[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
安倍准尉@最後の、そして最初の日(苦笑)。 への返事
第11戦・有馬記念、謎実況中継!


と、いう訳で。
いよいよこの紐育版司会争奪戦も最終戦を迎えました。
有馬記念です。
前回のこの仕様は巴里の争奪戦(於第6回)で、'02年秋競馬に於いて行われました。
更にその前は帝都の争奪戦(於第2回)で、'00年秋競馬に於いて行われました。
帝都の際は当日中山競馬場に皆さん赴いていただいての観戦、で巴里の際は当日に新宿ヒルトンホテルにてディナーショウが開催された為大神くん(とスイイ)が中山に出張しての中継となりました。
しかし今回。紐育の皆さんは未だ巴里においでいただいています。
でもって私も巴里に居りますので、中山までの出張は流石に難しい。

サジ「例の大陸横断ウルトラロケットでも使えばいいじゃないさ」
ロ「で、なけりゃあいつだかみたいにリボルバーカノンで飛ぶとかよ。あン時は人ブッ飛ばしてくれやがったからな」
エ「そして今やロベリアさんは、エリカの為に生きちゃってくれてるんですよね♪」
ロ「ねェから」
エ「ええええええ〜っ!?」
リ「おおおっ!?なんだかエリカがかたまっちゃったぞっ!?」
ダ「思考停止……ですわね。簡単に言いますと、思考が停止してしまうということです」
グ「いやそれは分かるのだが……その物言いがむしろエリカだな、そなたも」
ダ「は?」

えーとまぁ、サジータさんは多分『紅豚号F』のこと言ってらっしゃるかと思うのですがあの機体は帝都にありまして今回手配しておりませんのです。
また、ロベリアさんの仰るリボルバーカノン。光武乗りのあなた方さえしんどいのに一般ピーポーの私が乗れる訳ないじゃありませんか。しかもいいですか?ここ数年で私らとあなた方の歳はなんだか知らん拡がる一方で(泣)

杏「なんだか泣き出しちゃってますけど……」
花「歳月は、かように残酷なものなのですよね……




一同「          」




……花火さんがここに来て相変わらずの切れ味なのですが(泣)とりあえずさておきまして……
今回長いこと競っていただいて居ります紐育スターファイブ+の皆さんには今週、つか結局年末まで巴里に留まっていただいての……ここ巴里シャノワールは楽屋をお借りしてお送りして参ります。
しかしまぁこの紐育版司会争奪戦もいよいよ最終戦まで参りました。
それがこの暮れの有馬のグランプリ、有馬記念です。
その有終の美に相応しい伝統と格式のレース、有馬記念の行われる中山競馬場には帝都、いや帝撃より……

由里(以下由)『皆さーん、こんにちはーっ!!榊原由里です!』
椿『高村椿です!』
かすみ(以下かす)『藤井かすみです』
三人一同『三人合わせて、帝撃三人娘です!!』
かえで(以下かえ)『流石に息はぴったりね、みんな(苦笑)。巴里と紐育の皆さんこんにちは、藤枝かえでです。そして……』
『あ〜〜あああ〜〜、って、ヒック。おぅ?なんだかえでくん、こりゃもう繋がってンのか?』
大「って、まさか……?」
かえ『そうですよ、米田さん(苦笑)。ほら、こちらの画面に皆さん映ってるじゃありませんか。米田さんもあんな風に、向こうで映っていますわよ』
米田(以下米)『おお〜そうかそうか、そりゃご苦労さん。紅蘭も流石さな、こうして帝都とお天道さんくらい遠い巴里をよォ、ヒック。繋げちまうってんだからなァ』
サジ「……なんだあの、酔っぱらいのおっさんは?」
昴「……米田一基帝国陸軍中将、帝国華撃団生みの親のひとりだ。話には聞いていたが……」
サジ「あんなおっさんが……って、話?」
昴「……いや」
米『これであれだァな、ドカーン!てさえならなけりゃよ、カンペキなんだがなぁ。どうせ俺たちゃ今日、五体満足じゃァ帰れねェかもしれねぇんだろ?』
由『もう、しは……じゃない、米田さんてば!(苦笑)それじゃ紅蘭がかわいそうじゃないですか〜』
かえ『ふふ。そうですわ、流石にこんなに人人人でごった返す中山競馬場で爆発させてしまったら大変ですもの。流石に紅蘭もその辺は弁えていると思いますわよ?』
ロ「しかし相変わらず、爆発するかしないかのどっちかしかねェ会話てのもぞっとしないね……」

