[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
とりなべ への返事
だんだん具体的になってきた所で

 帝撃学園と言えば、えんかいくん零式さんだよな、という感想はセガBBSを模したここだけの話。

 さて、ブラウザゲームの内容というよりは、夢織さんのカキコに思う所がいろいろいろいろある訳ですが、更新しながらレスを書いてみたいと思います。


霊子甲冑搭乗員の条件制限について

 これは、サクラ2での紅蘭の発明した高効率な霊力コンバータが、結果的に搭乗員の制限を大幅に引き下げた、と思われます。
 世界に数人しか居なかった「適性を持つ者」が、サクラ3、Vになってひとケタ増えている訳で、世界各都市の華撃団構想に最も寄与したのは、実はこの発明だったのでは?

 おそらく、このコンバータの改良は続けられていて、年ごとに必要な霊力値は下がっているのでしょう。


 この霊力兵器への搭乗員の適性という設定については、「魔操機兵」というより兵器として強力な例があり、こちらの方は登場可能な人員の豊富さや攻撃・防御力の異様な高さから「山崎真之介はより高度な発明を成したのではないのか」「霊子甲冑には適性を広げるための隠された秘密があるのではないのか」という疑問は出てきますね。
 
 いくつか推理の糸口があると思うのですが、まず、霊子核機関は当時からあった、という事。搭乗員への負担を考えなければ、霊力の多くをこれでまかなう事はできます。
(この意味で、帝都の霊子甲冑の進化は、「魔操機兵化と本来の光武の設計思想の間を行きつ戻りつしている」と言えます)

 また、魔操機兵は本来の主力兵器なのか?という事にも疑問があります。
 破壊や制圧を目的とする兵器としては、通常兵器に耐えられる程度の低い霊力で充分で、数と機動力がある方が有利でしょう。
 魔操機兵は「対霊子甲冑決戦兵器」用途を想定して作られている、という見方はできると思います。

 もう一つ着目する点は、攻撃方法です。
 魔操機兵での攻撃は、直接打撃は少なく、なんらかのエネルギーに変換して行われるものが多くあります。
 これは、霊力兵器の特性として、打撃への耐性が高いが、その他のエネルギーへの耐性は通常兵器とそれほど変わらない、という事があると思われます。
 搭乗員が動けなくなればいいので、低温・高温の攻撃はかなり有効でしょう。
 またこれは、別に霊力でなくても実現可能な現象ではあります。山崎真之介は霊的でない所での発明も多く成している訳で、霊力以外のエネルギーを転用している、という可能性があります。
 特に現実世界にないのが「空間の低温化」で、シャノワールの若手技師ですら発明できたエピソードがあるくらいなので、サクラ世界では実現が比較的容易い事がうかがえます。
(……これは、考えるとかなり恐ろしい事ではあるのですが)

 対霊的兵器として特筆すべきは「電気」で、これは紅蘭が自分で使っていた事を考えると、霊力兵器に対する有効性が特に高い、という特性があるのが見て取れます。霊力との相互作用がある、という事でしょう。


 もともと霊力/妖力兵器は「負の感情から生まれる方が強く、破壊行為そのものが負の感情を生むので自動的に妖力が再生産できる」という性質のため、破壊目的では強く、都市防衛という目的ではどうしても弱くなる訳ですが、その弱点と制限に挑むのが、技術者によるサクラ世界での戦いなのだ、と思う訳です。

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