[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
とりなべ への返事
歌の時制

 エリカ「祈り」が歌っているのは、おそらく大神と出会った後の事。
 グリシーヌ「エロイカ」は時期にあまり関係がない。
 ロベリア「192455631」は収監時、つまり華撃団と出会う前。
 花火「心の傘は」も大神と出会う前。

 時制は大きく分けて二種類ですね。
 コクリコ「いっしょに歩こう」がどの時点の歌か、というのも二種類受け取れる訳なんですけど……
 エリカと同じく「大神に出会って将来を意識した」という時点の歌であるなら、ベトナムの音のイントロはあくまで過去、本人曰く「わすれちゃった」にしたい話、ではあると思います。

 コクリコ本人の中で、父親はどういう扱いになっているのか。死去したのか、それとも「死んではいないかもしれない」という希望を持っているのか。
 働く事に生を見いだしている現在の姿からは、伺い知れないものはあります。

 ただ、葬儀という暗示が正しいとすれば、少なくとも本人の中での死去は確定、ベトナム時代は過去扱い、というのはあるのではないでしょうか。母を捜したものの結局その生活を壊さないために、会う事をしなかった、という過去も含めて。


「IF」的な話として。
 ここでもしも、父が生還したとしたら、コクリコの物語はどう展開するのか。
 サクラ4的な「夢」ではなく、現実的な選択として、それは可能性を残した未来の一つではあります。
 神崎家に帰っていったすみれのように、引退した米田のように、現実的な物語もあるのがサクラ世界だと思う所。


「IF」的な話として、その2。
 コクリコはきちんと説得すると動いてくれそうな所があるので、ある意味、敵から見ても非常に有望な資質を持った霊能力者だと思うんですよね。リカリッタの次に若いのも、有望さの一つでしょう。
 どれをとっても扱いが難しそうな巴里華撃団メンバーの中ではまだ、ミス巴里のエルザ的な役割にも比較的なりやすそう、というか。
 肉親が生きている事が知られると、それを利用される話も出て来る訳で、ドラマが作り易い背景だな、というのは感じる所です。

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