ええとまぁ、そんな訳でして。
中山競馬場からの中継はご覧のように、今回は帝撃三人娘の皆さんと帝国、えー……藤枝かえでさん、米田一基さんとてお伝えいただいて居ります。そして勿論中継役の紅蘭も、この最終戦宜しくお願いしますね(苦笑)。

紅『ほんになー、ちょいと機器の調整しとったらなんや、みんなして言いたい放題言いよってからに(嘆息)』
コ「でもそこはさ、紅蘭さん居ないと全然成り立たないってみんなちゃーんと分かってるから(苦笑)」
サジ「いいフォローだね、コクリコ。巴里じゃ一番幼いんだろうにほんとに大したもんだよ、あんた」
エ「そうなんですよー、ですから最近エリカなんてお昼寝とかおやつとかすっかりコクリコのいいなりさんなんです」
サジ「いやアンタは正直年齢からしたらもう少し自立しな」
花「あの……でも自立してらっしゃるエリカさんなんて、もうエリカさんではないような……


一同「          」



グ「もうよい花火、そなたはじっとしておれ(泣)」
紅『お屠蘇飲ました時のレニみたいに、替わり玉でも預けたらおとなしうしててくれんもんかいな(泣)』
米『へっへへ、面白いじゃねェか。折角だから、なんだ、エリカと花火にも飲ませてみたらいいじゃねェか。ひっく』
由『あ、それ楽しそう♪。エリカさんはもう武道館でいっちゃってる組振り分け済んでるし、花火さんも案外どっか吹っ飛んでいきそうよ?』
かす『もう、由里。それは司会争奪戦上ではむしろイレギュラーになってしまうわ』
椿『えへへ……実言うと、あたしもちょーっとだけ酔っぱらった花火さんに興味ありますぅ(苦笑)』
かす『まったくもう、ふたりして(嘆息)』

と、ととそれでは話進めましょうね。
これまでで既に花火さん結構好き放題と思いますし、思い切り実況もけつまずきますのでどうかご勘弁を(土下座)。
ところでこの最終戦、ということで……当初帝都花組の皆さんも行ってくださるということではあったのですが、

かえ『大掃除も大事よね♪(にっこり)』

……と、いうことで皆さん今日は大帝国劇場の大掃除やってらっしゃることかと思います(苦笑)。

米『てぇ〜訳で、な!俺が、米田だ。巴里と紐育の嬢ちゃんたちも、宜しくな!ヒック』
リ「よっぱらいのおっさん、もうリカおぼえたぞっ!!おっさんもリカと一緒にくるくるくるーだ!!」
新「よっぱらってくるくるくるーしたらもっとすごいことになっちゃうよ、リカ(苦笑)」
かす『それでかえでさんが代わりに行くことになって、折角だからそれでは私たちもお供を……というところで米田さんがいらしたものですから(苦笑)』
大「大丈夫なんですか、しは……じゃなかった、米田さん。かえでさんも……」
米『ンだと大神このヤロゥ、まぁ〜だ、俺はな!おめぇにキネマトロン越しに心配されるほど、耄碌しちゃあねェぞ!』
かえ『私たちもついてるから大丈夫よ、大神くん。ていうか、いつも通りだから(苦笑)』
新「……ほんとに大丈夫なんですか、一郎叔父?」
大「まぁ……かえでさんの言うようにいつも通り、であれで全然酔ってないだろうから心配は要らないと思うけどな……やっぱりキネマトロン越し、だから大袈裟に見えるところもあるのかもしれないな」
新「そういうものなんですか?」
紅『まー、映像介すると実際と違って見えるちうのは大分キネマトロンの普及してきた最近よう言われるようになってきとるな。せやからウチらにはこの先厳しい時代になるんやでー』
ダ「というのは、どういう……」
ラ「そうね、最近の論文で読んだけれど……キネマトロンの映像というのは、実際よりも人を大きく見せてしまうそうよ。殿方はそれでも構わないけれど、私たち女性、にとっては……ちょっと困ったことになるかもしれないわね(苦笑)」
かえ『って、キネマトロンを介したところでその辺りに全く問題の見受けられないあなたが言っても、あまり説得力がないわねえ(苦笑)』
サジ「って、なんでそこであたしを見る新次郎!!(ばきいっ!)」
新「サジータさんそれ濡れ衣!!」

リ「おおっ、なんかしんじろーが思いっきり飛んでったぞ!?ロケットみたいだすっごいすっごい!」
ノ「きゅきゅ!」
ロ「ああ、きっと心にやましいというか思い当たるところがあるんだねぇ。気の毒に」
サジ「上から目線で憐れむなっ!!」
エ「とりあえずサジータさん、祈りましょう。そうすれば主も憐れみをくださります」
サジ「それでどうにかなるってんなら、もう即身仏になる勢いで祈り倒すけどねあたしゃ」
大「なんで時々そうして日本人より日本人ぽくなるんだい君は」

あのーすいません、そろそろ話進めて宜しいでしょうか……
もう冬の中山、日暮れも近くなって来てますので。
ではまず、今日も一緒にこれまでの得点累計及び出走表を出してみましょう。
こちらです!

