[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
安倍准尉 への返事
第4戦・秋の天皇賞、実況中継!


新「ふぁああぁあ……」
ダ「眠そうですね、大河さん」
新「いやぼく元々夜更かしってあまり得意じゃないんです……」
ジ「だよねー、そもそも新次郎は早起きして朝のケイコとかもしてるから」

その割には紐育の皆さんにこぞって朝ごはん用意してもらっちゃうくらい寝ちゃってる時もあるじゃないですか。
寝間着の『誠』にはウケましたが(笑)……って紐育の皆さんおばんです、アベスイイです。

リ「おばん?おばんってなんだーっ!?」
新「ちょ、准尉さんいきなりそんなこと言

や、『おばんです』てのは方言で『こんばんは』って意味ですよ。東北だけかと思ったらそうでもないみたいですね……って、何か勘違いしそうになってないかい甥っ子(苦笑)。

新「いや、ぼくは准尉さんの命の心配をしただけですって」
サジ「なんでそこでいきなりそんなに深刻になるんだよ坊や?」
新「いえ……それを話すと今度はぼくの命が危うくなるので(泣)」

さて、今回はほぼ初めての展開でした。
レースをナマで観られなかったのですね(苦笑)。
ちょうどこの時間は、先日もちと言いましたが『MAMMA MIA!』観劇でしたもので。時間的に『Winner』の辺りじゃなかったかな。私この作品は映画版から入ったので、部屋の中だけでこの曲歌っちゃうとは思いませなんだ。

サジ「いや、別にアンタの感想は聞いてないって。こうして坊やも眠たがってることだし、さっさと進めてくれないもんかね」
プ「まぁ、いいじゃないのぉん。初めての観劇はとりわけ印象が強いものだものねぇん」

ドナ役を久野さんで観たかったー、とは思ってましたがドナ役の方が結構イメージ似てたのでそういうイメージで観てました。やー、楽しかったですよ。ちょうど2,000回記念で特別カーテンコールとかもありましたしね(苦笑)。
って、今回は秋天の実況でしたね。ではまず出馬表を出してみましょうか。

ぎょいん。

◇第142回 天皇賞・秋(G1)
2010年10月31日(日) 東京 11R
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定)/定量/2,000/芝(左回り)
1枠1番  ショウワモダン
1枠2番  ブエナビスタ
2枠3番  ジャガーメイル
2枠4番  (外)エイシンアポロン
3枠5番  オウケンサクラ
3枠6番  スマイルジャック
4枠7番  ペルーサ
4枠8番  シルポート
5枠9番  トウショウシロッコ
5枠10番  シンゲン
6枠11番  アクシオン
6枠12番  アーネストリー
7枠13番  ヤマニンキングリー
7枠14番  ネヴァブション
7枠15番  スーパーホーネット
8枠16番  キャプテントゥーレ
8枠17番  (外)コスモファントム
8枠18番  アリゼオ

杏「でも准尉さん、わたし思ったんですけど」

はい、何か?

杏「このレース、第142回とかって……そんなに昔からあったんですか?」
昴「因みに142年前……1868年。『五箇条の御誓文』が出されるに至り、日本の国の在り方が劇的に変わった年だな」
新「てことは明冶元年ですか!?」

いやいやいや、そうではないです(苦笑)。
このレース名をよく見てください。『天皇賞・秋』とありますよね。
この『天皇賞』というレースは、今回の秋の他にも春に開催されます。で、春と秋とで開催回数が分けられる訳ではなくそのまま通算となるので結構すごい回数になってる訳です。
ですので今年の春の天皇賞は第141回、になります。つまり142、を2で割った数が実際の経過年数になります。
と、なると前回の第71回菊花賞と同じ年の開始ということになりますね。
えーと実際には開催中止な年もあったりしたのでそのまま71年前て訳でもないんですが。

ダ「でも、いずれにせよ歴史あるレースということになるのですね」
リ「71年前?リカのパパのパパのパパくらい前か?」

そうですね、矢張り歴史と格からすると日本競馬に於いての随一のレースとなります。
なんと言っても名前が『天皇賞』ですからね。以前は一度このレースを勝った馬は、その後負けて『天皇賞』のその名を汚すことのないよう、このレースに再度出走することが許されてなかったくらいなんです。
ちょっと、米国人の皆さんにはこの所謂『Emperor』の持つ意味の重さ、は量りかねるかもしれませんが……
さてそれではここで帝都の紅蘭を呼んでみましょう。

