来るのでしょうか)
楽しみですね。

でわでわ
本日はこれで失礼致します。

市浦まお

※次回のスレ立てですが、都合により2,3日遅れると思います。申し訳ありません。

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