ぎょいん。

<10戦目まで累計>
1位 ジェミニ君 56点
2位 新次郎くん 53点(+6点)
3位 昴氏 52点(+7点)
4位 ダイアナさん 51点(+6点)
5位 リカどの 42点(+8点)
6位 ワンペア 41点(+6点)
7位 サジータさん 35点(+3点)
8位 ラチェットさん 33点


◇第55回 有馬記念(G1)
2010年12月26日(日) 中山 10R
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定)/定量/2,500/芝(右回り)
1枠1番  ヴィクトワールピサ
1枠2番  ネヴァブション
2枠3番  フォゲッタブル
2枠4番  トーセンジョーダン
3枠5番  ルーラーシップ
3枠6番  【出走取消】ローズキングダム
4枠7番  ブエナビスタ
4枠8番  メイショウベルーガ
5枠9番  ダノンシャンティ
5枠10番  エイシンフラッシュ
6枠11番  トゥザグローリー
6枠12番  ドリームジャーニー
7枠13番  オウケンブルースリ
7枠14番  ペルーサ
8枠15番  レッドディザイア
8枠16番  ジャミール

と、いうことで……
優勝候補の一角ローズキングダム出走取り消しでこの枠の昴氏にはなんとも辛い展開となっておりますが

杏「でもでもー、昴さんじゃなくてもわたしたち辺りの順位になると、仮に1着2着に来てくれても今一位のジェミニさんには届かないですー」
プ「きゃふん……そうよねぇ、折角だからタイガーとのデートは諦めたくはないけれど、レースがよっぽどあたしたちに向かない限りは難しいわよねぇ……」
グ「……ふふ」
コ「えへへ。ダメだよーグリシーヌ(苦笑)」
グ「……私はまだ何も言ってはおらぬぞ?」
エ「そうですよー、間違っても最終戦はポイントがば(もごもご)
ロ「だぁからそこでオマエは余計なこと言うなって言ってんだろ(嘆息)」
ジ「ええ??」

おお、ロベリアさんフォローありがとうございます(笑)。
そうですね……今回のタイトルについておりますのは『謎実況』でして。
まぁそれはおいおいお伝えしていくこととしまして。

椿『でもでも、以前から見てくださってる方々にはなんだか分かっちゃってますよね(苦笑)』
由『って、前回が'03年でその前が'00年だから、どれだけの方がいらしたものかしらね(笑)』
米『ってーかよ、レースぁ一体いつ始まるんってん……ひっく!い・つ・まで待たせてくれちゃってんだっつーんだよ、っとくらァ』

と、米田さんが痺れ切らしてきてますので(苦笑)出走前に人気をざっとお伝えして参りましょう。
最終戦・有馬記念一番人気は4枠ブエナビスタで1.7倍の可成りのかぶりようです。有馬で、しかも牝馬でここまでかぶるのも珍しいのじゃないでしょうか。そして二番・三番人気がほぼ差なく1枠ヴィクトワールピサ8.4倍の7枠ペルーサ8.9倍。以下は大分開いて6枠ドリームジャーニー12.1倍で四番人気、そしてこちらもあまり変わらず5枠エイシンフラッシュ12.6倍で五番人気となっております。錚々たる実績馬と未完の大器、といった面々ですかね。
しかし蓋を開けて、二千と五百米走り切っても数糎差の写真上での決着まで分からないのが競馬そして有馬記念というレースです。
それでもまずは暮れの風物詩をお楽しみください。今年最後の、並み居る駿馬たちの織りなす軌跡。
さぁ、ファンファーレです!