紅『ほい、皆はんこんにちはー李紅蘭ですー。そして今回のゲストやねんけど』
カンナ(以下カ)『オッス!紐育のみんな、久しぶりだな!今回はあたい、桐島カンナがゲストでお送りするぜ!』
リ「おおーっ、カンナだカンナだ!あいかわらずでっかいなー!!」

おお、今週はカンナさんでしたか。相変わらずの威勢の良さですね(苦笑)。
どうぞ宜しくお願いします。

カ『へっへ、しかし紐育のみんなに会ったのも久しぶりならこの争奪戦てのもまーえっらく久しぶりじゃねェか。あれから大分経ってんだし流石に今回は最後に例のアレが出てきたりはしねぇンだろ?』

いや、出ますけど?(しれ)

カ『マジかよ……』
紅『ほんになぁ(嘆息)。これで、そこのサジータはんとかにそしょうーとか起こされても知らんで、ウチ』

まぁそこいらは、実際に年末までどうなるか分かりませんし(苦笑)。
さて、それでは紅蘭。早速ですが、これまでの人気を教えていただけますか。

紅『あい来た、そっちに送ったるで。ほい』

えーと……これが最終人気ということになりますね。
一番人気は1枠ブエナビスタ、単勝2.2倍と圧倒的な人気です。この馬は牝馬つまり女の子なのですが並み居る牡馬、つまり男馬たちを押さえての堂々の一番人気ですね。
そして続く二番人気……は6枠アーネストリーで4.9倍。そして更にシンゲン8.3倍とペルーサ8.9倍と差なく、14.9倍のジャガーメイルまででが人気上位5頭となっています。

新「それにしても女の子でそんなに圧倒的な人気なんて、すごいんですね」

この秋天てレースは2,000m、中距離戦となります。昨今のスピード競馬に於いて層の厚い距離となりますから、ここでこれだけ一番人気ともなるとそれだけの実力ということですし、実際彼女はそれだけの実績を収めていますからね。

カ『でもここは、そう一筋縄でも行かねェんじゃなかったか?』

そうですね。一番人気の彼女が斗わなくてはならないのは……残り17頭の馬たちだけではありません。
府中の2,000mに潜む魔物、これが何よりも一等厄介です。

ラ「魔物……?」
リ「なんだ?もしかして食べられちゃうのか!?ガオーって!?」
サジ「食われちまうのは流石に公共レースじゃヤバいだろ(苦笑)。まぁ……比喩さね、この場合は」

そういうことです(苦笑)。
この秋天てレースは奇怪なものでしてね。兎に角一番人気が負けまくるのですよ。
ここ最近でこの魔物を負かしたのはただ一頭、'00年のテイエムオペラオーだけ。そしてこの年はこのレースで彼を擁した姫さまがG1ロードを制しています。
ここでブエナビスタがそれに続くことができれば、甥っ子にとってもより後押しになるかもしれませんね(苦笑)。
さぁ、スターターがスタート台に上がり旗が振られました……第142回、天皇賞・秋の出走も間もなくです。
すわ台風直撃かとも思われましたがなんとか秋天自体は開催、となりました。しかも重とか不良かとか思ったら稍重まで回復してきているようで。私なンかそちら重視して予想したのに早くも危うくなっておりますよ(苦笑)。
しかしね、フタ開けてみたらドベ2人気ですか。あまりと言えばあまりなもんじゃないですか……
ここはひとつギャフンと言わせてやれ、オウケンサクラ!!

紅『今週はヒイキないまますっきり行くんかなー思てたらここで来よるんかい……』
カ『まぁまぁもうこいつは直りゃしねぇんだから、いいじゃねぇか』
紅『そないなこと言うて、カンナはんは3枠やさかいんなこと言いはるんやろ』
カ『んーまァ、そりゃあるかもしれねェな(苦笑)』

あーすみません(苦笑)。
ではではもう枠入りも終わりかけてますし、実況に行きましょう……っておっとと、ペルーサがちと立ち上がりかけましたが……大丈夫、収まりましたね。
さぁ今年の府中の長い長い直線、日本随一のその長い行程。その中に今年はどれだけの物語が生まれるのか。
そして府中の魔物を撃退するすべを、女傑はその体躯に備えているのか。
ゲートが開いて天皇賞・秋、スタートです!!

