[サクラ大戦BBS]

MAKING APPEND NOTE
大和大納言秀長@3、小説バレ(修正9回) への返事




初めまして、ドン・シルバーさん。大和大納言秀長と申します。

自分も、“マジカルエンジェル”コクリコの誕生日祝いをさせて頂きます。


何時も笑顔を絶やさず元気一杯なコクリコですが、大神達と出会うまでは、筆舌し難い程、過酷な人生だった思います。
本当に幼い時に母が家を出、父は欧州大戦に参加、そして帰らぬ人に。
両親が居なくなった後、親戚中をたらい回し。
厄介者扱いとして。
幼い時から大人の顔色を窺いながら過ごしていたと思います。

そんな時、役立つ子だと目を付けられ、サーカス団の団長ドニクールに引き取られます。
そのサーカスでも、ドニクールの顔色を窺いながら過ごして行った事だと思います。

そんな、過酷な環境で生きなければならないコクリコでしたが、人間不信に陥ることなく健気に育っていきます。

どんなに辛い事があっても、

「だから、ボクは笑うんだ。」

こう自分に云い聞かせてきた事だと思います。

日本の諺にも有りますが、

“笑う門に福来る”

まさに彼女は、知らぬ間にこの事を実践していたんだと思います。

サーカスでは、動物の世話係でしたが、この事が幾分か彼女の慰めになった事だと思います。
そして、動物達のエサを確保する為に、市場に行っていましたが、この時も、明るく元気なコクリコは、市場の人気者だったと思います。

それと、ロランス卿との出会いもコクリコにとっては良かったのではないでしょうか。
何時も自分の事を気に掛けてくれる優しいおじさん。
コクリコも気さくに付き合えたと思います。

サーカスでは、ドニクールに扱き使われてましたが、案外とドニクールの目の届かない所では、サーカスの仲間に色々と助けて貰ってたんじゃないかと思います。
特にドニクールの弟の副団長には。
まあ、あくまでも自分の想像なんですが。

でも、ドニクールに拾われなければ、コクリコは、巴里に来れず、市場のみんなや、ロランス卿、そして、大神以下巴里花組の面々に会えなかった。
そう思うと、少々複雑な気分ですが、ドニクールこそ故郷で過酷な環境で生きていたコクリコの救世主なんだろうかと思ってしまいます。
あのまま、故郷にいたらどんな運命が待っていたかと思うと切なくなってしまいます。

でも今は、大神達に出会えて本当に良かったと思います。
心許し合え、信頼し合える仲間と云うよりは、家族が出来たのですから。
これからも、笑顔を絶やさずに元気一杯に生きていって欲しいものです。
彼女に大いなる幸あれ。



あと、ふと最近思ったのですが、コクリコは父が戦死した事を知っているのだろうかと。
ひょっとして、未だに帰らぬ父を待っているのだろうか。
とても気になっているんですよ。

それと、小説でコクリコの父が戦死した件を読んでいた時に、ふと或る作品の或るシーンを思い出しました。
まあ、その作品とは、『二百三高地』ですが。
この作品にも、幼子を残して出征せねばならない父親が出て来ました。
結果的には戦死するのですが、そのシーンを見て涙したものです。

そして、何時に日にか、お母さんと親子の対面が出来ればイイのですが。
きっと、何時の日にか実現できる日が来る事を願うばかりです。


取り留めの無い文章になってしまいましたが、
改めまして、もう一度、


我 ら の

“マジカルエンジェル”

コ ク リ コ

お誕生日おめでとう御座います!





では、この辺で失礼致します。
大和大納言秀長でした。

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