♪たーん、たかたたーん、たかたたーん(じゃじゃじゃじゃーん)たたたたーん(じゃじゃじゃじゃーん)たかたたーん(じゃじゃじゃじゃーん)
たったたーたーたーたーたーたー(じゃんじゃんじゃんじゃん)たーたーたーたーたーた、(じゃんじゃんじゃんじゃんじゃんじゃん)たたた、たー


新「う、うわああ……」
ダ「なんということでしょう、お客様方の盛り上がりというか歓声というか」
杏「なんかもう、地鳴りみたいです……人が地鳴りを起こしちゃうこともあるんですね」
ラ「流石に劇場でもこれだけの人数は収容できないし……瞬間風速的な熱気であるなら、この観衆の方が高いのかもしれないわ……射幸心に煽られているところが大いにあったとしても」

枠入り順調……流石に選ばれた馬たちですしその様たるや流れるが如く……このままゲートオープンまで恐らくなんの心配も要りますまい、ってただ一頭ペルーサを除いては……ていうか、彼こそはそこまで考えては居らずきっとその鞍上安藤勝己こそがもう禿げるほどにそのスムーズな出を願っている筈。
そんな中で枠入りも完了、さぁ今年の暮れの中山を一番速く走り抜けるのは誰だ!?
第55回有馬記念、スタートしました!!

リ「よーっしリカの馬、いっけーっ!!!」
ジ「そのペルーサって……おわぁっ!?」

おおっと、そのペルーサはすっと出た!スムーズだ!逆に一頭取り残される形で出遅れたのは……なんとドリームジャーニー!昨年の覇者がここでぽんと一瞬だけ頭を抑えられたかのような痛恨の一拍遅れ!そしてこの秋一番の、絶好とも言える綺麗な出にスタンドもどよめいていますペルーサ!前走ブエナビスタを追い詰めた実力の、この中山での再度の顕現を願う者がそれだけ多いということか!

昴「昴は言った、群集心理は安易な展開を望みやすいものだ、と……」

さぁそれでは馬群が第一コーナーを廻っていったところで一旦先頭から整理してみましょう。
先頭は、自ら出て行く形でトーセンジョーダンそして差なく追走はオウケンブルースリ、更にトゥザグローリーそして一馬身遅れて内にヴィクトワールピサ、外にはペルーサ、今日はここに居るのか。そして秋天・JC好走はこっちだって一緒だ今日も行ってやれオウケンブルースリ!!

紅『来よったで今回のヒイキが(嘆息)。せやからフェアやない言うとるがな』

でもってその後ろにはネヴァブションとその内フォゲッタブル、そこから半馬身遅れた組はジャミールエイシンフラッシュが矢張り内外で続きます。ここまで来ると一周目ゴール前も大分来て、その後ろは少しごちゃついて外からルーラーシップ、は上がっていくか、その内には芦毛の馬体メイショウベルーガブエナビスタ4枠牝馬二騎が重なる感じで続いていきます……一番人気ブエナビスタは馬群の中団といったところか……いや、その後ろにはもうドリームジャーニーダノンシャンティしか残っていない……いや、その後ろに大きく離されていくレッドディザイア、そしてこれにて15頭全部。
これから向こう正面に向かっていきますが今回は1,000mが1分2秒と可成りのスローペース。見た目からしてもまだゆっくりといった感じで一団は第一・第二コーナーを過ぎ向こう正面の直線を行きます。しかしこのレースとて、55回目の有馬記念なのです。今年という年の総決算としてこの流れの向こうには死力を尽くさなければ生き残れない激流が彼ら彼女らを待ち受けている!
現在も先頭は変わらずトーセンジョーダン、自ら作り出したこの流れに乗り何処まで持って行けるか、勿論理想そして目指すはそのままでのゴール板通過でしょうが、そうは問屋がおろす訳もない!

サジ「そこをなんとか、おろしちゃくれないもんかねぇ」
プ「こればっかりは、はいどうぞって訳にも行かないからねぇん(苦笑)」
杏「でもなんだか少しずつ、お馬さんたちの走る速さがやっぱり上がって来た気がします……!」
ジ「うんそうだね、ここまではみんなお互いを牽制しながら探り合いながらの走りだからまだ本気じゃないよ……って、え?」
新「あれ?あの白い帽子の馬……どんどん前に出て行きますっ!」

おっと、まだ第三コーナーも手前だというのにヴィクトワールピサがぐんぐん上がってオウケンブルースリを交わし、トーセンジョーダンに並びかける勢いだ!そして彼の起こした一条の行き脚こそが……この後の激流を呼び覚ます切っ掛けとなることでしょう!