カ『よっしゃ、ケガしねぇように走って来ンだぜ!!』

おおっと、そのペルーサが出遅れ!痛恨の出遅れです!改修成った府中の第一コーナーも、これだけ出遅れてしまうと次の一手への手持ちカードが一枚減ることとなります。これは地味に痛い!
さて無事にスタートした各馬の中からは……先頭に立ったのは行き足をつけてオウケンサクラ。よしがんばれ!!

サジ「だからヒイキは止せってのに(嘆息)」

それを見て更に前に出るはシルポートオウケンサクラの後ろには内にアーネストリー外に白い馬体、キャプテントゥーレがつきました。そこから一馬身開いて続くは内からスマイルジャックヤマニンキングリー
コスモファントム
そしてその次に続く集団の最内に……居ました一番人気ブエナビスタ
!!秋になり復調の気配とのことですが、この先新たなる荘厳な眺めをこの府中に現出させてくれるのか否か?
でもってその外にはこじゃんと固まって順にエイシンアポロン、春の天皇賞馬ジャガーメイル2枠両頭が並び更に、今日は黄色い枠ですが赤いレキジョさんには密かに人気出てそうなシンゲン、最外にネヴァブションです。ここまでで中団、というかこの後ろにはもうひと固まり、ショウワモダントウショウシロッコスーパーホーネット、そこからぽん、ぽんと2馬身ほどずつ開いてペルーサ、最後方のアクシオン、でこれで18頭全部。
と、全馬整理しているうちに先頭は既に向こう正面を大分行って大ケヤキの向こうに一旦消えています。さぁ、府中は秋の天皇賞はここからが本番です!
先頭はおお、少し見ないだけで5馬身は先行したでしょうか、シルポートが先頭!ケヤキの向こうに逃げ馬、というとどうしてもあの馬を思い出します。今日は全員、無事に廻ってきてくれよ!!600m標識を今通過、そして後続の馬たちも怒濤の如くその空間を詰めにかかって、ここで4コーナーを廻るその姿がひと際輝いて見えるのはキャプテントゥーレ、お祖母さんもかつて来日の際はこの左廻りの芝を駆けました!
さぁ府中はここから!残り3ハロン近くからもうあの長い長い直線です!先頭はまだシルポートがんばっている、続いていたオウケンサクラも引かずに喰らいついていくがその外からはキャプテントゥーレ
しかし!その更に外からやってきたのはブエナビスタ!まさに『満を持して』という表現に相応しい坂の途中からのスパート!後続の馬たちとは明らかに脚色が違います!

新「すごいや、がんばれブエナビスタっ!」
ダ「あぁ……シルポートさんが……えっ?」

府中の直線を切り裂いていくその脚の鋭さたるや、魔物何するものぞといった切れ味!
が……ここで殆ど最後方からもう一頭、彼女の切れを上回る脚で飛んできたぞ!?

サジ「なんだいあの馬……」
ジ「うわすごい、追いついちゃうかも!?」

ここで飛んできたのはペルーサペルーサだ!!既に離される一方の先行馬と一瞬で入れ替わっての単独二番手!こりゃもう『ミスターシービーしちゃってる』ぞ鞍上安藤勝己!しかしその豪脚も顕現が一瞬遅かった!一瞬の差が競馬ではこれだけの差になります!そのペルーサの2馬身前に居たブエナビスタ、今一着で文句なしのゴールイン!!
一番人気が10年ぶりにここ、府中の魔物を撃退しました!!

新「やったーっ!!」

そして3着にアーネストリー、4着にオウケンサクラ、5着にネヴァブションで入線しています。
えーと……でもなんか審議出たみたいですね、紅蘭?

紅『んー、そうみたいやな。まぁもうちょいと待っといて』

しかしまぁ……本当、強かったですねブエナビスタは。この府中の魔物はあの皇帝も帝王も、芦毛の兄貴もシャドーロールの怪物も勝てなかったんですよ。それを牝馬ながら打ち負かしたという……いやいや、おみそれしました。

ジ「でもそれにしても准尉さんの顔が晴れやかだね」
サジ「アレだろ、ヒイキの馬が結構上位に来たもんだから」

いやぁ、そんなこと勿論ありますよぉ(苦笑)。
やーオウケンサクラよくがんばりました!3歳牝馬のドベ2人気で4着まで持ってくればもう上出来でしょう♪。音無先生もきっと喜んでらっしゃることでしょう♪♪。

