[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
夢織時代 への返事
全然把握していなかったのですが、17日発売になってます。
新刊コーナーにあったら間違えないと思いますが、
これまでの巻数がリセットされて「第二部」となっていますので
購入の際にはご注意下さい。




































で、ネタバレ話。
原作第八話からの話……が大幅に改変されていて、この後の展開がまったく読めないのですが大変楽しめました。

生身で降魔との戦闘を繰り広げるのは、降魔戦争時代の戦闘を考えればこの程度の闘いは可能であってもおかしくないので、むしろ納得して読めました。
OVA桜花絢爛を思い出すと、その時以来の戦闘ということになります。
あの時はマリア、アイリス、カンナの三人がかりでようやく一体の降魔を倒しており、振り返れば今回と同程度の苦戦っぷりかなと。
また、生身の霊的戦闘力という点ではアイリスが極めて強力であることを見せつけてくれるよいシーンもありました。
どうもゲームでは回復機扱いのためにアイリスの絶大な霊力が発揮されるケースが少なく、かつては地震さえ起こしたアイリスの扱いとしてどうよ、と思っていただけに、この展開はとても嬉しいです。

降魔はなんとか凌いだことで、神武への移行はどうするのかと思ったら……なるほど、不動に大苦戦することでこうなったかと。
ゲーム以上に戦闘能力の釣り合いという点で納得できる位置づけです。

断片的には読んでいたのですが、復活した刹那たちの扱いがとにかく原作との最大の違いですが、今後の展開がどうなるのか大変たのしみです。
叉丹の非道を示す一方で、
宿敵とも言うべき立ち位置だった相手のことさえ忘れた刹那に対するマリアのやるせない表情が、読んでいてなんとも表現しがたい思いを抱かせます。いいなあ、これ。

今後はミロクによる帝劇強襲ということになりそうですが、これは当然原作第六話のリスペクトというか、なんというか。
これと原作第九話の魔神器狙いの鹿の強襲とが重なってどんな展開になるのかもうわくわくしています。
そして、最後まで記憶が戻らないままになるのか、思い出すことがあるのか、といったことも悪役ファンとしては実に楽しみです。

すみれさんが神崎邸へ向かうまでの過程を丁寧に描いてくれたのはこれまたとても嬉しいです。
原作では実にさりげなく触れられているだけですが、真意を隠して憎まれ口を叩きながら、一人孤独な闘いへと向かうすみれ様。
……いやもう、すみれ様の魅力を存分に魅せてくれる、素晴らしい描写だと思います。思わず「様」を付けてしまいました。

そしてコラムの最終ページに愕然。
隅田川で拾った、なんて話をここで見るとは。


次巻は来年発売でしょうか。
ああ、待ち遠しい。

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