由『なんだか場内も盛り上がってきたし、今度のコーナーを曲がっていくとそろそろゴールなんでしょ、紅蘭?』
紅『なんや由里、争奪戦参加しとらんのにやけに飲み込み早いやないか(笑)。そやー、せやからああして……なんや外からごっつスピード挙げて赤い帽子の馬が前にやって来よったで』
エ「赤いお馬さんですか、それならエリカも赤い人のよしみで応援しちゃいます!赤いお馬さん、それいけレッツゴーです!」
サジ「いーやトーセンジョーダン、その先頭譲るんじゃないよ!」
ジ「えーとそうすると、ボクとこの馬だから……オウケンブルースリがんばって!ていうかペルーサはどこ行っちゃったの!?」
リ「リカのーっ!リカの馬どこだーっ!?」
グ「さて、そろそろ勝負所か……」

と、こちらも俄然盛り上がって来たところでトーセンジョーダンヴィクトワールピサがここに来て先頭で競りながら第三……そして第四コーナーへと入っていきます!この遅い馬場、逃げた馬にもまだ勝機はあるか!そして雪崩を打って後続馬たちも一気にギアを最大まで引き上げ襲いかかる!
さぁ、いよいよ直線へ入ります!このレースの直線、かつて流星が駆け抜けた『中山の直線』を今年は誰が先頭で駆け抜けるのか!
大外の方からは……ブエナビスタ!どうやらブエナビスタは大外へ持ち出してやってきた、そしてすぐ様直線を行く先の集団へと取り付いていく!

ダ「ブエナビスタさん、がんばってください……!」
サジ「って、トーセンジョーダン!隣のやつに競り負けてるんじゃないよ!!」

直線に入って先頭はここで変わってヴィクトワールピサ、すぐ後ろにトーセンジョーダン、後ろからじわりじわりと差を詰めてくるトゥザグローリー、そしてここで心臓破りの中山の坂だ、ここを越えた先にグランプリの栄光がようやく見えてきます!!

杏「わぁっ、なんか一頭すごい速さで走ってきたです!」
大「ブエナビスタか、坂をものともしない流石は一番人気……でもあの位置から先頭まで……届くのか?」

大外から確かに飛んで来たのは一番人気ブエナビスタ、しかし先頭を行くヴィクトワールピサのエンジンだって伊達じゃない、両者の間には未だ五馬身、中山の坂の出口からさぁ、届くかどうか!?

ジ「えええっ!?ちょっ、あんなとこから?ほんとに!?」
リ「みどりの馬、がんばれーっ!!」
ノ「きゅっきゅきゅ〜っ!!」
プ「ああんもう今回も誰がどの馬だか分かんないわよぉん!」
コ「やっぱりごちゃごちゃしちゃうと分かんないよね(苦笑)」

いや、それでも勝者は大分絞られた!先頭のヴィクトワールピサか追うトゥザグローリーか、文字通り鬼気迫る脚で上がって来たブエナビスタか!

ダ「ブエナビスタさん、もうひと息です!」

ああっとブエナビスタトゥザグローリーを交わす、交わして行く、でもそれでもまだこのレースは終わりじゃあない!その先にもう一頭ヴィクトワールピサ、彼を交わした向こうにしか栄冠はない!さぁ彼を超えられるかブエナビスタ、このまま彼女を凌ぎ切れるかヴィクトワールピサ

といったところで今回は勿論紐育の皆さんの声援飛び交う中有馬記念実況はここまでとさせていただきます!
正式なレース結果と紐育版司会争奪戦結果発表は、本投票結果発表時に合わせて発表します!

でもまずはその前に、再び三都集結は日本武道館!!

◇◇◇◇◇◇◇

そして最終戦謎実況は次の暑い夏をも越えてしまいました(笑)。
その間には震災などもあったりして……いやはや、としか言いようがありません。
去年のこのレースん時なんか、次の年震災で原発事故が起きて福島競馬場も
開けるに開けられない状態になるなんて思いもよりませんでしたから。
おかげで今年は殆ど買いに行けないものですから、中央競馬の存在が遠くて
仕方ありません。来年以降なら……とも思うのですがぶっちゃけた話としては
福島競馬場周辺も結構な放射線値が測定されていたかと……その来年以降
というのも難しいかもしれませんね。

ともあれ、これにて曲がりなりにも全実況が揃いました。
後はこれをきちんとまとめて発表できる本発表の場をいただけるかどうか、
となりますが……私はただのしがないいちファンですし、どうなるかなどと
いうのは一向に分かりません。交流の場があちこちに分散されてしまっている
今となっては。
勿論、本発表ができるくらいの盛況をいただけたのならこちらもきっちり仕上げ
ますし、本格的に滑ってしまった場合(苦笑)でもなんらかの形で結果まで
ちゃんとまとめたいなと思って居ります。
それでは、まずはこちらをごらんの皆さんへは本投票……例の歌曲人気投票
なんですけれど、そちらへの参加をいただけますよう、お待ちしております。
それでは以上、アベスイイでした。

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