新「あ、それじゃあ馬券買ってたんですね……って、あれ?」
ラ「4着、では……確かそこまでカバーする馬券の式はなかった筈だから……」
昴「ハズレ、だな」

いやそりゃさ、朝7時から2時間かけて買いに行って13時からの観劇に間に合うようにトンボ帰りしてきたその馬券は見事に散りましたよ(笑)。でも元々そんなに買ってないし、彼女があすこまで来たならもうそれで満足です♪。
あ、紅蘭そろそろ結果出てませんか。

カ『えーと……どうなんだ、これ?』
紅『うん、これで確定みたいや。降着は出たみたいやけど直接は関係あらへんみたいやから。ほんなら結果、そっちに送ったるさかいなー』

ありがとうございます……あぁ、来た来た。
それでは結果と得点加算累計を続けて出してみましょう。
こちらです!!

◇第142回 天皇賞・秋(G1)
2010年10月31日(日) 東京 11R
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定)/定量/2,000/芝(左回り)
天候:曇 芝:稍重
1着1枠2番 ブエナビスタ
2着4枠7番 ペルーサ
3着6枠12番 アーネストリー
4着3枠5番 オウケンサクラ
5着7枠14番 ネヴァブション
6着5枠10番 シンゲン
7着5枠9番 トウショウシロッコ
8着3枠6番 スマイルジャック


<4戦目まで累計>
1位 ジェミニ君 29点(+4点)
2位 新次郎くん 24点(+8点)
3位 ダイアナさん 23点(+7点)
4位 ワンペア 19点(+5点)
5位 昴氏 16点(+6点)
6位 サジータさん 13点
7位 リカどの 12点(+6点)
8位 ラチェットさん 10点

えーと……
それでもトップのジェミニ君その座を堅持。しかし今回は優勝馬ブエナビスタを擁した甥っ子が同点だったダイアナさんを交わして2位に踊り出ました!ってそのダイアナさんもみたりと甥っ子の後につけて離れません、1点差なら差はあってないようなものですね。
そして今回も得点を固めた昴氏とリカどのがその分だけ順位を上げ、今回得点のないサジータさんやラチェットさんが足踏みという状況になっております。そんな4戦目まで終了時点です。

ラ「うーん、なかなか厳しいわね(苦笑)」
サジ「さーて、どうしたもんかねぇ……って、坊やなら連れてこうと思えばいつでも行けるしね」
プ「それを言っちゃったらミもフタもないわよぉん(笑)」

さて、と。
でもって来週は……お休みです。
来週はG2がメインレースになりますので。
私も休めて嬉しいです、ていうかやっぱ久々な上に毎週、はキツい訳で(苦笑)。
しかも特に来週辺りはばったばたしてますので……
まぁそんな訳で次回のアナウンスに入らせていただきます。
次回、第5戦は舞台を京都に戻しての
エリザベス女王杯(京都・芝2,200)
こちらは11月14日に開催されます。
なんとなくタイトル見ても分かるかもしれませんが、こちらも牝馬限定戦。
しかし、今回は年齢制限はありません。様々な世代の女傑たちの集うレースとなりますね。
それでは帝都の紅蘭とカンナちゃん、ありがとうございました。
でもって紐育の皆さんもまた次回……と言いたいところですがちと次回はリアルタイムでのお届けはできないかもしれません。どうぞご了承ください(低頭)。
では、解散しまーす。

◇◇◇◇◇◇◇

今回もまた劇中にて触れましたが、リアルタイムでは観られていない今回の秋天でした。
観劇中だったので携帯を切っていて、16時過ぎに観劇が終わりふと携帯の電源入れたら……今週もとある方からメールいただいてたみたいで、そのメールで結果を大体知ってしまいました(苦笑)。
でもオウケンサクラについて触れていてくだすったのが嬉しかったりもして。

ブエナビスタは強かったです、が……
ペルーサの出遅れがなんとも悔やまれるところです。あの直線でのごぼう抜きぶりはただごとじゃありませんでしたから。万全で出てきたら最後に叩き合いだとか歴代の名勝負に引けを取らない光景が観られたのかも……などと、つい無責任な想像をしてしまいますね(苦笑)。

で、次回のエ女杯は私の都合でちょっち難しいかもなのですが……なるたけなんとかできるようにがんばります。
ということでアベスイイでした。

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